2016年度1回目のテナガエビ釣り【多摩川大橋-東京側】

今年も始まりは多摩川大橋東京側

2016年5月21日 今シーズン1回目のテナガエビ釣りに行ってきました。ポイント:多摩川大橋(東京側)天気:晴れ釣行時間:13時〜16時くらい(干潮11:08〜満潮17:55 大潮)釣果:テナガエビ17匹 外道ダボハゼ8匹

 

竿:1.8m 道糸:1.0号 ハリス:0.6号 ハリ:袖2号 ウキ:玉ウキ5号 オモリ:0.4号中通しオモリを2つ エサ:ベビーホタテのヒモ

 

 

2016年も始まりました多摩川のテナガエビ釣りでございます。

 

昨年はハゼ釣りまでのつなぎとしてテナガエビを始めたのですが、今年はつなぎではなく”去年よりも成長しているのか?”をテーマにテナガエビを釣っていきたいと思っています。

 

 

 

 

向かう現場は昨年と同じ多摩川大橋の東京サイドだ。

 

土曜日は午前中は仕事があるので、なるべく近場の釣り場ということで一番近いこのポイントから始めてみたいと思います。

 

今年も始まりはこの橋の下からね

 

 

反対の川崎サイドにはなかなかの釣り人がいるが東京サイドは不人気で、オッサンが到着したときには一人しか釣り人がいなかった。

 

あまり人気のない東京サイド

 

 

ちょうど到着した時間は潮がかなり引いていたので、テナガエビのポイントとなるテトラポットの隙間がほぼ水から露出していた。

 

これではテナガエビ釣りにならないなぁ〜とポイントを探すと、テトラの端っこのほうが釣りができそうだったのでここに陣取る。

 

オッサンの好みは端っこの方。食パンも耳が好物だったりする

 

 

昨年同様にスタンダードな仕掛け。

 

気を付けるべきは今日みたいな大潮の日は、川の流れが速いのでオモリが流される。

 

オモリが流されてはテナガエビ釣りは成立しないので、オモリは0.5号前後を使うのが吉だと思います。

 

 

ちなみにハリスは0.6号/長さが3cmでハリは袖2号だ。

 

これはハゼ釣りに使っていたあまりを流用していますが、別にテナガ釣りに影響はない。

 

 

さらに玉ウキは拾ったもの。

 

オッサンはテナガエビ釣りに使う玉ウキは買ったことがない。

 

拾ったウキで事が済むのは助かるが、根掛かりはしょうがないとして仕掛けを捨てるのはイカン!釣り場はキレイにしよう!!

 

あまりもんやら拾いもんやらの寄せ集めの仕掛け。これで釣れるんだからテナガエビ釣りはありがたい

今年はエサ付けにひと工夫

今年もエサはベビーホタテだが、昨年学習したので今年はホタテの貝柱ではなく”ヒモ”を使う。

 

テナガエビ釣りえさの新定番ベビーホタテ

 

のヒモ

 

というのも、貝柱は繊維質なのでハリから外れやすくエサだけ持っていかれてしまう。

 

ウキが反応して「お!手ごたえあり〜」って期待していると、エビがホタテだけを握りしめて逃げていく様を何度見送ったことか・・・

 

 

テナガエビのエサと言えばアカムシやミミズだが、絶対余るし余っても捨ててくるのももったいないし・・・

 

近所でミミズを掘って自己調達を試みたが以外にも見つからなかったので断念。

 

 

ベビーホタテならハゼ釣りに使うし、いつもヒモはハゼエサに使わずに捨ててしまうので、これをテナガエビに使えばいいじゃん!

