2022年5月22日2022年6回目のテナガエビ釣りに行ってきました。
ポイント:多摩川緑地の対岸(川崎側)天気:曇り釣行時間:7時30分(潮位155cmほぼ満潮)〜9時30分(潮位150cmほぼ満潮)小潮水温:20℃釣果:4匹
竿:2.1m(彩峰Uと行雲流水の合体竿)&2.1m(シモツケ「清滝」)道糸:フロロカーボン1.5号 ハリス:ナイロン0.3号ハリ:タナゴ-極小新半月 ウキ:発泡玉ウキオモリ:ガン球-B エサ:アカムシ仕掛け:ハリス3cmの一本針
世界中を混乱に陥れた例のウィルス発生から、もう2年半ほど…
「パンデミック」なんて映画中の言葉と思ってたんだけど、実際に現実を目の当たりにすると恐ろしいものだ。
まだまだ終息してないけど、この騒動からそれぞれの国や人々の性格というか考え方、人間性が垣間見えた気がする。
人権をあれほど重視する欧米もイザという時は、強制力を行使して指示に従わせるし、赤色な国々なんて国が厳命を下せば有無を言わせない実力行使。
んで日本はどうだったろう…
いつまで経っても方向性がハッキリしなかったし、『人権』を履き違えた優柔不断な判断力を発揮。
誰が指揮をとるのかさえもハッキリせず、訳の分からん専門家とやらの意見は誰もが分かりきったことを連呼するだけ…
世界から遅れること2周半くらいでやっと重い腰を持ち上げる鈍臭さ。
国や行政、マスコミに対して、歯ぎしりした国民も多かったと思う。
世界は『withコロナ』にシフトしてる現在だけど、日本は相変わらず中途半端な施策でお茶を濁しているだけ。
ハッキリ決めればこちとらの対応も明確になるんだけど、誰も責任取りたくないからだろうか、判断すべき人間が玉虫色なことしか言わないから、いつまで経っても物事がサイケデリックなままである。
つい先日もマスクの着用に関してやっと政府の見解が発表された。・屋外では人と2メートル以上の距離が確保できれば、会話の有無を問わずマスクの着用は不要。・距離を取れなくても、ほとんど会話がない場合は不要・夏場は熱中症を防ぐため外すことを推奨・2歳以上の未就学児の着用については一律には求めないなどなど…
そもそもマスク着用は日本では義務ではなく、あくまで個人の自由。
当初はマスク不足で混乱もあったけど、ホンの一部を除いてはもうほとんど全ての日本人がマスク着用していたと思う。
欧米に比べ、もともとマスク着用に抵抗がなかったし、恥の文化と律儀な国民性が相まってマスク着用率は90%近くで世界一!
オッサンの感覚的には「でも90%程度?もっと高い気もするけど…」なんだけど、まぁマスクをしたくてもできない方もいるし、こんなご時世でもやらない奴もいるから、そんな数字になるのかな。
決して同調圧力になってはいけないけれど、「他人様に迷惑をかけない」という考え方は素晴らしいと思うよ。
んで、今朝もテナガエビ釣り場に向かって愛車を漕いでいると、いつもとの違いが目についた。
マスクを付けてない率が増えてるということに。
先日の政府発表を受けての事だろうけど、少々考えさせられる現象が起きているらしい。
オッサンが着目したのはマスクを外している年齢層。
明らかにある年代のマスク非着用率が高い。
ハッキリ言ってしまうと、高齢者層にマスクしてない輩が多いのだ。
まだ朝なので、ジョギングやウォーキングをしている方も結構いて、そのような運動系の方にとってはある条件下でのマスク非着用は朗報だろうと思う。
んがしかし、ブラブラと散歩もしくは徘徊してる系の高齢者層もマスクをしていない率が異常に高い。
まぁ以前からマスクをしない高齢者はそこそこいたんだけど、政府の発表からここぞとばかりに増えていると思う。
ひとりで歩いてるなら別にいいんだろうけど、散歩系の多くは何人かの集団で、しかもペラペラと喋りまくってる。
そんな輩がマスクをしていないのだ。
いいよ!別にコッチには他人事だし!
ただ思うんだけど、まだコロナは終息してないし、2年以上も経ってるのにも拘わらず、医療体制も充実しているとは言い難い。
そんな中、あんたらの年齢層は罹患したらヤバい方に傾くよね?
あんたらは1割程度の負担だけだからなんとも思ってないかもしれんが、自己負担以外は全て税金で賄ってるんだぞ!
