2023年度31回目のハゼ釣りは最悪の相性

※ 当ページのリンクにはプロモーション(広告)が含まれています。

2023年31回めのハゼ釣りは相性が悪かったか

2023年11月19日。

2023年31回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。

天気:晴れ

釣行時間:1時00分くらい(潮位:51cm下げ8分)〜7時00分くらい(潮位:119cm上げ6分)小潮

水温:14℃

釣果:マハゼ37匹(10cm〜16cm)

 

竿:3.5m(軽極ハゼ硬式 ぶった切りVer.)

道糸:フロロ1.5号

ハリス:フロロ1.0号

ハリ:袖スレ6号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:芝エビのちアミエビ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

何で聞いたか読んだかは忘れたけど、『神様はこの世で最悪の相手を結婚のパートナーに選ぶ』ようにいたずらするらしい。

 

最悪の相手同士がお互いを想い合うよう、『その時だけ』恋愛感情をMAXにまでハッスルさせ、結婚させてしまうらしいのだ。

 

よく占いなどで「最悪相性カップル」と言われたのに、いざ結婚したら夫婦円満ってのもよく聞く話である。

 

そして、その逆もまたしかり。

 

『結婚は修行の場』なんて言われたりするが、納得出来る部分も多々ある。

 

他人様の夫婦関係をのぞき見したことはないので分からんが、ホヤホヤの時なんてホンの一瞬で、それ以降は惰性でひとつ屋根の下暮らしているのがほとんどだと思う。

 

夫婦仲が良いとか悪いとかそういうレベルではなくて、「まぁ、別に…」といった塩梅なのではないだろうか。

 

人間が複数人集まれば、そこには必ず人間関係が生まれるんだけど、その関係を司る一番の要因が『相性』であるのは間違いないと思う。

 

どのような関係でも「あの人とは何となく相性が良さそうだな!」とか、「なんか、気が合いそうもないな…」とか、直感で感じたりするんだけど、意外とその直感が合たってたりするもんだから所在ない。

 

とは言え、相性が良かろうが悪かろうが、付き合っていかなアカンのが人間社会なので、なんとかやっていかねばならない。

 

職場とかの関係なら仕事と割り切れるが、夫婦関係ともなると簡単に割り切れるものでもなく、その関係性は複雑怪奇に入り組んでいる。

 

かつて愛した人なれど、感情の通り過ぎた相手となった現在、日頃の鬱憤が蓄積し、表面張力だけで平和の均衡を維持しているような状態。

 

しかし、些細な火種で一旦火がつけば、ノーガードの殴り合いのような、血で血を洗う言い争いに発展することも珍しくない。

 

ココぞとばかりに鬱憤晴らしで、言わなくてもいいことまでも吐き出してスッキリしたい!

 

下手すりゃ〜、婚前どころか付き合う前の不祥事までも俎上に上げられ、痛くない腹まで探られることになる。

 

という訳で、人間関係は相性で成り立っていると言っても過言ではない。

 

 

この相性はなにも人と人だけでなく、人とモノの関係性にも成り立つ。

 

例えば、化粧品や衣服、自動車とかでも相性が存在する。

 

言ってしまえば、身の回り全てのモノが自分と相性がある。

 

当然、釣りにおいても。

 

オッサンはせっかちなので、ヒラメとかマゴチとかの喰わせる系の釣りは苦手。

 

最初のアタリから、カジカジとゆっくりと餌の端っこをカジリつきながら、針に掛かる本アタリまで喰わせる…なんて釣りは相性が悪いのだ。

 

魚が餌を突付いとるのに、アワセを入れないなんて我慢ならん!

 

もうアワセたくてアワセたくて、手がピクピクしているくらいだ。

 

挙句の果てにゃ〜、前アタリだけで音沙汰なくなって、本アタリが来なかった…なんて洒落にならんよ!

 

「イチかバチかで、さっきの前アタリでアワセてみりゃ〜良かったじゃんよ〜!」と文句を垂れる始末。

 

そんな喰わせの釣りだけでなく、ハゼ釣りに置いても相性が存在する。

 

今日はソレを痛感したハゼ釣行だった。

全然釣れないんですけど…

昨日の【秘密の花園3】でのハゼ釣りは良くなかったらしい。

 

とにかく強風でアタリが取れないし、雨の影響で水が濁ってアタリが少なかったようだ。

 

本日はオッサンも出撃なんだけど、風は弱くなるが、水の濁りはまだ残ってるんだろうな〜との予想。

 