 

ヒモをアカムシみたいに細く切ってハリに差せば釣れるはず。

 

なんで去年気が付かなかったんだろう・・・

 

 

 

早速、ベビーホタテのヒモをハサミで細く切る。

 

結構簡単に切れるし、ヒモ一本でかなりの数が取れるので半日は十分に釣りができる。

 

かなりのコストパフォーマンスだ。

 

エビが釣れればね・・・・・

 

ヒモをハサミで細く切ればエサとして成り立つハズ

 

 

なるべくエサがすっぽ抜けないようとエビのハリ掛かりが良いようにと、はじめは細く切ったヒモを縫い刺しにしてみた。

 

2回の縫い差しバージョン。結構手間なエサ付けになった

 

 

そして緊張の本年度のテナガエビ釣り第一投。

 

 

すると・・・

 

 

ウキがピクピクと動くが、テナガエビ特有の横に持っていく動きがない。

 

半信半疑でそ〜っと竿を上げるとビクンと引きがある。

 

 

ここで慌ててはいけない。

 

一度、ラインを緩めてエサを喰わせる。↓15秒後にまたそ〜っと竿を上げる。↓また、ビクン!↓まだ引きが弱いので、もう一度喰わせる。↓ラインを送って今度は20秒喰わせる。↓そして、そ〜っとあげるとビクン!ビクン!と強い引きが来た。↓そのままゆっくりと竿を上げていくと今シーズン第一号のテナガエビげっとぉ〜!

 

小さいが初モノというのはうれしいもんだ

 

 

 

この釣り方は、昨年六郷橋で出会った【エビ師匠】に教わった釣り方だ。

 

エビ師匠の記事はこちらから

 

 

 

待望のテナガエビが釣れたので、持ってきた自作のテナガエビ用ビク「エビ元気1号」に入れる。

 

エビ元気1号の記事はこちらから

 

 

今年はエビ元気1号の中に仕切りがわりのメッシュシートを入れてみた。

 

間仕切りがわりのメッシュシート

 

っというのも、テナガエビは闘争心が強いらしく狭い中に複数のエビを入れるとケンカするらしい。

 

確かに、昨年この中に複数のエビを入れておくと、ケンカしたのかどうかわからないがエビのハサミの腕が何本かとれていることがあった。

 

 

狭いビクの中でもおとなしくしてるべし!の意味を込めてメッシュシートを入れたのでした。

 

 

 

第二投もすぐにウキが反応する。

 

 

今度はしっかりとウキが横に動き出す。

 

「お〜!ビッグアーム来たんじゃないのぉ!?」っと30秒喰わせてから、そ〜っとあげると一発でハリ掛かりしたようでビクンビクンと引いてくる。

 

 

しか〜し!

 

あがってきたのは定番外道のダボハゼだった!

 

今年も釣れてくる小憎らしい奴

 

まぁ、ウキの動きが速すぎると思ったんだよね〜。

 

 

 

気を取り直して、次も何度ものやり取りを気長に繰り返しながらもテナガエビをゲット。

 

今度も小さいな〜

 

 

う〜〜ん・・・今年は型が小さいなぁ。

 

 

アタリは多いんだけれども、如何せん上がってくるエビが小さすぎる。

 

唐揚げにするにはカラッと揚がるサイズだが、釣るにしては物足りないサイズだ。

 

 

エビのサイズが小さすぎるのかハリ掛かりもなかなかしてくれない。

 

 

そんなモンモンとした釣りをしていると本日の最大級が釣れた。

 

最大級といってもこんな程度だが

 

 

 

結局、小さいサイズのテナガエビが17匹と微妙な釣果でしたが、去年よりはレベルアップしている実感がありました。

 

なんせ、去年は生まれて初めてというのもあったけど2匹しか釣れなかったもんで・・・

 

 

 

エビ元気1号の間仕切り作戦も成功したようで、ビクの中にエビのちぎれた腕もありませんでした。

 

おとなしくしていたようだ

 

 

テナガエビは近くで釣っていたファミリーに差し上げました。

 

気づくと周りはテナガ釣りファミリーが何組もいたりして、ハゼ釣りよりファミリー層が多いみたいですね。

 

 

 

今年はホタテのヒモ作戦をエサにテナガを攻めてみたいと思います。

 

 

 

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