2023年第一回目の多摩川テナガエビ釣り開幕戦!

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2023年多摩川テナガエビ釣り開幕でございます!

2023年4月23日

2023年第一回目のテナガエビ釣りに行ってきました。

 

ポイント:多摩川六郷川橋梁の上流(川崎側)

天気:くもり

釣行時間:8時30分(潮位145cm下げ3分)〜10時30分(潮位84cm下げ6分)中潮

水温:16℃

釣果:9匹(13〜16.5cm)

 

竿:「清滝」2.1m&「幸釣四五六」1.8m

道糸:フロロカーボン1.5号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:タナゴ針-極小新半月

ウキ:発泡玉浮き(自作)

オモリ:ガン球-B

エサ:ミミズ(自己調達)

仕掛け:ハリス3cmの一本針ウキ仕掛け

 

 

まぁ、なんですよ…

 

オッサンは面倒臭がりの愚鈍な性格なもんで、考えちゃうんですよ。

 

”せっかくの休日に釣りなんぞに行くの、面倒臭ぇ〜なぁ〜〜〜…”

 

追い打ちをかけるように、昨夜は友人と飲んでたもんで、いつもより余計に身体がダルい・重い・眠いの三拍子。

 

もう50歳も半ばなもんで、若ぇ頃のように、日付が変わるまで飲んで騒いで壊れてビバ青春!なんて飲み方は出来ないし、話題も終活やら今後の暗い世界情勢やらの景気の悪い内容ばかりだ。

 

オーダーするツマミも、唐揚げやポテトフライなんぞは胃がもたれるので、初っ端から枝豆やらおひたしやらお新香セットとしみったれてるぜぃ!

 

そんないぶし銀な宴の翌日。

 

いつものように布団でイモムシのオッサンは葛藤する。

 

「なんでテナガエビ釣りなんぞに行かなあかんねん!」

 

「しかし、ブログのネタが全く無いぞ!」

 

「いいじゃん!ブログなんぞはど〜でもよ!」

 

「いやいや…、待ってる人が居るかも知れんぞ!」

 

「んな奴いね〜よ!」

 

「いやしかし…」

 

煮えきらずに、ゴロゴロ布団ごと転がってるうちにすっかり朝寝坊。

 

「しょうがねぇな〜!」意を決して起き出す。

 

そのしょうがない原因はズミミ様。

 

オッサンは、昨シーズンからテナガエビ釣りのエサとしてミミズを使い始めた。

 

やっぱりテナガエビ釣りにはミミズが釣れるぜ!っというわけではなく、単にエサ代がもったいないからというトホホな理由。

 

テナガエビ釣りの一般的なエサといえばアカムシで、型が良くなってきたらサシ(ウジ虫)というのが定石。

 

しかしシーズン初期は、釣れるかどうかも怪しいエビ釣り。

 

そんな不確定な釣りものに、大枚はたいてエサを買うのも馬鹿らしい。

 

だもんで、自宅近所の公園のすみっコでミミズをほじくり返し、エビ釣りのエサに使い始めたという次第でございます。

 

よくよく考えてみれば、魚釣りのエサは現地調達という現実もけっこうあったりして、それが一番の特エサだったりするんだけど、まぁ、この場合は単にオッサンがセコいだけだろうて。

 

そんなズミミ様を事前に捕まえてたもんだから、今日は釣りに行かなくちゃならない。

 

でもミミズなんてどこにでもいるんだろうから、使わないならそこら辺にバラ撒いておけばいいんヂャね?

 

妻が大切にしている花壇にリリースすれば、ズミミ様が良い土にしてくれるだろうよ!とも思ったが、万が一、ミミズが原因で花卉が全滅したらちょっぴり罪悪感…

 

 

っというわけで、テナガエビ釣りにGo!

