2023年度24回目のハゼ釣りはう〜んなんだかな…

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2023年24回目のハゼ釣りはどうにもこうにも…

2023年9月24日。

2023年24回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】→【はぜつき磯】

天気:曇のち晴れ

釣行時間:6時00分くらい(潮位:63cm干潮)〜10時00分くらい(潮位:111cm上げ5分)長潮

水温:23℃

釣果:マハゼ84匹(8cm〜13.5cm)

 

竿:2.1(行雲流水)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:ベビーボイルホタテちょっぴりアミエビ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

もう9月も終盤に入っているが、ハゼ釣りも最後の追い込み時期になるのかな?

 

少々歯切れの悪いモノ言いになってしまうのは、オッサンのハゼ釣りは秋で終わりではなく、むしろ、これからが本番を迎えようとしているから。

 

のべ竿を使って浅場を狙うテンプレート的なハゼ釣りは、だいたい9月くらいまでだと思う。

 

数もそこそこ上がり、サイズも10数cmが釣れる時期だから、釣り味も食材としても楽しい時期が今頃。

 

なハズなんだけど、昨今の大井ふ頭中央海浜公園のハゼ釣りは、ハゼはどこに行ったんじゃい?と聞きたくなる釣果となっている。

 

けっして釣れない訳じゃないんですよ!

 

しっかり粘ってハゼが居るスポットを探し当てれば釣れるんですが、適当に落とせばハゼが喰ってくるというには程遠い。

 

最近の傾向として、朝マズメのいわゆる釣れる時間帯のアタリがもの凄く遠くて、昼間の時間帯になってくるとハゼが釣れ始める感じ。

 

しかも、釣れるスポットがコレまたもの凄く狭くて「ここらへん!」と表現する一帯ではなく、本当に手のひらサイズの1点だったりする。

 

なので、テクニカルというよりは、もう宝くじ的な、のるかそるかな釣り物になっている。

 

伝説の山師と言われたオッサンとしては、誰でもホイホイ釣れるよりも、このように鬼が出るか蛇が出るか分からない乾坤一擲な釣りの方が血が騒ぐのだが、ハゼ釣りでここまで苦労するのも考えものである。

 

 

やっと地獄のような暑さが過ぎたので、釣り場にはファミリーフィッシングが多く繰り出してきた。

 

あわよくば晩御飯の一品のノリでハゼ釣りに来てるんだろうけど、昨今の厳しいハゼ釣りでは、一品どころかやっと釣れた一匹の小ハゼを家族全員で分かち合う、『一杯のかけそば』的な寒風吹きすさぶ食卓風景…

 

ちなみに一杯のかけそばはその昔ブームになり、映画とかにもなったんだけど、案の定、懐疑論が出てきた。

・「閉店間際であれば、その日の売れ残りがあって、店主が融通をきかせて人数分出すことができたのでは?」

・「1972年であればインスタント麺や普通の食料品店で買える茹で蕎麦があって、それらは150円のかけそばよりも安く購入できたハズ」

挙句の果ては「冬の札幌で夜遅くに子供を連れて来店するのは流石に不憫だろ!」などなど。

 

余計なお世話とはこの事である。

 

金があろうが無かろうが、この親子は一杯のそばを皆で分かち合う事に家族の絆を見出し、お店もその事情を察して一杯だけを提供していると思う。

 

このように、サービスを提供する側とされる側の阿吽の呼吸こそが『おもてなし』の精神である。

 

インバウンド客を目当てのくだらん過剰サービスは、おもてなしとは程遠い、ただの自己満足なマ◯タベだ。

 

っと、少々鼻息が荒くなって申し訳ないです。

 

んでなんだっけ?

 

そう、ハゼが釣れない話だった。

 

そんな訳で本日も厳しいハゼ釣りになりましたとさ。

アタリ少なし、掛かりも甘し

やっと記録的な暑さが過ぎたと思ったら、昨晩なんてタオルケット一枚で寝ていたら寒いくらいだった。

 

寒さで夜中に何度も目が覚め、「このままでは凍死してまう!」と思ってたら、もう起きなきゃならない時間になっていた。

 

昨日は雨天のハゼ釣りだったのでカッパを着込んでたんだけど、今朝は寒いくらいだったので、防寒目的で昨日の魚臭いカッパをもう一度着込んで出発。

 

今日は雨は降ってないけど、昨日よりも寒いくらいだった。

 

釣り場が見える橋に差し掛かり、本日の現場をチェック。

 

風がけっこう吹いてて水面には波が立っているが、昨日の水潮はすっかり無くなっていた。

 

ハゼ釣り人が10人以上はいて、終わりゆくハゼ釣りが名残惜しいのかな?

