2023年9月3日。
2023年19回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:多摩川【羽田付近】
天気:晴れ
釣行時間:6時00分くらい(潮位:199cm上げ9分)〜10時00分くらい(潮位:146cm下げ5分)中潮
水温:27℃
釣果:マハゼ130匹(6.5cm〜12.5cm)
竿:2.1m(行雲流水と彩峰Uの合体竿)
道糸:ナイロン0.8号
ハリス:ホンテロン0.6号
ハリ:袖スレ1号
オモリ:1号ナスオモリ
エサ:ベビーボイルホタテ時々アミエビ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
2023年もいよいよ9月。
心なしかお盆明けてから東京の空気が変わった気がする。
暑いは暑いんだけど、7月から続いていた地獄のような暑さではなく、そこはかとなく秋っぽい空気になってきたような…
なんでも東京は、8月は31日連続で真夏日だったらしい。
つまり8月は全て真夏日だったということで、これは観測史上初めてだったらしい。
東京都心は本日午前7時30分過ぎに気温が30℃に達して、今年72回目の真夏日となったようだ。
コレで統計開始以来、年間の真夏日日数の最多記録を更新。
今年の夏は、7月10日に今年初の最高気温35℃以上の猛暑日になって以来、8月8日に猛暑日日数の歴代最多を更新し、昨日までの猛暑日は22日間。
などなど、2023年は数々の記録塗り替えてたようであるが、来年は記録更新しないよう願わずにおれない。
しかし!今年の暑さは異常だよ!!
このように、昨今は地球規模的に様々な気象災害が発生しているが、何事もバランスを取ろうとするから、今は一時的に混乱しているが、きっとどこかで落ち着くんだと思うし、そう思いたい。
人間が地球環境を少々破壊したのは、そうかもしれんが、地球側にしてみれば上っ面の一部でちっぽけな生物がなんかやってる程度だろうて…
まぁ人間だけが被害を被るだけでなく、他の生物を巻き込んでいるのは申し訳ないが、地球にとっては蚊にさされた程度で、痛くも痒くもないと思うよ!
まぁ、多少は痒いかもしれんが…
という訳で、恐らくは暑さのピークは過ぎた感じの今朝早朝。
ちょっと涼しくなった空気を満喫しつつ、向かうは多摩川羽田ポイント。
本日のハゼ釣り場は先々週に引き続き、多摩川遠征でございます。
チンタラ愛車を漕いで40分ほどの道のり。
車なんてほとんど動いてない、日曜日の早朝。
一応、早く現場に到着したいので気は急いている。
だもんで、信号無視や一時不停止、通行区分違反etc、etc…、極悪非道の運転で、街中を我が物顔で闊歩するオッサン。
昨今は自転車運転違反でもしょっぴかれるようで、国家権力もようやく重い腰を上げるようである。
まぁ、ソレはソレで良いことなのかもしれんが、日本人はおしなべて自転車違反への意識が希薄なのは否めない。
っという訳で、オッサンも適当な自転車運転だ。
車が全く通過しない道路で、いちいち信号なんぞ守ってられっか!の身勝手運転だが、日本国民のほとんどがオッサン的な発想だと思う。
※ちなみに自動車運転の時はチャンとしてますよ!チャンとね!!
ある一車線道路をいつものように信号無視してやったら、ちょうどバッドタイミングで、コンビニの前に居た自転車のお巡りさんを発見!
確実に目が合った!
そしてお巡りはマイチャリンコにまたがり、オッサンの方を凝視しながら、こちらに向かってくるではありませんか!?
”コレはちょっちマズイかな…”
身の危険を感じたオッサンは、素知らぬ顔で角を曲がるとダッシュ&ターンでお巡りの視界から消える。
物陰に潜んで息を殺していると、拳銃に手をかけたお巡りが通過していった…
お巡りの後ろ姿を見送り、うまく撒いたオッサン。
危険は去った。
まぁ、オッサンの思い違いで、あのお巡りの行動もただの偶然かもしれないが…
しかし、同じ信号無視にしても、真っ昼間の片側3車線道路をぶっちぎるというなら分かるが、こんな車も通らない早朝の狭い道の信号無視でしょっぴくかね?
他人様に危害を及ぼす行為ならともかく、この場合は誰も困らんだろ?
国家権力も、TPOをわきまえて警らにあたって欲しいものだ!
