2023年度39回目のハゼ釣りはそろそろ終わりの気配

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2023年度39回目のハゼ釣りはそろそろ終わりかな…

2024年1月14日。

2023年度39回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。

天気:晴れ

釣行時間:8時30分くらい(潮位:189cmほぼ満潮)〜11時30分くらい(潮位:130cm下げ7分)中潮

水温:11℃

釣果:マハゼ20匹(11cm〜15cm)

 

竿:1.5m(行雲流水)

道糸:フロロ1.5号

ハリス:フロロ1.0号

ハリ:袖スレ4号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:アオイソメ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

年始のバタバタがそろそろ落ち着いてくる時期ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

オッサン的には、ほぼ毎週のようにしつこくやってきたハゼ釣りも、そろそろ終わりの香りが立ち込めてきている。

 

オッサンのみならず、地元のハゼ釣り仲間も、ネットなどで活躍しているハゼ釣り師たちも、『今年度のラストハゼ釣り!』といった塩梅。

 

ハゼ釣りのみならず、仕事のプロジェクトや長期の旅行、男女関係などなど、なんでもそうだけど、終わりが見えてくるとちょっと寂しくてアンニュイな気分になる。

 

 

なんでも、2023年は観測史上最も暑い年だったようだ。

 

確かに、今年の夏の暑さはちょっと息苦しいくらいだったので普通ではなかったし、東京では7月〜9月の間、ず〜っと地獄の真夏日だった。

 

でも夏が長いということは、ハゼ釣りも長い期間楽しめるのでは?と、逆に良い事のように捉えるようにしていた。

 

本当はそれどころではなく、地球規模で重大な問題だったりするんだけど、そんなこと言ったって、オッサンごときにそんなだいそれた問題を解決する術なんて全くないし、気にはなるけど、心配したってどうにかなるもんでもない。

 

出来ることと言えば、せいぜい一日一善で過ごす程度。

 

んで、期待していたハゼ釣りもなんだかパッとしなくて、数もサイズも中途半端ばかり…

 

せめて釣り期間の延長を!っという期待も、どうやらダメっぽい感じ…

 

 

今回で2024年に突入してから2回目のハゼ釣りになります。

 

前回は、年明け2日で年始廻りの合間を縫っての無理くりなハゼ釣りで落ち着かなかった。

 

今回はじっくりゆっくりできるからノンビリしてて良いな〜と思ってたら、前日の夕方からけっこうな雨が降りやがって!

 

「なんだよこの雨はよ〜!こんなに降っちゃ〜、水が濁ってハゼ穴が見えなくなるじゃんかよ!」と雨に向かって文句をたれるオッサン。

 

というわけで今朝、布団でイモムシになりながらいつものように葛藤する。

 

昨日の雨で気温も水温も下がってるだろうし、水も濁って穴なんて見えないんだろうな〜

 

ハゼ釣りなんぞしてないで、ゆっくり寝てよう…

 

しかし、餌のアオイソメが残ってるのでソレを消費せな!

 

そうなんです!問題はいつもこの活き餌なんです。

 

2日のハゼ釣り用にと元旦に買ってきた奴なんだけど、ソレが未だに余っている。

 

しかもコレだけじゃなくて、アジ釣り用に買い足したイソメも、ひとパックまるごと使ってないのもある。

 

マズイ…、イソメがあり余ってる。

 

でも、さすがに元旦イソメは昇天してるだろう、っと昨日に恐る恐る覗いてみたら、力なくやせ細りツヤも無くなっていたが、モソ〜っと動いていたのでかろうじて生きてるようだった。

 

イソメの映像がオッサンの脳内にフラッシュバックし、やっぱり行かざるを得ないか…と覚悟を決めてイモムシは起き出した。

 

愛車を漕ぎ出すが、やっぱり寒い!

 

手足身体は完全防寒で問題ないが、無防備な顔、特に耳が寒さでもげそうになる。

 

「耳が痛てぇ〜ぃ!」

 

とは言え、顔以外は暖かいどころか、現場に到着する頃にはすっかり汗ばんでいた。

 

本日はお日柄も良いからだろうか、ハゼ釣り人のであろう自転車が多く停まっている。

 

何台かは誰のチャリか分かるが、見たこともないバイシクーも停まってて、みな終わりの見えてきたハゼ釣りが名残惜しんだろうて。

 

穴釣り現場【秘密の花園2】が見えてくるが、ズラリと穴釣り人達の群れ。

 

ゲ!こんな寒空にこんなに穴釣り師達が!!

 

ハゼの穴釣りでは、ある程度の間隔を開けて釣り糸を垂れる暗黙の了解がある。

 

ひと区間だいたい30〜40mくらいかな。

 

穴釣りって穴から穴へ探りながら動くんだけど、どっちに動いてもお隣りさんとバッティングしないような距離感がこのくらい。

 

そんな等間隔を保ちながら、既にズラリと釣り糸を垂れる穴師たち。

 

ヤバい!すっかり出遅れたオッサン。

 

だって、穴釣りって、おひさまがしっかり昇ってからじゃないと釣れないじゃん!

