2022年10月2日。
2022年夏シーズン26回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】
天気:晴れ
釣行時間:6時30分くらい(潮位:115cm上げ5分)〜
10時00分くらい(潮位:166cm満潮)小潮
水温:23℃
釣果:マハゼ83匹(7cm〜12cm)
竿:3.5m(清流X)のち2.1m(行雲流水) 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ホンテロン0.6号
ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ
エサ:アミエビ・ベビーボイルホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
ごく僅かな人は気づいたかもしれない。
一昨日あたりに、このブログが見れなかった事を。
ネットサーバーに問題があったわけではなく、ましてや、あなた自身が使ってるブラウザーに不具合があった訳でもない。
もちろん!原因はオッサン側でございまふ。
最近、このブログを作成しているアプリやらパソコン本体も一新したので、いろいろと面倒臭い設定やらの作業でテンテコマイだった。
しかし、そんな作業も「やっと終わった〜!」っと、ひと安心していたつい先日…
オッサンのハゼ釣りのルーティンは、ハゼ釣りを終えて後片付けをして「ハイ終わり!」ではない。
むしろ、ハゼ釣り後の方が頭が痛い。
このブログの製作を、その日の内にやっておかなければならないのだ!
釣りをやったことがある方ならご理解いただけると思うが、釣りの後ってやたらと身体がダルくなる。
単純に肉体的な疲労もあると思うんだけど、海風に吹かれ続けたりするのも理由のひとつだと思う。
おまけにまだ暗いうちからの早朝釣行ともなれば、ハゼ釣りから帰宅した後は、脳みそはポワンポワンで身体はダルンダルンだ。
そんなトランス状態のまま、このブログの製作に取り掛かるんだけど、大体が始めてからわずか10分ほどで強烈な睡魔に襲われる。
そんな睡魔と戦いながら作業をし続ける。
話は飛ぶが、オッサンの前職は文章を書くのが主な仕事だった。
パソコンに向かって、鬼のようにキーボードを叩きまくる毎日。
おかけさまでブラインドタッチはお手のものなんだけど、ひと文字ひと文字、心を込めて打ち込む手作業という労働形態に憤っていた。
社内では「こんなマニュファクチュア(工場制手工業)な作業じゃなくて、格好良くVRゴーグルを装着して、頭にイメージするとディプレイに文字がバ〜!って表示されるようにならんかな?もう、そうなってもいい時代っしょ!」
「まぁ、確かにそうなれば楽チンだけど、ソレってマズくない?」
「そんな真面目に仕事だけに集中してるか?人間てロクな事を考えてないから、他人に見られたらヤバい内容ばかりになるだろ!」
「仕事に必要な文章よりも、そんなハレンチな文字の羅列を消す作業の方が、遥かに時間と手間が掛かると思うよ。」
このように人間の本質がむき出しにされると、都合の悪い事柄はかなり多くあると思う。
技術の発展はありがたい事ではあるけれど、現実的には少しばかり不便な方が世の中は丸く収まると思う。
話を戻す。
そんな睡魔と戦いながらのブログ製作なもんで、いつの間にか意識が飛んでて、ふと気がつくとディスプレイには記号やら数字が混ざった呪文が並んでいる事も少なくない。
こういう時は昼寝を決め込むが、ちょっとゴロ寝のつもりが熟睡し、目が覚めると暗くなっている事もある。
「そんなんじゃ〜、後日にブログ書けばいいじゃん?」
そうもいかんのである。
その日に感じたハゼ釣りの感触をホットに伝えるためには、その日の内じゃなければいかんのである。
っという訳で、オッサンは今も意識が飛びながらもこのブログを書いています。
んで何だっけ?
あ〜、ブログが見れなかった話だった。
前回のブログをネットにアップし終わり、「今日も良い仕事をした!」と”ゆうたろう”バリにブランデーグラスを傾け、ブログのチェックをしている時だった。
ちなみに”ゆうたろう”って芸人の他に、スピリスト(占い師)もやってて、メッチャ当たるらしいよ!
そんな”ゆうたろうな俺”は気づいた。
アレ?ハゼ釣り画像が表示されない…
文字は表示されるんだけど、画像が一枚も表示されていなかった。
パソコンでは間違いなく表示されるんだけど、スマホで見ると画像が非表示だ!
このブログがどんなデバイスで閲覧されているのかというと、スマホ:パソコン:タブレット=75%:20%:5%といった感じ。
という事は、大部分の方が画像が見れないというわけで、オッサンがちゃんとハゼ釣りしてる証拠写真を閲覧できないことだ。
まぁ、オッサンのトホホな文章力でその分は補うという考え方もあるが、やはり目に見える証拠がないと人は信用してくれない。
いかん!このままではオオカミ少年呼ばわりされかねないので、早急に対処が必要である。
何度かアップデートしてみたが全く改善せず、よく理解してないくせにいろいろとファイルをいぢくってたら、今度はブログ全体が表示されなくなってしまった!
