10月26日 2014年13度めのハゼ釣りに行ってきました。(in 海老取川 その4)天気:晴れ水温:外気に比べて思っていたよりは温かい釣行時間:2時間+2.5時間釣果:6匹+17匹
海老取川のハゼ釣りもいよいよシーズン終盤。ホームグラウンドの「大井ふ頭中央海浜公園」のハゼ釣りはとっくに終わっているので、今年は海老取川のハゼ釣りを楽しませてもらいました。
ハゼ釣りが終わってしまうとおっさんの休日は抜け殻のようになってしまいます。まぁ、その分マラソンの方で本格的なトレーニングを開始する時期になってきていますが・・・
いつものように釣りの時は勝手に目が覚めると思っていたら、目が醒めたのは朝7時過ぎ。いつもは6時前に目が覚めていたのですが、秋本番に突入しフトンが気持ちよくて爆睡してしまいました。
あわててハゼ釣りの準備をして出発。
コンビニで朝ごはんを調達して現場に急ぐ。オッサンの指定席が取られてはしないかと、途中何度か立ち漕ぎをしながらスピードアップ!
現場に到着するといつもの指定席に人の姿が・・・残念。
しかたがないので隣でやることにする。
朝の海老取川を撮影していたら親方参上。
今日もお天気は大丈夫そうで何よりだ
たまたま写り込んだ親方。貴重な写真になりました
親方:「お!早いね。」オッサン:「今日は寝坊しました。」と軽い挨拶を交わす。
こんな朝に親方に会うのは初めてです。何やってるんだろう・・・
当然、親方はこんな時間にハゼ釣りをすることは有りません。釣れないのが分かっているからね。
お隣の方に「おはようございます」と挨拶をし、ハゼ釣りの準備にかかる。
この若者は何度が見かけたことがある。海老取川では珍しくホタテ餌を使い、ミャク釣りの仕掛けだ。「付けている餌のホタテが小さいですよ!」と心のなかでアドバイスを送る。
投げ竿の第一投を入れる。大概、この一投目にアタリが来るのだが今日は何もナシ。
まぁ、そのうちにアタルだろうとのべ竿を出す。
のべ竿を持ちながら周りの釣り人の様子を眺めると、全然竿が上がらない。
オッサンも例外ではなく、二本の竿に生物反応は皆無だ。そしてこのまま一時間が経過。
「何じゃこりぁ〜〜(by ジーパン刑事)全くアタらないぢゃん!!」と心が折れる寸前に投げ竿にアタリが!
ドキドキしながら巻き上げるとまぁまぁサイズがくっついてた。
ハゼ釣りでも役に立っている手作りスケール
やっとか・・・これから調子がでるかな・・・と待つこと30分。
ついに心折れて、多摩川本流に移動。
のべ竿を入れると、コツコツを小さなアタリが。当然くっついてくるのはメダカサイズばかり。
いつもなら”邪魔くさい!”と思うのだが、あまりにもアタらない今日はメダカサイズでもうれしい。
突っついてくるのはメダカサイズがほとんどだけれども、たま〜に7〜8cm程度の唐揚げサイズも上がる。
多摩川側で釣れた最大サイズ。こっちの方はこれでも最大クラスだ
でも海老取川まで来て唐揚げサイズもなんだかなぁ・・・
結局2時間でバケツに入れたハゼは6匹。もちろん全てリリース。
もう海老取川のハゼ釣りも終了だな。また来年きてみよう。と今シーズンのハゼ釣りは終わりにしました。
But!しかし!!!
このままでは終わらないのでした。
オッサンはとてもあきらめが悪いのです。
帰宅し、お昼ごはんを食べながらふと思ったのでした。「そう言えば、今日は日没時間にほぼ満潮になる日だ」
ということは親方の言っていた大ハゼが釣れる条件が揃うではないか!これはぜひ行かねば!!親方も絶対現れるはずだ!
そして今日二度目の海老取川へ向かっていたのでした。
15時頃に海老取川へ到着。大ハゼポイントには誰もいない。親方もいない。
使う竿はのべ竿のみ。餌のホタテを大きめに付けて釣り始める。
すると、早速アタリがある。
ハリにくっついてきたのは12cmくらいのそこそこサイズ。
早々に釣れて気分のいいオッサンだが、後が続かず。
たま〜〜に”コツ”っとアタるのだが、次のアタリを待っていても次が来ない。
う〜ん・・・こちらもダメなのかな。と粘りつつも諦め半分。
しかし、その時は突然来たのでした!
日がかなり傾いた16時30分過ぎた頃、いきなり”ゴン!”とアタリが来てあわせるとズッシリと重量感が竿に伝わり、柔らかい竿がしなります。
”グイ!”っと持ち上げると15cmの丸々太ったハゼがくっついてる。
「お〜デカイ!太い!」
これくらいにもなると柔らかい竿だと「よいしょ!」とあげないと引き抜けない
このメタボハゼを皮切りに、爆釣が始まる。
投げればほぼ確実にアタリがあり、上がってくるのは15cm級のズッシリサイズだ!
本日はコイツが一番重かった。なかなか上がってこないから、最初は根がかりしたのかと思った
まぁ、12〜13cm級も付いてくるけど、投げてはアタリ、投げてはアタリの楽しいひと時が続く。
なかなかハリがかりしないこともあるけど、それでも餌が取られてる状況は楽しいものだ。
ちょっと離れたところで、いつの間にか親方も釣っている。釣れるときに釣れるところで釣っている。それが親方だ!
夢中になっていると辺りはすっかり夜になっていた。オモリが見えなくなった頃にパッタリとアタリもなくなった。
サービスタイムは終了のようです。
楽しい時間は16時30分〜の1時間でしたが、この1時間で16匹。この内15cm級が6匹でした。
帰り際、親方もまだいたので、
オッサン:「いや〜面白かったですね〜16匹いきましたよ!」親方:「エ〜!?俺なんか5匹だよ!」オッサン:「その5匹ってでかいやつだけでしょ。」親方:「まぁね!」
親方の使っているハリは流線9号だ。そんなハリにはデカイ奴しかかからない。
親方は12〜13cmのハゼは眼中にない。15cm以上のハゼを狙う、決め打ちのハゼ師。それが親方だ!
今日で海老取川のハゼ釣りも終了だと思っていたけれど、親方の言っていた「ある時間、ある場所で大ハゼが釣れる」を体験してしまうと、まだハゼ釣りは終わりそうもありません。
こうして、海老取川通いはまだ続くのでした。