大井ふ頭中央海浜公園の”夕やけなぎさ”に続いて「はぜつき磯」でのハゼ釣りポイントを勝手にランキングにしました。
もちろんオッサンの個人的か感想におけるランキングなので、「んな訳ないじゃんよ〜!」というご意見もごもっともでございます。
その時の潮加減ややる気によってもハゼ釣りの釣果は大きく変わってきますので、あくまで参考程度に留めてくださいね。
現場の大井ふ頭中央海浜公園「はぜつき磯」は、ほぼ一直線の護岸が300m程続いています。
このランキングでははぜつき磯をF〜Iの4つのゾーンに分けてハゼ釣りポイントをランキング形式にしてみました。
※なんでFから始まるのかというと・・・「夕やけなぎさ」はA〜Eゾーンに分けているので重複しないためです。夕やけなぎさのランキングはこちらから
ゾーン区分の目印は「変なオブジェ」と「海に突き出して生えている木」を参考にしていただけると分かると思います。
これが「変なオブジェ」。作品名は何ていうか知らないし知ろうとも思わないが目立つのですぐわかる
左端に写っているのが「飛び出している木」。分かりづらくて申し訳ない
ランキングの根拠は同じ日に各ゾーンを30分づつ実釣しての釣果と、今までちょくちょく釣ってみた感想になります。
多少のタイムラグは有りますが、別の日にそれぞれを比べるよりは実情に近いと思います。
ちなみに調査当日の状況【2016年7月1日 曇のち晴れ 実釣時間8時〜10時 干潮8:51〜満潮15:51分の中潮】
「はぜつき磯」をF〜Iゾーンに分けてのランキング
一見砂浜に見えるけど水の中は結構ゴロタ石が多い
ベースが砂浜になっているので、はぜつき磯で一番釣りやすいエリア。
手前は砂浜だがゴロタ石も多く、油断しているとすぐに根掛かりするので注意が必要です。
大小のハゼが多く湧いているので数は伸びるが、赤ちゃんハゼも多く心が折れやすい。
満遍なく釣れるゾーンなので、常連からレジャー目的など多くの釣り人が楽しめるゾーン。
んがしかし!オッサンがこのゾーンを一位にしたのにはそんな理由だけではありません!!
実はここでは”ヒネハゼ”が釣れることがあるんです。
ヒネハゼとは、夏から秋にかけて成長が遅れて成熟しなかった個体が越冬して、翌年さらに成長し20cm超えや最大で25cm近くになるハゼのことです。
さすがにはぜつき磯では20cmオーバーは滅多にお目にかかれませんが、15cm前後なら釣れます。
現にオッサンがこの調査をした時には15cm前後のヒネハゼが3匹あがりました。
はぜつき磯ではこのクラスがマックスになりますね
ビクにもう一匹いたはずなんだけどなぜか見つからなかった・・・
ちなみにヒネハゼは小さいアタリなんですが、ハリ掛かりするとズシン!と重く、一気に横走する奴もいて楽しいですよ!
ここまで読んでくれている方にせっかくなのでとっておきの情報をひとつ・・・
ヒネハゼが釣れるのはGゾーンの中でも極めてコアなポイントになります。
ゾーン全体で釣れるわけではありまぜん。
そのポイントとは「変なオブジェ」がある前になります。
しかも釣れるのはほとんど朝方のみとなります。
常連の釣り人はそれを目当てにこのポイントに来るので、朝方はいつも常連が陣取っています。
もし空いていたらチャレンジしてみてくださいね。
コレの目の前。空いていたらラッキーなので頑張ってみてください
GゾーンとHゾーンの境目の巨石。この向こうがHゾーン
ゴロタ石がゴロゴロしている
オッサンがいつもいるゾーンになります。
本当はHゾーンとIゾーンを一つのゾーンにしてもいよいのだけれども、飛び出している木によって見た目的にアッチとコッチに分かれているのでゾーン分けをしました。
お隣のGゾーンは比較的混んでいるけれど、こちらのゾーンはいつも空いているのでオッサンの指定席化しています。
ゴロタ石が多く配置されていて根掛かりしやすいので、しっかりと水底を見極めてください。
日によっては驚くほどハゼが湧いているので、釣りというよりは”作業”になってしまい飽きてくることも多々あります。
オッサンの個人的な意見ですが、沖よりも手前の浅めを狙ったほうが数が稼げることが多いです。
オッサンがこの調査をしていた時にある事件がありました。
水に立ち込んで釣りをしていて、何かわからないけれど板のような人工物の上に立っていたら、その板からブルブルと振動が来る!
足の下で何かしらの生物が動いているようで「もしかしてアカエイを踏んづけているのか!?」と驚いてその板から飛び退いたら板の下からヒネハゼが出てきた。
オッサンが先ほど釣り上げた15cmオーバーよりもさらに大きく、20cm近くあったと思います。
出てきたヒネハゼの目の前にエサを落としてみたが、踏んづけられてたいそうご立腹らしく、エサに見向きもしないで消えていってしまいました。
「あんなデカいヒネハゼもいるんだ!いつか釣れるといいな・・・」
散々ここで釣りをしているけれど、改めて自然の奥深さを感じたのでした。
こちらも石がゴロゴロ
基本的にHゾーンとそれほど変わらない環境ですが、どちらかと言うとHゾーンより石が多いです。
ゴロタ石が多いということは、あがってくるハゼもHゾーンよりも粒が大きい事が多いのですが、ダボハゼとカニが掛かることが多々あります。
アタル場所と全然喰わない場所が分かれるので、ハゼのホットポイントをしっかりと見つけることができればサイズも数も期待できます。
だもんで、アタらなくなったらすぐにポイントを変えるといった、こまめな移動がミソとなります。
橋の下も釣れないことはないがイマイチ
粗めの護岸がとゴミが多いのでなんだかなぁ〜
ハゼも唐揚げサイズが多い
一番のネックはダボハゼがやたらと多い
護岸が整備されているゾーンで、柵を乗り越えて進入するハメになるポイント。
オッサン個人的にはあまり好きになれないゾーンで、護岸にゴミが多く見た目にキレイでないので釣りをする気になれない。
そのせいかもしれませんが釣果もイマイチ。
ここでそれなりに釣るには、水底と護岸が終わる境目に狙いをあわせるのが吉です。
潮によってはこの境目を狙うには長い竿が必要になることもあるので、それなりに準備が必要になります。
酷評しましたが、ここで専門に釣りをする人もいるので、オッサンがこのポイントのことを知らないだけのような気もします。
よく投げ釣りをする人を見かけるので、橋の近くだし深さはあると思うので投げれば面白いかもしれませんね。
この調査を終えてから再びGゾーンの目当ての場所で釣ってみましたが、ヒネハゼはあがらず・・・
40匹程度を足して納竿となりました。
やはりヒネハゼ狙いは早朝が良いと思います。
こうやって比べてみると、ヒネハゼの大きさがよく分かります。ハリを飲み込まれたハゼはやはり死んでしまう。オッサンが未熟で申し訳ない!