2024年4回目の夏シーズン東京ハゼ釣りはやっと初日が出た!

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2024年夏シーズン4回目の東京ハゼ釣りはやっと100匹

2024年6月16日。

2024年夏シーズン4回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】→【しおじ磯】→【はぜつき磯】

天気:雨のち曇り

釣行時間:4時30分くらい(潮位:110cm下げ5分)〜9時30分くらい(潮位:100cm上げ3分)若潮

釣果:マハゼ100匹(6cm〜11cm)

 

竿:3.5m(清流X)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:アオイソメ一瞬ボイルベビーホタテ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

2024年の東京地方の夏シーズンのハゼ釣りは、見ていられないというか、悲惨というか、もはや哀れである。

 

ビリンゴや小ハゼの群れで、アタって来ても針に掛からず…

 

それらに紛れて、たま〜に7〜8cm程度のマハゼが釣れれば、ホッと胸をなでおろすといった塩梅。

 

こんな絶望的なハゼ釣りでも少しずつ時は動いているようで、ハゼも成長し、マハゼ率が高くなってきてはいるようだ。

 

オッサンの「ハゼ釣りに行ってきました」の基準は、最低でも1束(100匹)。

 

状況はじわじわと良くなってきてはいるんだけど、いつ1束釣れるようになるのやら、気が気でない。

 

「もしかしたら、今シーズンは束釣り無理ぢゃね?」という事態もなきにしもあらずなので、毎回ドキドキである。

 

昔は時速100匹なんて当たり前に釣れてたんだけど、最近では夢のまた夢、A dream after a dream.

 

ここ最近は、時速どころか1回の釣行で1束釣れる日なんて数える程度にまで落ちぶれている。

 

そもそもハゼの絶対数が少ないし、夏場は水がやたら濁ってるんだよね〜

 

赤潮なのか水が茶色く濁ってるなんてしょっちゅうだし、昨年なんて汚泥の硫化水素が原因でハゼの大量死事件が発生した。

 

ハゼの生育環境が悪いから数が少なくなるのも当然ですな。

 

今年は何も起こらないことを願うばかりである。

 

 

例年ならそろそろ1束釣れても良い頃合いだけど、今期釣れて来るハゼの成長度合いを鑑みるに、数釣りが出来るのはあと数週間先かな?と予想していた。

 

「でも、もしかしたら…」という期待が無いこともなかったが、昨日、仲間のO氏から「今日のハゼ釣りは最悪でしたぁ〜」という頼んでもいないスパムメールが届いた。

 

こんチキショ〜!

 

こちとらは日曜日しかハゼ釣り出来ないから、いろんなところをふくらませながら、指折り数えて楽しみにしてたのに死刑宣告してきやがって!!

 

悪魔のような氷の微笑を浮かべながらメールを打つO氏の姿が目に浮かぶ。

 

昨日は長潮で本日は若潮だから、潮回りで大きく改善!っという期待も出来ない。

 

はて?どうするべきか…

 

 

今朝、まだ暗い夜明け前に目覚めるとまだ雨音がしていた。

 

予報ではもう雨が止んでもよい時間帯だったが、しっかり降ってやがる。

 

今一度予報を確認するが、もう止む感じだけど。

 

しばし迷ったけど、予報を信用して雨カッパは無しで出撃。

 

雨はパラパラ程度だから、もうすぐ止むでしょ!という判断。

 

本日唯一の希望『雨の日は釣れる!』を念仏のように唱えながら、愛車は暗い夜道を進む。

今日は狙えるカモよ

いつものように現場が見える橋にやって来るが、今日は雨が降っているからいつもよりも空が暗い。

まだ暗いんですけど…

 

公園内には街灯があるから、その下で釣りの準備は出来そう。

街灯が多く設置されてて安心

 

対岸の大井競馬場には、ナイター設備が煌々と点いている。

夜中じゅう点きっぱなしかな?

 

【夕やけなぎさ】にやってくると、3人の常連が釣り糸を垂れていた。

もうやってるよ!

 

みんなまだ来たばかりらしいが、昨日に引き続きアタリが全然無いとのこと。

 

いつもの常連さんから「◯◯さん(←オッサンのこと)がブログに『雨の日は釣れる!』って書いてあったけど、全然釣れないんですけど…」

 

そりゃ〜、そうだ!

 

このいい加減なブログに書いてあることを真に受けるのが間違っているのである。

 

名言格言は自分の経験から湧き出るのであって、他人の言ってる事を鵜呑みにするのは人が良すぎるってもんだぜ!

