2022年9月28日。
2022年夏シーズン25回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】
天気:晴れ
釣行時間:10時00分くらい(潮位:126cm下げ5分)〜
13時00分くらい(潮位:63cm干潮)中潮
水温:測り忘れた!
釣果:マハゼ144匹(7cm〜13cm)
竿:3.5m(清流X) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号
ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ
エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
多くのサイトがそうであるように、このサイトもどんだけの人が見に来てるのか?が分かるようになっている。
オッサンのハゼ釣りはほぼ日曜釣行なので、日曜日の夜とか月曜日の昼間とかに、このサイトを見に来る人が多い。
なので先日の日曜みたいに、のっぴきならない理由によりハゼ釣り出来なくて、記事の更新をしてない時はちょっぴり心苦しい。
「わざわざこんなトホホなブログを覗いやってんのに、記事書いてないやん!」
このブログの更新を、指折り数えて楽しみにしておられる僅かなオーディエンスのため息が聴こえてくるようだ。
本っ当〜に申し訳ないです!
しかし、こちとらにも生活があり、仕事をしないと米や味噌も買えないのであります。
日曜に出勤したところで、休日手当なんぞは微塵も出ないブラックな会社。
お客様商売なもんで、客のワガママを受け入れないと日銭すら稼げない零細企業。
そんなマイクロ・ビジネスに在籍する身として、自分の都合なんぞはミジンコのような話なのであります。
ハァ〜…、世界を股にかける国際企業で、殿様商売してぇな〜!
っという訳で、本日は日曜日の代わりではないですが、夜勤明けの代休釣行。
せっかくの平日釣行だから、朝イチからスタートダッシュをかましたいところだったけど、急遽、またしてもワガママ客の仕事を突っ込まれてしまった。
光の早さで仕事をやっつけたんだけど、ハゼ釣り場に到着したのは10時を過ぎていた。
ハゼ釣り場に向かう愛車を漕ぎながら「ハテ?既にこんな時間だけど、どこでハゼ釣りすべきか?」考えていた。
答えが出ないまま釣り場に到着。
結局「釣り場を見てから雰囲気で決めよう!」となった。
いつもの橋から【はぜつき磯】を眺めるが、ど〜にもパッとしない雰囲気。
【はぜつき磯】ではないな…
では【夕やけなぎさ】はどうか?
やはり【夕やけなぎさ】にもハゼ釣り人は少なく、なんかここも違うな〜
【夕やけなぎさ】もスルー…
っという訳で、【しおじ磯】へ向かう。
久しぶりに【しおじ磯】に訪れるが、なぜかハゼ釣り人は一番多かった。
別に他の釣り場と変わりなく釣れる気もしないが、「もう動き回るのもかったるいからここで良いや!」っと、【しおじ磯】に腰を落ち着けることにする。
なんで釣り人が多いん?
この釣り場は、浅場〜深場、岩の穴釣り、平場など、けっこうバリエーションがあるので、各人の狙いによっていろんな釣り方ができる。
オッサンは長竿を使った深場でやることが多いかな。
本日も迷わず深場のポイントなんだけど、何でか知らんけど、深場エリアは不人気でだいたい空いてる事が多い。
他はどれくらい釣れるのか知らんけど、深場も釣れるけどな〜
もうこんな時間だけど、干潮までは頑張って釣ってみることにする。
使う竿は当然ながら長竿。
長竿のお気に入り『清流X 3.5m』
餌はいつものようにアミエビとボイルホタテ。
アミエビって冷凍保存しても一匹一匹離れるから解凍いらず
もう季節柄サンダル&短パンではなく長靴なんだけど、まだ釣りもしてないのに船の立ち波でびっちょりになった。
チクショー!ふざけやがって!
期待はしてないけど、釣れると良いな〜の思いを込めての第一投。
水深は2.5mはあるから着底までに5秒ほどかかる。
スン…と軟着底するが、アタリがない。
ズズズ…と2cmほど引きずって誘いを入れると、チョン!と喰って来た!
間髪入れず電撃フッキング!とはならず、空振り…
う〜ん、今のアタリ方はどうみても10cmにも満たない小ハゼだな。
納得しないまま同じスポットに落とすと、着底と同時にアタって来て、上がってきたのはやっぱりサイズ。
やっぱりだ〜!
しかし次はきっと!を信じて、同じスポットに落とすとすぐにアタリが!
