完熟おやじの充実生活

検索結果

「 2024年 東京 1月 」の検索結果
  • 2023年度38回目のハゼ釣りは明けまして!
    2024年初のハゼ釣りは明けまして!2024年1月2日。2023年度38回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れのち曇り釣行時間:8時30分くらい(潮位:160cmほぼ満潮)〜10時30分くらい(潮位:160cmほぼ満潮)中潮水温:11℃釣果:マハゼ17匹(12cm〜18cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け2024年、明けまして!ですが、元旦に『令和6年能登半島地震』が発生しました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、不明の方々が一刻も早く救出されるよう、被災された方々が早く日常に戻れるよう、心よりお祈り申し上げます。突然の出来事に驚きですが、この国では大きな地震がいつ何時発生するかも分からないので、明日は我が身と気を引き締めたいと思います。少なくて申し訳ありませんが、早速、募金させていただきました。少しでも被害が少ないことを願っています。そして、翌日には羽田空港での飛行機事故。旅客機は乗客・乗員全員無事脱出との事でしたが、海上保安庁の航空機側は命を落とされた方もいるとのことで、ご冥福をお祈りします。んで、不謹慎と思われるかもしれませんが、正月2日は2024年一発目のハゼ釣りである。年は変わったけど、オッサンの中では2023年シーズンの続きという位置づけなので『2023年度』という表記にしています。遠方に帰省するのなら年末年始は一大イベントだが、オッサンはそうではない。年末はオッサンちの極小うさぎ小屋以下のハムスター小屋の大掃除。掃除とは腕を酷使する作業なので、未だ完治しない五十肩に響き、大晦日の掃除終了時には腕が上がらなかった。新年の挨拶は、妻の実家は徒歩圏で、オッサン側の実家も在来線にちょっぴり揺られる程度の距離。初詣も近所のお寺(とは言うものの、都内屈指の名刹)に徒歩にてお参り。ちなみに今年のおみくじはなんと!【大吉】を引き当てた。もう覚えてないぶりの大吉だったけど、『願望:出来兼るように危惧を覚える』『待人:さわりあり来たらず』『争事:時を待たねば勝てず』と「コレって本当に大吉かよ?」といった内容なんですが…こんな地域密着型のお正月。そもそもが、どこ行くアテも金も無いもんだから、毎年こんな感じ。っというわけで、正月はいつものように暇だ。モサ〜っとしているのも飽きたし、食って飲んで、食って飲んで、寝て…なんて生活していると身体が重くなり、調子も悪くなる。なので、「ちょっと運動がてらにハゼ釣りでも行っちゃおっかな〜!」と画策。というわけで、三が日も明けない内に無理やり出撃。古来より、正月三が日には殺生はいけません!な掟があったような気もするが、実はコレに関わる事があって、ハゼ釣りに行かねばならないという理由もあった。前回のハゼ釣りはクリスマス・イブの日だったけど、その時の餌のアオイソメがまだ余っていた。ずっと餌箱に入れたままで、一週間後の大晦日に「もう死んどるだろう…」と指で突いてみたら、モゾモゾと動くではありませんか!?「ゲ!まだ生きてるぞ!!」だけど、元気が全く無かったので、昇天するのも時間の問題だった。このままだと、せっかくのイソメの命が無駄になってしまう。っという訳で、掟破りで本日の出撃となったんだけど、イソメの命とハゼの命を天秤にかけるとどっちに振れるんだろう?まぁ、同じ生命に変わりはないのでどちらとも言えないが、ハゼ釣りする言い訳としては「このまま餌箱を放っておけば、間違いなくイソメの命は無駄になる。だけど、ハゼ釣りに行けば今度はハゼの命が危ういが、本日は釣ったハゼをリリースする予定なので、オッサンの腕をもってすればハゼを殺さずに済むかもしれない」との読み。