2023年度40回目のハゼ釣りはいよいよラスト!…か!?

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Moneytizer Megabanner

2023年度40回目のハゼ釣りはいよいよラストか!?

2024年1月28日。

2023年度40回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。

天気:くもり

釣行時間:8時30分くらい(潮位:178cmほぼ満潮)〜11時00分くらい(潮位:112cm下げ6分)大潮

水温:11℃

釣果:マハゼ14匹(11cm〜17.5cm)

 

竿:1.5m(行雲流水)

道糸:フロロ1.5号

ハリス:フロロ1.0号

ハリ:袖スレ4号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:腐れアオイソメ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

いよいよ2023年度のハゼ釣りシーズンもラスト釣行。

 

今シーズンのハゼ釣りも40回目の節目で、ちょうど良い引き際だろうて。

 

今シーズンは思っていたよりもハゼが釣れなくなるのが早くて、もうゲームセットしているハゼ仲間もいるくらい。

 

んがしかし、オッサンは 『I have to go goby fishing.』なのである。

 

その理由は、いつものように餌のアオイソメであるのは言うまでもない。

 

オッサンちにまだいるんですよ!残ったイソメが!!

 

恐ろしいことに、コヤツらは三週間前のアジ釣りの時に買ったやつ。

 

釣りをやっている皆さんも経験しているだろうけど、イソメなどの活餌を冷蔵庫に保管するなんぞはご法度。

 

釣りを理解しない奥方に見つかりでもすりゃ〜、その後のトラブルは想像に難くない。

 

ソレでもなんとか偽装して保管しようとしても、ペンタゴンも真っ青な奥様セキュリティの目は絶対に誤魔化せない。

 

冷蔵庫はおろかキッチン内は奴のテリトリーなので、なにかを1ミリでも動かそうものなら緊急アラートが鳴り響くのである。

 

というわけで、このイソメは三週間もの間、我が家のガレージの端ですみっコぐらしだった。

 

もうその存在も忘れかけていた昨日、さすがに昇天しているだろうと恐る恐る覗いてみると、「モゾモゾ…」とまだ動いているではありませんか!?

 

恐るべき生命力。

 

まぁ寒いこの時期だからこそこんな半屋外でも生きてたんだろうけど、この時点でオッサンのハゼ釣行は決定事項となった。

 

とりあえずは「1月いっぱいまではハゼ釣り行こう!」と思ってたから、餌を買わなくて済んだと思えばちょっぴり得した気分になるが、果たしてこの腐れイソメで釣れるのか?と不安になる。

 

 

釣り場まで愛車を漕いでるんだけど、さすがに今シーズンラストと思うといつもと違って足取りも軽い。

 

ハゼの穴釣り場【秘密の花園2】には、既にY氏、MT氏、S氏が釣り糸を垂れていた。

 

あれだけ穴釣り師達がいた【秘密の花園2】も、さすがにこの時期になると閑散としている。

 

広大な釣り場には、現時点で4人の大盛況で寂しい限りだ。

 

Y氏にハゼの塩梅を伺うと「よくアタってきますよ!カニが!」とさっそくカニを釣り上げていた。

 

とりあえず、オッサンも適当なエリアに陣取って釣りの準備。

 

竿はいつもの穴釣り専用の行雲流水1.5m。

今シーズンもありがとう!

 

仕掛けは、これまたいつものハリス3cmの胴付き仕掛け。

今シーズンもありがとう!その2

 

んで、問題のアオイソメ…

 

かろうじて足だけが動いてて、胴体部は元気無くグッタリしている。

 

ちなみにこの足は『疣足(いぼあし)』と呼ばれてて、足の突起の先には爪はないが毛が生えている。

 

オッサン思うに、この毛の生えた疣足がイソメが最強の釣餌と呼ばれる所以なのではないだろうか?

 

世の中には疑似イソメもあるけど、釣果は本物のイソメにはとても敵わない。

 

疑似が『魚が好むエキスやら本物そっくりの形と弾力』と頑張ってみたところで、それは人間の見た目からのお話。

 

魚はもっと細かい部分を見ているっていうか、感じているんだど思う。

 

魚って目が悪いらしいので、食べられるかどうかは、見た目よりもニオイと水の振動というか波長というか…なのでは?

 

イソメにズラ〜と並んでいる疣足のひとつひとつに生えている毛から発生する振動や波長。

 

それをキャッチして捕食しているのでは?と思ってます。

 

疑似イソメにも足みたいなのが並んでいるけど、その足先に植毛なんぞはやってらんないよね?