 

 

っというわけで、オッサンは釣れない【夕やけなぎさ】から移動し、やって来たのは【はぜつき磯】

 

実は昨日、何人かの常連が【はぜつき磯】でやってみたようだが、キッチリ玉砕したらしい。

 

釣りのポイントってその人との相性みたいなものがあるんだけど、オッサンは【はぜつき磯】と相性が良いと思っている。

 

他の人が「釣れない…」と言ってるのに、オッサンひとりで釣れ続けるというのが頻繁にあるのがこの【はぜつき磯】

 

先週もこのパターンで、オッサンひとりだけココで数を稼いだ。

オッサンと相性抜群な【はぜつき磯】

 

正直、こちらはまだ釣れる時期じゃないからハゼ釣り人は誰もいないんだけど、オッサンは全然気にしてない。

 

なぜならオラなら釣れるからね!っという根拠が微塵もない確信があるから。

 

まずはいつもの実績ポイントに陣取って釣りの準備。

 

本日も竿はお気にな3.5mの長竿。

 

小ハゼの僅かなアタリもしっかり伝わる名竿(だと思う)。

『ダイワ 清流X硬調35』

 

 

仕掛けはいつもの塙式ミャク釣り仕掛け。

いつでもどこでも塙式

 

餌はアオイソメ。

 

今期はアオイソメを見直してまして。

 

今の時期の小ハゼ相手でも、ホタテ餌よりも針掛りが良いと思います。

 

その理由として考えられるのが、針と餌の向き。

 

ホタテ餌の場合は貝柱に対して直角方向に針を掛けるけど、イソメ餌を刺し通しで付ける場合はイソメと同じ一直線の方向に針を付ける。

 

この餌と針の向きの違いが、針掛りの違いになっていると思います。

 

こう思うようになったのは、仲間のG氏が「ハゼは餌を吸い込みやすいように、わざわざ身体の向きを変えている」という有力なタレコミがあったから。

 

今までは、ハゼって何も考えずにバクっ!と餌を咥えてくるもんだと思っていた。

 

しかし、G氏からの情報でハゼもちゃんと考えてるんだな〜と関心すると共に、イソメ餌の優位性を考えるようになった。

 

問題は、餌付けが面倒臭いし、気持ち悪いし、ニオイはするし、手は汚れるし…って、こうやって列挙してみるとメリット薄いね〜

 

でも一番の痛手は、ハゼ釣りの度に大枚はたいて買わなくちゃならないこと。

 

昨今の値上げラッシュは釣り餌にもしっかり反映されてまして、お値段変わらずでも量が少ない『シュリンクフレーション』な気がするんですが。

今週も買うハメになった…

 

ただでさえ痛手なのに、実際に使うイソメは半分くらいしかない。

 

っというのも、まだハゼが小さいし、バクっ!と思い切り喰い付いて来ないもんだから、針掛りの良い尻尾側半分の細い部分しか使えない。

 

頭側の太い部分も喰っては来るんだけど、まず針掛りしないね。

 

とてももったいないんだけどやるだけ時間の無駄なので、頭サイド半分はちぎってリリースという贅沢釣行。

細い尻尾の方しか使えん!

 

さぁ、オッサンひとり爆釣じゃ!

 

ジャブジャブと水に立ち込むと温かく感じるくらい。

水が温かいぞぃ

 

まずは第一投。

 

思い切り沖側へ落としてからス〜っと柔着底すると、すぐにアタリがぁ!という事はなくて…というのがいつものお決まりなんだけど、今日は違うぞ!

 

すぐに僅かなアタリが来て、すかさずアワセるとさっそく釣れた!

本日の1匹目

 

サイズは目をつぶるとして、一投目で上がってくると否が応でも期待しちゃうな〜

 

すかさず次も全く同じスポットへ落とすとすぐに2匹目。

次はまぁまぁサイズ

 

先週の感じからの予想は、アタらせるのに時間が掛かるかな?と思ってたけど、今日は狙ったスポットに寸分違わずに落とせばすぐに喰ってくるらしい。

 

喰っては来るんだけど、やはり針に掛からない事も多々ある。

 

ひとつのスポットでせいぜい3〜4匹釣ると、アタって来ても針に掛からないサイズになるので、そういう時は粘らずに次のスポットを探す。

 

ハゼって飽きやすくてすぐにスレるから、アタるからといってしつこくやってると、そのスポットがダメになってしまう。

 

そうなる前に”その場を休ませて”他を攻めた後にまた戻ってくると、また釣れ出す事も多々あります。

 

この駆け引きは男女関係と同じで、押して引くの絶妙なテクニックが必要です。

 

 

ある時、強引なアタリでアワセるとグイグイと引いてきた!

 

お!ヒネハゼ来たか!?と期待したんだけど、上がってきたのはキビレの幼魚だった。

ちぇ!期待したんだけどな〜

 

今日はコイツが2匹釣れた。

 

その後も入れ喰いと言うほどではないけど、一投毎にアタリが来る感じだったけど、アタったから釣れるとは限らないのがこの時期の悩ましいところ。

 

ポツリポツリとコンスタントに釣れ続け、釣り船が動き出す時間になり一時中断。

 

この時点で60匹。

やっとだよ〜!

通り過ぎる釣り船を見送りながら少々思案する。

 

移動するべきか否か?

