2018年も始まったミジンコ繁殖ですが、種ミジンコを採ってきてから10日経ちました。
予想を上回るミジンコの爆増にうれしい悲鳴です。
採取した時は赤いミジンコだらけでした。
なんで、赤色?っと思って調べたら、酸欠状態の不健康なミジンコらしい。
なので「今年は大丈夫かな?」っとかなり心配だったのですが、今現在の爆発的な増え方からすると杞憂だったようです。
ミジンコが増えるスピードもそうですが、何よりも赤いミジンコがいなくなってる。
オッサンのミジンコ繁殖ケース内で健康体になったのか、それとも赤いミジンコがお亡くなりになられたのか・・・
今は黄色っぽい半透明の健康体なミジンコばかりになっています。
見づらいですが黄色い粒は全てミジンコです
ミジンコケース内の水は濃いグリーンウォーターになっているので、栄養も酸素も十分に供給されていると思います。
濃いめのグリーンウォーターになった
ミジンコ投入時はもっと薄い色だったんだけど、ミジンコを入れ始めてからエサのドライイーストを多めに入れて、ケース内の栄養を濃くしています。
ミジンコ投入前のケース。ほとんど透明色
グリーンウォーターが濃くなりすぎると今度はケース内の環境が悪くなるので、ミジンコとのバランスを見ながら注意します。
まぁ、これだけ増えたんだからミジンコ環境が良くなったということで、今後はもう少しグリーンウォーターを薄くしていこうと思ってます。
ミジンコが十分に増えたので、いよいよ活ミジンコをメダカに投入
ペットボトルをカットしたコップにミジンコをすくってみると、ざっと100匹は入ってくる。
写ってないけど、かなりの数入ってるんですよ!
さっそく自宅のメダカ睡蓮鉢に投入すると、始めは躊躇していたメダカ達に本能のスイッチが入ったらしく、狂ったようにミジンコを追いかけ始めた。
これが見たかったんよ〜!
もうメダカの卵も孵化しているので赤ちゃんメダカもチラホラいて、勢い余って親メダカが赤ちゃんメダカも食べちゃうこともあるんだけど、この試練を生き抜いてこそ未来に子孫を残せる強いメダカになる!
今いる親メダカ達も同じ試練を生き抜いてきたのだ!
必死に逃げ切るのだ!!
栄養バランスは市販のエサが優れてるんだろうけど、やっぱり活餌はメダカ本来の生命力にスイッチが入るらしく、プリプリ卵を生み始めます。
加えて、身体も大きくなり、活力がみなぎっているように見えます。
食事って栄養が足りてれば良いってだけじゃなく、美味しそうな盛り付けとか食事中の会話とかそういう面も大事ですよね。
メダカだって毎回同じエサを、フリカケよろしく与えているだけでは元気がなくなります。
これからの時期、毎日1回、多い時は2回ずつ活ミジンコを投入していきます。
普段はオッサンの気配を感じるだけで姿を消していたメダカ達も、活ミジンコを与えるこの時期だけは、近づくと「はよ!よこせ!!」とばかりに待ち構えています。
キャッシュ(現金)な奴らだ!と思うが、寒い冬を泥の中で冬眠して生き延びてきたんだから、それくらいのお楽しみはないとね〜
とりあえず今の環境がベストだと思うので、今後は現状維持を目指すのですが、これがまた難しい。
ミジンコがある日突然全滅するのは、ミジンコの数とその環境のバランスが崩壊するからで・・・
こちらとしてはいつもと同じようにエサを与えているつもりだし、実際にその通りなんだと思うけど、ミジンコ環境は刻一刻と変化しいる。
自然界ならその変化を許容できる深さがあるけど、オッサンのようにケースで飼育していると変化に対応できない。
まぁ、できることと言ったらミジンコエサの量をその都度調整するか、日向・日陰を作ったりの日照を調整するくらいしかないけどサ!
基本的にはエサは少なめなんだけど、場合によっては大量投入して”掛け”に出ることもある。
ミジンコが一番増えやすいのが5月〜7月初旬くらいまでで、真夏になるとど〜しても増えなくなってくる。
こうなると玉砕覚悟の”掛け”と称して、ドライイーストを倍々プッシュでかな〜り濃いグリーンウォーターを作ってみるが、大抵は玉砕する。
まぁ、少なめが間違いないやね
日照の調節はステンレスのパンチングメタルをケースのフタに使っています。
日が当たりすぎると水温が高温になってしまうし、日が当たらないとグリーンウォーターが出来ないし・・・
パンチングメタルをなら適度な日照になるようでお気に入りです。
雨水も結構入るから良いことずくめ
毎年ながらミジンコ飼育始めは調子良いんだけど、どこかでつまずくと回復しないんだよな〜
奥が深いぜ!ミジンコ繁殖