 

コレこそが釣れる釣れないの違いなのではないのかと…

 

こんな昇天気味イソメの疣足が動いているという事は、まだ釣れる望みがあるのかもしんまい。

釣れんの?コレ?

 

イソメの垂らしは4cm。

 

さんざん穴釣りをやってきて、この垂らし長さが喰いと針掛かりのベストバランスと思ってます。

腐れイソメだから切れが悪いけど

 

ちなみにオッサンはイソメの頭は必ずカットして使ってます。

 

使っている針が小さいので、硬いくて大きい頭部は針掛かりの邪魔になる。

 

昔は頭を付けたまま使ってて、せっかく掛けても水から上げた途端にボチャ!っと、何度悔しい思いをしたことか…

 

 

水温は11℃。

 

外気は寒いけど、水温はいつも同じだから、やはりここらへんが底値なのかな?

いつも11℃

 

んで、気になるのが水の濁り。

 

まぁ、【秘密の花園2】に来たときから分かってたんだけど、なんでこんなに濁っとるんじゃ?

 

雨が降ったわけでもないし…、船の立ち波の濁りとも違うし…、ハテ?

 

今現在は満潮なので、コレでは狙うべき穴が見えないんですけど。

なんでこんなに濁ってるねん!

トラの穴狙い

でも、本日は大潮で潮が引くのも早いから、狙い穴が見えるようになるまではそれほど時間はかからないだろうて。

 

とりあえずは見える穴で勝負!と適当な穴から始める。

 

スルスルと落とすと深めのナイスな穴。

 

スンスンと数cmの振り幅で誘いを入れてると、10回ほどでアタってきた!

 

グングン!と重い引きなのでハゼに違いない!!

 

グ〜ン!と大きく引っ張ったタイミングでアワセるとしっかり掛かり、上がってきたのはコイツだった。

いらんわ〜!

 

ナイスサイズのチチブだったので、マハゼと勘違いしたのでした。

 

チキショ〜!一投目で来た〜!って思ったのに…

 

その後はしばらく沈黙…

 

Y氏が言ってたカニさえもアタって来ない。

 

ムムム…、この流れはマズイぞ。

 

 

しばらくは我慢の釣りだったけど、やっとハゼのアタリが!?

 

ある小さい入口の穴。

 

スルスルと50cmほど落ちてゆく良穴。

 

「絶対いる…」オッサンの鈍い勘がそうささやく…

 

スンスンと誘い始めるとすぐにギュンギュン!と重く大きいアタリ方。

 

「居た!居た!」

 

慎重にアワセのタイミングをはかる。

 

なにせ穴釣り終盤の時期だから、下手すりゃ〜コレが最初で最後のチャンスになるかも知れんのだ。

 

ゆ〜っくりス〜っと仕掛けを上げると、グ〜ン!と大きく引っ張った!

 

来た〜!っと少々強引に穴から引きずり出し、すぐに陸揚げ。

 

いつもなら水中を泳がせるんだけど、この穴は入り口が外部に露出しているので泳がせる事は出来なくて、さっさと勝負をかける。

 

平たい石の上にハゼを下ろしたら、すかさず手で押さえつける。

 

【秘密の花園2】では、空中でハゼをキャッチするよりも、このやり方の方が確実だったりする。

 

格好悪いからとても人様に見せられるもんじゃないけど、貴重な穴ハゼをゲットするのにカッコイイなんぞ言ってられん。

やっと釣れたよ〜

 

すかさず同じ穴からもう一匹。

二匹目

 

んでもう一匹。

三匹目

 

この時期には珍しく、同じ穴から三匹上がって嬉しいオッサン。

 

とりあえずはボウズのがれでホッとする。

 

気分良くなっていると、ふと足元が揺れた気がした。

 

「ん〜?気のせいかな?年取ると足元がおぼつかなくて嫌なもんだ…」とこの時は思っていた。

 

後に、自宅に帰ったら妻が「地震あったけど気がついた?」と言われた。

 

アレは地震だったんだ!

 

聞けば、震度4で震源は東京湾ではないですか!?

 

つまり、今立っている足元が震源地というわけで、恐ろしい限りだ。

 

「津波警報は出なかったから連絡しなかったけど…」と妻。

 

いやいや、ソレは違うでしょ!

 

先の地震でも、到達予想時間前に津波が来たでしょ!

 

何はともあれ、まずは連絡するべきっしょ!

