先日、ハゼ釣りの帰り道に「大森ふるさとの浜辺公園」を通りかかると大きなイベントをやっていました。
今回の釣り場が「大森ふるさとの浜辺公園」の隣だったので、釣りをしながら『何かやってるな〜』と遠巻きに眺めていました。
帰り道に自転車に乗りながらイベント会場を走っていると、かなりの人出で、いつもは静かな浜辺が賑わっています。
そしの、その人々に紛れてとても目につくのがコスプレな格好をした人達です。
驚いたのはそんなキャラたちの数で、数えたわけではないのですが、数百人はいたと思います。おそらくSNSなどで「集合」を呼びかけたのかもしれません。
その人達は何かのキャラクターの格好をしているのですが、オッサンには何なのかさっぱり分かりません。と言うか、パーツはそのキャラクターに似せているのを身につけているんだけども、本体である人間がそのキャラクターの体型とあまりにかけ離れているために判別ができません。
例えば、ミッキーマウスの格好をしているんだけども、かなり太いので「黒いダンボ」にしか見えなかったりします。ミッキーのようなメジャーなキャラなら何となく分かるのですが、最近のアニメやコミックのキャラが太くなると全く分かりません。
そして、その世界に浸る人達はどういうわけか男女問わず太めの人が多い気がします。
たぶんナルト(太めの女性)だったり、たぶんFFのエアリス(太め男性!)だったりします。
そんな謎のキャラクター達が人口浜辺に集合しているのは異様な光景でもありました。これが秋葉原の歩行者天国ならまだ絵になるのかもしれません。
そんなシニカルな風景を自称カメラマンらしい人達が撮りまくっています。
レンズを向けられると、待ってましたとばかりに太めのキャラ達が決めポーズをとります。
そもそも似ていないキャラがさまになっていないポーズをとると、どこかに哀愁が漂います。見ているオッサンの方が寂しくなりました。
オッサンがそんな哀愁デートな会場を通り過ぎても、これから会場に向かうであろうキャラ達が列を作って道路を歩いていきます。
その中に、昔懐かしい「アラレちゃん」を見つけました。今日のキャラの中で一番「アラレちゃんっぽいスタイル」で心が温まったオッサンなのでした。