 

なんでこんなに早くから来てるんだよ!

 

一番手前側にMR氏がいたのでサツを交わし、本日のハゼの塩梅を伺う。

 

「いや〜厳しいですよ!サイズも小さいし、もう穴釣りも終わりですかね…」

 

MR氏とは先週一緒にアジ釣りに行ったんだけど、船酔い地獄を嫌というほど味わったタフガイ。

 

もう元気になったようで、良かった良かった。

 

船酔いの後遺症で、長期間調子が悪くなる人もいるからね〜。

 

しかし、ハゼの方はどうやら厳しいらしい。

 

ひとつだけ良かったのは、意外にも水が澄んでて沖目の穴もよく見えること。

 

「コレなら穴釣りになりそうだぞ!」

 

萎えていたオッサンのやる気が、ムクムクと鎌首をもたげる。

長めの誘いが吉

問題はどこで釣り糸を垂れようか?である。

 

遥か遠くまで見渡すが、穴釣り師たちが並んでいて、オッサンが入れそうなエリアが見当たらない。

 

唯一入れそうなのは、いま立っている一番手前のエリア。

 

でも、ここら辺は浅いから深めの良穴が少ないんだよな〜、だから人がいないんだけど…

 

とは言え、どこも入れないんだからココでやるしか無いか…

 

 

諦めて荷物を下ろし、釣りの準備を始める。

 

竿はいつもの穴釣り用の1.5m。

いつもの穴専竿

 

仕掛けは、コレまたいつものハリス3cmの胴付き仕掛け。

コレ以上の仕掛けってないのかな?

 

そして問題の元旦イソメ。

 

まだモゾモゾ動くが、やせ細って半分溶けたようになっている。

こんなんで釣れんのか?

 

新鮮じゃないから身切れも悪い

 

水温はいつものように11℃。

 

この寒い中でも11℃ということは、この水温が下限なのかな?

いつもの水温

 

準備完了にて穴釣り開始!

 

適当な穴にぶち込むが、何の反応もない…

 

スンスン…と誘い続けてるんだけど、音沙汰ない…

 

ムムム…、厳しいか。

 

まぁ、先行者が釣れないと言ってるんだから、そう簡単にはいかないか。

 

適当とは言うものの、オッサンは穴という穴をシラミ潰しに探ってゆくタイプ。

 

一見して、穴と分からない穴を見つけ出すのに快感を覚えるタイプでもある。

 

そういう穴は誰も手を付けてないから、当たれば数もサイズも出ることが多いんですよ!

 

っという訳でこまめに探ってるんだけど、アタリがないな…

 

恐ろしいことに、このまま20分間なにも生命反応がなかった。

 

「やっぱり、ここら辺の浅い穴だと厳しいか…」と遠くを恨めしそうな視線で眺めるが、どこも空いてないしな〜

 

諦めと不貞腐れでボ〜っとしていると、グングン!と重くて大きいマハゼのアタリが来た!

 

コレを逃すと下手すりゃ〜ボウズ!の覚悟で、慎重に竿の操作。

 

1cm竿を上げるとグン!と引っ張り返してくる。

 

一度テンションを緩め、もう一度数cm上げると、またしてもグン!と引っ張ってくる。

 

”まだ餌を離してないぞ!次で決めちゃる!”

 

ス〜っと3cm竿を上げるとグ〜ン!と大きく引っ張ってきたので、アワセると掛かった!

 

グングン!と暴れるが、強引に穴から引きずり出し、しばらく泳がせてから安全に取り込み。

 

ちょっと慎重すぎましたが、ボウズ逃れでホッとする。

やっと釣れたよ〜!

 

すぐに次も同じ穴から同じサイズが上がってきた。

同じサイズが

 

この穴からもう一匹釣れて、やっと心に余裕が生まれる。

 

釣れたハゼを触るとハゼのボディが冷たいから、コレじゃ〜活性が低いわけだ。

ハゼが冷たい

 

というわけで、低活性用対策でいつもよりも余計に誘いを入れることにする。

 

普段は、スンスンと1〜2cm竿先を20回ほど上下に揺らして誘い、アタリが無ければ次の穴へという塩梅。

 

本日はこの誘いを、倍々プッシュのサービスで50回やって粘ってみる。

 

すると、「ハゼ居ないな〜…」と思っていた穴からも、グングン!とハゼのお知らせが届くようになった。

 

やはり、多くの良穴にはハゼは居るんですよ!

 

喰って来るか来ないかだけの話で。

しつこくやってると釣れることも多々あり

 

問題は、粘っているとカニやダボも寄せてしまうということでして…

 

でも、ハゼが居るのを信じてやり続けるしかないのであります。

 

というわけで、釣れてます!とは言い切れない釣れ具合だけど、忘れた頃に釣れるようになってきた。

 

今日はこの粘着質な誘いがキモだな!とひとつの穴でスンスン粘るオッサン。

 

このブログで何度か書いてるんだけど、誘いを入れる時は手首ではやらずに、手首を固定してヒジを動かすようにしています。

 

手首だけでやろうとすると、動きが大きく派手になっちゃうんですよ!

