2023年度23回目のハゼ釣りはダメは分かっちゃいるが…

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2023年23回目のハゼ釣りはダメは覚悟で…

2023年9月23日。

2023年23回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】→【しおじ磯】→【はぜつき磯】

天気:雨時々曇り

釣行時間:6時00分くらい(潮位:70cm上げ2分)〜11時00分くらい(潮位:149cm上げ8分)小潮

水温:25℃

釣果:マハゼ70匹(8cm〜12cm)

 

竿:2.1(行雲流水)→3.5m(清流X 硬調)→2.1m(行雲流水)

道糸:ナイロン0.8号

ハリス:ホンテロン0.6号

ハリ:袖スレ1号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ

エサ:ベビーボイルホタテ少しだけアミエビ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

今朝、目が覚めるとまだ雨音がしていた。

 

昨日から結構な雨が降り続いてて、この降り方だとハゼ釣り場は雨水が大量に混ざる、いわゆる『水潮』は確実だろうて。

 

水潮になるとハゼは釣れない。

 

かと言って、他に釣り場も見当たらない。

 

今日の潮回りだと多摩川は釣りにならんし、【秘密の花園2】ははるか彼方の釣り場で、雨天では行く気にもならん。

 

なので、オッサンちから一番近いハゼ釣りのホームグラウンド【大井ふ頭中央海浜公園】に行くしかない。どうせ雨だし!

 

 

先週は大井ふ頭中央海浜公園にハゼ大量死事件が発生。

詳しくはこちらから↓

『自然の猛威、大雨の後のハゼ釣り場が大変な被害に』(youtubeの動画に飛びます)

※動画内に【閲覧注意】とあります。あくまで自己責任でお願いします。

 

コレは大井ふ頭中央海浜公園のみならず、この近辺のハゼ釣り場において同様の事態となり、2023年のハゼ釣りは終了か!?と御近所のハゼ釣り界隈を賑わせているとか、いないとか…

 

あれから一週間経過し、毎日のようにハゼ釣り場に通っているO氏情報によれば、ハゼは釣れなくもないらしい。

 

アッという間に全滅し、アッという間に回復する。

 

自然の脅威である。

 

っという訳で、本日は大井ふ頭中央海浜公園のハゼがどれくらい回復したのか?の調査がメインテーマ。

 

こんなテーマを掲げるくらいなので、当然釣果は期待できない。

 

大量死のリハビリと大量の雨が混ざった水潮、しかもその雨がずっと降り続いているという、釣れないジェットストリームアタック!

 

ダメなハゼ釣り三連星である。

 

今日は、釣果を期待できないハゼ釣り必至だ!

 

 

昨日、釣りに持参しようと用意したカッパは、自宅を出る時に着込む。

 

カッパの中はほぼアンダーウェアなので、雨が上がったからと言って、現場でカッパを脱ぐ事は出来ない、雨天のみ覚悟のスタイル。

 

自宅を出発し「カッパ暑いだろうな…」と思ってたら、意外にも少し寒いくらいで、秋の訪れを感じてたんだけど、釣り場に到着する頃にはしっかり汗をかいていた。

 

釣り場が見える橋から眺めると、案の定、文句のつけようのない水潮だった。

やっぱりだ〜!

 

「だよな〜…」

 

分かっちゃいるけど、いざ現実を目の当たりにすると力が抜ける。

 

既にH2氏とMR氏が釣り糸を垂れていたので、ハゼ釣りの塩梅を伺うと「まだ始めたばかりだけど釣れてるよ!3匹だけど!!」という微妙なレスポンス。

 

どちらにも転びそうな微妙な状況…

 

とりあえず、いつものように【夕やけなぎさ】の様子も見に行く。

 

雨だからか、先週の大量死の影響なのか、ハゼ釣り人は5人程の大盛況。

全く釣れてない雰囲気

 

ちなみにBBQ場受付が派手になっていた。

 

まぁ、地道なトライアル・アンド・エラーで頑張ってくれ!としか言いようがない。

コレまた微妙な横断幕

 

【夕やけなぎさ】は死んでいたので【はぜつき磯】に戻る。

 

H2氏、MR氏がやっているゾーンでオッサンも準備に取り掛かる。

やはり【はぜつき磯】の方が期待できる

 

先行者によると手前の方で釣れているらしいので、オッサンも短竿をご用意。

今日は本物の『行雲流水』

 

餌はベビーボイルホタテと予備でアミエビ。

 

仕掛けはいつもの胴突き仕掛け。

 

この仕掛けの画像ではいつもアミエビ餌を針に付けているのが多いけど、これはアミエビを信用しているからにあらず!