 

今日は船が通ったわけでもなく原因不明の波が来たりすることがあったので、もしかしてアレが津波だったのかもしんまい。

 

【秘密の花園2】を知っている方なら分かりますが、ココで大きな津波が来たら避難は困難を極める。

 

この釣り場は見渡せるので、遠くから来る津波は見えると思いますが、津波が見えてから避難を始めて果たして逃げ切れるかどうか…

 

どこで地震が来てもおかしくない世の中。

 

覚悟が出来てる訳じゃないけど、たとえその時が来ても、心ある人間でいたいと常々思っています。

 

 

んで、釣りの続きなんだけど、そろそろ潮位が良い塩梅になってきて、狙いの穴のラインに落とせるようになって来たので、そこそこにはアタる。

 

ただ、ひと穴からは一匹で連打が出ないな〜

 

釣れるサイズも15cmクラスで、それ以上が来ない。

 

絶対いるはずなんだけど、やはり大きいのは大きくなるほどの警戒心があるから、なかなか難しいよね。

せいぜいこのクラス

 

釣れたハゼを見ると婚姻色が濃いから、もうハゼ釣りの終わりを物語っている。

真っ黒だ

 

不思議なのが、小ハゼにも婚姻色がしっかり出ている。

 

魚って小さくても繁殖能力があるのかな?

こんなサイズでも婚姻色が

 

そんな謎を考えながらオッサンがモタモタしている内に、アッという間に潮が低くなる。

 

潮位は釣れるラインを超えてしまい、途端にアタリが遠のく。

 

このタイミングでMT氏もY氏も帰ってしまい、残るはオッサンとS氏のみ。

 

ハテ?どうしようか?

 

腐れイソメがまだ余ってるから、もう少しだけやってみるか。

 

潮が低すぎて良さげな穴は露出してしまい、釣りにならない。

 

では一番沖側の穴はというと、ほぼ釣れたためしがない。

 

一見すると釣れそうなんだけど、実は釣れないんですね〜

 

沖側の穴はほぼ泥砂で埋まっているので、ハゼが隠れる横穴が無いんですよ。

 

仕掛けを落としてみると、オモリが粘土層の土に食い込むのが分かります。

 

こういう穴は、全く釣れないとは言わないけど、かなりの確率で釣れないので、狙うのはもうひとつ上のラインの穴。

 

潮位が低いから水深も浅いんだけど、よくよく探すと穴の中により深い部分があるんです。

 

狙うはそんな部位。

 

潮位が低くなると、そんな所にハゼが集まってきたりする。

 

ただ、ソレを見つけるには下まで降りて覗き込まなきゃならないので、落水の危険が伴うのは否めない。

 

しかし、【虎穴に入らずんば虎子を得ず】で、トラの尾っぽを踏みつける勇気があるものだけが良い思いが出来るのである。

 

とは言え、そんな穴は一筋縄ではいかなくて、多くは岩がせり出した斜めになっている下にあったりする。

アソコにハゼが居るのが見える!

 

本日の最大サイズも、こんな虎の穴から釣れた。

17.5cm

 

例え潮位が低くなくても、穴の中ではより深くなっている部分にハゼが居るから、適当に落とすのではなく、しっかり狙いを定めればきっと違う結果になると思いますよ〜

 

潮はますます低くなり、さすがにもう釣りになりそうもないので納竿。

 

2時間半で14匹ともう終わりな釣れ具合。

ヒヤ〜厳しいな!

 

そして本日も釣れたカニは、チヌ釣り専の友人にお持ち帰り。

カニは元気だね!

 

カニを持って帰るとなると釣れると嬉しいもので、カニ狙いの釣り方になるのも困りものだ。

 

婚姻色豊かなハゼ達は、みなさん元気にお帰りになりました。

 

また来シーズンもよろしく!

 

とは言え、やろうと思えばまだ釣れそうなんですよね〜

 

S氏なんて一年中ハゼ釣りしてるんだけど、そんな年中無休ハゼ師によると「3月までは粘れば1匹くらいは釣れますよ!」らしい。

 

一番辛いのが4月のようで、この時期は孵化した赤ちゃんハゼがうじゃうじゃいるが、当然そんなのは釣れないから網ですくったりするそうな。

 

未来ある幼子を手籠めにする、鬼畜の所業である。

 

そんなS氏だけど、今日はMT氏とともにまだ真っ暗な6時頃からハゼ釣りしてたようで、信じがたいやる気である。

 

 

さて、”一応”本日が今シーズンラスト釣りと決めてたんだけど、来週の【秘密の花園2】は潮回りが良いんだよな〜!

 

っと、早速来週の作戦を立て始めるオッサンなのでした。

 

 

次の記事>>>「2023年度41回目のハゼ釣りはオッサンリバイバル!」へ

 

 

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