2024年16回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは羽田リターンズ

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2024年16回目の夏シーズン東京ハゼ釣りはまた羽田

2024年8月11日。

2024年夏シーズン16回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:多摩川【羽田付近】

天気:晴れ

釣行時間:6時30分くらい(潮位:135cm上げ7分)〜9時00分くらい(潮位:164cm満潮)小潮

釣果:マハゼ122匹(8.5cm〜12cm)

 

竿:4.5m(ゼロサム初梅)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:ボイルベビーホタテ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

今回のハゼ釣りも多摩川の羽田でございます。

 

聡明な読者の方ならもうお気付きかと思いますが、『14回目のハゼ釣り』が飛んでいます。

 

コレはオッサンがボケているのではなくてっていうか、ボケてなくはないが、14回目の記事も書くつもりで欠番にしています。

 

んで14回目も羽田でのハゼ釣りでした。

 

ここしばらくは多摩川羽田の釣り場で、この釣り場はお天道様直撃&水にも立ち込めない灼熱地獄だけど、今現在はハゼが釣れないこともない。

 

オッサンがよく通っている大井ふ頭中央海浜公園のハゼ釣り場は、ここ最近は釣れなくて、いつもの常連たちも苦戦している模様。

 

「なんで釣れない所でハゼ釣りしてるんだろう?」

 

オッサンには不思議でしょうがないんだけど、常連たちも高齢化でモウロクしているので、遠出は厳しいんだろうて…

 

釣れない釣り場でやってても時間と労力の無駄なので、ドライなオッサンは釣れる釣り場に移動しています。

 

大井ふ頭中央海浜公園が釣れるようになればまた戻るけど、いつになるやら…

 

大井ふ頭中央海浜公園での釣れない原因は赤潮で、台風や豪雨など天候の大きな変化がなければ、釣れないハゼ釣りが続くと思います。

 

実は昨日も例のO氏から、『本日のハゼ釣り情報』という体で不審電話が来た。

 

無視してもしつこく掛けてくるからしょうがなく出るんだけど、ほぼ100%ハゼが釣れなかったという内容。

 

孤独老人の話し相手という介護ヘルパーさん気分で聞いてるんだけど、11〜12cmくらいのハゼしか上がらないだの、100匹いかなかっただの…

 

オッサン的にはそのサイズがそれだけの数釣れれば十分な満足な内容だと思うけど、O氏が納得するハゼ釣りって、一体どんだけ高望みしてんだよ!

 

ちょっと前に、10数cmクラスが爆釣した日があって、その時の輝かしい想ひ出がO氏の脳裏にスリ込まれているらしい。

 

「あの日をもう一度…」

 

どうやらO氏が目指すハゼ釣りは、チョモランマよりも遥か上の高みを目指しているらしい。

 

しかし、今の釣り場の状況と時期を鑑みて、どうみてもそんな釣りになるわけ無いじゃん!

 

そんなメルヒェンじゃなくて、現実を見ろ!現実を!

 

んで、オッサンは釣れないハゼ釣り場には見切りをつけ、多摩川羽田の釣り場に河岸を変えている。

 

この釣り場は釣れる状況が限られるので、潮位を確認しながら釣り糸を垂れる時間帯を決める。

 

本日は7〜10時くらいなら釣りになりそうだ。

 

ここしばらくのハゼ釣りはスタートが早朝過ぎたから、今日はゆっくり出来て良いな〜

 

しかし、遅い時間帯ということは暑さも増すということだから、ソレは覚悟の上だ。

 

 

今朝の目覚めはもう明るかった。

 

いつものハゼ釣り時はまだ暗い時間に起きているから、明るい朝が新鮮だ!

 

愛車を漕ぎ出すが、犬の散歩とか徘徊する高齢者などの歩行者も居て、街が少しざわつき出している時間。

 

「やっぱり朝はこうでなくちゃ!人間は昼間に活動する動物なんだから!」とつくづく思う。

 

問題は既にもう暑い!

