このサイトに度々登場する船釣りに命と給料を刻みまくっている友人(親しみを込めて「コヤツ」と呼んでいる)の誘いでライトアジとシロギス釣りに行ってきました。
ちなみにこの”コヤツ”は務めている会社で「釣り部」を結成し、会社の社長を含め上層部を釣り部に取り込んでいて、社内でかなり幅をきかせているらしい。
お偉方のお付き合いといえばゴルフが定番だが、最近ではゴルフにもかなり飽きがきているらしく”釣り”というのが新鮮で喰いつきが良いらしい。
「芸は身を助ける」”釣りバカ日誌”の世界をリアルで実践している小憎いコヤツである。
オッサンもたま〜に乗合いでシロギス釣りに行ったりするのだが、仕立船でアジとシロギスのリレー、しかも格安で乗れるという誘いなら断る理由はない。
というわけで、コヤツの会社とは縁もゆかりも全ないオッサンも、ご相伴に預かるべく「友人A」として同船したのである。
今回お世話になった「黒川本家」さん
正直すぎる船長が「ここ数日はアジの釣果は0〜5匹。期待できないね!」出船前から一気に萎えた・・・
男子用トイレのすぐ脇がオッサンの指定席だ。
席順を決めたのはもちろん幹事の”コヤツ”だ!
それでも願掛けのお赤飯を食べて景気を付ける
船酔いはしたことはないが一応酔い止めの”ミンティア”も持参
このミンティアを食べると不思議と船酔いをしない
ライトアジとシロギスという数釣りの代表的な釣り物のリレーならば、かなりの釣果が期待できると夢は大きく船出したのだが・・・
前日から強風が当日も治まらず海は大荒れ。沖へ出ると予想通りの波の高さだ。
このアングルからベイブリッジを見れるのは船ならでは
しかし、空はどんよりと暗雲が立ち込めている
危険な船出で横浜の街ももう見納めかもしれない、と不安になる
沖は高波だ!ちなみに隣の人は波でズッコケている訳ではない
結果的に、こんなコンディションだったので釣りにならず・・・
シロギス14匹とアジが4匹、その他外道がぼちぼちという結果なのでした。
アジは最後の1時間弱でぼちぼち食い始めたという情報をキャッチ。船長が気を利かせ、ポイントにダッシュしてくれて釣り上げたのでした。
まぁ、自然相手なんだからこんな日もあるさ・・・ととても悔しいのだが大人なオッサンなのでした。
ちなみに釣れないレポートをしても面白くないので釣果だけにとどめておきます。
今回は釣りよりも、自作したアイテムの使い心地を検証できたのが良かったと思います。
やはり実戦投入してみないと作ったかいがないし、改良もやりようがないもんで・・・
やはり前開きにしておいて快適でした。トイレ時も下からファスナーを開ける事ができる仕様にしておいたので、最小限の開口部で発射することができました。
ショルダーベルトもワンタッチのバックルタイプにしたので着替えもスムーズ。
ただ、サロペット自体の幅はかなり広いので、慣れるまでは違和感がありました。(慣れれば気になりませんが)
今回のライトアジの仕掛けは3本バリを使いました。たかが3本バリにマグネットボードは大げさですが、せっかく作ったので使ってみました。
当日は風が強かったのですが、風に負けることなくしっかりとハリがマグネットに密着。風に飛ばされることは皆無でした。
ポイント移動時にも、ハリがマグネットから外れることもなくしっかりと付いていました。さすが強力なネオジウム磁石です。
ただ、ロッドホルダーなどでマグネットボード自体を固定していないと船の振動で落下します。いくらゴムベースにしても置いているだけではダメなようです。(↑そりゃそうだ!)
今回はシロギス用のオモリを塗装して遊んでみました。
いつものタックルベリーで中古オモリを買ってきた(塗装前)
「12号」が欲しかったのですが数が少なく、小田原オモリとナスオモリの混合になりました
マニュキュア塗装後のオモリ。見ちがえるようにきれいになったが釣れるか釣れないかは別問題
はじめは赤いオモリを使ってみましたが3回投げても全くアタリがない・・・
次に緑のオモリにチェンジすると一投目からアタリあり!
やはり蓄光シールを貼ったのが効いたのか!?(一応、緑オモリの方が手間がかかっているのでこう思いたい)
たまたまかもしれませんが、この日は緑のオモリを使い続けました。
緑オモリの印象はジャンプアップだ!
2時間ほど使い続けて塗装の剥がれはこのくらいでした。
マニュキュアって強いのかな?爪に塗ったことがないからわからないけど
塗装が剥がれても、また塗れば元通りになるから気楽だ!
自分で改造したアイテムを実戦で使ってみるとドキドキしますね。
自作の仕掛けが釣れればとても嬉しいし、もし釣れなくても”次はこうしよう!”と工夫するのと同じですね。
これだから自作はやめられません!