釣れる要素がひとつも無い釣り場

今朝はすこぶる寒い。

 

ここしばらくは夏日も記録するほどの陽気だったが、昨日から突然の気温急降下。

 

愛車のハンドルを握る手がかじかむくらいの寒さで、当然ジャンパーを羽織る冬の出で立ちだ。

 

 

本日向かうは、多摩川下流域のJR線やら京急本線の鉄橋がある辺りの上流川崎サイド。

 

ここらへんはテトラポットが1kmほど並んでいるテナガエビ釣りの聖地。

 

というのはもう昔の話で、昨今は大して釣れないもんだから、釣り人もあまり来なくなったな〜

 

そもそもが多摩川下流域は、何年も前の台風の影響でテナガスポットが激減した。

 

誰もが知るような分かりやすいポイントでは、全然釣れなくなった。

 

恐らくは知る人ぞ知るポイントはあるんだろうけど、そんな貴重なスポットは誰も教えてくれんだろう。

 

中には、そんなオアシスをくだらんブログで全世界にバラすような怪しいオッサンもいるから、親切心で無闇矢鱈にゲロするのは危険である。

 

なので、自力で開拓するか、それらしきエビ釣り釣り師を尾行するのが、ナイススポットを見つける方法。

 

オッサンが通ってるこのポイントは誰でも知ってるんだけど、釣り場としてパッとしないから、エビ釣り人がほとんど居なくてお気楽だ。

 

ほぼ一年ぶりに訪れた懐かしのテナガエビスポットだが、案の定、見渡す限り釣り人は皆無だった。

う〜ん誰もいないな…

 

寒いし、風も強いし、曇ってるしで釣れる要素が何ひとつ無いもんだから、誰もこんな日にエビ釣りなんぞしないだろうて…

 

おまけに現在は潮位が高いから、狙うべきエビスポットなんぞ見えやしない。

エビの居そうな岩陰が見えないんですけど…

 

まずは狙うべきスポットの掃除から。

 

テトラポットの隙間には、上流からの漂流物が堆積するのでソレらを取り除く。

良さそうな場所に限ってゴミが溜まるんだよな〜

 

掃除も終わったので釣りの準備。

 

まずはズミミ様を5mmくらいの長さに切り刻む。

近所でほじってきたズミミ様

 

ハサミでカットするたびにブチョ!っと内容物が出てきて気持ち悪い。

 

何で読んだのか忘れたが、ミミズって人間同様の臓器がひと通り揃っているから、医療の分野で重宝されているらしい。

 

なんか見た目、口から肛門まで一本の管で繋がってるだけにしか見えんが、こんなキモい生物でも人類の役に立ってるらしい。

 

本日の竿は清滝2.1mと幸釣四五六1.8m。

 

いずれもハゼ釣りで落選した二軍の竿たち。

第二の人生で頑張ってくれ!

 

仕掛けは、何の変哲もないウキ仕掛け。

 

以前は二本針でダブルを狙ったりしてたんだけど、この釣り場は小さな岩の隙間を狙うので、二本針だと根掛かりが多発。

 

なので、針は一本にしました。

 

そもそもココに来るということは、エビの姿が見れれば良いだけなので、数は期待してないし…

こんな感じ

 

小さなタナゴ針にちっちゃなミミズを刺し通すんだけど、まだエビ釣り初日で慣れてないもんだから全然出来なくてもどかしい。

 

「タナゴ針ってこんな小さかったっけ?」

 

寒くて手がかじかんでるし、老眼で見えないし…

やっとこさミミズを刺し通し

 

水温は意外に高くて16℃。

水に触ると温かいくらい

 

準備完了にて釣り開始なんだけど、大事なのがコレ↓

ハテ?なんでしょう?

 

コレは竿立てというか、竿を固定する三脚代わり。

 

洗濯バサミで竿を安定させつつ、風とかで転がっていかないように高ナットのオモリを付けています。

 

なにせこの釣り場はテトラポットの上でやるもんで、足場も竿を置くのもテトラポットの上。

 

一本竿なら手で持っていれば良いんだけど、オッサンは二本竿なので置き竿になります。

 

なので、風が吹いたり、竿の置き場所が悪かったりするとコロン!と落ちてしまうので、それを防止するアイテムです。

こんな感じに使います

 

さぁ!2023年度もテナガエビ釣りの始まりじゃ!

思ったよりも釣れたよ〜!