オッサンが滅茶苦茶にいぢくったおかげで、webサイトの設定ファイルが無限ループし、ネットサーバーがサジを投げたようである。
ひぇ〜!画像だけならまだしも、サイト全体が見れなくなるとは!!
途方に暮れて脱力状態なオッサン…
さすがに560記事もある巨大サイトを、また1から作り直す気力も余命もないので、何とかならないものか…
プロに任せればきっとチョチョイのちょいなんだろうけど、専門家に依頼するには先立つものが必要で、んなもんは微塵もない。
なので自力でなんとかしなければならない。
もし復活しなければ、このサイトはこのままネット世界の闇に消えてゆくのかも知れない…
そうなったら諦めよう…
まぁ、誰の為にもなってないんだから、この世に必要のないサイトがまたひとつ消えるだけだ…
失意のまま湯船に浸かっていると、ふとある解決策が閃いた。
慌てて風呂から上がり、ありのままの姿でパソコンに向かう。
すぐに対処法を実行する…
………
……
…
直った!ブログが表示されているではありませんか!
良かった〜!
ようやく、ひと仕事終えたオッサン。
作業を終えるが、もう真夏ではないのでありのままだとちょっと寒くて、オッサンのチン○はタニシのようにしぼんでいた。
っという訳で、無事ことなきを得たのですが、みなさんには残念ですが、もう少しこのブログにお付き合いください。
そんなバタバタな最中にも、ハゼ釣り場のご意見番O氏からは容赦ない電話攻撃が来る。
基本的に電話が来る時はO氏は酔っ払っている。
伝えたいことを一方的に熱弁力説すると満足するのか、ちょっとはこっちの言い分も聞くんだけど、O氏のべしゃりが終わらないと全く聞く耳を持たない。
まぁあの年代にありがちだが、まずは相手の話を聞く&話を遮らないがクレーム電話の基本である。
だもんで、上の空で聞いてるんだけど、どうやら最近はどの釣り場も良くないらしい。
もうこの時期になれば、基本的に数よりもサイズ狙いになるんだけど、まだ穴釣りには早いし、今までのハゼ釣り場でも良型・大型サイズはなかなか釣れてない。
小ハゼはまだ喰ってくるけど、それ狙いというのもなんだかな〜
とにかく、中途半端なこの時期は、どの釣り場に行くのか?で悩む。
ハゼ仲間達も皆同じで、どの釣り場でどんな釣りをするのか?
それぞれの考え方もバラバラで、ここしばらくはそれぞれに単独行動も多い。
っという訳で、オッサン的には今季さんざん楽しんだ【はぜつき磯】でお茶を濁す作戦。
タイミンが良ければ良型サイズで数も揃うから、それを期待しての釣行。
いつもの橋から【はぜつき磯】を見渡すと、10人くらいはハゼ釣り人がいる。
H2氏もやっていて、しばらく眺めるが竿が上がらないから厳しそうだな〜
うわ〜厳しそうだな!
【夕やけなぎさ】にやって来ると、今日はちょっとハゼ釣り人が多かった。
夏が名残惜しいのかな?
さて、本日もここから【はぜつき磯】へ運河沿いをトレッキング。
潮が引いてるので歩きやすい
通い慣れた道とは言え、気をつけないとやられる。
なにせ今日は戦闘服(ウェーダー)を着てて歩きにくいから、余計に気を使う。
本日は久しぶりにウェーダー着用
気を抜かないようにね!
【はぜつき磯】の浜まで来るとS氏がいた。
釣りの塩梅を伺うと「全然ダメ!ダボハゼばかりで嫌になっちゃうよ!!」とローレスポンス。
本日は奥さんもハゼ釣りに来ているらしい。
S氏は70代なハズだけど、奥さんはかなり若く見えるぞ!
嫌がるS氏に探りを入れると、奥さんはひと回り以上も若いらしい。
マジ!?年の差婚!やるな〜!
S氏って地味な感じなんだけど、優しそうだからな〜
これからはS氏をドンファンとして、崇めることにしよう。
ドンファンを後にオッサンは進む。
お目当てのエリアに到着すると、H2氏といつもの常連さんもいた。
「全然ダメだよ!ダボばかりでマハゼが釣れないよ〜」と悪い予感が的中。
この一言でオッサンの頭上にペカー!っと豆電球が光る。
今季はダテにこのエリアに通っていたわけではない。
それなら!の対処法が閃いた。
餌はいつものようにアミエビとボイルホタテだけど、今日は恐らくはホタテが活躍するハズ。
この状況でアミエビはどうかな?