しかしよくよく考えてみれば、釣りに行こうが行くまいがイソメの命が無くなるのは確定で、釣りに行けばハゼの命も脅かされ、イソメとハゼのダブルで命を奪う可能性が高くなる。しかし、釣りに行かねばイソメの命は無駄に消えるので、せめてハゼの糧となるのが釣り餌としての本望なのでは?いやしかし…寝起きの布団の中でしばし葛藤するが、単に釣りをする言い訳なんだから、そんな事はど〜でもいい!ちなみに初夢はいつものようにくだらない内容だった。『一富士二鷹三茄子、四扇五煙草六座頭』という初夢の縁起物のことわざがあるが、オッサンが生まれて半世紀以上になるが、一度も縁起物の初夢を見たことがない。例え見たところで、たいした内容でもなさそうな縁起物だし、そもそも何だよ!座頭って!今の時代に、座頭市が出てくる夢なんて見るかよ!という訳で、ハゼ釣りに出撃。老人とハゼさすがに正月2日だと、街が静かだ。活動しているのは、犬の散歩と後期高齢者が徘徊してるくらい。時おり、既に仕事している方も見受けられ、こんな正月に働いているなんて頭が下がる思いである。途中、箱根駅伝のコースを横切るんだけど、警備員がウロウロしているのは理解できるが、既に応援らしき人もチラホラいた。ここに選手が通過するのは2時間くらい後なんだけど、選手の親御さんなら理解できるが、ただの応援だとしたらすげぇ熱狂ぶり!正月を満喫しながら愛車を漕ぎ続けること40分。現場近くに差し掛かると、反対側から見慣れた人影が近づいてくる。ん〜?とよくよく見ると、釣り仲間のTG氏である。さすが鉄人TG氏。昨年はこの【秘密の花園2】の釣り場で釣り糸を垂れながら初日の出を拝み、いまだにこのクソ寒い中、夜明け前からハゼ釣りのアクティブ・ライフを送る猛者である。そのTG氏が釣り場を後にしていることに一抹の不安を覚える。新年の挨拶を交わし、「まさか、釣れないから帰るなんて言わないでしょうね?」と探りを入れると、ニコニコしながら「釣れないよ〜!一時間で20匹くらいだよ!」とのレスポンス。いやいや…、穴釣りで時速20匹なら上等でしょ!と思ったが、今現在は潮位が高すぎるし、船の立波で水が濁りまくって釣りにならないらしい。あ〜、やっぱりか…、釣り場は心配していた事態になっているらしかった。TG氏はそのまま踵を返して【秘密の花園】に向って行った…さすがハゼ釣りの鉄人、ネバー・ギブアップ!である。オッサンはそのまま【秘密の花園2】へ向かう。釣り場に到着するが、さすがにこの日は誰も人影が見当たらない。広大な釣り場にオッサンひとりのロンリーフィッシング。ポイントはどこでも選びたい放題なんだけど、なんとなくいつもの実績ポイントへ。さっさと釣り上げ、ボウズのがれで安心したい!という気持ちが優先するのは否めない。TG氏が言った通り、潮位が高くて水は濁りまくっていた。ん〜、厳しそうだな!穴釣りって潮位に大きく影響される。釣り場やそれぞれのポイント毎に適切な潮位があって、この【秘密の花園2】の場合は、高すぎても低すぎても厳しくなる。狙うべき穴の高さがだいたい決まってて、手前でも沖の穴でも釣れづらくなる。当然、その高さの穴に仕掛けを落としたいんだけど、今現在は水が濁ってて、その穴が見えない状態。水が澄んでくれば見えるようになる!と期待しながら釣りの準備を始める。竿はいつものように1.5mの穴釣り専用の短竿。今年も頼むぞ!仕掛けはいつもと全く変わらずの胴付き仕掛け。今年も頼むぞ!その2餌は餌箱の中で9日間生き延びた瀕死のアオイソメ。よくぞ頑張った!んでその頑張ったイソメをありがたく使います。南無〜!まずはちょっと短め3cmの垂らしにて水温は11℃で、この時期はコレくらいで安定している。いつも変わらずの11℃準備完了にて、2024年初釣り開始!まずは覚えている実績穴に落とすと、着底すぐにアタって来る。クンクン!重さと大きな動きのある、間違いなくマハゼのアタリ。