年に数えるくらい程度なんだけど、オッサンは船釣りに行く。
船釣りと言っても、外洋の荒波にもまれながら大型魚とファイト!といった男の浪漫系ではない。
東京湾でのシロギス釣りという、平穏でほのぼのとしたレジャーな釣りである。
東京湾でチャプ!チャプ!というノリの釣りと言えどもここは海の上であり、命の危険に晒される。
人は健康や事故に気をつけながら一生懸命働いて、安全と平和を心がけながら暮らしていても、そこで手にした金を死に向けて使っている。
死にかける行為のことを【レジャー】と呼ぶのである。
登山やスカイダイビングはもとより、釣りでさえ上達すればするほど危険な状態を目指し、その背中合わせに快楽を見出す。
オッサンは満足に泳げないので、海に放り出されたら沈んでしまい海の藻屑一直線である。
人は言う、
「人間は浮くから大丈夫だよ!」
しかし、オッサンは浮かないのである。
別にボディビルダーのような体脂肪率数%ではないんだけど、なぜか浮かないのである。
近所の市民プールで実験したんだけど、本当に沈んでいく…
オッサンの体脂肪率は10%前後だから浮くはずで、その時はオッサンの身体が硬直してたから沈んだと思う。
その実験時には子どもが付き添ってたんけど、子ども曰く「身体の力を抜くんだよ!」
きゃつらは幼少時からスイミングに通っていたもんだから、水なんて何とも思ってないらしい。
片やオッサンは水が怖い。
怖いから脱力なんて出来るはずもない。
もともと水は嫌いで、ほとんど泳げなかったもんだから今までに2回溺れて死にかけたことがある。
その時のトラウマもあり、仲間と海に行こう!となってもヒザより深い場所には決して行かない。
死んじゃうからだ。
という訳で、怖いから身体が硬直するのも無理がない話なのである。
しかし船釣りは楽しいと思う。
ゴムボートで…というならお断りだが、遊漁船なら大丈夫だろう。
この海を知り尽くしている船長が操船するし、なにせ東京湾である。
世界有数の混雑する海域であり、もし何かあってもすぐに近所の船が助けに来てくれるはずである。
大丈夫だろうとは思うが、毎年のように海釣りで死人が出てるから安心し切ってるわけでもないけど…
水が怖いオッサンとしては、船に乗るときはライフジャケット(救命胴衣)は必須である。
何かあった時には、ライフジャケットを装着してるかどうかがデッド・オア・アライブの分かれ道になる。
ライフジャケットは車で言うところのシートベルトみたいなもんで、慣れてしまえば無いと落ち着かないな~という感じになる。
オッサンが船に乗り始めた頃からライフジャケットは着てたんだけど、平成30年(2018年)2月からはすべての「小型船舶の乗船者」の着用が義務になった。
まぁ、当たり前といえば当たり前で、義務じゃなかった事が不思議なくらいである。
いくら人間が水に浮くと言えども、いくら泳げる人が大多数と言えども、海に投げ出される状況で意識があるとは限らないし、身体が思うように動かない場合だってあるんだから。
水中に放り込まれた時に意識があって元気だったとしても、海にとって生身の人間なんぞはミジンコと同じで、流域人口が3,100万人を誇る東京湾とて人間に牙を向いてこないとは限らないのである。
という訳で、釣り船に乗るときはライフジャケット必須となった昨今ですが、問題はそのルールの内容である。
細かいことを言い出すとキリがないのでやめるが、釣り船に乗るときはライフジャケット必須です!までは良い。
オッサンが猜疑心を抱いているのはコレ↓
ライフジャケットは、国土交通省の安全基準を満たした桜マークつきのライフジャケットである必要があります。
なにを~!
お上が認めた桜マークじゃないとダメだとぉ!!