日付が変わる頃に自宅を出発するが、思ったよりも風が強いので「街中でこの風じゃ〜、釣り場はもっと強く吹いてるだろうな…」と心配になる。

 

そして、その予感が的中。

 

釣り現場ではしっかり風が吹いてやがって、おまけに想像していたよりも潮位が低い。

 

釣りに行く際は多くの釣り人がタイドグラフをチェックすると思いますが、アレは計算からの予想値だし、あくまで代表地点での潮位。

 

実際は、釣りをするエリアによってかなりズレることも多い。

 

なので、釣り場に到着するまでは油断ならないのである。

 

「あ〜、やっぱり【島】から始めないと釣りにならないや…」

 

【島】とは【秘密の花園3】内のあるエリアの呼称で、潮位が低い時はほぼココでしか釣りにならない。

 

釣り場を見渡すが、今日はルアーマンが全然いない。

 

普段は結構いて、釣り場のそこここでヒュンヒュン投げてるんだけど。

 

まぁ、この風の強さだと釣りにならないよね〜って、それはハゼ釣りも同じなのでは…

 

誰もいない暗い水辺にオッサンひとりで恐いんだけど、我慢していればその内に仲間もやって来るだろうて。

 

 

まずは釣りの準備から。

 

本日の竿は、【島】なので2.1mから。

 

3.5mの長竿だと風も強いし厳しいけど、短竿ならアタリも取れるからちょうどイイね!

2.1mの竿なら釣りになると思う

 

仕掛けはいつものハリス3cmの胴付き仕掛けなんだけど、本日は針が袖スレの6号と少しサイズアップしています。

 

何故か?

針が大きくなった!

 

実は本日使う餌は芝エビ。

 

以前からO氏が「よく釣れるよ!」としつこく宣伝していた。

 

オッサン的には「またか…」と流してたんだけど、【秘密の花園3】を知り尽くしているTG氏も芝エビを愛用してて、以前、この餌を使って眼の前でガンガンに釣りあげていた。

 

O氏の自画自賛だけならその効果も玉虫色だが、実力者のTG氏も愛用しているとなると信憑性が増す。

 

だけど、ここの釣り場ではアオイソメが釣れると思っているから、芝エビを使おうとは思ってなかった。

 

しかし昨日、O氏がオッサンちまでデリバリーしてくれたので、そこまでしてくれるなら!と使ってみることにした。

 

んがしかし、問題が!?

 

この手のエビ餌って仕込みが必要になるので面倒臭い。

 

殻を剥いて、適度なサイズに切らなくてはならない。

 

「んな程度が手間になるかよ!」ですが、オッサンは面倒臭がりなので、こんな程度でもやりたくないのだ。

 

O氏もどうせならすぐに使える状態で渡してくれれば良いのに…、とタダで貰った分際でブツブツと文句を垂れるオッサン。

 

しょうがないので仕込みをば。

季節モノで手に入りづらいらしい。このボリュームでこのお値段!

 

ちょっと小ぶり

 

頭を取って殻を剥くとさらにダウンサイジング

 

ひとパックに40匹くらい入ってた

 

使うサイズにカット!

 

10匹分を小分けにした

 

感触はブラックタイガーみたいな感じで、ネチョネチョで粘りがあるから、釣りには向いているかもしんまい。

 

オッサンがこの手のエビ餌を使わなかったのにはもうひとつ理由があって、針掛かりが悪いから。

 

オッサンが使ってる針は、一般的に使われるハゼ釣りの針としては小さい方。

 

穴釣りでもこの夜釣りでも、使っている針は袖の4号。

 

なので、アミエビとか桜エビならまだしも、大きめのエビ餌だと立体的過ぎて、小さい針の針先が少ししか出ないから、掛かりがすこぶるよろしくない。

 

という訳で、この手のエビ餌は避けてきたのである。

 

しかし、今回は袖6号針にチェンジしたので、釣れると期待したい!

頼むぞ!芝エビぃ!!

 

こんな感じになる。使う時は指で少し潰します

 

夜釣りの必需品のケミホタルは、竿の穂先のすぐ下の道糸部に装着。

怪しく光る

 

水温は14℃と一気に冷たくなった。

ひゃ〜冷たくなったね!

 

いざ!釣り開始なんだけど、ライトで水中を照らしてみるが、すごく水が濁ってるんですけど…

 

水の冷たさといい、濁りといい、コレはちょっとマズイかな…

 

スルスルと仕掛けを落とす。

 

このエリアはすぐ目の前が切り立った深場なので、短竿で垂直に落としても1.5mくらいの水深がある。

 

スンスンと餌を上下に踊らせて誘う。

 

すると!いきなりクン!とアタって来て、反射的にアワセるとギュンギュン!と暴れだす。

 

なんだコレ?