コレはオッサンの偏見なんだけど、この年齢層は国や行政、マスコミの言うことは絶対的な真実と疑わない病理があると思っている。
彼らの情報源はネットやSNSではなく、地上波テレビや新聞紙からがほとんど全て。
そして仲間の口頭伝承によって広がってゆく。
なのである意味、国=マスコミのプロパガンダに洗脳されやすい年代。
しかも金は持ってるし、選挙にもあしげく通うので、為政者からすれば使い勝手の良い世代なのである。
しかし、この好都合な年代も現在の年代で最後になると思う。
オッサン世代を含めたより下の年代はプロパガンダに疑いを持ち、自分で情報を取捨選択する世代。
どんなに国が情報統制しようとも、世界から我が国や自分たちがどう思われているかがすぐに分かってしまう。
まぁ、中にはグレートファイアーウォールを構築して都合の悪い情報やイデオロギーの押し付けを遮断する国もあるけど、抜け穴は必ずあって、そのやり方は拡散されやすい。
人間は押さえつけられると、余計に反発心が芽生える生き物なのである。
この傾向は日本に限ったことではなく、世界中でこの現象が起こっている。
年代格差と情報格差。
グローバル化が進行する現代において、世の中はますます狭くなり、格差は拡大する一方。
そんな波に乗り遅れまいと足掻くのも面倒臭くなってきたこの頃。
「別にいいじゃん!人のことなんてサ!!」
こうやって取り残されてゆくんだろうな。なぁ俺…
一応、オッサンは世間体を気にするのでマスク着用にて愛車を漕ぐ。
向かう現場はいつものテナガエビスポット。
途中、川崎競馬の練習場を通過するんだけど、本日は昨日の大雨による不良馬場のため出走取消らしく、サラブレッドは一頭もいなかった。残念!
寂しい練習場
程なくいつものポイントに到着するが、草がボウボウに伸びていて景色が変わっていたので、危うく通り過ぎることろだった。
先週はこんなに伸びてなかったのに、すげぇな〜雑草の成長速度って!
本日も到着〜!
今現在は満潮の時間帯で本日は小潮なだもんだから、恐らく状況は全く変わらないハズ。
本来なら潮が動く時間帯で釣り糸を垂れるのが鉄則だが、忙しいオッサンとしてはエビのご都合に合わせてられっか〜!
今日はず〜っとこんな感じだろうな…
やはりというかもう毎度の事なんだけど、本日も風が吹いていて水面がザワつき、エビポイントがよく見えない。
おまけに空も曇ってるもんだから、余計に見えんぞ!
まずは釣りの準備おば!の前に、心配なのが餌のアカムシ。
ここ数週間のあいだ、たいして釣れないもんだからアカムシを消費せず余りまくっている。
釣り餌は新鮮な方が釣果が良いのは周知の事実だが、テナガエビ釣りなんぞに金を掛ける余裕も気力も握力もない。
今回のアカムシ餌も3週間前に購入し、使っては冷蔵庫へを繰り返した年代もの。
果たして生きているのだろうか?
否!テナガエビ釣りなので生死は別に問題ではなく、そもそも使えるのだろうか?
恐る恐るパックを開けてみると、かろうじて色はアカムシ色で、なんとなく動いているようなので使えると信じたい。
ただ、買った当初の新鮮味はかなり抜けているのは言うまでもない。
かろうじて生きていた!
底の方には色が茶色くなっているのもいるな…
やはりミミズも持ってくるべきだったのかな?と今更ながら後悔する。
ちなみにオッサンは御存知の通り、ミミズは自己調達なんだけどせっかく写真を撮ってきたのでミミズのお話を。
ミミズはどこにでもいそうな気がするけど、いざ探すとけっこう見つからない。
いる場所って決まっているから、間違えなければテナガエビ釣りに使う程度は確保できると思います。
基本は湿った柔らかい土の中。
公園とかだったら、人が入り込まない植栽の端っこの方が有力だと思います。
このような場所は枯れ葉が堆積するので、ミミズの絶好の生息場所。
ミミズの使命は、落ち葉を食べて排泄し、そして動き回ることで土を栄養たっぷりの腐植土へ変えていくこと。
緑地や畑などあらゆるところで、ミミズは土を育み続けています。
なので、ミミズは『大地の鍬』とも呼ばれるありがたい生き物なのです。
まぁ、そんなズミミ様を切り刻んでテナガエビ釣りの餌として使うのも多少は心が痛むのだが、タダで手に入るありがたい存在。
自然界のみならず、オッサンの役にもたってくれる素晴らしい生き物だ!