水温は23℃だから釣れない事もないんだけど、水が濁ってるんだよね〜
23℃あれば釣れると思うけど…
本日はビクを新調しました。
今まで愛用していたビクは、穴が空くやら入り口のプラスチック部も折れて半壊状態。
なので、以前O氏から頂いた新品のビクで、また底の部分に改造を施した。
今までのビクは24cmのタイプだったけど、今度のは27cmタイプでひと回り大きいサイズ。
いつまでもつのか分かりませんが、末永くよろしくお願いします。
けっこうデカい!
んで、使う竿は長竿『清流X(3.5m)』
H2氏と常連さんは2mくらいの短い竿でやってるんだけど、オッサンはこの長竿で勝負です。
このブログでも書いたんだけど、このエリアは手前はダボハゼの巣窟で、マハゼはその沖側にいます。
ダボハゼばかりという事は、マハゼ地帯に届いていないということです。
厄介なのが、その時々の状況によってダボ&マハゼの境界線が変化するということ。
基本は潮位によって前後するんだけど、そうでない時もあるからやってみないとね〜
「んじゃ〜、いつも長竿でやればいいじゃん!」と思われるかもしれませんが、良型ハゼはその境界線付近にいることが多くて、無意味に沖を狙っても小ハゼばかりになる。
でも、やはり短竿の方が手返しも早いし、ラクだし、釣りの感触も面白いから、出来れば短竿でやりたいところ。
とは言え、本日は2mを使ってもダボの嵐らしいので、迷わず長竿の投入でございます。
今日はこの竿っしょ!
さぁ、やるぞ!と思ったらH2氏が釣れたダボハゼを「ホレッ!」と後ろへ投げる。
はぁ?と振り返ると、いつの間にか野良猫マーベリック様が鎮座しているではありませんか!?
今日はまた一段と目付きが悪くていらっしゃる
【はぜつき磯】にはこれだけハゼ釣り人がいるのに、何でこんな端っこにマーベリック様?
やはりハゼをよく釣る人の背後を獲ったほうが、餌にありつけるという事だろうて。
さすが野生で生き残るためには、憑依主をも選ぶという事だ。
んでは遅ればせながら、オッサンも期待を込めて第一投!
ス〜っと円弧状に落ちて、軟着底するとすぐにスン…っとアタってくるが、空振り。
次も同じスポットに落とすもアタるんだけど、針掛かりせず…
「う〜ん…、ハゼが小さいのかな?」と思いながら、三度目で掛けて上がってきたのは、ナイスサイズだった。
このサイズなら合格!
このサイズがあの触るような微かなアタリをしてくるのか…
どうやら、すごく喰いが浅いようだ。
「今日は手強いぞ〜!」
本日も、どこでもではないけど、ハゼがアタって来るスポットを見つければ連打は来る。
ただ如何せん、上がってくるハゼサイズが10cm前後ばかり。
こんなのばかり
良型サイズを求めてチョロチョロと小移動を繰り返すんだけど、どうにもサイズアップしない。
ハゼが小さい時はアミエビよりもホタテ餌の方が針掛かりが良いので、本日はホタテ餌での勝負。
とりあえずは、ハゼが小さいだの贅沢は言ってる状況ではないので、とにかく喰ってくるハゼを釣るしかない。
いつもの繰り返しになるんだけど、やはりこの時期になると喰ってくるハゼを見つけるのが大仕事。
そのハゼの位置から20cmもズレると喰ってこない。
なので、狙ったスポットに正確に落とせる技術は磨いておくべきでしょう!
ハッキリ言って、このスキルが一番大事だと思います。
そこにアタックしてくるハゼがいるんだから、目の前にエサを落とせば必ず喰ってきます。
風や潮の向きや強さ、振り込んだ道糸と竿の張り加減、竿の俯角と仰角、その全てを考慮して狙ったスポットに寸分違わず落とし続ける。
「大体ここらへん…」というアバウトではなく、狙ったピンポイントの一点を目指してください。
コレが出来れば必ず釣れます!
本日は釣れないことはないけど、それほど忙しいハゼ釣りでもない。
キョロキョロと周りを見渡すと、いつの間にやらマーベリック様がオッサンの背後を獲っていた。
どうやら今度はオッサンを宿主にしたらしい。
背後から威圧してくるマーベリック様
小さいハゼを見繕って5匹ほど献上すると、満足したのかどこかへ消えていった。
相変わらず、H2氏と常連さん、オッサンの三人が小刻みに移動しながらのハゼ釣り。
オッサンは寒いからウェーダーを着込んでるんだけど、その常連さんは短パン&サンダルのミッドサマーなスタイルで水に立ち込んでいる。
「寒くないですか?」とH2氏が声を掛けると、「とても冷たいです!」のレスポンス。
(一同)ですよね〜!
