2024年2月12日。
2023年度42回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。
天気:晴れ
釣行時間:8時30分くらい(潮位:180cm下げ2分)〜11時00分くらい(潮位:96cm下げ7分)中潮
水温:11℃
釣果:マハゼ3匹(10.5cm・13.5cm・14cm)
竿:1.5m(行雲流水)
道糸:フロロ1.5号
ハリス:フロロ1.0号
ハリ:袖スレ4号
オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ
エサ:腐れアオイソメ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
皆さんが思った通り、本日もハゼ釣りでございます。
なんだかんだで例年この時期までハゼ釣りを粘るんですが、さすがに2月に突入すると釣れるか釣れないかの釣りものになる。
1月まではまだ釣れるんだけど、2月に入ると途端に釣れなくなる。
2023年は暑い日が長かったから、もっと長期間ハゼ釣り出来ると思ってたんだけど、やっぱり産卵期に入ると釣れなくなるんですね。
自然のサイクルには逆らえないですな〜
オッサン界隈のハゼ釣り仲間は、既にほぼ全員が今シーズンを終了している。
まだしつこくやってるのは、オッサン含め片手で数えるくらい。
中には、3月くらいまでしつこく粘る奴や一年中ハゼ釣りしてる変態もいるから、オッサンなんて可愛いもんである。
そしていよいよ本日で2023年度のハゼ釣りもラスト!
ハゼの穴釣り場【秘密の花園2】へ向かいながら、今シーズンのハゼ釣りを述懐し感慨にふけるが、途中、ノスタルジーが過ぎて車に轢かれそうになった。
危ない危ない…
現場に向かう途中、釣り場の近くで鉄人TG氏とバッタリ会う。
TG氏はハゼ釣り仲間なんだけど、異常に行動的で、メジャーな釣り場は当然ながら、誰も知らない穴場も含め、チャリ圏のハゼ釣り場を右へ左への大相撲。
恐ろしいのは、昼も夜も関係なく活動してて、昔懐かしい【24時間戦えますか?】を実践しているハゼ釣りの鬼軍曹だ。
そんな鬼軍曹も今シーズンのハゼ釣りは終わったらしく、いつものチャリに釣り道具は積んでなくて、かわりにドリンク(アルコール入り)がカゴに入っていた。
「もう釣れないから止めちゃったよ!」と笑顔なんだけど、釣りをするでもないのに釣り場をうろついていないと落ち着かないようだ。
【秘密の花園2】に到着すると、オッサンひとりボッチだと思ってたら、意外にもSS氏とこれまたバッタリ。
ノスタルジックなのはSS氏も同じようである。
「さすがに今日で最後ですよね〜…」
オッサン二匹は遠くを見ながら思いを馳せるのでした。
それぞれに目当てのポイントに散るが、釣り場は広大なんだけど、釣れるポイントが似通っているのかお互い寂しいのか、付かず離れずの微妙な距離感で陣取る。
今現在は満潮からの下げ始めで、お魚が動き始めるから釣りには良さそうな状況だけど、こんなマト外れの釣れない時期に時合いもクソも無いのである。
しかも、なぜか知らんが無意味に水が濁ってるし…
濁ってて狙いの穴が見えないぞ
状況はどうであれ、本日は今シーズンのラストハゼ釣りと決めているので、とにかくやるしかない。
竿は、今シーズンもありがとうないつもの穴釣り竿。
今シーズンもよく耐えてくれた!
仕掛けはいつもの胴突き仕掛け。
ハゼ釣りではいつもコレ!
んで問題の餌のアオイソメ。
昨日の余りものだけど、昨日に増してグズグズになってて、もう半分以上溶けたようになり、独特のフレグランスを醸し出している。
もう微塵も動かなくなっているので、完全に昇天しているようだ。
正直触りたくもないが、コレしか餌がないからコレでやるしかない。
最近は腐ったようなイソメでしか釣りしてないので、たまにはフレッシュな餌で気持ちよく釣りしたいな〜
釣れんの?コレ?
溶けているので針に刺しにくいのですが…
餌付けが面倒だ
水温はいつものように11℃。
結局、これ以上は下がらなかったので11℃が最低温度になるのかな?
11℃が底値?
準備完了にて、いよいよラストハゼ釣り開始。
本日も実績穴からのスタート。
下手すりゃ〜ボウズも覚悟のフェブラリーハゼ釣り。
とにかく早く釣り上げ、心に余裕を持って釣りをしたいのである。
スルスルと落とし、数cm竿を上げ下げして誘い続ける。
すると10回も誘わない内にグングン!と重量感のあるアタリが来て、間違いなくハゼのアタリ方だ!
