2018年もミジンコの耐久卵が出てきた

順調だったミジンコ繁殖ですが耐久卵が・・・

2018年もメダカの活エサとしてミジンコ繁殖をしているわけですが、今年も調子よくミジンコが爆殖している。

 

なので今はメダカにミジンコを一日2回あげていて、普段なら5m以内に近づくと逃げまわる用心深いメダカ達が、ミジンコをあげるこの時期だけは「くれ!くれ〜!」と集まってくる。

 

その仕草がカワイイと思うが、「ちゃっかりしてんな〜」とも思う。

 

 

ミジンコが爆増し、発泡スチロールのミジンコ飼育ケース内がミジンコで高密度になってくると出てくるのが耐久卵

 

小さなゴマ粒みたいなのが大量に水面に浮かんでいたので、このゴミは何?っと最初思っていたのですが、調べてみたらミジンコの卵ということ。

 

ミジンコの生育環境が悪化するとオスが発生し、子孫を残すために耐久卵を生み出すという種保存の為の本能であるらしい。

耐久卵が出てくると環境が悪化している証拠

 

まぁ自然界ではあり得ない高密度なので、ミジンコにとって良い環境でないというのは、オッサンはおろかミジンコエサのドライイースト菌でさえ分かるだろう。

 

 

昨年、耐久卵が発生する原因は悪環境と知って、水質改善の水草を入れたり、水を入れ替えたり、予備のミジンコケースを作ったりとやってみたが、耐久卵が減るわけでもないし、ミジンコが全滅することもなかったので最終的には放っておいた。

 

っというわけで、コイツの正体と原因は分かっているので、今は”あ〜今年も出てきたんだ・・・”とこの頃の風物詩程度の認識しかない。

 

 

毎日、大量にパラサイトされる耐久卵を集めて孵化させようかとも思ったが、ねぶたくなるほどの手間ひまがかかるらしく、面倒くさいのでヤメ。

 

そんな事するくらいなら、また種ミジンコを捕まえてくる方が簡単確実だ。

発生するのは耐久卵のみならず

そして、ミジンコ養殖ケースに思いもよらないモノが発生するのは耐久卵だけではない。

 

わけの分からんものも出てくる。

これ!

 

これは毎年出てくるんだけど何なんだろう?

 

白いイトミミズみたいのが黒っぽいサナギみたいになって、その抜け殻が大量に水に浮いてたりするんだけど成虫を見たことがない。

 

サナギみたいなのが成虫なのか?それもよ〜分からん!

 

このミミズ状の生きものはメダカも食べるから、ミジンコと一緒にすくってメダカのエサになっている。

 

この行為がメダカの健康に良いの悪いのかは謎だけど、今のところメダカも元気だから、たぶん大丈夫なんだろう、多分・・・

 

 

そして今年のスペシャルゲストがコイツ↓

メダカ?

 

飼育している黒メダカ池からは、このミジンコケースへの交流はないから黒メダカではない。

 

これはカダヤシの子供ですね。

 

種ミジンコを採取してきた時に偶然カダヤシの卵が入っていて、それが孵化したみたいです。

 

天敵もいないしエサの中で生きてるようなもんだから、コイツにとっては楽園なのかも知れないが、一匹だけのロンリーなもんでちょっぴり寂しそう・・・

 

かと言って、飼育しているメダカ池にカダヤシを入れて、天然の黒メダカと交配してしまうのも嫌だし・・・

 

コイツがどこまで成長するのか分かりませんが、しばらくは放っておくことにする。

そろそろミジンコ繁殖にも陰りが・・・

順調だったミジンコ繁殖も、猛暑日という言葉を聞かれる時期になってくるとそろそろ終わりが見えてくる。

 

ミジンコは寒さに強いが暑さにはめっぽう弱いらしく、梅雨が明け夏本番になると繁殖力が弱くなり減る一方になる。

 

 

毎日ミジンコのエサとして投与しているドライイーストの量を少しずつ減らして加減しながら様子を見るが、もうこうなってくると再び増えるということはなくなる。

 

基準としてはドライイーストを入れた水が濁り、翌日に完全に透明になる量が適量。

 

少しでも濁っている場合はドライイーストが多いということになります。

 

 

そして、もう一つ判断基準が臭いです。

 

通常ならほぼ無臭なんですが、水質が悪くなってくると魚臭いニオイが出てきます。

 

この臭いが水自体の匂いなのか、ドライイーストに由来するのか分からないけど、とにかく異臭である。

 

与えるドライイーストが多いとドンドン水質が悪化し、下手すりゃ全滅の危険もあるので注意が必要。

 

一度、水質が悪くなり始めると改善は難しくなるので、手遅れにならないように細心の注意を払います。

ドライイーストを入れた濁りが

 

翌日完全に透明になるのが適量

 

水質管理に失敗しなければ全滅ということはないんだけど、鬼のような高密度状態からミジンコがドンドン減ってきて、ある程度のところで現状維持の状態になる。

 

多分、その状態が適正な密度なんだと思います。

 

こうなってくると、もうミジンコエサのドライイーストの投与もやめてミジンコの繁殖作戦も終了。

 

たま〜に少なくなった水を補給するくらいで、次のミジンコシーズンまで放置になります。

 

 

不思議なもので次のシーズンには自然にミジンコが湧いてきて、上手くすれば種ミジンコを採取してこなくても良い状態になります。

 

 

 

メダカ達には再び市販のメダカの餌をあげるんだけど、あれだけミジンコを求めて寄ってきていたメダカがまた人見知りに戻る。

 

いくら栄養素をバランス良く含んでいたとしても人工的なエサには魅力なんて無くて、やっぱりメダカには活きミジンコが最高の餌なんだな〜

 

 

 

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