現在、日本で発売されているライフジャケットには「桜マークあり」と「桜マークのないもの」に大別されるらしい。
国土交通省が試験を行い安全基準の適合を確認したライフジャケットには、 桜マーク(型式承認試験及び検定への合格の印)があるようなのだ。
ちなみに、
ライフジャケットの中には「CE認証取得品」といったものがある。
CE認定はEU (欧州連合) 加盟国の基準を満たすものに付けられる基準適合マークであり、国とは無関係の認定なので認められない。
ライフジャケットの中には国の定める基準以上のスペックを持つ商品もあるが、これらは「メーカー調べ」であり、国がスペックを確認した訳ではないので、こちらも認められない。
あくまでお上が認定したライフジャケットじゃないと認めないよ~!という、よくありがちな規定なのである。
もう、あらかさまに利権と金がうごめく不条理構造が見え見えである。
この烙印ひとつのためにどれだけの裏金が動いているやら
つまり、この桜マークが無いライフジャケットは使えないということであり、ただのゴミである。
まだ使えるし、機能的にも性能的にも全く問題ないにもかかわらずゴミになるのである。
膨張式のライフジャケットは一度膨らんでも、ガスボンベを交換すれば何度も使えるのにもかかわらず、ちっぽけなマークひとつ付いてないがためにゴミになるのである。
古い車の税金がドンドン高くなり、新しい車への買い替えを迫られるのと同じように、ライフジャケットでさえ命という大義名分のもと買い替えを強要される。
オッサンは猜疑心の塊なのでこのような穿った見方になるが、この世は搾取する側とされる側に分別され、どちらに転がるかで人生の明暗がハッキリ分かれる。
しかし、いずれにしてもオッサンのような庶民はされる側で、泣きを見るのはいつも弱い立場の消費者だ。
この世はど~したってデッド・オア・デッド。
庶民には搾取する側の打順が廻ってくることは決してないのである。
いつものように前置きだけは長くて申し訳ないです。
このように、船に乗るときはライフジャケットを抱っこするオッサンなのですが、この規則改悪によって困ったことになった。
当然ながら、オッサンが今まで使っていたライフジャケットには桜マークなんぞ影も形もない。
そもそも、いつものように道具にかける金なんてないもんだから、これもネットで見つけた安もの。
肩掛けタイプにしたのは、万が一落水した時は身体が安定して浮くと思ったから。
もちろん自動膨張は必須ですが、あまりに安かったから自動で膨らむかどうかは怪しいシロモノ。
多分自動では膨らまないだろう…
いざという時は付属の赤いストローで人力にて膨らませる所存です
汚い字で購入年月日が記入してあったと思ったらオッサンの字だった。買ってからもうこんなに経ったんだ!
今まではコレでごまかしていたが、新ルールでは乗船者に規定のライフジャケットを着用させなかった船長がペナルティを受ける事になるらしい。
自分の責任で自分が不利益を被るなら自業自得だが、他人様に迷惑がかかるのは我慢ならん!
という訳で、買い換えようと思った。
買い換えるにあたり前提条件を検討する。
まずは①から。
前述の通りオッサンは泳げない。
どういう状況で海に投げ出されるのか知らんが、その時は恐らくパニックだろう。
その状態で冷静に膨張スイッチのヒモを引っ張るなんて芸当は到底できそうもない。
もしかしたら怖くて意識が飛んでるかもしれないので、自動的に膨らむ機能はオッサンには必須。
でも自動膨張式にも誤作動というデメリットがある。
大雨とか大量の水がかかると勝手に膨張するカモしれない。
事実、以前オッサン2号がライフジャケットを洗ってたら勝手に膨らんでビックリしたらしい。
まぁ、これは単に2号が浅はかだったというだけで、普通はこのようなひとりコントをやろうと思わないだろう。
という訳で、オッサンに自動膨張式は必須だな!