理想を言えば、入り口は小さくて岩の下がエグれて広くなってる感じのスポットが良いんだけど、そんなもんは見た目で分かるはずもない。

 

なので、適当な岩の隙間に適当に落とす。

 

広さのあるポイントならウキの動きでエビが来たかどうか分かるんだけど、この釣り場みたいに石と石の小さな隙間に落とすポイントだとほとんど分からない。

 

まぁ、ウキがチョン!と動いたり、ス〜っと石の下に持って行かれる事もあるけど、ほとんどはテナガエビが喰ってきてもその場で居喰いになるからウキに変化はない。

 

だもんで、ココでは適当な頃合の時間で聞き上げる感じになります。

 

 

まずは本日最初の聞き上げ開始。

 

ス〜っとゆっくり竿を上げ、オモリの重さを感じ始めてからさらに上げる速度を落としてみると、オモリ以上の重さを感じる。

 

おっ!っと思った瞬間に、クンッ!と竿が震えてエサを離された。

 

テナガエビが付いてたんだけど、針に掛かってなくて逃げられた。

 

こんチクショ〜!と思ったが、一発目からエビがちょっかい出してきたという事は期待できそうだぞ!

 

その振動の感じから、小エビよりももう少しサイズがありそうだった。

 

すぐに同じスポットに落としてしばらく様子見。

 

慎重に長めに3分ほどしてから再度聞き上げてみると、ククン!ククン!と懐かしいテナガエビの感触が!?

 

テナガエビってこんなに引いたっけ?というナイスな引きで上がって来た2023年度の一匹目は、良型だった。

お〜!ナイスサイズ!

 

テナガエビって集団で居ることが多いから、釣れたスポットは集中して攻める。

 

お次もすぐに同じスポットから上がってくる。

良いね〜!

 

オッサンはエビは持って帰らないので、どなたかに差し上げるかリリースなんだけど、本日はオッサン以外に釣り人は居ないのでリリース確定。

 

テナガエビって虚弱体質なのか、針が口深く刺さっててなかなか外れないとすぐにご臨終してしまう。

 

できる限り丁寧に針を外すんだけど、エビの口って複雑怪奇な形状。

 

思ったように外れないんだよね〜

この口って、どうなってるんじゃ?

 

スタートからいい感じで釣れてやる気になるんだけど、本日は中潮でドンドン潮位が低くなってゆく。

 

さっきエビの反応があったスポットに、エサを付け直して落としても、あっという間に水が無くなってゆく。

 

なので勝負は早めにつけなくてはならない。

 

 

飽きない程度にアタリはあるんだけど、せっかちなオッサンはゆっくり喰わせないで、ついつい竿を必要以上に上げてしまい逃げられる。

 

本来なら、

ゆっくり竿を聞き上げ

テナガエビの重さを感じたら

よりゆ〜っくり竿を上げ、その時のエビの反応の強さに応じて、そのまま上げるか?orもう一度下げて喰わせるか?

を慎重に見極めなければならない。

 

しかし、まだシーズン初めなもんで、そこらへんの微妙な操作が出来ずにバラす事態が多発。

 

釣り始めからそこそこアタリが続いてたんだけど、かなり潮位が下がってしまい、頃合いの水位ではなくなってしまった。

 

当然アタリが遠のき、釣れなくなる。

 

全く期待していなかったかんだけど、思った以上にテナガエビの反応が良かったので満足してしまい納竿。

 

2時間で良型揃いの9匹という釣果。

シーズン最初でコレだけ釣れればOK!

 

最大サイズは16.5cm

 

あり難いことに、皆さん元気に多摩川へお帰りになられました。

 

 

例年なら、シーズン最初のテナガエビ釣りはボウズも珍しくない。

 

その後も釣れたとしても小エビが突いてくるくらいの内容なんだけど、本日は良型ばかりでそこそこの釣果でした。

 

しかも、外道のダボハゼが一匹も上がらなかったというのも珍しい。

 

とは言え、一回目はだいたいが4月初旬なので、今シーズンは2週間ほど出遅れたから釣れたのかな?

 

でも、釣れたのは単に時期だけが理由でも無い気もする。

 

もしかして、2023年はテナガエビ釣りは当たり年なのかもしんまい!

 

まぁ釣り人特有のお花畑思考なんだけど、この真偽は今後の釣果でハッキリするでしょう。

 

とにかく始まった2023年のテナガエビ釣り。

 

今後に期待したいが、この釣り場に通うのってキツイんだよね〜

 

多摩川の反対側でちょっと遠いし、テトラ帯をチョロチョロ動き回るのって体力と筋力を使うし…

 

どこか他に良いテナガスポット無いかな〜?

 

 

次の記事>>>「2023年第二回目の多摩川テナガエビ釣りは玉砕!」へ

 

 

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