2024年1月7日。
2024年最初のビシアジ釣りに行ってきました。
釣り場:東京湾【観音崎沖】
天気:晴れ
釣行時間:8時00分(潮位:108cmほぼ干潮)〜13時00分くらい(潮位:148cm満潮)若潮
釣果:マアジ58匹(17cm〜30cm)
ロッド:ダイワ リーディング82H190
リール:ダイワ ハイパータナコン400FBe
ライン:PE4号
ハリス:フロロ5号
ハリ:アジ針12号(ハリス長さ2mの二本針)
エサ:アオイソメ
アンドンビシ130号の天秤仕掛け
今回は2024年1回目のビシアジ釣りである。
この釣りモノの場合、いつもはH2氏と行ってるんだけど、今回はスペシャルゲストでハゼ釣りでお馴染みのMR氏をお招きした。
さすがに毎回毎回、同じメンツというのもお互いに飽きたので、新たなアジ釣りフリークを引き入れようと画策。
白羽の矢が立ったのが、夏場のハゼ釣りは当然ながら、夜釣りや穴釣りにも登場し、メキメキと頭角を現し、その実力も体型も目立ってきたMR氏。
そんなMR氏を恐る恐るアジ釣りに誘ってみたら、「お!誘われちゃったら断れないじゃないですか!?アジ釣りすることで釣りの幅が広がり、ハゼ釣りも上達するって事ですかね?」
と意外にもやる気満々だったが、「否…、アジ(釣り)はアジ。ハゼはハゼで、別に関係ないんだけども…」と夢のない現実を正直に諭すオッサン。
とにかく、次のアジ釣りはMR氏も来るということで、オッサン二匹のみだったモノクロのアジ釣りに華を添えてもらおう。
上手くいけば、アジ釣り仲間に引き込めるかもしんまい!
とは言え、MR氏はハゼ釣りしかやらなくて、アジ釣りどころか船釣り自体も全くのビギナーらしい。
ビシアジ釣りとは、大アジを狙って130号のビシを60〜100m前後の水深まで落としてブンブン煽る、男気あふれる釣りモノ。
当然、ゴリゴリに電動リールを使う。
しかも、年始で寒さも厳しいし、北風が吹いて海が荒れれば、津軽海峡冬景色の様相もあり得る。
ライトアジならともかく、全くの未経験でフルスペックの冬のビシアジ釣りって大丈夫かな?
と、こちらの心配をよそに「どうせやるなら小アジなんか釣っても面白くないですよ!アジを捌く包丁も買うつもりです!」と釣り後のおまんまの方もかなり前向きらしい。
「You Tubeでアジ釣りのイメージトレーニングもしておきますよ!」
便利な世の中である。
オッサンも初モノの釣りなどでは、You Tube動画でお勉強したりして散々お世話になっているが、釣り関連の動画って大きく分けで3種類あると思う。
ひとつは、真面目に釣り自体を勉強したい人用で、プロアングラーや名人みたいなオッサン、船宿の船長等が登場して、けっこう突っ込んだ肝を教えてくれたりする動画。
2つ目は、普通の釣り人が動画を録画して「こんなん釣れましたぁ〜!」なドキュメンタリータッチな動画。
3つ目が、モデル崩れみたいなそこそこなお面のギャルが出演し、プロアングラーとかに手取り足取り腰取りの手ほどきを受ける感じの動画。
オッサン的には真剣に釣りを勉強したいし、キチンと釣果も出したいし、その釣りモノの肝情報をゲットしたいので、最初のお真面目系動画を観たりする。
二番目のドキュメンタリータッチ系は、ほとんど観ないかな…
特に観るべき内容でも無いし、仲間内で盛り上がっちゃってるノリが多いから、観ているコッチがしらけちゃうんだよね〜
問題は三番目のギャル系である。
やっぱり目に留まるので観てみるんだけど、内容的には初心者相手に基本的な事柄のみをプロが丁寧に教えてる感じ。
超初心者なら勉強になるが、本当に基本のみだから、釣果を伸ばしたい方には物足りないのは否めない。
とは言え、こちとらも男でキレイどころには弱いもんだから、ついつい再生回数アップの協力はしてしまうが、如何せん登場するのが”美”とは言い切れない微妙な女子が多いもんだから、エンドロールまで観ないことがほとんど。
オッサンやジイさんがほとんどの釣りの世界で、若い女子が釣りしてたらチヤホヤされるだろうが、メディアに出演するとなると、それなりの容姿が期待されるのはしょうがないだろうて。
この手の動画ってモデル代やらプロアングラー代も掛かるから、財力のある釣具メーカーの提供が多いんだけど、メーカーがやるのならもっと内容的に突っ込んで欲しいな〜
値段が張る良質なアイテムで金を掛け始めるのって、ある程度レベルアップしてからだろうから、それに見合った内容にするべきだと思うんだけど…
デルモ女子並みの初心者クラスは、そもそもが金を掛けないっしょ!
