2023年2回目の東京湾ビシアジ釣りはリベンジなるか!?

※ 当ページのリンクにはプロモーション(広告)が含まれています。

 

2023年2回目の東京湾ビシアジ釣りはリベンジなるか!?

2023年5月3日。

2023年2回めのビシアジ釣りに行ってきました。

 

釣り場:東京湾【走水沖】

天気:晴れ

釣行時間:7時30分(潮位:95cm下げ5分)〜13時00分くらい(潮位:100cm上げ5分)大潮

釣果:マアジ35匹(15cm〜36cm)

 

 

ロッド:ダイワ リーディング82H190

リール:ダイワ ハイパータナコン400FBe

ライン:PE4号

ハリス:フロロ4号

ハリ:アジ針12号(三本針)

エサ:アカタン

アンドンビシ130号の天秤仕掛け

 

 

本日は5月3日。

 

世間では9連休だの景気の良いゴールデンウィークらしいが、オッサンとこのブラック企業は暦通りなのでフツーの連休。

 

せっかくのGWとは言え、相変わらず何の予定もないが、唯一の大型企画が本日の横須賀走水沖でのアジ釣り。

 

沖アジ釣りはいつも釣り仲間のH2氏と行くんだけど、H2氏曰く「アジ釣りはやっぱり大潮の方が釣れる!」らしい。

 

実は先月もアジ釣りしてたんだけど、前回はわずか6匹と今までのアジ釣りでも最貧果にて玉砕…

 

せめてもの救いは、上がれば30cm以上で型は良かったけどいかんせん釣れなくて、早急のリベンジを誓ったオッサン二匹。

 

前回の反省点として、潮がほとんど動かない『若潮』に行ってしまったので、失敗は許されない今回は潮汐表とニラめっこ。

 

GWの後半は天気が怪しいので、大潮&お天気な本日5月3日を天王山に設定。

 

釣りの準備も万端、当日の時間毎の潮位・潮流も完全に把握、その状況に最適な釣り方をシュミレーションしたバーチャルアジ釣りも履行。

 

ヨシ!完璧だ!!

 

 

今回は並々ならぬ決意で臨んだアジ釣りのハズだったが、当日、待ち合わせの時間にH2氏から電話。

 

「ゴメ〜ン!寝坊しちゃって!」

 

出し抜けに不安を振りまくH2氏なのでした。

 

出船時刻に遅れまいと、バットモービルをかっ飛ばす。

 

追走してくるランボルギーニ・アヴェンタドールの高速隊を余裕で振り切り、光の速さで横須賀新安浦港に到着。

全く反応が無いのですが…

前回は、漁港の駐車場には釣り客の車が少なくて、その理由は釣れない日だったからと釣りの後に理解した。

 

しかし、今回はかなりの車が停まっていたのでホッとひと安心。

 

 

本日もアジ釣りの定番船宿『長谷川丸』さんにお世話になる。

 

受付を済ませ、船に乗り込む。

今回も『第一長谷川丸』

 

さすがGWだから釣り客は多く、片舷7名ずつだが大型船なので少々ゆったりめ。

 

オッサンは左舷ミヨシから三番目の釣座。

 

トイレがすぐ真裏なので、尿近なオッサンも安心だ!

さすがにお客さん多いな

 

もう何度もアジ釣りしてるので、釣りの準備もスムーズって感じだね!

オッサンのコックピット

 

夏日もチラホラなこの時期にもかかわらず、オッサンは漁師さんが着るような分厚いレインスーツを着用している。

 

もっと薄手の快適な透湿性レインスーツもあるんだけど、ソレを着たくない理由がある。

 

原因はアジ釣りに必須のコマセ。

 

コレって臭くてニオイが服に付くし、コレまた汚れる。

 

使用後のナイススメル溢れるコマセレインスーツを、自分ちの洗濯機で洗いたくない。

 

きっと釣りする人の中には、この理由で近所のコインランドリーでレインスーツ洗ってる人も多いと思うよ。

 

なので、使用後は雑巾で拭くだけで済ませられる、動きづらく重いレインスーツを着ているのである。

 

この強烈な臭い故に魚が集まってくるのは理解できるが、もうちょっと何か無いんかな?

 

コレを解決できれば、もっとアジ釣りする客も増えると思うんだけど。

コレがね〜…

 

餌は船宿から配布されるアカタン。

何でこんなモンに喰い付くんだろ?

 

準備完了にてオッサンもブレックファースト。

朝と昼ごはん(おやつ含む)はコレだけ。トホホだぜ!

 

もぐもぐしながら若船長に最近の釣れ具合を確認。

 

「前は厳しい日が多かったけど、最近は良くなってきましたよ。今日も大丈夫だと思いますよ!」と爽やかとはかけ離れたアンニュイな笑顔。

 

この若船長、地味というか、いつも寝むたそうな顔をしているのは、朝が早い仕事柄なのかな?

 

定刻チョイ過ぎに出船。

続々と船が出港する

 

向かう先は走水沖。

 

今日は風もなく、海も穏やかだ。

波もないから心地よい

 

ほどなくポイントに到着。

さぁ、始まりだ!