 

ハゼではないからキビレかチンチン(クロダイの幼魚)かな?と思いながら、強い引きをいなし、弱らせてから上げてみるとセイゴ(スズキの幼魚)だった。

このサイズでも結構暴れる

 

ハゼじゃなくて残念だけど、一投目から釣れたから期待できるぞ!

 

次も同じスポットに落とすと、着底と同時にアタリあり!

 

間違いなくハゼのアタリだったけど、空振り。

 

ムムム…、次こそ!と同じスポットに落としてみると、またしてもアタって来た!

 

少し小さいが、夜釣りの最初っていつも小さめから釣れるから、まぁこんなもんでしょ。

小さいけど、すぐに釣れたからヨシとしましょう!

 

開始すぐに釣れたので「今日は良いかもよ〜!」と期待したんだけど、ここから地獄が始まるのでした。

 

どこに落としてもアタリが全くない。

 

【島】全体をひと通り丁寧に探ってみたんだけど、アタリが全くない無の世界。

 

マジか!?

 

駄目だこりゃ〜なので、【島】エリアから通常エリアに移動しようとしているとMR氏が現れた。

 

「今日は酷いよ!アタリが全くないからダメ元でアッチに移動する」

 

通常エリアは遠浅なので、今現在の潮位だと全く期待できないんだけど、とにかく【島】エリアがお話にならないので、コッチよりは何かしらあるかもしんまい。

 

通常エリアでは3.5mの長竿を使うんだけど、この強風でまともにアタリが取れるかな?

3.6mをぶった切って3.5mになった竿

 

案の定、潮位が低すぎていつもは釣れるエリアがすっかり陸地になっている。

 

ギリギリまで水に立ち込んで、思いっきり沖に向かって投入するが、やはりアタリは皆無。

 

おまけに強風に吹かれて竿先が3D的に曲げられ、アタリなんぞ分かりゃ〜しない。

 

んでやっぱり、こちらでも生命反応なし!

 

「まいったな。どうしよう…」

 

 

しょうがないので、ダメ元で【島】で長竿やってみるか…

 

再び【島】へやって来ると、MR氏がいたんだけど、いつのまにかTG氏が来ていた。

 

さすがのTG氏も「全然ダメだね〜」と諦めムード。

 

んでやっぱり、長竿でやってもウンともスンともアタリが無いのでした。

 

「コレまた、どうしよう…」

 

今日は諦めて帰るか?とまで考えたが、干潮から上げ潮になれば通常エリアで釣れるハズ!という淡い期待がないわけでもない。

 

しかし、上げ潮までにはまだ時間があるが、ここにいても状況変わらずなので、大きく移動を決断する。

少しは挽回したものの…

やってきたのは【秘密の花園2】

 

ここはハゼの穴釣り場なんだけど、ほぼ干潮時間帯なので釣りになるかどうかが怪しかったが、到着してすぐに絶望に変わる。

 

想像よりも遥かに潮が引いてて、「ココってこんなに潮が無くなるんだ!」とビックリしたほど。

 

少しくらいは釣りになるかと思ってたんだけど、コレでは全く釣りにならんではないか!

 

まぁ、考えてみればそうだよね〜

 

潮汐現象は地球規模。

 

オッサンが自転車で移動する距離なんぞは、地球規模で考えれば無いも同然。

 

アッチの潮が大きく引けば、コッチも同様に引くのは当たり前の話である。

 

せっかくの機会なので、どうせなら【秘密の花園2】の地形でも確認しておこう!と釣り場全体をウロウロする。

 

最後にちょっと釣りになりそうなエリアを見つけたので、釣り糸を垂れてみる。

 

すると、そこそこにハゼがアタって来るではありませんか!?

 

全く期待してなかったので嬉しいオッサン。

 

ところが…

 

全然針掛かりしないのである。

 

芝エビ餌に喰っては来るんだけど、針に掛からないぞ!

 

確かに、餌を突いてくるのは10cm程度の小ハゼなんだけど、ここまで掛からないかな?

 

原因はやはり餌にあると思う。

 

エビ餌の立体的な形状が、針掛かりを悪くしてるんだと思う。

 

ムキになって何度もやってるんだけど、結局一回も掛からなかった。

 

アタリは10回以上はあったけど、ゼロは酷過ぎね!?

 

ダメじゃん!芝エビって!!