話をアジ釣りに戻す。
このようにMR氏は船釣りは初心者なんだけど、釣り自体は好きだろうし、センスがあるから、やり始めればなんとかなるだろう。
この寒さだって、クソ寒いハゼの夜釣りや冬の穴釣りもやってるし、自前のお肉で防寒完備だから問題なかろう。
というわけで、You Tubeの動画で足りない所は、実際に船の上で手取り足取り教えれば良いだろう。
いつものようにハリスはオッサンが担当。
いつもは3本針なんだけど、今回は2本針もご用意。
初心者のMR氏用というのもあるんだけど、結構釣れた前回に3本針でやってて、やたらハリスが絡んだ。
普通にオマツリして絡んだり、大アジが釣れてタモを使って絡んだりして、余計なタイムロスがあった。
そもそも3本針仕掛けを使っても、せいぜい2匹同時に釣れる程度で、深場のビシアジ釣りだと3匹の一荷は滅多にない。
ならば、2本針仕掛けで手返し良くした方が釣果は伸びるハズ!という読み。
ちなみにハリスの太さは5号です。
ネットとかのアジ釣り仕掛けの説明によると、「ハリスは細いほうが喰いがよろしい!」とまことしやかに紹介されているが、オッサンの経験上、そんな事は感じたことがない。
5号ハリスだからといって喰いが落ちる印象もないし、絡んだ時にもほどきやすいし、クロダイとかヒラメなど不意の大物ゲストにも余裕でやり取りできる。
コレはH2氏と意見が一致してて、ずっとハリスは5号もしくは4号とかでやっている。
ただ、市販の仕掛けは3号までしかないもんだから、自作するしかないんだども…
っというわけで、年末年始にかけて夜鍋し、チマチマと仕掛けを作っていたオッサンなのでした。
ハリス仕掛けも出来たし準備は完了、あとは当日を待つのみである。
当日は、お天気は良いらしいが少々風が心配な予報。
早朝まだ暗い5時前にH2氏がお迎えに来てくれて、MR氏も拾ったんだけど、待ち合わせ場所にいたMR氏は手ぶらで、これから真冬のビシアジ釣りに行くとはとても思えない軽装備。
釣りアイテムを何も持ってないオールレンタルだから、当然そうなるんだろうて。
まぁ、いい…。いざ横須賀へ!
一時間ちょっとで現場に到着するが、夜明けは近いがまだ暗かった。
年始も落ち着き、その後の連休だから釣りフリークも多いからけっこう混むかな?
