オッサンはNHKの連ドラを見るようになりました。きっかけは「純と愛」です。
「純と愛」ももう終盤の頃に、家族がどこからかおもしろいという噂を聞きつけて録画するようになったのです。
初めは興味も面白いとも思っていなく、ただ付き合いで観ていただけだったのですが、そのうちに話の続きが気になってきます。
という訳で見続けるはめになったのでした。
次の「あまちゃん」も「純と愛」の時のタイマー予約を消していなくて、勝手に録画されていたのでした。とりあえず観てみると「純と愛」のようなくらい話しとは違って、いろいろがギャグが散りばめられていてさすがクドカンワールドです。
欠かさずに観るようになりました。
話題性も豊富であまちゃん効果は社会現象になったほどです。
平均視聴率が20.6%となっていたのですが「そんなに低かったのか?」と疑ってしまいます。
片や「ごちそうさん」
正直言って、オッサン的には「別に・・・」なんですが、今のところの平均視聴率が21%を超えていて「あまちゃん」よりも上なんです。
なんでやねん!
甚だ疑問ではありますが、オッサン的にこの数字の差を考えてみました。
【あまちゃんワールド】
・現代劇・話のテンポが早い・ギャグは若者向けで声を出して笑ってしまう質のもの・三陸と東京が同時並行で進行する・「芸能界」という浮世離れした舞台
【ごちそうさんワールド】※今後の展開はわかりませんが、今のところという前提での評価です
・大正時代の設定・ゆったりと時間が流れている・笑える場面も声を出して笑うというよりは「ニヤリ」としてしまう感じ・東京でヒロイン自宅界隈が舞台・どこにでもありそうな身近な話題と背景
「ごちそうさん」は良い意味での連ドラの世界です。
NHK連ドラのメインの視聴者は、高齢者が多いと聞きます。
つまり「あまちゃん」の話の展開の速さと世界観についていけなかった高齢の方が、「ごちそうさん」で連ドラに帰ってきたのではないでしょうか。
「ごちそうさん」は、安心して観ていられるのだと思います。
大正時代という時代背景も自分の若かりし頃の時代に近いので、懐かしさもあるかもしれません。
どのように算出するのかわかりませんが、視聴率ってあまり正確でないような気がします。
話題にするには、指標が必要なので「視聴率」という数字は必要かもしれませんが、今の時代もっと正確な指標がないものでしょうか?