 

もう怒りを通り越して、O氏に対して殺意が芽生えたくらいである。

 

 

そろそろ上げ潮になってきたので再び【秘密の花園3】にリターン。

 

戻ってきたら、O氏・T氏・H2氏が来ていたが、MR氏はまだいたんだけど、TG氏は行方不明になっていた。

 

TG氏は神出鬼没で、この状況を鑑みて、きっとどこかの自分だけの秘密の花園へ行ったんだろうと思う。

 

釣りの塩梅を伺うとボチボチ釣れているらしい。

 

何!釣れているだと!?

 

オッサンはこの時点で最初に釣れた1匹だけだった。

 

んだば、オッサンも参戦する。

 

役に立たない芝エビではなくアミエビ餌にチェンジするが、こんな事ならアオイソメ持ってくれば良かったな〜

 

潮が上げ始めているとは言え、まだまだ潮位が低いので実績ポイントでは釣りにならない。

 

いつもとは違うエリアでやってみると、本当にボチボチ程度の釣れ具合。

 

とは言え、今までの悲惨なハゼ釣りを思えば、釣れるだけマシである。

 

ボチボチとは言え、上がればそこそこサイズなので慰めになる。

このサイズなら良いか…

 

やはり、針に掛からなかったのは餌のせいだよ!

 

アミエビに替えたらちゃんと釣れるもん!

 

ここから一気に挽回とはいかず、既に無駄にした時間の代償が大き過ぎた。

 

それでもたまには入れ喰いタイムもあって、そこそこには釣れていた。

 

結局は朝まで粘って、6時間で37匹とトホホだったけど、今日の状況でよくここまで挽回したな!と自分で自分を褒めた。

結果的にはダメだけど、よくここまで…

 

ビクの底が見えてしまう釣果だと、とても悔しいなぁ〜

 

まぁ本日の敗因は、いきなり水温が低下したのと、水の濁りかな。

 

そもそもが、この釣り場で釣りをする潮回りでは無かったと言えばそうだけど、ソレは分かっていたことで…

 

でも【島】では問題ない潮位だったけど、全く釣れなかったのが大誤算だった。

 

あとはオッサンのいつもの悪い癖で、釣り場を動き過ぎ。

 

今日なんて同じ釣り場ではなくて、違う釣り場まで足を伸ばしてたもんだから、時間のムダが大きかった。

 

でも唯一の収穫が、いつもはやらないエリアで面白いスポットを見つけたのが良かったか。

 

 

んで、オッサンが酷評した芝エビ評ですが、これこそ人それぞれでして…

 

【秘密の花園3】のご意見番TG氏は芝エビ餌メインでいつも結果を出してるし、本日のMR氏はず〜っと芝エビ餌でやってけっこう釣ってたし、O氏に至っては19cmの大型ハゼまで上げやがって!

O氏が上げた19cm

 

結局、芝エビで結果出してないのってオッサンだけじゃんかよ〜

 

でもしょうがないのだ。

 

単にオッサンと芝エビは相性が最悪ということだと思う。

 

ただソレだけの事だ。

 

 

釣りは餌だけを替えれば釣果が変わるというものではないと思う。

 

その人の釣り方、仕掛け、竿など総合的に鑑みて、ならばこの餌!という事だと思います。

 

オッサンの場合は、わずかなアタリや気配を捉える釣り方なので、小さな針を使ってのホタテ餌が筆頭餌になるということ。

 

芝エビを勧めてきたO氏は、見釣りが主体で、大きい針と硬い竿を使って、仕掛けごと持っていくような派手なアタリを取る釣り方。

 

同じハゼ釣りでも全然違うスタイルなので、餌が違うのも当然で、相性の良し悪しがあるのも当たり前。

 

まぁ、いろいろ試すのは大事だけど、やってみて感じたことを素直に受け入れればソレで良いだけ。

 

ここでムキになってアレはダメだ!と声を荒げるのはどうですかね〜、俺!

 

 

追伸、本日MR氏が釣り場でずっこけて長年愛用した竿をぶっ壊したらしい。

 

MR氏は少々ぽっちゃり体型で、天然のクッションを身に付けているので怪我は無くて良かった良かった。

 

釣り場は危険なので、慎重に行動しましょう!

 

くわばら、くわばら…

 

 

次の記事>>>「2023年度32回目のハゼ釣りは雨天撤退!」へ

 

 

ここで宣伝です!

オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。

 

結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…

 

正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。

 

販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。

 

オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!

 

売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。

 

なるべく頑張って製作します。

スポンサーリンク