船宿はビシアジ釣りの定宿『長谷川丸』さん。
受付を済ませると社長さんから耳寄り情報。
「タナはいつもの通りの2〜3mだけど、釣れるからといって低めでやってるとサイズが小さいまんま。その上にもっと大きいのがいるから、25〜50cmくらい上を狙ってみて!」とのこと。
確かに、大きめのアジはちょっと上にいることが多いけど、上過ぎるとサバが来たりするから、上方向の微妙な調整がキモになるな…
今日は混んでると思ってたら、右左舷共に4名ずつのゆったりで良かった。
釣座はH2氏がミヨシ(一番前)でMR氏を挟んで、オッサンが胴の間(真ん中)と三人が並ぶ。
初心者のMR氏を経験者が挟んだ方が何かと良いだろうという作戦。
まずはMR氏の準備をオッサンが担当。
慣れているとは言え、人様の準備なんて気を使う。
MR氏のお世話の後にオッサン自分のも準備していると、いつの間にやら出船の時間が来ていた。
朝ごはんも食べてないし、このブログ用の画像も撮ってなくて、バタバタのセットアップタイムなのでした。
バタバタしているうちに出船
港の堤防を通過すると、海は強風と高波の荒れ模様で、波しぶきをモロに喰らうので速攻でキャビンに避難。
ムムム…、移動しながらアジ釣りの準備をしようと思ってたが、ソレも出来ずじまい。
船は波に大きく揺られ、時おり波しぶきが窓を打ち付ける。
「アレ?今日ってこんなに荒れるんだっけ?」
予想外の荒れ模様に、オッサンは一抹の不安を抱かずにおれなかった。
近場で始めるのかと思ってたら、どうやら今日のポイントは観音崎沖に向かっているようだった。
ほどなくしてエンジン音が静かになり、ポイントに到着。
やっと釣りの準備ができるが、船は大きくゆらゆらと揺れる。
「どうぞ!水深64m。下から2〜3mでやってください!」と船長の合図で始まるが、オッサンはまだモタモタしていた。
クーラボックス内にはキンキンに冷えた海水の氷水を作るので、オッサンはいつも凍らせた2リットルのペットボトル2本を入れて、ソコに海水をぶち込む。
船宿ではサービスで氷をくれるんだけど、オッサンはいつも使わないからH2氏にあげている。
普通の水道水で作った氷だと、氷が溶けた時に塩分濃度が変わるじゃん!
まぁ、ソコまでこだわることもないかも知れないが、苦労して釣り上げたアジをできるだけ美味しく持って帰りたいじゃん!
ペットボトル氷を2本
気になるのが本日のコマセ。
いつもはもっと深いバケツに入ってるんだけど、今日はライトアジ風な浅い桶に入ってる。
「この量で足りるかな?」と思ってたら、船内におかわり用のコマセもあったので安心した。
ライトなコマセ
よくよく見ると、なんでか知らんが今日のコマセは粒が大きい。
このコマセが、オッサンが使うポリカ製のビシと相性が良いのか悪いのかは良く分からん。
こだわる人はその日のコマセによって、目が荒いビシやら目が細かいビシを使い分けるみたいだけど、オッサンはこのビシしかないからコレでやるしかない。
相性が良かろうが悪かろうがやるしかない
餌は自前のアオイソメ。
アカタンも配られているが、やはりイソメの方が喰いが良い。
オッサンはイソメの垂らしはやらなくて、1〜1.5cmくらいにカットして針に刺し通す。
イソメの付け方は人それぞれだけど、オッサン的には垂らすとイソメが回転してハリスが絡んだり、針掛かりの際にアジの口の横に掛かってバラしたりする可能性が高いのでやらない。
この程度で十分
ちなみにアジ釣りの仕掛けで、かなりの確率で針のチモトに夜光玉が付いてるのが市販されてたりするんだけど、アレって効果あるんですかね?
オッサン的には、釣りの仕掛けはシンプル・イズ・ベスト派なので、余計なアイテムはいらないと思っている。
自分で仕掛けを作ってても、夜光玉は入れたことがない。
まぁ、単に面倒臭いというのが一番の理由だけどサ。
んで、オッサンもやっとアジ釣り開始。
この時点で既に、隣りのMR氏は2匹程釣り上げてて、ビギナーとは思えない一投一匹の釣れ具合。
You Tubeの予習が役にたったらしいが、やっぱりMR氏は釣りのセンスあるんだな〜と改めて感心した。
オッサンも負けてはおれん!
スルスル落として着底→すぐに1m巻き上げてコマセを2回→もう1m巻いてコマセを2回→もう50cm巻いてコマセ1回といった感じ。
始めはアジを船下に寄せるのが仕事になるので、多めにコマセを撒いてみる。
「今日は若潮だから潮流もおとなしくて釣りやすいな〜」と思ってたら、さっそくツンツン!と竿先にアタリが!?
まずはタナが合っているかどうかの確認をしたいので、追い喰いは狙わないですぐに巻き上げる。
アジは上の針に掛かっていたのでタナは良さそうだが、上がってきたのは20cm程度の小アジ。
他の釣り場でこのサイズを小物と呼ぶのかは知らないが、少なくとも大アジのメッカであるここらのポイントでは25cm以下は小アジ認定。
今朝の社長のアドバイスを思い出し、もっと上を狙ってみる。
お次は、着底後2m巻き上げコマセ2回→もう1m巻いてコマセ1回でそのままステイ。
すぐにアタって来るが、どうみても小アジのアタリ方…
しょうがないので、ス〜っとデッドスローでロッドをゆっくり上げながら追い喰いを狙う。
ロッドを上げていると、もうひとつスン!とアタって来たので「一荷来た〜!」と電気的リールのスイッチオン!