ちなみに、自転車の信号無視は、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金でございます。
オッサンの場合は、家族が罰金払ってくれそうもないので、ブタ箱で臭い飯を食わされるんだろうな、3ヶ月間も面会無しで…
っという訳で、早朝からcatch and run(おいかけっこ)を楽しみ、すっかり汗だくのオッサン。
現場の羽田に到着する頃には、本日のエネルギーを半分消耗していた。
釣り場には既に5人ほどの大盛況なハゼ釣り人がいた。
今日もハゼ釣り人少ないね〜
本日もここ多摩川羽田の『えさ政』さんポイントが中心。
今現在はほぼ満潮で潮止まりな時間帯だから、最初は少々厳しいかもしんまい。
満潮時間なもんで
前々回に爆跳した謎の老人ポイントからスタートしたいところだが、少々問題があって、まずはズレたアタリから始めることにする。
本日の竿は2.1mのなんちゃって『行雲流水』
『行雲流水』と『彩峰U』の合体竿
仕掛けはいつものハリス3cmの胴付きミャク釣り仕掛けなんだけど、ペイントしたオモリを頂いたので、せっかくなので使ってみます。
釣具屋では何かと着色系のオモリを売っていて、見た目にも派手で釣れそうな気配を漂わせているが、オッサンの経験上、色を付けたからといって釣れるものでもない。
好奇心旺盛なハゼは、派手な色のオモリを突いたりするんだけど、単にソレはソレだけの話で、釣れるのとは別の話である。
せっかくの頂きものなので使ってみます
餌はベビーボイルホタテとアミエビだけど、釣れ方によってどうなるやら…
ハゼのサイズが小さかったり、喰い方が浅い場合はホタテだけになるし、良型クラスが入れ喰いならアミエビも使います。
アミエビを消費できる釣れ方を期待!
水温は27℃で、今期初めて前回よりも水温が下がった!
いよいよ秋近し!かな?
準備完了にて釣り開始。
コンクリート護岸の縁に座って釣りするんだけど、潮が高いので、オッサンの長いあんよが水に浸かる。
サンダル履いてきて良かった!
んだば釣りスタート!
ス〜っと仕掛けが落ちて即アタリが!?という事は全く無くて、本日も最初のアタリが遠い…
いくら誘っても、角度を変えて入れ直しても、生命反応は全く無し!
「あ、今日はマズイな…」と、開始5分で気不味いムード。
今現在は満潮の潮止まりだから…という見方も出来るが、まぁその理由も無きにしもあらずだけど、ハゼ釣りの場合は、潮に関係なく、喰い気のあるハゼの目の前に餌を落とせば喰ってくるだけ。
なので、アタリが遠いということは、ハゼにやる気がないのか、ハゼが散っているのかのどちらか。
しかし、このアタリの遠さは如何ともし難いぞ!
この潮位ならハゼは絶対目の前にいるはずだから、単にハゼのやる気の問題か?
っという訳で、コマセ作戦を実行する。
@ホタテをかなり大きめに針にセット
Aそのままホタテ全体を指で強めに潰す
B目当てのポイントへ投入!
C着底したら、強めにブルブルと竿を振動させる
Dその振動で針が暴れ、ホタテがバラ撒かれる
この『コマセ作戦』はど〜してもアタらない時にやることがあるんだけど、使いどころがかなり限定的なので、実はあまりやらない。
実行する時とは、ハゼは居るんだけど口を使わず、更にそのエリアにハゼを集めたい場合。
障害物とかがあったり、ハゼを散らしたくない場合に使うことがあります。
何度も使う技ではなく、最初の一匹が釣れたらもうやらない。
っというのも、こんな事しなくても、最初のハゼが餌を喰って針掛かりし暴れてくれれば、ソレが釣れ出すきっかけとなってくれるから。
魚って不思議なもので、針掛かりして暴れると、ソレに釣られて周りの魚が寄って来るんですよね〜
人間の立場で考えれば、釣られて危ないから逃げよう!と思うんだけど、魚の場合は餌を食べたいのか?何事かの好奇心からなのか?集まってくる。
なので、最初の一匹が暴れることによって、「クォマセさくせぇ〜ん!(ドラえもん風に)」なんぞやるよりも余程効果がある集魚をしてくれる。
っという訳で、コマセ作戦で釣れてしまった残念な最初の一匹。
ビックリしたのか、恥ずかしかったからか、釣り上げたコイツは硬直してしまい、身体が曲がったままだった。
死後硬直?生きてるけど…
一匹釣れればコッチのもの!と思ったが、そう甘くもなく、3匹ほど釣り上げるとまたアタリが遠のく…
んで次のホットスポットを探すんだけど、無いんだよね〜
なので、釣り座ごと動かなくてはならない。
前回もお話したんだけど、この釣り場は平坦なコンクリート上から釣り糸を垂れるので、常連と思われる方は折りたたみ椅子持参で釣りしてたりする。
椅子に座っちゃうと動くのが億劫になるので、フットワーク良く釣りをしたいオッサンは椅子は持ってこない。
そもそもが荷物になるしね。
この釣り場の時は釣ったハゼを入れるビニールバケツの他、狭いバケツに入れておくとハゼがグロッキーになってしまうので、ズックビクを水に沈めておいて定期的にビクにハゼを移してます。
なので、この釣り場に来る時は荷物が多く、とても椅子なんぞを持ってくる余裕はない。
ちなみに、本日はいつもテナガエビ釣りで使っているソーラー式エアポンプ『おひさまの力(ちから)』を持ってきた。
ある程度バケツの中にハゼが貯まると、夏の熱射で水が熱くなるのか、酸欠になるのか知らんが、ハゼがバケツから脱走する。
脱走したハゼにすぐに気づけば拾って再び収監になるんだけど、時には多摩川へお帰りになる。
まぁ、それでも別にいいんだけど、看守側としては脱走は気持ちの良いものではないので、少しでもハゼ様により良い環境を!のつもりで。
ソーラーエアポンプ『おひさまの力』
コレでハゼ様もご機嫌に!