フッ…、世の中こんなもんさ…
その後もアタリはあるんだけど、上がってくるのは10cm以下の小ハゼの群れ。
オッサンのモチベーションは、著しく低空飛行なのでした。
どこにも焦点が合ってない、うつろな目でハゼ釣りするオッサン。
アタリはありますよ!アタリはね!
どこでも落とせばという訳ではないけど、きちんと丁寧に探ればアタっては来ますよ。
しかし、アタックしてくるのが…
このブログ内で何度も言ってるけど、竿先をひったくるような派手なアタリをするのは小ハゼがほとんど。
もうアワセるのもだるくて、竿先はハゼのアタリでビンビンだけど、竿を上げないでボケ〜とすることもしばしば…
そ〜言えば、ここらのハゼ釣り場の情報屋兼ご意見番のO氏が言ってたなぁ〜
「【しおじ磯】は深場は小さいのが多くて、岩場の方が良型がいるよ!」の言葉は、この状況を鑑みるとどうやら本当だったらしい。
たまには本当の事も言うんだな…
オッサンは基本的にO氏のリフは鵜呑みにしていない。
信用とか信頼云々ではなくて、こうと決めつけると釣りの幅が広がらないから。
釣りは自然が相手なので、状況がコロコロ変わり、意外性が顔をのぞかせる事も多々ある。
常連たちがまことしやかに口頭伝承する「アソコはあの状況は釣れねぇ〜んだよ!」を振り切って、爆釣で美味しい想いをした事もしばしば。
釣りに限らず、対人においてもそうである。
普段は鬼畜で涼しい顔で人をバラす奴でも、ある時に見せる一瞬の優しさ…
ソレを知ってる者は「この人、本当は良い人かもしんまい!」とコロッとほだされたりする。
よくある話であるが、用心しないといつの間にか息の根を止められるかもしれないので、やはり「俺の後ろに立つな!」は遵守すべきであろう。
ちなみにこの有名なセリフは、ゴルゴ13のデューク東郷のリフと社会的に認知されているが、実はこんなセリフは一度も本編で語られていないらしい。
オッサンも床屋の待合席では、ゴルゴ13と鬼平犯科帳をいつも激読してるんだけど、確かにデューク東郷のこのセリフはお目にかかったことはないな…
まぁ、そんな話は置いといて…
このように、決めつけは自分の見識と活動範囲を著しく狭くしてしまうんだけど、かと言って、アウトサイダーな事ばかりやっても結果が出にくいのも事実である。
決めつけとチャレンジの絶妙なバランス。
何にでもバランスが重要なのは言うまでもない。
小ハゼの群れとは言え、忘れた頃には良型が上がってきたりする。
コレくらいとか
本日最大サイズの13cm
しかし、基本的には10cm以下を相手にしなければならない。
「なんで長竿使って、こんな小ハゼばかり相手するねん!」と憤る。
とは言え、針掛かりせずにエサだけを取られるのは悔しい。
こんな時はやはりボイルホタテが活躍する。
エササイズを調整できるから、掛かりやすいサイズや形状にすれば針掛かりも良好。
反面、アミエビは厳しいな〜
一匹掛けが基本だからエビの端っこばかり突いて、針に掛かりゃ〜しない。
とは言え、半身にすると今度は喰ってこなくなるし!
ただ、ホタテ餌にも言えるんだけど、ハゼが小さいからといって餌も小さくすると、かえって針掛かりが悪かったり、釣れるハゼがどんどん小さくなったりする。
その時の状況を踏まえた餌付けはするんだけど、基本は餌サイズ=ハゼサイズは念頭においておきましょう!
今日はけっこう暑くて、コレなら短パン&サンダルスタイルで水に立ち込んでも良かったな〜
だからハゼの活性も良かったのかもしれない。
っと思っているのはオッサンだけなのかな?
周りの釣り人を見ると、全然竿が上がらないんだよね〜
そんなにアタって来ないわけでもないと思うんだけど…
まぁ、小ハゼばかり釣っててもしょうがないんだけども…
とりあえず餌のキリが良いところで納竿。
3時間ほどで144匹という結果でした。
数はそこそこだけどサイズがね〜
時間帯が悪かったのか、釣り場が悪かったのか、日頃の行いが悪かったのか…
本日は、期待の無さを裏切らない、やはりな釣果となりました。
まぁ、釣れただけでも良しとしたいところですが、やはりこの時期になると良型大型を求めてしまいますよね〜