だけど、2匹付いてる割に軽いんだよね〜
んでやっぱり小アジが二匹付いていた。
ムムム…、ガセネタをつかまされたか!?
釣れるのはありがたいが、ココまで来ておきながらこのサイズでは納得できん!
と憤っていると、お隣りのMR氏の様子がおかしい。
さっきまでは立って釣りしていたが座り込んでしまい、目は虚ろで焦点が合っていない…
どうやら船酔いしたようだ。
何度かリバースし、海のお魚に自前のコマセをあげた後、開始30分でキャビンへGo!
一応、MR氏の釣り上げた5匹のアジは、オッサンのクーラーボックスに入れておいた。
オッサンは船酔いしたことがないから分からんが、言われてみれば、船もけっこう揺れてるな〜
そこそこの揺れだけども…
お隣りさんが居なくなった…
「少し休めば復活するだろうて…」と、H2氏とお気楽に話していた。この時までは…
オッサンは仁王立ちでロッドを手持ちでやってるんだけど、H2氏の釣り方は落としてからコマセを振るとすぐにロッドキーパーにセットして座り込んでしまう。
高齢者に多いスタイルで、130号のビシをブンブン振り回すのも体力的にキツイしな〜
でも、船は大きく揺れるし、ミヨシの釣座だから余計にその揺れ幅も大きい。
「そんな釣り方で良く釣れるね〜」とのコメントに「コレで良いんだよ!この揺れが良い誘いになるんだよ!」とH2氏。
確かに、この時点でオッサンよりも釣ってるもんだから、それ以上はからかえないオッサン。
しかし、本日はアジのタナがハッキリしないぞ!
アタリ続けるココだ!という真タナが見つからない。
海底から1m〜4mくらいを丹念に探ってみたんだけど、どうにも分からん。
確かに、2〜3mのタナで早くアタって来るのは間違いないけど、その1mの中でどうにもタナがボヤける感じ。
上がってくるアジのサイズも、このタナでこのサイズというパターンが無くて、20cm程度から30cm弱までバラバラに上がってくる。
それでも、チョロチョロと釣れ続けるのはありがたいが…
釣れ続けているのは良いが
釣り開始から2時間ほど経過するが、風が強くてとにかく寒い。
たぶん、朝よりも気温は下がってると思う。
オッサンの釣り座は、操舵室の影になってておひさまが当たらないもんだから、その寒さはことのほかだ。
寒い〜!!と凍えていると、今度はH2氏の様子がおかしい。
座り込んでるのはいつものことだけど、動きがいつにも増して緩慢になっている。
オッサンが訝しみの視線を浴びせていると「ちょっと酔っちゃったよ!」とH2氏。
”オマエもか!?”
聞けば、H2氏は船酔いすると眠くなる体質らしい。
ど〜りで、さっきからナマケモノが怠けているような動きだったハズだ。
今度はH2氏が怪しくなっている
しばらくは頑張っていたH2氏だったが、「ちょっと横になってくる」とキャビンへ消えていった。
っというわけで、オッサン御一行様はボッチになってしまった。
つまりはオッサンが頑張らねば、オカズがままならない状態。
寒さも増して身が引き締まる思いだったが、朝ごはんすら食べてないので、まずは小休憩。
おやつのチョコボール(エンゼルは出なかった)
そっか〜…、H2氏すらも船酔いするほどなのか〜
キャビンでグロッキーの繊細はふたりとは対象的に、ガサツな作りのオッサンは元気にアジ釣りだ。
チョコボールをポリポリと頬張りながら、遠くの富士山を眺める。
今年の初夢も”一富士”は無かったな…
腹ごしらえも終わり、再びアジ釣りに専念。
なにせ、三家庭分のオカズがオッサンに掛かっているのだ!
