2019年から導入したミジンコ繁殖池の新兵器ソーラーエアポンプ『おひさまの力』ですが、ある欠点が発覚!
それは暑さに対して問題あり!ということ。
厳密に言えば、商品自体には問題ないが、オッサンが自作した専用カバーに問題あり!というのが正しい表現だろう。
真夏の暑さでカバー内が異常に暑くなり、モーターも加熱、それ故にモーターが止まるという事態が発生。
最初作ったのは、アクリル板で防水性の高いカバーだったが、通気性のあるステンレスのパンチングメタルで改良した。
しかし、強烈な猛暑日が続く日本の夏は、毎年のように気温の最高記録が更新されるほど酷くなるばかり。
35℃超えは当たり前で40℃オーバーも珍しくなくなり、亜熱帯化が進む日本の酷暑は災害クラスの威力である。
オッサンがミジンコを繁殖させているスポットは人んちの屋上で、カンカン照りの日向なもんだから暑さをモロに喰らい、通気性を考慮したカバーなんぞは焼け石に水。
またしてもモーターが止まったのでした。
最初はアクリル板で製作したが
パンチングメタル製に改良したんだけど役に立たず…
こうなるとカバーの存在自体がモーターストップの原因となり、最終的に『おひさまの力』は裸のままの姿でミジンコ繁殖池に取り付けられたのでした。
まんまの姿で括り付けられた『おひさまの力』
この状態なら猛暑でもモーターが止まることなく、エアーを出し続けてくれました。
暑さに負けずに仕事をこなしていた
ひとつ心配なのが「ありのままだと雨が降った時に大丈夫かな?」である。
天端はソーラーパネルがあるから雨よけ代わりになると言えばなるが、跳ね返りや強風時には水が廻り込むやもしれん!
ソーラーパネルの裏側には電池ケースやモーターがむき出しに配置されている。
雨や湿気でサビやショートの可能性も無きにしもあらず。
しかし、何かしらのカバーをすれば、また熱がこもってしまうだろうて。
考えても妙案は浮かばず…
もう考えるのも面倒くさいので、ダメ元でそのまま放っておいた。
その後、数週間様子を見てたんだけど、その間に台風クラスの強風雨もあり耐久テストにはもってこいだった。
特に故障もなく、変わらず仕事に精を出していた『おひさまの力』。
電池ケースの金属部に少々サビが出てきていたが、大した問題でもないだろう。
そもそも、一度も電池を入れて使ったことがないから別に気にしないことにした。
「んなら、最初から電池とのハイブリッドタイプにしなきゃいいじゃん!」というご意見、いたみいります。
まぁ、何事も経験は必要でして…
もし次に買うとしたら、電池なしのタイプにする所存であります。
多少のサビは気にしない
という訳で、日本の災害クラスの猛暑時においては、ケースは使わずにありのままの姿で使うべきと学習したオッサンなのでした。
ただ、それ以外の時期や持ち運び時には、やはりケースは必要だと思います。
暑さに弱いミジンコは例年なら8月に突入する前にミジンコ繁殖が止まり、ミジンコのお世話も終了する。
しかし、今年はソーラーエアポンプ『おひさまの力』を導入したからだろう、8月に入ってからもミジンコは元気に繁殖を続けていた。
コレでこそ、買った甲斐があったってもんだね!っと調子に乗っていたオッサン。
しかし、その終わりは突然やってきた。
それはお盆の帰省から帰ってきて、ミジンコ繁殖池の様子を見た時だった。
ん?ミジンコがいない…
よ~く観察してみるが、お盆前にはあれだけウジャウジャいたミジンコが一匹も見当たらないのである。
ミジンコを飼ったことのある方なら分かると思いますが、ちょっと少なくなったな~っと思ってたら、あっという間にいなくなる事がある。
オッサンも毎年のように経験してますが、今年も終焉を迎えたようである。
時期的な要因もあると思いますが、一番の原因はエサをあげなかったからだと思う。
帰省のためミジンコのお世話ができなかったからな~
一日くらいならエサをあげなくても何とかなりますが、さすがに何日も放ったらかしにするとダメみたいですね。
生命の気配がしない繁殖池
エアーストーンとチューブも年季が入った感じになりました。
石は掃除すれば良さそうだけど、チューブは交換かな
という訳で、2019年のミジンコ繁殖も終わりを迎えました。
今年は『おひさまの力』のお陰で、数週間ほどですがミジンコ繁殖期間が長くなりました。
買う前は役に立つのかな?と半信半疑だったソーラーエアポンプですが、しっかりと仕事をこなしてくれたと思います。
『おひさまの力』は、また来年のテナガエビ釣りに同行してもらうまでキレイにメンテナンスをしておこうと思ってます。
人んちの屋上にあるミジンコ繁殖池も、また来年の春まで放ったらかしになります。
多分、次の春頃には勝手にミジンコが湧いてることでしょう。
来春までこのまま放ったらかし
活ミジンコが食べれなくてメダカ達も寂しそうですが、寂しいなんて言ってられないぞ!
果たして、この中から冬を越え、来年まで生き延びる事ができる奴は誰だろう?
生き残りをかけたサバイバルはもう始まっているのである。