2016年シーズンのミジンコ繁殖のエサはドライイーストを試しています。
手軽さ・清潔感・ミジンコの繁殖度などなど、ドライイーストを使い初めてすぐに良い感触を実感しました。
実はミジンコの養殖を始めて4シーズン目になるのですが、今までは思うように繁殖しなかったのです。
しかし、今回のドライイーストをミジンコのエサに使うという方法は良い方向に向かっているという確信があります。
他方、イースト菌は水質悪化が早いという情報もあるので、もしかしたらある日突然全滅という可能性もなきにしもあらずですが・・・
今までの経験ですが、いろいろと気を使いすぎるとかえってうまくく繁殖しない気がします。
適度に適当なのがポイントではないかと。
今シーズンのミジンコ池の水は、去年からずっと放っておいたものです。
枯葉やら緑色の藻みたいなものやらが入っていて、見た目にもキレイではありませんが気にしていません。
いつの間にやら住み着いて繁殖している巻貝も知らんぷりしています。
水も基本的には雨水ですが、雨水の供給が間に合わなくなったときは、水道水を直接入れています。
ミジンコ池の水量は10リットルくらいなので、水が減りすぎないようには気を付けていますが、1〜1.5リットルくらい水道水を足してもミジンコには影響はありません。
1mmにも満たない小さな生物ですが、結構ふてぶてしく生きているようです。
2016年のシーズンは適当&ドライイーストがテーマで、はじめてからまだ2週間程度ですが、爆殖といっても過言ではないペースで繁殖し続けています。
逆に増えすぎて突然全滅の危険性さえ危惧する今日この頃です。
ドライイーストを入れる前は透き通ったグリーンウォーター
ドライイースト投入後はにごり茶色になる。これが一晩で元の透明になるからミジンコの食欲は旺盛だ!
ちとわかりにくいですが、この写真にはミジンコが数百は写っています
予想よりもミジンコが爆殖しているので、メダカには一日2回も活きミジンコをあげています。
メダカもミジンコが待ち遠しいのか、オッサンが近づいてミジンコのコップを近づけると「早く投入せぇ〜や!」とばかりに待ち構えています。
ちょっと前までは、3mくらいまで近づくとピュピュ!っと逃げていたのに、現金な奴らだ!
そして投入すると祭りが始まり、メダカがミジンコを追いかけまわして踊り狂う。
活きミジンコならいくら投入してもメダカの水を悪くしないため気楽でいいのですが、そのうちメダカがミジンコに飽きてこないか心配です。
そして心配事がもう一つ・・・
赤ちゃんメダカをチラホラ見かけていたのですが、また見えなくってしまった。
もしかしたら、親メダカ達に喰われたかもしれません。
ミジンコを追いかけまわす勢いで赤ちゃんメダカもガブリ!ってね。
これはよくあることだ!
その中を生き抜いたものだけが、子孫を残せる修羅の世界だ。
つくづくメダカに生まれなくてよかったと思うオッサンなのでした。