 

だもんで、愛車を漕ぐ足取りも重く、なかなか現場が近付いて来ないぞ。

 

 

汗だくになりながらやっと現場に到着。

 

本日も羽田の船宿『えさ政』さんの横に陣取る。

 

もう本格的なハゼ釣りシーズンだから、もっとハゼ釣り人が多いと思ったけど、見渡す限りでは釣り人は5人もいないくらい。

 

お盆とは言え、この暑さではハゼ釣りもヘッタクレも無いわな〜

『えさ政』さんの横が基地

 


ハゼ釣り人も少ないね〜

 

昔は今いるこの『えさ政』さんの横がハゼ釣りの一級ポイントだった。

 

っというのも、以前はカワハギ釣りで、釣り人が船に乗り込む前にアサリの殻剥きをここでやってて、殻をここへ捨てていた。

 

その殻についている貝柱とか貝のカスとかを狙ってハゼがワンサと集まっていたので、ハゼがよく釣れるという図式。

 

だから、ここの水底には貝殻が堆積してて真っ白だった。

 

今ではアサリの殻剥きなんてやらないから、特別にハゼも集まってなくて、水底も他と同じ砂の色になっている。

 

オッサンも最初はここに陣取るけど、釣れ具合によっては移動を繰り返すから、別にココじゃなきゃヤダ〜!っというこだわりはないんだけどね。

 

今現在はほぼ満潮の時間帯なんだけど、本日は小潮だからそれほど高潮位でもない。

満潮でもこんな程度の潮位

 

できるなら大潮の満潮が一番ハゼが釣れやすくて、このコンクリート護岸に座り込むと、オッサンのモデル並みの長いあんよが水に浸かるくらいに潮が高くなる。

 

 

ここでちょっぴり思案する。

 

今現在の水深は1m無いくらいで、恐らくはこれ以上は潮は高くならない。

 

それでもハゼは釣れなくはないが、手前では小ハゼばかりと予想。

 

なので、沖狙いならそこそこの良型ハゼが釣れるんジャマイカ!

 

っと、オッサンのスーパーAI頭脳が答えを弾き出す。

 

長竿を使うべし!

 

取り出しましたるは、4.5mの長竿『ゼロサム初梅』

4.5mの長竿登場

 

実は、この釣り場でこの竿を使ってみるのが今回の目的でもある。

 

今までは、この釣り場では3.5mまでは使ったことがあった。

 

ここの基本はコンクリ護岸に座り込み、2.1mの短竿でポイポイと手前のハゼを手返し良く釣り上げるというもの。

 

しかし、潮位が低くなると手前のハゼは沖に行ってしまうので、長竿の登場。

 

とは言え、潮によって違うけど、潮が引いている時は3.5mの長竿にチェンジしても、釣りになるのはせいぜい30分程度。

 

大潮ではあっという間に潮が引いてしまうので、長竿は保険程度にしかならない。

 

本日はそもそもが小潮で満潮時の潮位が期待できないので、より沖を狙える4.5mの竿なら3.5mの竿には無い、なにかしらのメリットがあるのでは?っと4.5mの竿で初挑戦でございます。

 

仕掛けは4.5mでもいつも同じ。

コレだよ〜

 

餌はいつものベビーボイルホタテ。

ホタテで釣れなきゃ〜何をやってもダメ

 

オッサンの餌付けサイズはちょっと大きめ。

コレくらいがスタンダード

 

だもんでホタテの消費が激しくて、シーズン前に2kg買っておいたホタテが、もうすぐ1kgが無くなる。

 

他の釣り人を見ていると、ハナクソくらいのちょっぴりサイズで付けてんだけど、ソレってアタって来るの?と心配になる。

 

まぁ、頑張って誘えばその内に喰ってくるだろうけど、そんなの時間の無駄じゃん!

 

デカメロンで付けて、落としてすぐに喰わした方が話が早いじゃん!

 

魚が餌に興味があるのはホンの僅かな時間だから、その時間内にさっさとケリを付けちゃいなよ!YOU!!

 

餌なんぞ余らせてもしょうがないじゃん!YOU!!

 

ホタテが余っても次も使えるだとぉ?

 

くだらん!

 

バンバン使ってバンバン釣り上げて、今日も釣れたぞ!と思う方が気持ちが良いだろうがよ!!

 

 

ちなみに水汲みバケツのスリット付きのフタは調子良いです。

 

ハゼがバケツの中で暴れても脱走しない。

 

ハゼが暴れるということは、ハゼが苦しがっているので、30匹入れるか30分毎に水に沈めたビクに移動していますが。

調子良いよコレ!