お次は②
オッサンのメインの釣りモノはシロギス釣りである。
人によって釣り方が違うけど、オッサンのシロギス釣りは竿を大きく動かすし、リールを高速で巻いたりする。
このように身体を大きく動かすので、ライフジャケットが動きを邪魔して欲しくない。
今までは肩掛けタイプを使っていて、腕を上げた時にライフジャケットが気になっていた。
あと、サイズ調整するベルトがタックルに引っ掛かったりとか、暑い陽気の時は汗だくになったりとか…
なので、使い勝手を重視して今回はウェストタイプにしてみました。
しかし万が一のことを考えると、水面では肩掛けタイプの方が上半身が安定する。
通常ならウェストタイプでも大丈夫だろうが、投げ出された時に意識が無ければ、例え自動膨張しても尻を上にした土左衛門になるだけじゃん!と思ったりもする。
問題は③である。
もうコレは譲れないというか強制的なんだけど、この条件になると途端に高価になる。
作る側から言わせると、品質性能が良いんだから製造費もかかります!なんだろうが、ルール変更に伴って大量生産するんだろうからコストも下げられるだろうが!
ったく!足元を見られてるようで不快である。
桜マーク付きのライフジャケットには、タイプA・D・F・Gといったグレードがあり、航行区域によって適切なグレードものを着用しなければ違反になるらしい。
このグレードはA>D>F>Gという関係になっていて、グレードの低いライフジャケットで沖(沿岸区域・沿岸区域以遠)に行けば違反になるということである。
ちなみにオッサンがよく行く東京湾はほぼ全域が平水区域なのでタイプAでなくても良いのですが、たま~に太平洋側(沿岸区域)にも出撃することもあるからタイプAを選択せざるを得ない。
という訳で、自動膨張式のウェストタイプ、桜マーク入りのタイプAを条件にいつものようにネットで探してみる。
釣りで使うんだからまずは某一流釣具メーカーのサイトを覗いてみると、やはりお高い!
某ネズミキャラクター商品と同じで、メーカー名が入っているというだけで値段が跳ね上がるものだ。
まぁ、デザインや品質、信頼性が違うと言えばそうなのかもしれんが、海の上でデザインや見てくれなんぞど~でも良い!
品質や信頼性は桜マーク付いてるんだからコレでダメなら制度自体がおかしいっしょ!
コレを踏まえていつものように訳の分からんメーカーを物色する。
当然、そちら側のほうがリーズナブルであるが、見てくれは悪いし本当に大丈夫か!?という一抹の不安がないわけでもない…
しかし背に腹は代えられないというか、無い袖は振れないというか、お値段がお安い方に傾くのはしょうがないことで、オッサンの命の価値もこんな程度だ。
いくつか見ているとある商品に目がとまる。
なんてことはない釣具屋でよく見る奴だった。
メーカーは「高階救命器具株式会社」と言って、ライフジャケットのブランド名では「BLUE STORM(ブルーストーム)」で通ってる。
あまり聞いたことがない会社だが、救命器具のメーカーとしてはメジャーらしい。
なんでも某一流メーカーのOEM製品を作っているので、品質には全く問題ないと思う。
値段もリーズナブルで、当然一流メーカーよりも断然安い。
一応、同じ商品を釣具屋でチェックしたら、ネットで購入するほうが4,000円程お安かったので迷わずポチッとな!
早く来ないかな~
わずか数日後、商品が届いた。
こんな梱包で良いのか…?
パッケージはこんな感じ。コレに入れて保管するから外装は取っておく
認定品&タイプAだ(桜マークは後ほど確認することにする)
思ったよりも細身だった
自動で開かない場合はコレを引っ張るが、間違って何かに引っ掛けそうで怖い
バックルは太くてしっかりしたものがついてる
右と左が決まってるらしい。当たり前か
ウェストの調整ベルトは結構な幅を変えられそう。
実測してみると70cm~115cmの間で調整可能。
(メーカー発表値は70cm~100cm)
115cmって凄いな~と思ったが、冬の海上ではこれでもか!というほど厚着するからそうなるか。
70cmなら女性でも装着可能かな?夏場は薄着になるからど~だろ?
