ハゼ釣り のべ竿 折れた竿

折れたハゼ竿が復活!

折れた竿+折れた竿≠ゴミ

何に使うわけでもなく、何に使えるわけでもなく、何となく捨てられずにいる・・・

 

「捨てる」系の本がベストセラーになったりしているけれど、誰にでも”何となく”捨てられないものはあるものだ。

 

 

簡単に捨ててしまえばその場ではスッキリ片付くかもしれないけれど、捨てた後の物体はゴミとなり、ごみ問題の一部となるという現実もある。

 

 

ウィキペディアによると「ゴミ」の定義とは。

 

【誰がその物体をごみと考えるかに依存した相対的な定義。
ある集団にとってはごみでも、別の集団にとっては宝の山という状況が存在する。
そこに含まれているものに対して価値をいかに見出すかであり・・・】

 

 

ということは、”ゴミ”と”捨てられないもの”の違いは、そこに価値を見出すか出さないかの違いということになる。

 

 

 

オッサンが捨てられずに何となくとっておいたのべ竿。

 

自分でも気づいていなかった捨てられない原因は、折れた竿に何らかの価値を見出していたらしい。

 

折れたハゼ釣り用の竿に関する記事はこちら

 

 

この竿の折れた部位が一番先端部ならば、迷わずスペアを買ってきて修理していたでしょう。

 

釣具屋さんに行けば先端部のスペアはいくらでも売っています。

 

 

 

しかし、折れた箇所は手元から二番目という「何でこんなところが!」という部位。

 

まぁ、折れた原因は「何で・・・」というほどのことではなく、オッサンのトホホな行動の結果なのですが・・・

 

 

 

こんな修理不可能なのべ竿をずっと持っているのも貧乏臭いですが、”何となく”捨てられなかったのです。

 

 

 

ところが・・・

 

 

 

シルバーウィークに友人とハゼ釣りに行ったときのことです。

 

 

友人ののべ竿が先端から二番目のところで折れてしまったのです。

 

何でこんなところが・・・とも思ったが、折れたものはしょうがない。

 

 

オッサンはその竿をもらいうけました。

 

「んなもん、いらね〜よ!」と折れた竿に価値を見出さなければただの”ゴミ”となったのでしょうが、何らかの”価値”を感じたオッサンは受け取ったのでした。

 

この時点では、その価値が何なのかはオッサン自身知る由もなかったのです。

 

 

 

帰宅し、さてどうしたものかと折れた竿をマジマジと眺めていると、ある案が浮かんでくる。

 

「ん?この竿の仕舞寸法ってあの竿と同じくらいなのでは・・・」

 

 

下駄箱の奥底に隠しておいた懐かしい竿を取り出し、比べてみるとピッタリではないですか!

 

 

上がオッサンが折ってしまった竿。下がもらってきた竿

 

オッサンの竿は1.8m、もらってきた竿は2.1mと伸ばした時の長さは違うのですが、仕舞寸法が同じということは太さが合えば合体可能かも知れない。

 

 

ということで組合わせるてみると・・・

 

ピッタリ合体した!!

 

 

先端から三段がオッサンの1.8mの竿-ベイシックジャパン「行雲流水」、その下の四段がもらってきた2.1mの竿-SZM「彩峰U」です。

 

ベースとなる手元の方の竿がSZM(上州屋の自社ブランド)の竿なので少し重いのですが、先端部は柔らかい「行雲流水」のパーツなのでオッサンのハゼ釣り用竿として十分使えます。

 

 

持ち主が異なり中途半端な部分で折れた二本の竿は、継数7段、全長2.1m「行雲彩峰V」として見事に復活したのでした。

 

 

 

あの時、何の価値も感じずに「いらない!」と言っていたら、この合体竿に出会うこともなかったでしょう。

 

 

ゴミ問題に少し貢献できたオッサンはたいそうウレシかったのでした。

 

 

 

 

追伸

 

 

抜け殻になった「行雲流水」の持ち手部分に、陽の目が当たるのはいつになるやら・・・

更に伸びる「行雲彩峰V」

人間の脳は大したものである。

 

例えば、街中で「赤色を見つけろ!」と脳に命令すると看板に描かれている赤、洋服の赤、赤い車など瞬時に多くの赤色が目に飛び込んでくる。

 

 

このように意識しているモノに目がいく機能を”カラーバス効果”と呼ぶらしい。

 

ちなみに「赤色を見つけるな!」とやっても同じく赤色を探してしまうらしい。

 

これは「見つけるな!」とは言っても、赤色を意識していることには変わりなくて結局は赤に目がいくという残念な現象である。

 

 

 

 

オッサンが釣り場で拾ったブツは数多くある。

 

ウキを筆頭に高価そうなルアーやオモリなど結構落ちているものである。

 

これだけ落ちていると、釣り場に行くと「なんか落ちてないかな〜」っと無意識に目が探し始めてしまう。

 

 

ある日、オッサンが釣り場で”釣具のカラーバス効果”を発揮していると岩場の隙間に折れたのべ竿を見つけた。

 

竿先から3番目くらいのブランクが折れたらしい。

 

”元”の持ち主は、折れた竿をゴミとして破棄したようであるが、本来ならキチンと持ち帰って分別して捨てるべきである。

 

釣り場を汚す奴は釣りをする資格なし!

 

よしんば!根掛かりなどでロストした仕掛けなどはしょうがないとしても、折れた竿を現場に放っておくなんぞ言語道断である。

 

 

けしからん奴だ!と竿を拾ってみると・・・

 

「ん〜?この竿の銘って見たことあるぞ。”彩峰U”コレってオッサンの合体竿と同じシリーズじゃん!」

 

 

捨てる神(この場合は”神”ではないが)あれば拾う神(オッサン)あり!

 

 

拾った竿は300つまり3.0mの長さである。

 

同じシリーズの竿はブランク数の増減で長さが違うだけだから、この竿も合体するのでは?

 

 

すぐ近くの手洗い場でブランクを外して洗ってみると、傷もほとんどなくまだ新しい竿だったようである。

水で流すだけでかなりキレイになった

 

 

 

自宅で例の合体竿に更に合体させてみると・・・

 

シャキーン!思った通り合体した。

やっぱり合体した!

 

 

数奇な境遇により1.8m→2.1mと合体しながら伸び、合体を繰り返しながら、ついには3.0mにまで成長したのだ。

 

オッサン的には、3.0mののべ竿は本当に使うのか?と少々微妙な長さではあるのだが、今後この竿がどこまで長くなるのか楽しみになってきたのでした。

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