半日かけて、中古で購入したクーラーボックスを改造してみましたが果たしてその効果は?
オッサン自身とても不安だったのですが、なかなか24リットルのクーラーボックスを使う機会がありませんでした。オッサンがよく行っているハゼ釣りに24リットルのクーラーボックスを使うわけにもいかないもんで。
しかし、やっと実戦投入の機会が訪れました。
オッサンが今年からハマっている「シロギス釣り」に持って行きました。
「シロギスに24リットルって大きすぎるんじゃね?」とツッコまれそうですが、確かにシロギス釣りに24リットル大きすぎますね。
数百匹釣るぜ!なら分かるのですが、オッサンが釣り上げるのはせいぜい50匹で精一杯です。
いつものように話がずれていくので話を戻します。
釣り当日の朝、作っておいた氷を入れます。2リットルのタッパーで作った板氷が2つと2リットルのペットボトルを凍らせたもの(中身は水)を投入。
出かける前のクーラーボックス内です
このクーラーボックスのI-CE値は35時間です。ちなみにシマノのHPによれば、『I-CE値』とはクーラーの容量に対して20%分の氷を入れた時に持続する保冷力になります。(外気温は31度と設定)
24リットルの20%というと4.8リットル。今回投入した氷は合計6リットルなので容量でいえば約25%にもなります。
6リットルというと重さでいえば6kg!どおりで持ち運びが重いわけだ。オッサンの四十肩に響きます。
6リットルの氷量は特に意識したものではなく、せっかく釣ったシロギスを素早く海水氷で締めて、美味しく持ち帰りたいからという理由から多めの氷を入れてみた結果です。
実験当日は最高気温32度。東京湾でのシロギス釣りでしたが、海上はもっと涼しかったので恐らく30度くらいだと思います。
朝の5時に氷をクーラーボックスに投入。7時30分くらいにクーラーボックスにバケツ半分くらいの海水を入れて、海水氷にしました。
釣りを終えて、夕方4時頃に帰宅して残っていた氷はこんな感じです。
シロギスとアジが釣れましたが「あまり釣れてないじゃん!」というツッコミはナシでひとつ・・・
手に乗っている氷がタッパーで作った板氷のなれの果てです。この大きさの氷が2つ残り、ペットボトルの氷は8割くらい残っていました。
極力、フタの開け閉めは最小限に抑え、魚の投入は内フタの投入口から入れるといった塩梅です。
この内フタも冷却時間の持続にかなり貢献していると思います。特にアジやシロギスなど数釣りの場合は、頻繁にクーラーボックスのフタを開ける機会が多いのでいいですね~
実際、内フタには結露した水滴が大量に付いていたので、外気をかなり遮断してくれたと思います。
内フタとは例のコレね
クーラーボックス内の海水はキンキンに冷えていて、手を付けると10秒と入れていられません。なので、シロギスとアジはしっかりと氷締めされ美味しくいただくことができました。
なまぬるい海水を入れてもこれだけ冷え続けたのですから、クーラーボックスとしての性能は十分に証明されたと思います。
しかし、これが改造の結果なのか、それとも、もともとの性能なのか・・・
改造する前は実戦投入したことがなかったので、今となっては改造前と後とを比較することができません。
あくまでオッサンの想像なのですが、劇的な変化とは言わないまでも、冷却性能は上がっていると思います。(そう思いたい・・・)
道具って自分でいろいろやってみると愛着が湧くものですね!確かに市販されている最新アイテムは魅力的ですが、自分で工夫した自分だけの道具は思い入れがあるので手放せないものです。
これからも末永く使っていこうと思います。