ス〜っと竿をゆっくり上げるとク〜ン!っと大きく引っ張り返してくる。「来た〜!」っとアワセるとググンググン!と暴れるが、多少無理して穴から引き釣り出す。穴から出てきたのは、まぁまぁサイズのマハゼ。しばらく水中で泳がせ、大人しくなってから安全に取り込む。今年最初のハゼ。ありがとう!2024年の一投目から釣れたので、今年は良いことあるカモよ〜!と期待が高まる。一投目から釣れたので気分の良いオッサン。同じ穴で次もすぐに反応あり!お次はいつでも元気なダボハゼ…餌だけ咥え、針に掛からずも上がってくる奴さすがに二連チャンではなかったが、次も同じ穴から釣れた。次は細いな〜また次も同じ穴からだけど、だんだんサイズがミニマム化してゆく…さすがにこのサイズは…この同じ穴から5匹釣れ、スタートダッシュで気分が良くなり「今日は一束いっちゃうかな〜!」のノリだったが、そう甘くなかった。ここからが、ひと穴ひと穴探りながら、我慢比べの釣りの始まり。落としてすぐに反応があれば簡単なんだけど、ハゼもまだ起きてないのか?レスポンスが良くない。落として20回ほどスンスン誘うんだけど、何の反応も無い穴が多い。適度な深さの穴で反応が無いと「絶対いると思うんだけどな〜」ととりあえずその穴には唾つけておいて、次の穴に移動し、しばらくしてからその唾穴に戻ってくると、今度は反応してくる事がある。穴釣りでは結構このパターンがあって、この場合はそこそこの良型ハゼが釣れることも多い。唾穴で釣れた頭でっかち君不思議なもので、この場合でも同じ穴から数匹釣れることもあり、いつどうやってハゼの捕食スイッチが入るのか?は未だに謎だ。このように、どこで粘るのか?見切るのか?の判断が難しくも面白いのが穴釣りの魅力でもあります。あと、今期の穴釣りではハゼの喰いが浅いのが気になる。グングン!とアタって来てから、次のグ〜ン!と大きく引っ張るアタリが来ないパターンが多い。試しに、最初のグングンでそのまま何もしないで待っていると、そのままアタらなくなり、フェードアウト…「餌取られたかな?」と竿を上げてみても、歯型が付いた餌がまるごと上がってくる事も少なくない。イソメ餌の先っちょだけを咥える浅喰いなもんだから針に掛かってなくて、穴から出た途端にポチャ!と落ちてゆくことも多々あり。誰もいない釣り場に「コンチキショ〜!」の声がこだまする。しかし、ロンリーフィッシングも終焉を迎える。遠くからこちらに向かって歩いてくる姿が…こんな所を歩いてくるのは釣り人しか居なくて、なんとなく見たことのある老人だった。当たり障りのないサツを交わし、そのまま通り過ぎ、遥か遠くのポイントで釣りを始める老人。「あ〜、いつもアソコらへんで釣ってる人か…」人それぞれにお気になポイントがあるのは理解できるが、杖をついて歩く老体にもかかわらず、こんな辺境の釣り場で、釣り場の中でも一番遠くのポイントまでやってくるんだから、釣り人の執念は恐ろしい。釣りに来るのは構わないが、「倒れたり、水に落ちたりしないかな?」とこちとらが気になってしょうがない。いま釣り場にいるのは、オッサンと謎の老人のふたりだけ…老人に何かあったらオッサンが救助に駆けつけねばならないだろう。しかし、老人までは数100mの距離があるから、面倒臭いからそのまま放っておくか!?釣り人って、家族には「この釣り場で釣りして来ます」なんて言わないのが多いし、釣り場もその状況によって変わることもあるから、例え釣りから帰って来なくて捜索願が出ても、捜査は困難を極めるだろうて。少なくともオッサンと老人の距離では、異変を察知し、老人のもとに駆けつけるまでは時間がかかり、手遅れになるのは間違いない。あの歳でこんな釣り場に来るくらいだから余程の釣りキチで、釣り場で昇天し、海の藻屑になるのも本望だろうて。そんな老人の心願の邪魔をするのは野暮ってもんだ。ヨシ!老人に何かあっても知らん顔してよう!そうだ!そうに決まった!!