 

ソレだとせっかく餌に寄ってきたハゼが、ビックリして逃げてしまいます。

 

なので、誘いはヒジでの操作で、細やかに優しく丁寧にを心がけています。

 

とは言うものの、こんな日はハゼよりもカニの方が元気であ〜る!

カニの活性はエベレスト!

 

いつもなら、カニが釣れたらバシバシと護岸岩に叩きつけて振り落とすんだけど、今日はカニをお持ち帰り。

 

チヌ釣り専の友人に、貴重な活き餌として持って帰ろうという心意気。

 

こうなるとカニが釣れても「っんだよ!」と不機嫌にもならない。

 

逆に、「カニ釣れないかな〜」と、カニがついばんで来るのを待つくらい心が広くなる。

 

しかし、釣りとはハゼを狙ってるとカニが釣れて、カニを狙うとハゼが釣れる不思議。

 

一度、ハゼとカニがダブルで上がってきたのには閉口した。

 

ハゼは針に掛かってて、カニはだらんと垂れたイソメを握りしめていた。

一本針なんですけど…

 

オッサンが、オープン・マイ・ハートで釣り糸を垂れていると、見たことがない謎の老人がやって来た。

 

その後期高齢者は、オッサンの荷物のすぐ脇に自分の荷物を置いて、やおら釣りの準備を始めている。

 

「ん?なんだあのジィちゃんは?」

 

通常なら、少し離れたところに置いたりするものだが、事もあろうか、知り合いでもなんでもないオッサンの荷物にタッチするくらい近くに置いているのである。

 

「変な奴だな…」と思ったが、「まぁ、年寄りだから遠くのエリアに移動するのも大変で、一番近いココで釣りしたいのかな?」とピースフルなオッサン。

 

問題は、その老人はオッサンが釣りをした後を追いかけるように、釣りを始めている。

 

ん〜、それはどうかな?

 

オッサンはシラミ潰しにやってるし、今日なんてかなり長めに誘ってるもんだから、取りこぼしはほとんど期待できないと思う。

 

釣れないとは言い切れないが、釣れる確率は天文学的に低いと思うよ!

 

まぁ、他人だからど〜でもいいか…

 

その老人を視界に入れないようにして釣りを続ける。

 

 

いつもより長めに誘ってるもんだから、移動も遅いんだけど、いよいよオッサンのエリア内も釣り切ってしまった。

 

数も釣れないし、サイズなんて15cmがせいぜいだった。

時にはこんな小ハゼも!

 

どうしよっかな?

 

お隣りのエリアはMR氏がやってたんだけど、MR氏も自分のエリアが終わったようで、遠くのエリアに移動して行った。

 

MR氏もかなりの手練だから、MR氏のやった後を追いかけても釣れないだろうて…

 

なので、オッサンも遠くのエリアへの移動を決断。

 

荷物を取りに帰りがてら、謎の老人に「どうですか?」と聞いてみたが、「一匹も釣れない…」とのレスポンス。

 

”でしょうね!”と思った。

 

移動しながら少々不憫になるが、釣りとはこのように残酷なものでもある。

 

 

やって来たのは、いつもはやらない一番奥のエリア。

 

ここまで来ないのは、遠いという理由もあるんだけど、イマイチ穴が素直じゃないから。

 

深めの穴が少ないし、穴の壁にビッチリ貝がへばりついているので、すぐに根掛かったり、仕掛けが引っかかって穴の底まで落ちなかったりする。

 

まぁ、今日ももう終わりが近いから、ダメ元でやってみましょうかね?のノリ。

 

小さな入口の穴にスルスルと落とすと、結構深めの穴。

 

スンスンと誘うとすぐにアタってきた!

 

上がってきたのは13cmほどのハゼだけど、この穴から3匹釣れて「お〜!コッチの方も良いんじゃね?」と好印象だったが、コレっきりだった。

 

「やっぱ、こっちの方はダメじゃん!」

 

半死のイソメを使い切り、餌の区切れが良いタイミングで納竿。

 

3時間で20匹と数もサイズもパッとしない釣果。

う〜ん、なんだかな…

 

でもカニのお土産は十分だった。

コレだけ釣れれば良いっしょ!

 

帰り際、まだ粘っていたY氏が「18.5cm上がりましたよ!」と嬉しそうだった。

 

チキショ〜!羨ましいのである。

 

 

【秘密の花園2】でこの内容だと、そろそろシーズンの終わりとみてよさそうだ。

 

なんだけど、終わりが怖く、寂しいので、せめて1月中は粘ってみようと思ってます。

 

まだ、イソメがひとパック余ってるし…

 

しかし、最近は新鮮なイソメで釣りしてないな〜

 

 

次の記事>>>「2023年度40回目のハゼ釣りはいよいよラスト!…か!?」へ

 

 

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