慎重に少し送り込み、10秒ほど喰わせてからス〜っとゆっくり竿を上げるとグ〜ン!と大きく引っ張ってくる。
来た〜!っとアワセを入れるとググンググン!と暴れるのでしっかり針掛りしたようだ。
すぐに勝負をかけたいので、さっさと穴から引きずり出して陸揚げ。
お腹ぷっくりのハチワレさん
昨日は一匹目を釣り上げるのに1時間以上かかったが、今日は一投目で釣れたのでホッとひと安心。
もしかして今日は爆釣Dayか!?と思ったが、ここからが遠かった…
落とせど落とせど無反応…
昨日同様に50〜80回ほどしつこく誘ってるんだけど、ハゼの反応は皆無…
かわりにカニは元気だ。
いつでもどこでも元気な奴
いつもだったらカニが餌を掴んでくるとすぐに気づくんだけど、イソメが腐ってほぼ溶けてるので、カニに掴まれるとスルリと簡単に針から抜けてしまい、ソレに気づかないで誘い続ける事が多発。
「ハゼ居ないな〜…」っと竿を上げると、何も付いていない針を見て脱力するオッサン。
餌が付いてないのに一生懸命誘い続けていた自分が可哀想になる。
実はハゼの反応が全く無かった訳ではなくて、何度かハゼが突いてくることもあった。
ただ、とてもアワセられる反応ではなくて、グングン!と重いアタリが来るのは良いんだけど、少し喰わせている内にそのままフェードアウトしてしまう。
「餌取られたのかな?」と竿を上げて確認しても、イソメはしっかり残ってるんだよね〜
かといって、グングン!の触りのアタリで強引にアワセても空振るだけだし…
やはり、グ〜ン!と大きく引っ張った本アタリでアワセないと掛からないんですよね〜
もう終わりの時期ゆえの活性の低さかな?
「この状況でどうやったら本アタリまで持っていけるのか?」を考えてるんだけど、そもそもアタリ自体がほぼ無いもんだから、実践のしようがないんだども。
と思ってたら、遠くのSS氏の姿が消えていた。
「アレ?帰ったのかな?まぁ、この絶望的な状況では諦めたくもなるわな〜」
っというわけで、広大な釣り場はオッサンひとり占めになったけど、釣れないから誰もいないわけでして…
まったく嬉しくない貸切状態。
せっかくなので、釣れやすいポイントだけを渡り歩く、贅沢な釣りをしてみる。
普段ならそういうポイントには必ず誰かしら入ってるんだけど、今日は誰もいないのでやりたい放題。
実績ポイントでやってみて、ダメならすぐに次の実績ポイントへ。
花から花へと渡り歩くオッサン。
その甲斐あってか釣れた!
小ハゼが!
こんな小ハゼがこんな時期にまだ居るんだ!と皮肉というか、驚きというか、呆れたというか…
それでも釣れないよりはマシか…っと続けていると、もう一匹上がってきた。
またしてもお腹ぷっくりさん
もう腹側は真っ黒で、婚姻色が濃く出ている。
真っ黒だ!
その後も実績ポイントを攻め続けたが、アタリすら無く玉砕。
最初の基地に戻ってくるとSS氏がまた現れてて、どうやらトイレに行ってたらしい。
必殺の『穴の中の穴作戦』も空振りに終わり、潮位が低くなりすぎて釣りにならず納竿。
2時間半で3匹と昨日に続いての貧果。
元気な子孫を生んでください!とリリース
SS氏はアタリひとつないボウズという悔しい結果に。
「こんな遠くの釣り場に来てるんだから、せめて釣れて欲しかった…」と肩を落としていた。
まぁ、ラストなんてこんなもんだよ!
逆に釣れちゃったら「まだまだ釣れる!」ってラストにならないでしょ!
釣り人って往生際が悪くて、他の釣り人が「もう釣れないから今シーズンはお終い…」って言ってても、自分だけは「もしかして釣れるんじゃね?」と根拠のない自信と無意味な希望を持っていたりする。
しかし、いざやってみると自分だけ釣れるなんて無くて、やっと現実を受け入れる事になる。
でも、コレでいいのである。
釣れない釣りをやってみて、やっと諦めがつくってもんですよ!
っというわけで、2023年度ハゼ釣りシーズンも本当に終了です。
2023年度のハゼ釣りを振り返ると、夏場の異常な暑さが続いたのが原因か、例年よりも数が上がらなかったと思います。
ただソレを抜きにしても、年々少しずつハゼが釣れなくなっているのが少々心配。
代わりに、今季は今まで決して手を出さなかった夜釣りをやらざるを得ない事態になりました。
まぁ、実際に夜釣りをやってみると面白かったのですが、翌日の身体へのダメージが大きくて、ちょっちキツかったな〜
でも、夜釣りでも新たな発見があったので、今後のハゼ釣りに活かしていこうと思ってます。
2023年度もこのトホホなブログにお付き合い頂き、ありがとうございました。
さぞや皆さんを不快にさせたことと思いますが、こんな人間性なので勘弁してください。
2024年度も4月頃からテナガエビ釣りが始まり、6月頃からは再びハゼ釣りに突入すると思います。
オッサンの自転車圏に手軽な釣りが出来る環境があることに感謝であります。
ただ、最近は釣り場環境が激変してまして…
特にテナガエビ釣り場は大規模な護岸工事が進んでしまい、釣り場はほぼ壊滅状態になってしまいました。
コレも時代の流れとは言え、寂しい限りです。
とうわけで、オッサンはしばらく冬眠に入ります。
それではおやすみなさい…
オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。
結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…
正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。
販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。
売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。
なるべく頑張って製作します。