というやる気とは裏腹に、今度はアジのアタリが遠のく…
先程までの頻繁なアタリが無くなり、1分以上待たないと喰って来なくなったり、空振る事も少なくない。
こういう時は、コマセを多めに撒いたり、頻繁に投入を繰り返したりで、釣れない時こそマメなコマセワークが大事になる。
さすがに後半戦にもなって来ると疲れも出てくる。
本日は風も強く、船も揺れるので疲労も増してくる。
ポツリポツリとは釣れるが、前半ほどの釣れ具合とは程遠いな…
手は冷え切り、もうシモヤケになって来てるんだと思う。
アジの反応も悪いし、心が折れそうになっているとH2氏が復活した!
「どう!釣れてる?」と元気にリボーンしたH2氏に、「◯◯さん(H2氏のこと)が寝てからあまり釣れなくなった…」とオッサン。
それでも仲間がいるのは励みになる。
やる気が出ると釣れるもので、ラストスパート!
相変わらず釣れる真タナは見つからないんだけど、2.5mを基本に釣れ続け5時間で58匹と、一応竿頭だった。
でもサイズが出なくて、20cm程度が5割、25cmクラスが4割、30cm前後が1割。
35〜40cmクラスは釣れなかった…
だもんで、本日は一度もタモ(網)を使わなかったという悲しい現実。
数はそこそこだがサイズが…
本日はアジを掛けたにもかかわらず、水面に上がって来るとアジが針から外れていることが頻発した。
この原因は、船の大きな揺れでラインが緩むから。
コレの対処法は、巻き上げ時にギリギリまでロッドを手で持ちながら、ラインが緩まないよう、船の揺れに合わせてロッドを立てたり寝かせたりする作業が必要になる。
んだけど、疲れてくるとさっさとロッドキーパーに置きたくなるよね〜
あと、やはり2本針の方が作業しやすいな〜
なんか、上級者=3本針、初心者=2本針みたいなイメージがあるかも知れないけど、オッサン的にはそんな事はないと思います。
コレって逆なんじゃないかと…
2本針の方がタナに対してタイトだから難しいのでは?
3本針だと狙える範囲が広くて、少々タナがズレてもなんとかなるから、初心者こそ3本針の方が釣れる気がする。
まぁ、3本だと扱いにくいのはそうだけど…
しっかりタナさえ取れれば、2本針の方が手返しも早いから、結果的に釣果が良いと思います。
実際、本日のオッサンは2本針で竿頭だし!
なので、今後も2本針でやろうと思ってます。
結局、MR氏は船が陸に接岸するまで起き上がることは無かった。
酔い止めの薬も飲んでたし、前日は早めに寝たので体調は万全で、出来ることはやったんだけどダメだったようだ。
ここまで船と相性が悪いのも珍しいな。
船長も不憫に思ったのか何匹かアジのお土産をくれたし、H2氏とオッサンのアジもおすそ分け。
「んじゃ〜、次のアジ釣りはいつにしよっか?」
オッサンのリベンジマッチのお誘いに「船釣りは拷問でした!もう二度と乗りません!!」と一刀両断。
「ですよねっ!」
こうして、アジ釣り仲間の引き入れ作戦は見事に玉砕。
ハゼ釣り仲間にもけっこう船がダメという人も多い。
だから、陸っぱりでハゼなんぞ釣ってお茶を濁してるんだろうけど…
今まで見た事ないMR氏のバッドエンドな顔を見て、気軽に船釣りに誘っちゃいけない!と痛感したオッサンなのでした。
でも、どこかに船も大丈夫っすよ!な人おらんかな?
釣り上げたアジはその日のうちに捌き、翌日にクッキング。
今回は、たたき、なめろう、つみれ汁、アジフライ、アジのそぼろを作った。
テレビで『アジのなめろうの炙り』をやっていたので、なめろうを炙ってみたんだけど、オッサンは炙りの方が美味しいと思った。
アジはレパートリーが多いから、作るのも楽しいよね!
家族にも大好評!
MR氏も「釣れたてのアジの味にハマったので、釣れ過ぎた時は貰いに行きます!」と前向きだったが、アジ釣りの苦労を知るのと、釣れたてをゲット出来るのとは話が別だ。
甘くないのは現実社会もアジ釣りも同じで、働かざる者食うべからず!
こうしてまたひとり、釣りたてアジを待つ者が増えたのでした。