でも釣りガール(年齢不問)ってメディアに出てくるようなキレイなモデル系ってまずいなくて、ちょっと太めの小デブが多いから、そんなあなたでも絶対大丈夫!※あくまでオッサン個人の感想です。
オッサンだとベルトが余り過ぎだな
乾燥重量は500g。軽い!(メーカー発表値は530g)
もっと身体に沿って丸くなると思ってたんだけど、ボンベパーツがあるから、その部分は直線的になる。
まぁ、気にする程でもない
付属物はマニュアルとユーザー登録はがき
マニュアルには細かい事も書いてあって安心だ!
ということで早速インプレッション。
装着して海にドボン!という訳にもいかないので、自宅内で付けてみました。
オッサンの乾燥ウエストサイズは69cmで、この時はTシャツの上にフリースを着ています。
正面。ベルトがかなり余るな~
横
後ろ
装着感はバッチリ!これなら激しいロッド操作にもライフジャケットが邪魔をすることはないでしょう。
腰に巻いてても違和感はないし、軽いので快適なフィッシングライフになりそうです。
写真が前後してます
実はこの装着写真は膨らました後に撮影してるので、手動操作用のヒモが変な場所から出てます。
本来は右端の脇から出てるモノで、後ほどキチンと直しました。
お次は分解してみます。
オッサンはモノの中身を見たがりでコヤツもその洗礼を受けてもらう。
細いマジックテープをペリペリと剥がすと中身が現れた
コアパーツのボンベ部。ボンベってこんな小さいんだ
このインジケーターが緑が正常。赤色になってたら使用不可
ここに大事な情報が記載されている
これが利権と金にまみれた【桜マーク】
緊急用のホイッスル
人力用の赤いストロー「補助送気管」というらしい
反射板も付いてるが、夜に遭難なんて絶対したくない
膨らむ前
ここまで来たら膨らませたいのが人情なので、補助送気管から息を入れて膨らませてみたが、たった5回でパンパンになった。
当然ですが、浮き輪みたいにまん丸じゃないんだ。
なんか映画『プロメテウス』に出てきた人類の創造主「エンジニア」の宇宙船みたいだ!と分かる人には分かるネタやね。
「生命体が生存できるかもしれない月を発見した」
横から見た膨らみ加減
早速装着してみるが、ドリフの「東村山音頭」の一丁目みたいな気分
「いっちょめ!いっちょめ!」って引用が古過ぎて申し訳ないです
横から
後ろから
装着した感想は「子ども用の浮袋みたいで大丈夫なの?」でした。
メーカーによるとこの商品は”7.5kg以上/24時間以上(初期浮力 約10.5kg)の浮力を作り出します”らしい。
ハァ?それってどういうこと?さっぱり分からん!
なので調べてみました。
『7.5kg以上/24時間以上』とは、体重75kgの人間を24時間以上浮かせ続けるられる能力らしい。
(つまり「初期浮力の約10.5kg」は105kgを浮かせる能力)
こう書いてくれれば分かりやすいが、同じ体重でも体脂肪率や脂肪密度などによって浮力は違うし、海水と真水の浮力は違うし、細かく言えば水の温度によっても浮力は違うし…
だから一概に体重○kgまで大丈夫っす!とは表現できないんだろうと思います。
東村山音頭も踊り疲れたのでお片付けを始めますが、これに難儀した。
説明書通り「補助送気管」から排気してつぶしてから入れようとしたけど、完全に排気しないと本体に収まらないんですよね。
なので補助送気管からス~ッて空気を吸い出し、完全にエアーを抜くと無事に収納できました。
しかし、ここで少し不安になる。
この行為って大丈夫なのかな?
