2020年のミジンコ繁殖はスタートからズッコケる

2020年もミジンコ繁殖の季節がやって来た

毎年、ゴールデンウィーク(以下、GW)が来るとオッサンはある行動をしなければならない。

 

ニューカレドニアのラグーンでバカンスとか、生まれ故郷のモナコに帰省するとか、エクゼクティブな高級旅館でゆったりとかではない。

 

GWはどこに行っても混んでるし、金は掛かるしで出かける気にならない。

 

そもそも何かの活動をする金すら微塵も無い。

 

さらに2020年は例のウィルス騒ぎでStay homeしなくちゃならないので、自宅から一歩も出ない所存である。

 

そんな訳で、2020年は貧乏人にはありがたいGWと言えるだろう。

 

 

すべての人がもう覚悟してるんだろうけど、緊急事態宣言が5月6日で解除されるわけないよな…という現実。

 

どう考えてもそ〜なるんだろうけど、かと言ってスッキリサッパリ解除されるのもコレまた不安だし、このままズルズルというのもまた困るという悪循環。

 

世界中がコロナという泥沼にハマって身動きが取れない状態である。

 

つくづくスゲェ〜奴だよ!コロナって奴ぁ!!

 

 

ペスト、コレラ、スペイン風邪・・・今まで人類はさまざまな感染症と戦い、それを乗り越えてきた。

 

当然コロナも乗り越えるし、今回の禍災からも多くを学び、今後に活かしていくんだろう。

 

オッサンが世界中のコロナをやっつけるんだぁ〜!なんて事はできないけど、まずは自分の出来ることをチマチマやっていくしかないし、それしか出来ないんだからそ〜するしかない。

 

とかく人って「人間ひとりのやることなんてたかが知れてるじゃん!」と思いがちだが、決してそ〜でもないと思う。

 

人の想いは伝染する。

 

いま流行りのウィルスのようにクラスター的に広がっていくんだと思う。

 

自分の周りから広がりはじめ、ついにはずっと遠くの知らない人にその想いが伝搬してゆく…

 

例え自分の思うように伝わらなかったとしても、別に他人がどう受け止めようが、自分がこう想って行動してるんだからそれでいいじゃん!

 

自己満足すればそれでヨシ!と考えれば、こんな人生でも捨てたもんじゃない。

 

 

 

というわけで、今年も自己満足しなければやってらんねぇ〜な事をやらなければならない。

 

ミジンコ繁殖である。

 

今年もミジンコな季節がやって来た。

 

なぬ!?今年は種ミジンコが採れないぞ!

何でミジンコを繁殖させなければならないのか?

 

いまさら説明するまでもないですが、ミジンコを愛でてきゅんきゅんするという事ではなく、オッサンがビオトープ環境で飼ってるメダカの活餌になります。※ビオトープというと聞こえは良いですが、早い話が外で放ったらかしという意味。

 

メダカを本格的に飼育してる方は、健康や繁殖に効くらしく、活ミジンコを餌としてるメダカ愛好家もいるらしい。

 

片やオッサンは愛好家とは対極で、メダカがミジンコを狂ったように追い回す様が観たいだけというトホホな理由。

 

こんなんだからオッサンちのメダカは野生スイッチが常にOnな状態で、勢い余って親メダカが赤ちゃんメダカもバクッ!っといくのもご愛嬌、程度にしか思ってない鬼畜飼い主。

 

厳しい環境を生き抜いた者、「DARK SOULS」も真っ青なサバイバルがオッサンちのメダカ環境なのである。

 

 

まぁ、そんな理由でミジンコ繁殖を始めてもう何年経っただろう…

 

実は以前、このブログのミジンコ記事をみて、ある有名なテレビ番組の担当から取材の申込みが来たことがあった。

 

何でもミジンコ飼育の様を取材したいらしく、ミジンコを愛玩してる画が欲しいとのことだった。

 

はぁ!?何を勘違いしたのか知らんがオッサンじゃ〜ダメだろう!メダカに喰わせる餌なんだから…

 

んなもん記事見れば分かるだろうが、ミジンコを飼ってる人ってレアらしく、かなり難儀してるそうな。

 

だから!オッサンは飼ってるんじゃないんだってばサ!