 

このままココでやり続けても釣れるだろうけど、これ以上釣れることはないだろうて…

 

それどころか、恐らくは厳しくなると思う。

 

そもそもが、ココでやるのももう飽きた。

 

っというわけで、気になっていたポイントへ移動を決断。

 

 

やって来たのは【しおじ磯】

 

以前、【しおじ磯】のあるスポットでプチ入れ喰いで楽しかったので、あの日をもう一度!を期待しての再訪。

やって来たよ【しおじ磯】

 

何人かのハゼ釣り人がいたが、釣れてないご様子。

 

お目当てのスポットへやって来たが、水がこれでもか!というくらいに濁りまくってるんですけど。

 

コレってマズイんじゃね?

 

とは言え、ここまで来ておきながら「んじゃ〜止めときます」と言うわけにもいかないので、濁った水にジャブジャブ入り込む。

 

狙いのスポットへ落とすとすぐにアタって来たが掛からず…

 

どう見ても針に掛からない小ハゼのアタリ。

 

一応、次で掛けたんだけどやはり小さ過ぎる。

 

その後も狙い続けたが、アタリは遠いしハゼは小さいしで埒が明かないので、即撤収!

 

瞬間移動で先程の【はぜつき磯】のオッサンスポットへとんぼ返り。

 

途中、【夕やけなぎさ】を通過するが、いつもの常連たちがズラリといたんだけど、どうにも釣れているようには見えなかった。

 

そんなくすぶり集団を横目に一路【はぜつき磯】へ急ぐ。

 

このペースだと1束いくかどうかは難しいところなので、とにかくやってみるしかない。

 

相変わらず誰もいない【はぜつき磯】なんだけど、釣れるのに何でやらないんだろうね?

 

まぁいい、オッサンはオッサンの釣りをするだけである。

 

やはり、釣り船が通った後はアタリが遠くなったけど、釣れないこともない。

釣れないこともないが…

 

ただ「このペースだと1束は無理かな…?」と半分諦めモードだった。

 

時おり、前半にはなかった10cmクラスの入れ喰いスポットが数カ所見つかって、楽しいひと時もあった。

このクラスが入れ喰いなら楽しいね!

 

順調に釣れ続けたが、オッサンのスマホが鳴る。

 

仲間が釣りを終えたので、タイムリミットの呼び出しである。

 

しかし、あと5匹で目標達成なので、スマホは無視して釣り続行。

 

でも釣りあるあるで「あと◯匹」になってからが長いんだ。

 

なかなかアタって来なくなり、もう諦めるか?と思った時に、ホットスポット発見!

 

ここで一気に釣り上げ、今期初の1束達成。

 

5時間の長丁場で100匹ジャスト。

ふ〜、やっとだよ!

 

2024年夏シーズンのハゼ釣りは、本日やっと初日が出ました。

 

正直、初日は7月までお預けかな?と思ってたので、良かった良かった。

 

しかし、久しぶりに全集中でハゼ釣りしたので疲れ切りました。

 

いつもはモサ〜っとしてたり、全然違うこと考えたりしてるんだけど、今日はハゼの事だけ考えてました。

 

ちゃんとやれば結果が出るんだけど、こんなの毎週やってられんわな〜

 

 

本日オッサンが釣り糸垂れていたスポットは、昨日、仲間が三人がかりでやって玉砕したところ。

 

昨日とは大きく状況は変わってないと思うから、この差は何ででしょう?

 

たぶんだけどオッサンが思うに、長竿には長竿の操作法があって、アタらない釣れないというのは、そのやり方が出来てないからだと思います。

 

2mくらいの短い竿に慣れていると、長竿が扱いづらいのは事実。

 

竿が長ければ長いほど、繊細な操作と絶妙な竿の張り具合が要求される。

 

短竿には無い長竿特有の挙動もあるから、そこら辺を切り替えずに短竿と同じ操作だと長竿で結果を出すのは難しいかな。

 

長竿を扱えれば短竿も出来るけど、その逆は成り立ちません。

 

一例をあげると、竿の長さが約2倍と仮定すると、道糸も2倍だから、短竿と同じ感覚で操作していると仕掛けが動く量は2×2=4倍です。

 

コレではハゼは逃げてしまいます。

 

短竿と同じ動かし方を長竿でやろうと思えば1/2×1/2=1/4。

 

つまり長竿の場合は、1/4の可動範囲で竿を操作するという事です。

 

まぁ、コレは極端な例だけど、長竿の場合はそれだけ繊細な操作が要求されるということです。

 

 

これから少しずつハゼ釣りも上向いてくると思うので、今後に期待したいところです。

 

しかし、イソメ餌を毎回買うのは痛いな〜

 

そもそも、今シーズン分のホタテ餌を2kg買っちゃったから、使わないわけにもいかんしな…

 

しょうがないから、我が家の食卓でホタテ三昧でもやるかな?

 

 

次の記事>>>「2024年5回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは豪雨の中」へ

 

 

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