万が一このライフジャケットが大活躍し、無事にあなたの生命を守ってくれたとする。
素晴らしい活躍をしてくれたマイ・ライフジャケット!
お守りがわりに今後も使い続ける事を決心するあなた。
その為には元の形に戻さなくてはならない。
ガスボンベを交換し、膨らんだ浮き輪をしぼませた時に事件発生!
補助送気管の弁を開放し、ある程度まではガスを抜くことが出来たが、完全に抜かないと収納できないことに気づく。
補助送気管の弁を指で押してガスが抜けるようにしながら、おもむろにガスを口で吸い出す。
ふと、初期段階で呼吸が深くなる。
さらに呼吸数が増加して軽度のあえぎ状態になり、呼吸が極度に困難になる。
15分後に意識不明となり、数時間後に帰らぬ人に…
せっかく海で命拾いしたのに、自宅で命を落とすことに…
まぁ、これは極端な話ですが、ボンベに入っているのは『炭酸ガス』である。
炭酸ガスは人体にとってすぐに危険を感じるガスではないですが、場合によっては死に至る可能性があるガスでもある。
パンパンに膨らんだ浮き輪から炭酸ガスを口で吸い出す奇特な人はいないと思うが、今回のオッサンの経験上、最後のひと押しは吸い出さないと中の空気が出ない感じでした。
今回は空気だから何も考えてなかったけど、これが炭酸ガスだったら口で吸い出す勇気が湧くだろうか?
このように補助送気管のフタを逆さにすると弁が開放されてガスが排出されるが、最後の最後は何とかしなければならない
無事ガスを抜いてからの収納作業も難儀その2。
本体に折りたたみ方が図解で説明されているが、浮袋はツルツルした素材で出来てるので思うように折り畳まらず。
最後は無理くり押し込んで収めた。
説明通りにはいかないもんだ!
無理やり押し込んで収納。ヒモが変な所から出とる!
ヨシ!これで安全快適なフィッシングライフが送れるぞ!!オッサンは確信したのでした。
しかし一抹の不安もよぎる。
オッサンの適当な浮袋収納法により、イザという時に膨らまない可能性も否定できない。
死と隣り合わせの状態に刺激を求める行為をレジャーと呼ぶ!
人は命を預けるライフジャケットにさえレジャーを求めるものだと思った。
今回の実りのない一連の作業をしながら、オッサン2号の会社の釣り部企画で一緒に釣りをしたお偉方の言葉を思い出していた。
そのお偉いさんは船宿でタダでレンタルするオレンジ色のモサ~としたライフジャケットを装着していた。
よく船釣り初心者が使ってる、汚い字で船宿名が書いてあるアレである。
そんなライフジャケットを装着して曰く、
「自動膨張式なんて不確実なものに命は預けられない」
この方は誰でも知ってる国際的な企業のトップ。
以前、2号が男の浪漫系の釣り企画を計画した時に、釣れるかどうかは運任せみたいに言ったら、
トップ:「それなら確実に釣れる所に行けばいいじゃないか!」
と言い放ち、飛行機移動(トップはファーストクラス。2号御一行はエコノミー)にて遠方の離島で船をチャーターしての釣行になったらしい。
浪漫が釣れたかどうかは定かでないが、後日、秘書から2号が警告を受けたらしい。
秘書:「沿岸での船釣り程度なら目をつぶるが、何が起こるかわからない離島まで連れ出すな!」
と言われてしまうほどの重要人物。
そんな偉人なら、ライフジャケットも最高品質の水圧感知機能付きを購入することなんぞ痛くも痒くもないだろう。
しかし、不確実性を徹底的に排除する思考だからこそ、この地位まで登りつめたんだろうと思う。
オッサンのように値段が高いだの安いだのとミジンコのようなちっぽけな判断基準では、いつまでたってもうだつの上がらない雑魚のままなんだろう…
あなたも【レジャー】に飛び込んでみませんか!?