 

テレビサイドは結構食い下がってきたんだけど、丁寧にお断りしました。

 

その後、その番組内容をマメにチェックしていたが、”ミジンコきゅんきゅん特集”は組まれてないので企画倒れに終わったんだろうて。

 

そもそもミジンコなんて画にならないんだから…

 

きっとあの担当者は地方局に飛ばされ、AD降格になっただろう。

 

 

 

そんな尊い存在のミジンコですが、今年は頑張らねばなりません。

 

というのも種ミジンコの採取が出来ないのです。

 

オッサンちは東京都区部にあるのですが、こんな大都会にミジンコがいる場所なんてまず見当たらない。

 

警察沙汰になりながらも(←しゃがんで池をジ〜っと覗いてたら職質された)やっと見つけたオアシスは、とある公園の水たまり。

 

いま現在、不要不急の外出は出来ないが、オッサンにとってのミジンコ採取は近所のスーパーに大根を買いに行くのとは比べものにならない程の重大案件である。

 

いざ行くとなったら、完全防護服に酸素マスク付けてレベルAの防御体制で望む所存である。

 

と思ってたら、ふと嫌な予感がした。

 

コロナ禍の影響で公共施設は軒並み閉鎖になっている。

 

あの公園は365日24時間営業の公園ではなく、営業時間が決まっているタイプだったハズ…

 

胸騒ぎがして役所のHPで調べてみると、ガビ〜ん!閉鎖してるやん!!

 

まさかこんな所にもコロナの魔の手が伸びていたなんて…

 

今あるもので何とかするしか…

なので、今年は種ミジンコ無しで勝負しなければならない。

 

オッサンのミジンコ繁殖池は、義母んちの屋上で勝手にやり始めた発泡スチロール箱。

 

いろいろやってみたんだけど、この体制が一番手がかからず繁殖できた。

何年かに一度決壊して終わるけど…

 

昨年の夏〜今まで放ったらかしだったんだけど、水が枯れることもなく、冬を超えたミジンコの卵から赤ちゃんミジンコたちが湧いていた。

全然数は少ないんだけど、文句は言えまい

 

勝手に繁茂していた藻や沈んでいる枯れ葉もそのままにしておく。

 

ミジンコの餌になるだろうし、藻も酸素を供給してくれるだろうて…

 

種ミジンコが入手できてれば底の藻をさらってキレイに掃除するんだけど、今年はそんなリスクは犯せない。

 

 

では爆殖を願って、ミジンコの餌である「ドライイースト」を投入。

二年前に購入した奴だけど、なかなか減らないんだよね〜

 

某コンビニのコーヒーマドラー4杯分が一回の量

 

池の水を入れてシャカ!シャカ!

 

ミジンコ繁殖池に投入

 

全体が白っぽくなるけど、翌日には元に戻るハズ。

 

ミジンコが食べているんだろうけど、次の日にも白いのが残ってたらドライイーストの量が多すぎるので、次からは加減してください。

 

メダカ同様に、餌のあげ過ぎは水がすぐ悪くなるので気をつけてくださいね。

水の色は大事なバロメーター

 

そして今年も登場、ソーラーエアポンプ『おひさまの力』

 

透明なアクリルケースはオッサンの手作りなんだけど、夏場は熱がこもるので使えない。

 

夏場はケースに入れると、モーターが熱くなってストップしてしまう。

今年も頼むぞ!

 

なので、夏場はケースから出してありのままの姿で稼働。

「おひさまの力」夏Ver.

 

ちなみにひとシーズンでチューブが藻だらけになるので、今シーズンは新しいチューブにチェンジしました。

チューブチェ〜ンジ!

 

ちょっと心配だったけど、今年も無事動いてくれた。

無事にブクブクなった!

 

2020年のミジンコ繁殖は例年以上に気を使わなくちゃだわ!

今年はいきなり全滅は避けたい

 

 

 

世界が変なウィルスと戦ってる時に、オッサンはミジンコをクラスターどころかオーバーシュートレベルまで増やさなければならない。

 

ミジンコなんてウィルスと違って目に見えるんだからからなんとかなるとも思うが、そう簡単にいかないのがミジンコ繁殖。

 

今年は種ミジンコがいないのでスタートダッシュがかませず、じっくりと増やしていかなければならない。

 

エサの量、頻度、水温、水質etc、etc…

 

ミジンコ道は果てしなき道ナリ〜!

 

 

 

次の記事>>>「2020年のミジンコ繁殖はもう一つの繁殖池(?)ありマス」へ

スポンサーリンク