水潮は無いが風が強いな

 

端っこでT氏が釣り糸を垂れてて、さっそく野良ぬこ『ニャンキュッパJr.』に取り憑かれていた。

本日のターゲットはT氏らしい

 

オッサンが近寄るとニャンキュッパJr.がご挨拶に来てくれた。

懐いてくれて良かった良かった

 

まだまだ子猫だし、かなり痩せこけているから、このままだと恐らくは厳しい冬は越せないだろうと思われる。

 

早く保護して欲しいんだけど、保護オバサンの都合もあるからどうなるやら…

 

 

【はぜつき磯】にはズラリと常連たちが居たんだけど、ハゼ釣りの塩梅は「釣れなくはないが…」といった印象。

 

昨日のような水潮ではないけれど、どうにもハゼのご機嫌が良くないようだ。

 

どこでやろうかな?と迷っているうちに【夕やけなぎさ】まで来てしまった。

 

こちらは相変わらず釣れる気がしない。

絶対釣れないだろうな…

 

もうこの勢いで【しおじ磯】に行ってみることにする。

 

昨日も【しおじ磯】でやってみたんだけど、どこもかしこも釣れなくて玉砕した。

 

「昨日は水潮だったからダメだったけど、今日は昨日のリバウンドで爆釣カモしんまい!」という釣り人特有のお花畑思考。

 

【しおじ磯】にもそこそこのハゼ釣り人が居たんだけど、だいたいがファミリーな感じ。

 

しばらく他の釣り人を眺めてたんだけど、釣れてないな〜

う〜ん、厳しいかな?

 

まぁ、せっかくここまで来たので、とりあえずハゼ釣りでもしましょかね?

 

やって来たのは、【しおじ磯】の中でも今シーズンからオッサンが凝っているエリア。

 

良い時はけっこう良型が上がってくるんだけど、ダメな時はど〜しようもない、ってコレはどこでも同じか…

 

本日は風がそこそこ吹いてて、長竿だと風に煽られるから短竿で勝負。

今日はちゃんとした『行雲流水』

 

餌はベビーボイルホタテとアミエビなんだけど、ほぼホタテだけだろうな…

今期はアミエビ餌の釣れ方ではない

 

仕掛けは言わずもがな、いつもの胴付き仕掛け。

着色オモリは貰いもの

 

水温は23℃と今期一番の冷え込み。

昨晩は寒かったからね〜

 

まずは適当なところからスタート。

 

そのエリアの一投目とか、ハゼがアタってくる場所を探る時は、付ける餌は大きめにしています。

 

ハゼの活性が良くない時は、餌サイズはてきめんですよ!

 

特にここ最近は活性が良くないので、ハゼがしっかりアタックしてくる餌の大きさにしておかないと、せっかくハゼが居るのに見逃すことになり、もったいないです。

最低でもこのくらいの餌付け

 

さぁ、一丁爆釣しちゃおっかな〜!とのオッサンの気合いは、本日も大きくフルスイングの空振り。

 

昨日に引き続き、本日も音沙汰なしなのでした。

 

「昨日の今日で、そううまくもいかないか…」

 

『着底してから5秒待つ→2cm引きずる→5秒待つ→2cm引きずる→5秒待つ』をワンセットで、コレを自分が立っている場所から角度を変えて8か所くらい丁寧に探ってるんだけど、アタらないな〜

 

コレでアタらないなら、ハゼが居ないか喰い気が無いか…

 

まぁ、最近はハゼが釣れるホットスポットは、手のひらくらいの範囲しかないから見逃してる事もなきにしもあらずだが、これ以上丁寧にはやってられんし…

 

しばらくくすぶっていると、やっと待望のアタリが来た!

 

アタって来た箇所はやはり浅場。

 

そうなんだよな〜、ここ最近は深さがせいぜい30〜40cm程度の浅場でしかアタらないんだよね。

 

更には喰いが浅くて、針に掛からなかったり、掛かっても手元に来る前にポチャ!と落ちることが多発する。

 

最初の一匹目も、三回目でやっと針掛かりして上がってきた。

やっと釣れたよ〜

 

一匹釣れればそこを集中的に攻めれば連打になるんだけど、掛からなかったりポチャ!で素直に釣れてくれない。

 

せっかく貴重なホットスポットを見つけても、逃してばかりではもったいない!

 

浅場とは言え、釣れれば10数cmサイズばかりだから、釣りとしては面白い。

このサイズが上がってくるから楽しいね!

 

どこでも落とせば良いという訳ではなくて、ちゃんと狙いを決めないと時間を無駄にします。

 

今日は岩に囲まれた平場でアタって来ることが多い。

 

んだけど、水潮の濁りが無くなったから水自体は澄んでいるが、風があるから水面が波打ってて水中が良く見えんがな!