んでハゼ釣りの塩梅はと言うと…
相変わらず数匹釣ったら、次の場所へ!とチョロチョロせざるを得ない状況。
どうやらハゼが群れてなくて、まばらに散っているらしい。
群れのサイズも本当に適当で、10数cmが釣れたと思ったら、すぐに小ハゼになったりする。
このクラスが釣れた直後に、
コレだもん!
まぁ、このパッとしないハゼ釣りも、満潮から下げ潮になれば前回のような爆釣になるだろうて…
という期待がお慰みの全てで、それまではその時を今か今かと耐え忍ぶばかりである。
本日は、一ヶ所に陣取って粘ればなんとかなるという釣りではなくて、自分の定位置からアタらなくなったら即移動を繰り返す、フットワークの軽い釣りじゃないと数が上がらない。
なので、ひたすらにチョロチョロ動き回る。
とにかく動いて喰ってくるハゼを探すしかない。
釣れればそこそこの型
こんな時はやはりホタテ餌の方が釣れるんだけど、せっかくアミエビも持ってきてるので使ってはいる。
前回お話した、背中が丸まっているエビと伸びたエビの針掛かりの違いで、丸まっているエビの方が掛かりが良いという話。
丸まってるエビの方が釣れる!
とは言え、丸まっているエビを厳選するのも面倒臭いし、そもそも半分くらいは伸びているエビなので使わない訳にもいかない。
なので、ひと工夫。
単純に伸びたエビの頭をカットすれば、針掛かりが向上したというだけ。
頭をカットすれば使える!
実はアミエビ餌の方が釣れるハゼが良型だったりするから、できればアミエビも使いたいんだよね〜
アミエビ餌の方がハゼの型が良い
朝はそこそこ気持ちが良かったが、さすがに日が昇ってくると暑くなってくる。
しかし、本日のハゼ釣りはどうにもくすぶっているので粘る人もいて、この暑さの中、5〜6人くらいは頑張っている。
一応、オッサンも粘ってはみたものの、潮位が低くなり、アタリも更に遠のいたので納竿。
4時間で130匹とノルマはなんとか…
なんとか1即は超えたけどね…
しかし、今日は動いたな〜
前回みたいに、潮が動いて良型爆釣の巻き返しを期待したんだけど、ダメだったな〜
ずっと同じチョロチョロペースで釣れるだけだった。
釣れなきゃ〜足で稼ぐのが釣りの基本。
でもこの釣り場は水面まで高さがあるから、立ってるとやりにくいんですよね〜
なので座り込んでの釣りになり、必然動くのが億劫になる悪循環…
しかし、ここで立ち上がるのが真の勇者である!
ダメで粘ってもひとつも良いことなし!
さぁ立ち上がって次のハゼを見つけましょう!
その繰り返しが結果になり、あなたの釣りを満足させます。たぶん…
まぁオッサンの場合は尻が熱いから、我慢できずに立つんだども…
直射日光のコンクリは熱いぞ〜
追伸、本日の『大井ふ頭中央海浜公園』は爆釣だったらしい。
まぁ、いつもこうなんだよね〜
オッサンはハズレくじを引くことが異常に多い…
「もう釣れすぎて途中でハゼ釣り止めちゃったよ!」
大井ふ頭でハゼ釣りしていたO氏とH2氏からの報告に、「コレがチャレンジ!」と虚勢を張るのが精一杯なオッサンなのでした。
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オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。
結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…
正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。
販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。
売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。
なるべく頑張って製作します。