お互いが分かりきった会話のキャッチボールではあるが、こんなさり気ない会話から人間関係が始まるのである。
しっかし、サイズが上がらんな〜
期待していた大きな石付近でも良型は釣れず、下手すりゃダボの嵐を喰らう。
最後の頼みの綱はおひさまなんだけど、水が濁っているので、日が当たっても水中は見えない。
ただ、水温は上がるからハゼの活性が上がるかもしんまい。
砂浜エリアにはおひさまが当たってきたので、そちらへ移動。
こうなると近場狙いになるので手返し重視の短竿にチェンジ。
んがしかし、数匹連打の後はぱったりアタって来なくなる。
やっとアタリが!と思えば、ダボハゼだったり…
今朝はこのエリアに多くの釣り人がいたんだけど、このダボハゼの猛攻に折れて、みんな居なくなってしまった。
残るは片手で数える程度の釣り人だけ。
いつもの常連さんも頑張っていて、さすが地獄の冬の穴釣りをやるくらいだから粘れるんだよね〜
秀逸なのは決断の早さ!
釣れないと分かるとサッサと瞬間移動する。
しかもけっこう大きく動く。
この御方、見た目は普通と表現するには紆余曲折を要する体型なんだけど、フットワークが軽いんだよね〜
どんだけ釣れてたのかは分からんけども…
満潮時間帯でますます釣れなくなり、アタってくるのはダボとメダカサイズばかり。
こんなんじゃ〜ね〜…
もうそろそろ止めようかなっと思っていた時だった。
ちょっと離れた場所で釣っていた二人組がいたんだけど、そのひとりが岩で滑って派手に入水。
大丈夫か?っと思っていたら「ブシューーーー!」って結構大きな音。
「何の音?」と思ったら、どうやら自動膨張式の腰巻きライフジャケットを装着していたらしく、黄色い浮き輪が爆誕!
ブシューーーー!はガスで膨張した時の音だったらしい。
オッサンも船釣り用に持ってるけど、ガス膨張を目撃したのは初めてだったので、最初は何の音か分からなかった。
入水の人は腰に黄色い浮き袋を装着してる姿になったが、怪我は無かったようで。
友人もいるし、今日は暑いくらいなので、ひと安心ではあった。
そんな姿を見たオッサンの感想。
「昔のドリフで志村けんがやっていた、東村山音頭の一丁目みたい」だった。
ずぶ濡れになってしまった方には申し訳なく、不謹慎ではあるが、オッサンの頭の中に「イッチョメ!イッチョメ!ワーオー!!」がパワープレイする。
しかし、偉い人だな〜
陸っぱりの浅場のハゼ釣りにも、ちゃんとライフジャケットを装着してくるんだから。
今回はたまたま自力で上がれたけど、万が一、落ちたショックで気絶したら命に関わりますよ!
たかがハゼ釣りとナメてはいけませんね〜
何があるのか分からないんだし!備えあれば憂いなし!
しかし、エエもんを見せてもろたよ。
ハゼ釣りでライフジャケットを装着した人が入水して、浮き袋が自動膨張。
コレを目撃するって、どれくらいの確率なんだろう?
これに懲りずに、あの人もまた釣りに来て欲しいな〜と思いつつ、オッサンの頭の中には「イッチョメ!イッチョメ!」がぐるぐる回っていたが…
っという訳で、3時間半ほどで83匹という結果でした。
ビクが大きく、ハゼが小さいからスカスカだ!
最大サイズは12cmか…
【夕やけなぎさ】に帰還すると、ファミリーフィッシングがたくさんいた。
この風景ももうすぐ見れなくなるか
さすがにもう夏のハゼ釣りも終わりですかね〜
小ハゼ以下はワンサといるんだけど、良型クラスが居ないんですよね。
どこかにはいるんだろうけど、そろそろ落ち始めているのかな?
落ちると言えば、今日は【はぜつき磯】だけではなく、別の釣り場でも人が落ちたらしい。
仲間がやっていたハゼ釣り場でも、入水事件が発生。
釣れなくなると、どうしてもリスクがある釣り場を目指すから危なくなりますよね。
みなさん、気をつけましょう!
さて、次はどこでハゼ釣りするべきか…
すごく悩むんだけど、その思考を巡らせるのもまた釣りのおかしみだと思う。