釣れるけど終わりが難しい…

準備完了にて今日も爆釣じゃ〜!っと竿を振り込むが、オモリが水面にピチャ!と接触する。

 

やっぱりダメか…

 

いつものようにコンクリ護岸に座り込んでるんだけど、『ゼロサム初梅』の軟らかい竿だと、振り込んだ時にオモリがかなり下に落ちるんだよね〜

 

せっかく座ってのんびりハゼ釣りしようと思ってたのに…

 

しょうがないので、立ち上がって釣りをするハメになった。

 

ブ〜ン!とかなり沖に仕掛けが落ちてゆく。

 

さすが4.5m、今までにない沖狙いだ!

 

仕掛けがス〜っと落ちてゆき、軟着底するとクン!とアタって来て本日の1匹目。

ん〜、やっぱりこのサイズ…

 

ハゼの活性は良いらしく連打が始まるんだけど、10cmに満たないサイズしか上がってこない。

 

ムムム…、やはり小潮だと潮位が低いから、いくら沖狙いとは言え、まだまだ良型ハゼが居る地帯に届いてないかな。

 

とは言え、どこに落としてもアタって来て、やはり沖はハゼのパラダイス。

 

試しに手前の護岸のヘチにも落としてみたけど、釣れなくはないが、ハゼが居るスポットを探さなくちゃならなかった。

 

「これじゃ〜短竿だと、ポンポンは釣れないわな…」

 

他の釣り人を見るとなかなか厳しそうだったけど、オッサンは調子良く釣り続ける。

 

基本は10cm弱クラスが多いけど、良型ハゼが群れているスポットもあって、そんなホットスポットに落とすと良型が連打で上がってくる。

こんな感じに

 

一度、小さなアタリでアワセると、根掛かりみたいに動かなくなった。

 

アレ?根掛かったかな?と思ったので、高価な竿を傷めないよう、竿と道糸を一直線にして道糸を切る体制に持ってゆくとグン!と引っ張られた。

 

ん?なんか付いてる!

 

っとやり取りをするが、パワーはあるけどマハゼではない引っぱり方。

 

チヌの稚魚とも違うソレの正体はウロハゼだった。

 

まぁ、こいつは重いし力があるからな〜

ウロハゼかよ!

 

ちなみにこのウロハゼ君は、こちらの方では外道扱いだけど、岡山県とかでは普通にスーパーで売ってるそうな。

岡山県の某スーパーにて

 

ウロハゼ=クロハゼ、マハゼ=シロハゼと呼ばれ、向こうではマハゼよりも珍重される存在らしい。

 

確かに、マハゼは昇天すると白っぽくなるし、ウロハゼは真っ黒になるからね〜

 

 

朝からオッサン独り占めだったこのエリアだったが、両脇に他の釣り人が入ってきた。

 

たぶん釣れなかったからか、景気の良い釣りをしているオッサンを見つけて…だと思う。

 

釣れる人の近くは釣れる!のは釣りあるあるだけど、この場合はちょっと違うかな…

 

オッサンは4.5mの長竿で、他の人は2m程度の短竿だから、狙えるスポットが全く違うんだよね〜

 

少々哀れに思うが、逆にその人達が入ってきたもんだからオッサンが探れる範囲が狭くなった。

 

両側のヘチも長竿で釣ってたんだけど、さすがに他の釣り人の領海侵犯はダメだよね〜

 

ただ、オッサンがやっていた範囲に黙って入ってきて、釣り糸を垂れるのもどうかと思うよ!

 

ちょうどヘチ狙いをしていた時に、「あ、この人入って来そうだな…」と思ったので、オッサンはそのままヘチで竿を動かさないで「ココまでがコチラの範囲ですよ!」とお知らせのつもりだったけど、オッサンが竿を上げたそのタイミングでその範囲内で釣りをし始めた。

 

「あ〜、この手の人か…」

 

まぁ、よくいますよ!釣れてる人の範囲内に黙ってズカズカとやって来ては、釣りをやりだす輩が。

 

大抵はビシっ!と釣りそうな出で立ちと大門グラサンを決めてるんだけど、たいして釣れないんだよね〜

 

そりゃ〜、そんな事やってりゃ〜運も見放すよ!

 

ひと言挨拶でもすれば、オッサンも鬼じゃないんだから「どうぞ〜!」だけど、あの態度はいただけませんな!