 

「水深64m。底から2〜3mで始めてください。潮が速いのでサミングお願いします!」とのアナウンス。

 

よくよく考えてみれば、底から2〜3m以外聞いたことないんだけど、他の状況ってあるのかな?

 

まぁ、その1mの間で”真ダナ”を見つけるのが勝負の分かれ目。

 

しかし”サミング”って初心者に分かるのかな?と余計な心配をする。

 

スルスルと仕掛けを落とすが、さすが潮流の早い走水の大潮。

 

ラインが45度くらいの斜めの角度で落ちてゆく。

 

すげぇ〜速い!

 

いつもより強めのサミングをかけ、着底後すぐに2m巻き上げ、ラインが下方向に安定するまでそのまま10秒ほど待ってみる。

 

クラッチを切り、もう一度底ダチを取ってみるがほとんど落ちず、既に底だったようだ。

 

こんなにラインが斜めに出ていたんだ!

 

恐るべし走水の大潮!

 

まずはスタンダードなシャクリから。

 

1m巻いて4回シャクリ、もう1m巻いて2回シャクリ、もう50cm巻いてアタリを待つ。

 

コレが良いのか悪いのかよく分からんが、まぁ釣れないわけでもないから間違いでもなさそうだ。

 

アジが喰ってくる時はすぐにアタリがあるから、30秒待ってアタらなければもう一度底ダチして繰り返し、3回やってアタらなければ回収といった流れ。

 

ロッドの操作をしていると、いつもよりもロッドが重く、ビシやラインが強い水流の抵抗を受けてるのが分かる。

 

斜め45度に落ちてゆく潮流といい、この重量感といい今日は手強そうだぞ!

 

釣りはじめはコマセを撒いてアジを寄せるのが仕事だから、3セットくらいまでは落ち着いてたけど、釣り開始から30分ほど経つと雲行きが怪しくなる。

 

全然アタらないんですけど…

 

H2氏も感じ始めていて「今日もヤバいかもしんまい…」

 

船中も反応が薄くて、上がってきてもイシモチだったりする。

 

イシモチが釣れるということは、あながち棚が間違ってる訳でもないけど、肝心のアジが姿を見せない。

 

しかし、このイシモチという魚は、釣り上げると口から内臓のようなものを出す事が多い。

 

この臓器は浮き袋らしく、立体感のあるベロみたいに見えるもんだから、すこぶる気持ち悪い。

 

ちなみにコイツは釣り上げると「グーグー」と音を出すこともあって、コレも鳴いているのではなく、浮き袋を振動させている音らしい。

 

オッサン的には、釣っても困る魚だから「掛からないように!」と祈るしかない。

 

しかし、アジがアタって来ない。

 

棚を底から50cmにしたり、逆に5mくらいまで上げてみたり、25cmおきに探ってみたりするが、な〜んの反応もない。

 

コレはマズイぞ…

 

前回の悪夢がよぎる。

 

 

やっと一匹目が姿を見せたのは、開始から1時間が経過した頃だった。

 

底から2mで待っていると、プル!プル!と小さく竿先が震えたように見えた。

 

ん?気のせいかな?

 

波と船の揺れとのタイミングでアタリに見えることもあるから、どうだろう?と半信半疑でス〜っとロッドをゆっくり立ててみると、ククン!と持っていったので巻き上げ開始。

 

時おり、ククン!ククン!と竿先を拝ませるから、アジに間違いない。

 

いつもより慎重にゆっくりめに巻き上げ、終いにゃ〜タモまで用意して、アジを待ち構える。

 

上がってきたのは25cmほどで、走水としては寂しいサイズだけど、一番美味しい頃合いだ。

やっとだよ〜!

 

コレを皮切りに連打が始まるっというほど甘くはなく、ポツリポツリとたま〜に釣れる程度。

 

潮流の加減で、最初の2時間と最後の2時間が勝負と予想していたが、見事にスタートダッシュでズッコケたのでした。

結果的にはそこそこ釣れた!

前半の潮が動く時間帯はパッとせず。

 

「これから2時間は潮がおとなしくなるから、期待できないな〜」っと早くも不貞腐れモードなオッサン。

 

しかし、ここから状況が一転する。

 

潮流がゆっくりになったので、棚が正確に取りやすくなり、同時にアジがアタリ始める。

 

毎回というわけじゃないけど、格段にアジがアタってくるようになった。

 

潮流の影響で重かったロッドの操作が、今では軽く感じる。

 

やっぱり潮の影響で棚がズレてたんだよ!

 

釣れれば走水のアジはサイズが良く、30cmオーバーは当たり前に上がってくる。

コレを求めてここに来てるんだよ!