と、こちらの釣りに集中する。おかげさまで、集中すると釣れ始める。ナイスサイズ!釣りの前半はまだおひさまが出ていたから穴も見えやすかったけど、予報通りだんだんと雲が出てきて暗くなると、狙うべき穴が見えづらくなってきた。しかし、ソコは頑張って護岸岩の形を想像しながら、穴があると思われるスポットを探りあててゆく。この作業は全集中を要求されるが、手前の見える穴に落としても反応がないもんだから、やらざるを得ない。ナイスな穴を見つければ、ほぼハゼの反応があるからコレをやる価値は十分にある。本日最大のコイツもこんな見えない穴からとは言え、遥か遠くの老人も気になる。時おり、うずくまっているんだけど、仕掛けをいぢくってるのか?心臓発作でも起こしてるのか?再び立ち上がり、釣りしてるようだからまだ生きてるらしいが、もしくは弁慶のように立ち往生か!?まったく…、気になってしょうがねぇ〜よ!面倒くせぇ〜〜〜〜!!空はどんよりな曇り空になり、いつ雨が落ちてきてもおかしくない感じになってきた。謎の老人もソレを察知しているのか、釣りを終え、こちらに向かって歩いてくる。「数は上がらないけど、今日は19cmが釣れましたよ!んじゃ、また!!」と嬉しそうだった。こちらの心配も察せず、老人は帰っていった。19cmだとぉ?たぶん17cm程度かせいぜい18cmが良いところだろうよ!スケールを使ってしっかり計測しているならともかく、目測だとかなりズレてることが多い。特に釣り人って奴は、他人の魚は小さく、自分の魚は大きく見える傾向が強い。「また!」じゃねぇ〜んだよ!こちとらは余計な心労で何倍も疲れたよ!老人の背中を見送っているとポツリポツリと雨が落ちてきた。という訳でオッサンも納竿。2024年の初釣りは、2時間と短時間の釣行で17匹と釣れた!とは言い切れない釣れっぷりでした。ムムム…、イマイチ一応、ハゼは全て元気なままリリース出来たので、ハゼは殺生しなくて、良かった良かった。2024年年明け早々に思わぬこと、考えたくないことが立て続けに起こってしまいました。厄災とはいつ起こるかわからないもの…そして、いつ自分にソレが降りかかるのかも知れません。備えや準備なんて出来ないかも知れませんが、もしその時に自分が生きているとしたら、人の道に外れた言動は決してしないよう、心して日々の生活をしていきたいと思います。安寧な年明けとはいかなかった2024年ですが、気が引き締まった事は間違いないと思います。2024年が良い年でありますように!もし良ければ、今年もこのトホホなブログにお付き合いください。今年もよろしくお願い致しまする〜!次の記事>>>「2023年度39回目のハゼ釣りはそろそろ終わりの気配」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
    Read More
  • 2023年度39回目のハゼ釣りはそろそろ終わりの気配
    2023年度39回目のハゼ釣りはそろそろ終わりかな…2024年1月14日。2023年度39回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分くらい(潮位:189cmほぼ満潮)〜11時30分くらい(潮位:130cm下げ7分)中潮水温:11℃釣果:マハゼ20匹(11cm〜15cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け年始のバタバタがそろそろ落ち着いてくる時期ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?オッサン的には、ほぼ毎週のようにしつこくやってきたハゼ釣りも、そろそろ終わりの香りが立ち込めてきている。オッサンのみならず、地元のハゼ釣り仲間も、ネットなどで活躍しているハゼ釣り師たちも、『今年度のラストハゼ釣り!』といった塩梅。