今度生まれ変わったら君のような価値ある存在になりたいとも思うが、ミミズになりたいのとは意味が違うけどね。
っというわけで、ミミズは落ち葉が溜まるような場所にいる確率が高いです。
寂れた側溝とか
壁際とか
ミミズポイントに狙いを定めたら、土をほじくるのですが地中深くではなく、枯れ葉をどけて軽く土を除ける程度の深さにミミズはいます。
そんなに深いところにはいないんだよね〜
土を除けるとピョンピョン飛び出してくれれば見つけやすいんだけど、そうでない奴は目を凝らしてないと見逃してしまいます。
意外に素早いズミミ様
コレくらい捕れれば十分だ
話をエビ釣りに戻します。
アカムシが使えそうなので仕掛けの準備。
ここんところ風が吹いてばかりなので、竿がテトラポットから「カラン!」と落ちることが頻発。
なので、本日は対策を練ってきました。
対策とはコレ!
洗濯バサミに紐で高ナットを結び、オモリ代わりにして落ちないようにしました。
高ナットとは長いナットのこと。
使っているのは3分(約10mm)の高ナットで、ちょうど良さそうなのが会社にあったので失敬してきました。
準備ができたので釣り開始!の前に、水温調査。
まぁいつも通りの20℃なんだけど、もしかしてこの時期の水温ってここら辺で一定なのかな?
いつも20℃なんだよね…
んで今度こそ釣り開始!
なんだけど、どこに落としてもアタリなし!!
全然生命反応がありません。
今までの実績穴をシラミ潰しでやってみたんだけど、全く何も反応がない。
やっぱり潮が動かないと厳しいのかな?
エビは全然反応しないけど高ナット作戦は有効で、竿が風に吹かれても落下することはなかった。
いいぞ!高ナット
なんも反応が無くて途方に暮れるオッサン。
今日はダメだな…
開始30分で早くもグロッキーだったが、ある隙間でやっとエビの反応が来た!
しかし、エビのいるポイントは分かっているものの何度やっても針掛かりしない。
いつもなら1分も喰わせりゃ〜針に掛かるんだけど、今日は90秒喰わせても餌を離してしまう。
かといって、2分も喰わせていると餌だけをきれいサッパリ喰っていきやがって。
やはり潮が止まってるもんで、 テナガエビの活性自体が良くないんだろうね。
とりあえず、喰わせ気味にして偶然に掛かるのを期待するしかないか…
2分喰わせてから竿をゆっくり上げるとビクンビクンとエビのアタリが来て、やっとエビが上がってきた。
やっと釣れたよ〜!
一発目で掴み損ねて、エビを手繰り寄せているとポト!っとエビが落ちていきやがった!
なんてこったい〜!!
釣れる時なら気にしないが、本日は釣れないから貴重なエビ様をゲットし損ねて萎えるオッサン。
次もしつこく同じポイントに落とすと、また喰ってきた。
今度はエビがしっかり針掛かりしているのを確認。
やっと釣れたよ〜!
小さいが、この際サイズは不問
すぐに同じポイントで二匹目も。
やっと釣れ始めたか?
しかし連チャンもここまでで、次が遠かった…
たまにだけど、エビの反応はあるんだけど掛からないんだよね〜
コイツだけは元気に掛かるけど…
この後は動きまくり、狙いも定まらずじまいで玉砕。
結局、2時間で4匹とトホホなエビ釣りになりました。
ひぇ〜!小さいのがたった4匹…
釣りは、釣れる場所で釣れる時に釣れるやり方でやれば釣れる。
当たり前だけど、今日は満潮の潮止まりにガッツリはまったのが敗因かな。
釣りが終わったと同時にしっかり晴れてきやがった。
テナガエビ釣りって晴れのほうが釣れると思う
実は本日で2022年のテナガエビ釣りも終了。
相変わらず、さえないテナガエビ釣りですが、どこかにナイスなテナガスポットは無いもんか…
新規開拓も考えてるんだけど、なかなか見つからないんだよね〜
絶対多摩川のどこかにあると思うんだよね〜
ある条件が揃った時に爆釣するような秘密のスポットが!
来週からはいよいよハゼ釣り開幕の予定ですが、まだちょっと早い気もする。
何よりも、釣り場の大井ふ頭中央海浜公園のハゼ釣り場が工事しているもんで、どうなるのやら…