 

潮止まりも何のそので、コンスタントにアタってくるから、小気味良い。

 

 

釣れ始めた要因はアジ側だけにあらず。

 

実はオッサンの釣り方もオカシイのに気付いた。

 

ロッドの操作が重かったからか、必要以上に竿先を下げ過ぎてしまってて、棚取りが不正確かつやり辛くしてたらしい。

 

もっと水平気味にして、ラインの目印が良く見えるようにしないと、正確に棚が取れないよね〜

 

しかも小さなアタリにも気が付かないし…

 

コレに気付いて水平にロッドを構えるようになったら、アタリ率が格段にアップ!って、今更そんなの気付くなよって感じですね。

 

この話をH2氏にしたら、「だから落としたらすぐにロッドキーパーに置いちゃうんだよ!」と言われた。

 

あ〜、そういう理由なんだ!

 

確かに、H2氏は底ダチが終わるとすぐに竿をロッドキーパーにセットしてしまう。

 

H2氏ももう歳だから、フルスペックの重量級ビシを背負ったロッドを操作し続けるのは大変なんだろうな〜っと、哀れみの目で見ていた。

 

ビシアジ釣りで見かける御老体層も同じようにしてたから、この歳になってもこのタフな釣りモノに挑むバイタリティに感心と、身体がいうことをきかない憐憫の、複雑な心境で見守っていたオッサン。

 

しかし、その行動の真意は加齢による衰えではなく、正確な棚取りというアジ釣りの極意が秘められていたのであった。

 

とは言え、ソレもあるだろうけど、重くて持ってられないって言う理由の方が大きいと思うけどサ!

 

 

今日は移動が多かったけど、時には走水サイズではなくライトアジサイズのポイントもあった。

 

そんなポイントだとアジの活性が高く、2匹3匹の一荷は当たり前で、数釣りに走ることもあり。

 

最初はコレも面白かったけど、やっぱりこの釣り場に来てるんだから小アジはね〜

 

あとどういう訳か、オッサンやH2氏が調子良く釣ってるポイントでの速攻移動が多かった。

 

「ココ釣れるな〜!」と気持ちよくやってると、「ハイ!上げてくださ〜い!」と理不尽なアナウンス。

 

「え〜!ココでいいじゃん!」とブ〜垂れるが、海上では船長命令には絶対服従。

 

後ろ髪引かれる思いで、ナイスポイントを後にするのでした。

 

 

後半は飽きない程度に釣れて、前半の不釣を挽回!

 

そんな中、終わりが近づいた30分前にオッサンのコマセがエンプティ。

 

アジ釣りのしきたりを知らない世間知らずなオッサンは、コマセのおかわりがあるもんだと思ってた。

 

餌のアカタンがそうであるように…

 

しかしH2氏曰く「コマセが無くなったら終わりだよ!昔はおかわりもあったけど最近は無いね〜」と世知辛いコメント。

 

「マジか!?」せっかく調子良く釣れ続けてるのに〜

 

意気消沈するオッサンを哀れんで、H2氏がコマセを少し恵んでくれた。

 

そのおかげで終了時間まで釣りを続けることが出来ました。

 

ありがたや〜、ありがたや〜

 

というわけで、5時間半で35匹とそこそこ釣れました。

 

とは言え、ここら一帯の船宿では20cm以下はカウントしないルールなので、コレに則ると24匹でした。

まぁまぁ釣れて良かった!

 

この釣果ならリベンジ成功!と考えて良いっしょ!

 

 

そして、今回は収穫も多かった。

 

ロッドの操作や角度、モタレアタリへの反応、コマセは一杯限りの厳しい掟…

 

次はコマセのペース配分を考えなくちゃだわ!

 

なんだけど、いつ何時釣れるなんて分からないから、やりようもないよね。

 

前半は、「釣れない時にこそコマセワークは大事!」とばかりに、ガンガン浪費してたからな〜

 

帰り際に他の方のコマセバケツを覗いてみたら、1/3も余ってたりして…

 

いかにオッサンが無駄使いしていたのか。

 

どうやったら良いのか?次回のメインテーマだな。

 

 

あと、ハリスは太い方がいいねとH2氏と意見が一致。

 

走水サイズのアジには、4号とか5号のハリスだと安心してやり取り出来ます。

 

太いと喰いが悪くなると聞いたりするが、ライトアジならともかく、ビシアジだと太くても喰いに影響はないと思う。

 

正確な棚取りさえ出来れば、全然問題はないと思いますよ。

 

あと今日は潮流が早かったからオマツリが頻発したけど、ハリスが太いから解きやすかった。

 

コレが細いハリスだったら、切るハメになるのが多い。

 

オッサンは、市販されてない4号とか5号で仕掛けを作ってるんだけど、今回は2回も枝スがすっぽ抜けてアジをバラしたのは秘密にしておきます。

 

 

ちなみに今回のアジレシピは、
○アジのなめろう
○アジ焼売
○アジの海苔巻き焼き

アジの海苔巻き焼き

 

○アジの蒲焼き

アジの蒲焼き

 

○アジのつみれ入り味噌汁

アジのつみれ入り味噌汁

を作りました。

 

思ったよりもボリュームがあって、調理が大変だったけど、美味しゅうございました。

 

命に感謝!ごちそうさまでした。

スポンサーリンク