ハゼ釣りのみならず、仕事のプロジェクトや長期の旅行、男女関係などなど、なんでもそうだけど、終わりが見えてくるとちょっと寂しくてアンニュイな気分になる。なんでも、2023年は観測史上最も暑い年だったようだ。確かに、今年の夏の暑さはちょっと息苦しいくらいだったので普通ではなかったし、東京では7月〜9月の間、ず〜っと地獄の真夏日だった。でも夏が長いということは、ハゼ釣りも長い期間楽しめるのでは?と、逆に良い事のように捉えるようにしていた。本当はそれどころではなく、地球規模で重大な問題だったりするんだけど、そんなこと言ったって、オッサンごときにそんなだいそれた問題を解決する術なんて全くないし、気にはなるけど、心配したってどうにかなるもんでもない。出来ることと言えば、せいぜい一日一善で過ごす程度。んで、期待していたハゼ釣りもなんだかパッとしなくて、数もサイズも中途半端ばかり…せめて釣り期間の延長を!っという期待も、どうやらダメっぽい感じ…今回で2024年に突入してから2回目のハゼ釣りになります。前回は、年明け2日で年始廻りの合間を縫っての無理くりなハゼ釣りで落ち着かなかった。今回はじっくりゆっくりできるからノンビリしてて良いな〜と思ってたら、前日の夕方からけっこうな雨が降りやがって!「なんだよこの雨はよ〜!こんなに降っちゃ〜、水が濁ってハゼ穴が見えなくなるじゃんかよ!」と雨に向かって文句をたれるオッサン。というわけで今朝、布団でイモムシになりながらいつものように葛藤する。昨日の雨で気温も水温も下がってるだろうし、水も濁って穴なんて見えないんだろうな〜ハゼ釣りなんぞしてないで、ゆっくり寝てよう…しかし、餌のアオイソメが残ってるのでソレを消費せな!そうなんです!問題はいつもこの活き餌なんです。2日のハゼ釣り用にと元旦に買ってきた奴なんだけど、ソレが未だに余っている。しかもコレだけじゃなくて、アジ釣り用に買い足したイソメも、ひとパックまるごと使ってないのもある。マズイ…、イソメがあり余ってる。でも、さすがに元旦イソメは昇天してるだろう、っと昨日に恐る恐る覗いてみたら、力なくやせ細りツヤも無くなっていたが、モソ〜っと動いていたのでかろうじて生きてるようだった。イソメの映像がオッサンの脳内にフラッシュバックし、やっぱり行かざるを得ないか…と覚悟を決めてイモムシは起き出した。愛車を漕ぎ出すが、やっぱり寒い!手足身体は完全防寒で問題ないが、無防備な顔、特に耳が寒さでもげそうになる。「耳が痛てぇ〜ぃ!」とは言え、顔以外は暖かいどころか、現場に到着する頃にはすっかり汗ばんでいた。本日はお日柄も良いからだろうか、ハゼ釣り人のであろう自転車が多く停まっている。何台かは誰のチャリか分かるが、見たこともないバイシクーも停まってて、みな終わりの見えてきたハゼ釣りが名残惜しんだろうて。穴釣り現場【秘密の花園2】が見えてくるが、ズラリと穴釣り人達の群れ。ゲ!こんな寒空にこんなに穴釣り師達が!!ハゼの穴釣りでは、ある程度の間隔を開けて釣り糸を垂れる暗黙の了解がある。ひと区間だいたい30〜40mくらいかな。穴釣りって穴から穴へ探りながら動くんだけど、どっちに動いてもお隣りさんとバッティングしないような距離感がこのくらい。そんな等間隔を保ちながら、既にズラリと釣り糸を垂れる穴師たち。ヤバい!すっかり出遅れたオッサン。だって、穴釣りって、おひさまがしっかり昇ってからじゃないと釣れないじゃん!なんでこんなに早くから来てるんだよ!一番手前側にMR氏がいたのでサツを交わし、本日のハゼの塩梅を伺う。「いや〜厳しいですよ!サイズも小さいし、もう穴釣りも終わりですかね…」MR氏とは先週一緒にアジ釣りに行ったんだけど、船酔い地獄を嫌というほど味わったタフガイ。もう元気になったようで、良かった良かった。船酔いの後遺症で、長期間調子が悪くなる人もいるからね〜。しかし、ハゼの方はどうやら厳しいらしい。ひとつだけ良かったのは、意外にも水が澄んでて沖目の穴もよく見えること。