 

ちょっとカチン!ときたから、再び奴の眼の前で釣り続けてやった。

 

ちょうどソコで入れ喰いだったのでポンポンと釣り上げる反面、彼奴はほぼ釣れず…

 

釣りもたいして上手くもない上に、マナーも守らんと!

 

己の青臭さを思い知るがいい!

 

と思ったけど、4.5mの長竿で両サイドのヘチを狙うのもどうかと思うよ。

 

4.5mの両サイド、つまり9mの範囲を独り占めしてたという事でして…

 

言い訳をさせていただくと、ほとんど釣り人もいないし、いたとしても、他の釣り人はホンの僅かな日陰に避難して釣りしている状況。

 

片やオッサンは激暑の日向で戦っているし、オッサンの範囲も日陰のない日向の範囲。

 

別に他の人の邪魔をしている訳でもないだろうて。

 

 

時間が経過するにつれ、おひさまはますます威力を増し、オッサンの体力を奪ってゆく…

 

既にオーバーヒート気味で、お腹と背中に汗がツツ〜っと伝わりながら流れ、すこぶる気持ちが悪い。

 

水に立ち込んでいるなら少しはマシだが、コンクリート護岸の上では暑さのしのぐ術がない。

 

ハゼはまだまだ釣れるんだけど、オッサンの方がもたんだろうて…

 

大潮ならドンドン潮が引いてゆくから釣れなくなるんだけど、なまじっか小潮なもんだから潮の動きが鈍く、釣れる状況が変わらない。

 

とりあえずは頑張って、3時間で終わりにしよう…

 

どこかで見切りをつけないと、ぶっ倒れるよマジで!

 

チョロチョロとハゼは釣れ続け、10cmを超える良型も上がってくる。

このサイズが釣れるけど…

 

本来なら釣れるんだから喜ばしいハズだが、帰りたいのに帰れないこの状況が疎ましい。

 

この釣り場は基本的には砂地だから根掛かりはほぼ無いが、水底に沈んでいるゴミやストラクチャーが無きにしもあらず。

 

長竿だからか知らないが、いつもはほとんど根掛かりしないんだけど、今日は何度か根掛かりで針が無くなった。

 

そして今度はオモリごとロスト。

 

この時点であと30分時間を残していたが、仕掛けを作り直すのもかったるいし、コレも神様のお告げと納竿。

 

2時間半ほどで122匹とまぁまぁのハゼ釣りでした。

まぁ、これだけ釣れればヨシ

 

ハゼは輩の反対側にいた釣り人に差し上げました。

 

ハゼを差し上げるやり取りをしていると輩も帰りだし、通過する時にギロリとオッサンのビクを凝視していった。

 

「コレが日頃の行いの差だよ!君〜」

 

オッサンと同じタイミングで何人かの釣り人も引き上げていったので、みな頑張っていたんだと思う。

 

本当にこの暑さの中の釣りは「頑張った!」という感想になってしまう。

 

 

帰りの体力をつけるために、持参した羊羹を頬張ると、この暑さで羊羹もしっかり熱くなっていた。

 

熱い羊羹を食べたことはなかったが、気持ちが悪かったのは言うまでもない。

新発売!HOT羊羹

 

今日はずっと4.5mの長竿でやりきった。

 

この結果なら沖狙い作戦は成功と言っても良いでしょう。

 

コレも『ゼロサム初梅』という超軽量竿だからこその結果だと思います。

 

普通は4.5mの長竿の竿尻を持ち続け、微妙な道糸のテンションを張りながら、休憩なしで300回以上も竿を上げ下げするなんて出来ないよ!

普通はやり続けられないよね

 

買うのには勇気を振り絞ったけど、お値段以上の満足感だと思ってます。

 

 

釣り場は日光が直撃するスポットが多いと思います。

 

熱中症は一般に思われているよりもかなり深刻な症状を引き起こすことがあります。

 

場合によっては命に関わることも…

 

暑さ対策は万全に、水分補給も多めにこまめにとってくださいね。

 

できれば日中の釣りは控える方が望ましいですが、どうしても釣りをしたい場合は、夜釣りという手も無きにしもあらず。

 

ただ時期的に人外の存在に出会う可能性もそこそこ高いので、そこら辺の対策も万全にお願いします。

 

 

次の記事>>>「2024年17回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは探せばあるよ!」へ

 

 

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なるべく頑張って製作します。

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