2015年からは、偶然手に入れたハゼミャク釣りの名竿を使っています。詳しくはこちらからどうぞ!
ハゼ釣りのスタイルと釣り場によって使う竿は大きく異なると思います。オッサンのスタイルは「水の中に膝上まで浸かる立ち込みスタイル」なので長い竿は使いません。
例えば「水の中に入るのは嫌だな・・・」という場合や、立ち込んで釣りができない釣り場の場合は2.4・2.7・3.6mなどの長い竿が必要になるかもしれません。
ハゼは潮が良ければ水際まで近づいてきますが、水際のハゼはメダカみたいな稚魚がほとんどだと思います。
唐揚げサイズとなる7cm以上になると、ある程度は水際から離れないとなかなか釣れません。
という訳で立ち込み釣りスタイルなオッサンの使っている竿は1.8mの振り出しの渓流竿です。
メインで使っているのはこの竿です
近所の上州屋さんで2,500円くらいで買った「ベイシックジャパン 行雲流水180」です。
ハゼ釣りの竿でこの値段はもったいない!と思ったのですが、後述する理由により清水の舞台からバンジージャンプする覚悟で買ってしまいました。
この竿の重量は24gです。この竿の前に使っていたのが48gだったのでその半分です。
オッサンはミャク釣りなので、道糸を常に緊張していなければなりません。半日くらい釣り糸を緊張し続けると40歳を越えたオッサンには、段々と竿の重さが身に沁みてきます。
さらにハゼ釣りは手返しが勝負になるので、やはり軽いというのはかなりのアドバンテージになると思います。
ミャク釣りは、ハゼが餌を突っついた振動が竿に伝わりアタリを見分けるという釣り方です。
竿によっては、持ちやすく滑りにくくするため持ち手部分に糸が巻いてありますが、この糸がクッションになり小さなアタリを吸収してしまうのです。
なので持ち手部分に糸の巻いていない竿を選ぶのは、ミャク釣りにはとても大事だと思います。
オッサンは釣り場まで自転車で移動します。前カゴに釣具一式をぶっこむので、荷物はなるべくコンパクトにしたいのです。
理想を言えば、竿は繋ぎのない一本ものがいいのでしょうけれど、移動を考えると繋ぎが入ってしまうのが現実です。
自転車移動だと仕舞寸法が長いのは危ないので、なるべく短いほうが安全です。
短い竿となると振り出し竿という選択肢になります。この竿は仕舞寸法が40cmと短いのでカゴに放り込むだけでOKです。
以上がこの竿を選んだ理由です。
んが、使ってみてイマイチな部分もあります。それは『竿が柔らかい』のです。
ハゼが掛かって水の中で走りだと、上げるのに時間がかかります。(時間といっても数秒なのですが・・・)
まぁ、それは魚とのやりとりで釣りの楽しみかも知れませんが、如何せんハゼですから(笑)
ハゼが走って「お!デカイぞ!!」と思って時間を掛けて上げたハゼが小さいと『チェッ!!』です。
ただ、オッサンはミャク釣りなので、竿が柔らかいほうがアタリが取りやすいといえば取りやすいですね。
ウキ釣りの方は、もう少し硬いほうがいいのかもしれません。(個人的な意見ですが・・・)
デメリットもありますが今のところメリット>デメリットなのでこの竿を愛用しています。
上州屋さんではこの竿を置いてある店は少ないかもしれません。この竿のシリーズがあったとしても「180(1.8m)」は無いことが多いです。
”たかがハゼ釣りに2,000円以上もする竿はもったいないんぢゃね?”というご意見ももっともです。
”金を出せば爆釣”という訳ではありませんが、釣りやすい事は確かだと思います。
安いものには安いなりの、高いものには高いなりの理由があります。
人の価値はそれぞれですが、釣りにおいて竿のポジションは最上級だと思っています。
”最高級”とは言いませんが、竿はそこそこのモノを使うほうが釣りを楽しめるハズですよ!
以前使っていた竿はこれです。
180(1.8m)で重さが48g、仕舞寸法が56cmです。初めてこの竿を使ったときは軽くてビックリしたのですが、もっと軽い竿に慣れてしまった今は逆に重く感じてしまいます。
この竿はちょうどいい硬さなのでハゼが気持ちよく上がってきます。
ただ、重さを考えると少し使うのをためらってしまいます。
現在は二軍落ちで、予備の竿として陽の目を見ない日々です。
上州屋さんで800円位で購入しました。
【シーズン初めか終わりに使う竿】
この竿はハゼ釣りを始めたきっかけになった竿です。
ハゼ釣りのことを何も知らない時に友人と「ハゼ釣り行こうぜ!」てきなノリで釣り場がどこかも知らないで適当に買った竿です。
当時、上州屋さんで2000円くらいだったかな…
海に立ち込んで釣るなんて考えもしなかったので長めの竿を選んだ記憶があります。
軟かくて比較的軽い竿だと思います。仕舞い寸法も64cmと短いです。
現在もシーズン初期や終わりで使うことがあります。いくら立ち込みでも、もっと沖を狙いたい水温の低い時期には活躍してくれます。
他にも、大ハゼをピンポイントで狙うときには、この竿を使っています。
ただ、3.6mの竿でミャク釣りはオッサン辛い!
竿の先端に道糸を結びつける柔らかいヒモ(←「リリアン」というカワイイ名前が付いています)があります。
あなたはそのリリアンはどうしていますか?
もちろん「結んでます」という答えは間違いではありません。
結ばないとそこから道糸がスッポ抜けてしまうからですよね。※リリアンを結ばずに先端に接着剤を付けて使うという方法もあります。↑これのメリットは一番先のパーツ(ブランク)までバラすことができるので竿の手入れがし易いということです。リリアンを結んでしまうと、結び目が引っかかって一番先のブランクが抜けないので一番先とその次のブランクが合体したままになってしまいます。
接着剤だけだと道糸がスッポ抜けるイメージが強いと思いますが、しっかりと結んであげれば意外にも抜けないもんです。
オッサンが言いたいのは、リリアンを竿を購入した時の長さで使っていますか?ということなんです。
オッサンの個人的な意見なんですが、リリアンは出来る限り短くしたほうが釣果が良いと思います。
上が購入したそのままの長さで下が短くしたリリアン
リリアンはクッションになるのでなるべく短いほうが、しっかりと短時間でアワセる事ができます。
リリアンの長さなんて僅かなんだから、そんなに違わないだろうと思われるかもしれません。
時間的にはホンの僅かな差ですが、この僅かな差がハリ掛かりするかしないかの違いになることも多々あります。
これはミャク釣りの時に影響が大なのですが、リリアンがクッションになるということは、竿に伝わってくるアタリの振動も鈍くなるということです。
アタリは出来る限り敏感であるほうが分かりやすいのはご想像の通りです。
どちらがアタリに敏感かは見ての通りです
あなたも経験があると思いますが、道糸って竿に絡んできます。
そんな動作はしていないのに、どういう訳か竿にクルクルと勝手に絡んできます。
リリアンが長いとこの絡む頻度が多くなり、「んだよ!」というイライラも多くなります。
リリアンが短いと絡まないということはありませんが、絡む頻度は少なくなります。
オッサンもよくやるのですが、面倒くさいので絡んだままで釣りを続けていると、アワセた時に絡まったリリアンが解けてアワセが遅れて釣れなかったということがよくあります。
やはり絡むのは極力少ないほうが釣果に影響すると思います。
絡みは少ない方が釣果への影響は大きい
竿を購入したらリリアンを短くすることが吉だと思います。
ぜひ、やってみてくださいね。