「コレなら穴釣りになりそうだぞ!」萎えていたオッサンのやる気が、ムクムクと鎌首をもたげる。長めの誘いが吉問題はどこで釣り糸を垂れようか?である。遥か遠くまで見渡すが、穴釣り師たちが並んでいて、オッサンが入れそうなエリアが見当たらない。唯一入れそうなのは、いま立っている一番手前のエリア。でも、ここら辺は浅いから深めの良穴が少ないんだよな〜、だから人がいないんだけど…とは言え、どこも入れないんだからココでやるしか無いか…諦めて荷物を下ろし、釣りの準備を始める。竿はいつもの穴釣り用の1.5m。いつもの穴専竿仕掛けは、コレまたいつものハリス3cmの胴付き仕掛け。コレ以上の仕掛けってないのかな?そして問題の元旦イソメ。まだモゾモゾ動くが、やせ細って半分溶けたようになっている。こんなんで釣れんのか?新鮮じゃないから身切れも悪い水温はいつものように11℃。この寒い中でも11℃ということは、この水温が下限なのかな?いつもの水温準備完了にて穴釣り開始!適当な穴にぶち込むが、何の反応もない…スンスン…と誘い続けてるんだけど、音沙汰ない…ムムム…、厳しいか。まぁ、先行者が釣れないと言ってるんだから、そう簡単にはいかないか。適当とは言うものの、オッサンは穴という穴をシラミ潰しに探ってゆくタイプ。一見して、穴と分からない穴を見つけ出すのに快感を覚えるタイプでもある。そういう穴は誰も手を付けてないから、当たれば数もサイズも出ることが多いんですよ!っという訳でこまめに探ってるんだけど、アタリがないな…恐ろしいことに、このまま20分間なにも生命反応がなかった。「やっぱり、ここら辺の浅い穴だと厳しいか…」と遠くを恨めしそうな視線で眺めるが、どこも空いてないしな〜諦めと不貞腐れでボ〜っとしていると、グングン!と重くて大きいマハゼのアタリが来た!コレを逃すと下手すりゃ〜ボウズ!の覚悟で、慎重に竿の操作。1cm竿を上げるとグン!と引っ張り返してくる。一度テンションを緩め、もう一度数cm上げると、またしてもグン!と引っ張ってくる。”まだ餌を離してないぞ!次で決めちゃる!”ス〜っと3cm竿を上げるとグ〜ン!と大きく引っ張ってきたので、アワセると掛かった!グングン!と暴れるが、強引に穴から引きずり出し、しばらく泳がせてから安全に取り込み。ちょっと慎重すぎましたが、ボウズ逃れでホッとする。やっと釣れたよ〜!すぐに次も同じ穴から同じサイズが上がってきた。同じサイズがこの穴からもう一匹釣れて、やっと心に余裕が生まれる。釣れたハゼを触るとハゼのボディが冷たいから、コレじゃ〜活性が低いわけだ。ハゼが冷たいというわけで、低活性用対策でいつもよりも余計に誘いを入れることにする。普段は、スンスンと1〜2cm竿先を20回ほど上下に揺らして誘い、アタリが無ければ次の穴へという塩梅。本日はこの誘いを、倍々プッシュのサービスで50回やって粘ってみる。すると、「ハゼ居ないな〜…」と思っていた穴からも、グングン!とハゼのお知らせが届くようになった。やはり、多くの良穴にはハゼは居るんですよ!喰って来るか来ないかだけの話で。しつこくやってると釣れることも多々あり問題は、粘っているとカニやダボも寄せてしまうということでして…でも、ハゼが居るのを信じてやり続けるしかないのであります。というわけで、釣れてます!とは言い切れない釣れ具合だけど、忘れた頃に釣れるようになってきた。今日はこの粘着質な誘いがキモだな!とひとつの穴でスンスン粘るオッサン。このブログで何度か書いてるんだけど、誘いを入れる時は手首ではやらずに、手首を固定してヒジを動かすようにしています。手首だけでやろうとすると、動きが大きく派手になっちゃうんですよ!ソレだとせっかく餌に寄ってきたハゼが、ビックリして逃げてしまいます。なので、誘いはヒジでの操作で、細やかに優しく丁寧にを心がけています。とは言うものの、こんな日はハゼよりもカニの方が元気であ〜る!カニの活性はエベレスト!