 

こういう時は、なるべく自分の視点を高くすると見やすくなります。

 

つまり、沈んでいる岩に乗れば良いのですが、気をつけないと岩が転がったり、滑ったりするので乗る前はキチンと確認してください。

 

誰しも経験はあると思いますが、一度は転びます。

 

それでも、ハゼを釣るためなら危険を顧みず岩に乗り続けるのが、一匹でも多くハゼを釣る近道です!っという程のことでもないが…

 

連打とは言え、せいぜい数匹程度で移動しながら拾ってゆくしかない。

 

なかなかアタって来なくて、しばらくぶりにやっとアタって来た!と思ったら、コイツだったりする。

ダボはいらんがな!

 

まぁ、岩場だからダボもいるわな〜

 

なんとか拾ってはいるが、思ったよりもアタリが少ないし、けっこう掛け損ねたり、ポチャ!が多くて憤る。

 

もうこのエリアも探りきったところで、釣り船が通過し始めたので釣り場移動。

 

浅場勝負なので、船の大きな立波後は全く期待できない。

 

この移動時間を利用して移動し、釣り場が落ち着くのを待つことにする。

 

この時点で僅か20匹でトホホ…

入れ喰いタイムだけど…

やって来たのは【はぜつき磯】

 

お目当てのエリアには先客さんがいてどうにも入れない。

 

釣り場は早いもん勝ちが鉄則。

 

しょうがないので近所で適当にやってみるが、やはり釣れないですな〜

 

どうしよっかな…

 

また移動すべきか?とも思うが、本日はどのエリアもパッとしなくて、常連たちもあっち行ったりこっち行ったりの右往左往状態。

 

「アソコが空けばな〜」っと先客さんに目力で『はよ立ち去れ!』念を送ってみるが、敵もさることながらでなかなか動かない。

 

見ているとやはりその人も釣れてないんだけど、「ソコはそれじゃ〜、釣れないんだよな〜」っともどかしい。

 

いっそのことオッサンが乱入して演技指導してやろうかと思ってたら、諦めたらしく、持ち場を去っていった。

 

瞬間移動でそのエリアに陣取る。

 

「ココはこうやるんじゃ〜!」と一投目からナイスサイズが釣れてくる。

ちゃんとやればちゃんと釣れる

 

ここから一気に挽回開始。

 

ほぼ入れ喰いで、上がってくるハゼも10cmオーバーは当然の当たり前!

 

オッサンの手とカウンターがフル回転。

 

こちらも浅場だから、とにかくハゼが途切れないよう餌は大きめに付けて、周りからハゼを集める。

 

あと、場が荒れてハゼが散ってしまうので、できる限り掛け損ねには気をつける。

 

いつもよりも慎重に取り込みたいので、針に掛けたらしばらく泳がせてハゼを疲れさせ、グッタリしたところで安全に取り込む。

このサイズでも慎重に

 

とは言え、そう簡単にもいかなくて、掛け損ねやポチャ!も頻発。

 

挙句の果てにゃ〜、掴んだハゼがピュ!って逃げ出したりと、ハゼが元気過ぎて意図しないリリースもあり。

 

まぁ、良型揃いだからハゼも元気が良いね!

良型はパワーがある!

 

しばらく釣れ続けてたんだけど、根掛かりで仕掛けをロストし、直しているホンのちょっとの間から戻ってきたら全然釣れなくなっていた。

 

マジか〜、終わった…

 

コレってハゼ釣りあるあるで、ホンの僅かな時間でも状況がガラリと変わることがあります。

 

ハゼが餌に興味がある時間はごく僅かで、スレたり餌に飽きるのが早いのもハゼの特徴と言えます。

 

その時間を与えないよう、餌付けはできる限り早くし、餌を投入し続けるのが数を稼ぐ上で必須条件となります。

 

針を飲み込まれて針外しでチンタラやってたり、ましてや根掛かりロストなんぞは問題外だ!

 

爆釣タイム終了…

 

その後はチョロチョロ程度にしか釣れなくて、やむなく納竿。

 

4時間で84匹と始めの激渋からは挽回したが、一束やりたかったな〜

全体的に良型揃い

 

今日はけっこうポチャが多かったから、アレを取り込んでたら一束はいってたんだけど、タラレバ言ってもしょうがないですね。

 

この程度がオッサンの実力です。

 

 

しかし、釣り場も一気に秋の気配。

 

今日なんて風が吹いてたからというのもあったけど、カッパ着てても寒いくらいでした。

 

足元なんてサンダルで立ち込んでたから、陸に上がると足が冷たいくらいで、水に入っている方が暖かかった。

 

殺人的に暑かった夏の日差しも、今日は優しく暖かく感じられた。

 

もう水に立ち込む季節も終わりになってきたかな?

 

毎週のように通ったハゼ釣り場も、いよいよ終わりが見えてきました。

終わりが見えてくると寂しいな〜

 

 

次の記事>>>「2023年度25回目のハゼ釣りは玉砕の多摩川」へ

 

 

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