いつもなら、カニが釣れたらバシバシと護岸岩に叩きつけて振り落とすんだけど、今日はカニをお持ち帰り。チヌ釣り専の友人に、貴重な活き餌として持って帰ろうという心意気。こうなるとカニが釣れても「っんだよ!」と不機嫌にもならない。逆に、「カニ釣れないかな〜」と、カニがついばんで来るのを待つくらい心が広くなる。しかし、釣りとはハゼを狙ってるとカニが釣れて、カニを狙うとハゼが釣れる不思議。一度、ハゼとカニがダブルで上がってきたのには閉口した。ハゼは針に掛かってて、カニはだらんと垂れたイソメを握りしめていた。一本針なんですけど…オッサンが、オープン・マイ・ハートで釣り糸を垂れていると、見たことがない謎の老人がやって来た。その後期高齢者は、オッサンの荷物のすぐ脇に自分の荷物を置いて、やおら釣りの準備を始めている。「ん?なんだあのジィちゃんは?」通常なら、少し離れたところに置いたりするものだが、事もあろうか、知り合いでもなんでもないオッサンの荷物にタッチするくらい近くに置いているのである。「変な奴だな…」と思ったが、「まぁ、年寄りだから遠くのエリアに移動するのも大変で、一番近いココで釣りしたいのかな?」とピースフルなオッサン。問題は、その老人はオッサンが釣りをした後を追いかけるように、釣りを始めている。ん〜、それはどうかな?オッサンはシラミ潰しにやってるし、今日なんてかなり長めに誘ってるもんだから、取りこぼしはほとんど期待できないと思う。釣れないとは言い切れないが、釣れる確率は天文学的に低いと思うよ!まぁ、他人だからど〜でもいいか…その老人を視界に入れないようにして釣りを続ける。いつもより長めに誘ってるもんだから、移動も遅いんだけど、いよいよオッサンのエリア内も釣り切ってしまった。数も釣れないし、サイズなんて15cmがせいぜいだった。時にはこんな小ハゼも!どうしよっかな?お隣りのエリアはMR氏がやってたんだけど、MR氏も自分のエリアが終わったようで、遠くのエリアに移動して行った。MR氏もかなりの手練だから、MR氏のやった後を追いかけても釣れないだろうて…なので、オッサンも遠くのエリアへの移動を決断。荷物を取りに帰りがてら、謎の老人に「どうですか?」と聞いてみたが、「一匹も釣れない…」とのレスポンス。”でしょうね!”と思った。移動しながら少々不憫になるが、釣りとはこのように残酷なものでもある。やって来たのは、いつもはやらない一番奥のエリア。ここまで来ないのは、遠いという理由もあるんだけど、イマイチ穴が素直じゃないから。深めの穴が少ないし、穴の壁にビッチリ貝がへばりついているので、すぐに根掛かったり、仕掛けが引っかかって穴の底まで落ちなかったりする。まぁ、今日ももう終わりが近いから、ダメ元でやってみましょうかね?のノリ。小さな入口の穴にスルスルと落とすと、結構深めの穴。スンスンと誘うとすぐにアタってきた!上がってきたのは13cmほどのハゼだけど、この穴から3匹釣れて「お〜!コッチの方も良いんじゃね?」と好印象だったが、コレっきりだった。「やっぱ、こっちの方はダメじゃん!」半死のイソメを使い切り、餌の区切れが良いタイミングで納竿。3時間で20匹と数もサイズもパッとしない釣果。う〜ん、なんだかな…でもカニのお土産は十分だった。コレだけ釣れれば良いっしょ!帰り際、まだ粘っていたY氏が「18.5cm上がりましたよ!」と嬉しそうだった。チキショ〜!羨ましいのである。【秘密の花園2】でこの内容だと、そろそろシーズンの終わりとみてよさそうだ。なんだけど、終わりが怖く、寂しいので、せめて1月中は粘ってみようと思ってます。まだ、イソメがひとパック余ってるし…しかし、最近は新鮮なイソメで釣りしてないな〜次の記事>>>「2023年度40回目のハゼ釣りはいよいよラスト!…か!?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
    Read More