 

本来ならホタテ餌でスタートダッシュをかましたいんだけど、釣り始めはいつもホタテ餌がまだ凍っているので、使いものにならず。

 

ホタテが解凍されるまで、アミエビで時間稼ぎしているだけです。

ホタテは解凍中

 

水温は25℃で、だんだん冷たくなりつつあります。

季節は移り変わるんだね〜

極小なホットスポット

準備完了にてハゼ釣り開始!と水に立ち込むと、けっこう冷たくて萎える。

思ったより冷っこいぜ!

 

ここは、釣れればそこそこのサイズが期待できる深場エリア。

 

さぁ!爆釣来い!!のオッサンの意気込みはフルスイングの空振り。

 

ハゼの反応が全くないのでした。

 

どこに落としても、誘っても誘っても、し〜〜〜んんんん…という音が聞こえてきそうなくらいに音沙汰なし!

 

うわ〜、やっぱり釣れないよね…

 

水潮だからなのか?大量死からのダメージが未だ尾を引いてるのか?

 

それでもしつこく落とし続けているとやっとアタって来たんだけど、ナイスサイズとは程遠く…

このサイズかよ〜…

 

アタって来るエリアは極小で半径10cm程度、それを外すと全くアタリがない。

 

小移動を繰り返しながら、チョロチョロと一匹ずつ小ハゼを拾ってゆくが、一向にサイズアップしない。

 

くすぶっていると、突然真後ろからオッサンを呼ぶ声がする。

 

ニャンキュッパJr.だ!

こいつがニャンキュッパJr.

 

コイツはこの釣り場で生活している野良ぬこ。

 

今シーズンから見かけるまだ子猫で、『ニャンキュッパJr.』はオッサンが勝手にネーミング。

 

初代ニャンキュッパは、ハゼの穴釣り場【秘密の花園】で出会った野良ぬこ。

 

オッサンが釣り場で出会ったぬこの中で、ダントツに仲良くなった奴。

 

2シーズンくらいは一緒に穴釣りを楽しんだが、ある年から姿を見かけなくなった。

 

けっこう歳だったから誰かに引き取られたとは考えにくく、恐らくはどこかで野垂れ死んだか、動物愛護センターに拉致されたか…

初代『ニャンキュッパ』

 

Jr.と初代ニャンキュッパとは全く繋がりはなく、単に白茶柄というだけが共通点。

 

ニャンキュッパJr.はまだ痩せてるんだけど、前はもっとガリガリに痩せてて、「すぐに死んじゃうんじゃないか?」と釣り仲間で心配していた。

 

野良なので警戒心がとても強くて、餌をあげても喰ってるんだか喰ってないんだかな感じだった。

 

まぁ、餌と言っても釣ったハゼだけど…

 

ところが、ニャンキュッパJr.も「このままではオラ死んじまう!」と悟ったのか知らんが、ちょっと前から突然愛想が良くなった!

 

ハゼをあげると目の前でバクバク喰い始め、呼ぶとニャーニャーお返事しながら近寄ってきて身体をスリスリしてくる。

 

「貴様には野良のプライドがないんか!?」と問い詰めたら、「プライドで腹は膨れんわぃ!」とオッサンが隠し持っていたチュールを要求してきやがった!

 

”おためごかし”作戦が功を奏したようで、釣り人ならず近所のオバサンからも餌をもらい、挙げ句の果ては『保護したい!』との申し出もあるらしい。

 

おかげさまで身体も大きく太りはじめて、毛並みも良くなってきた。

 

人間社会でも猫社会でも、世知辛いこの世を生き抜くには、柔らかい人(猫)当たりである。

 

っという訳で、オッサンもニャンキュッパJr.に釣り上げた貴重なハゼをあげてしまうのでした。

貴重な高級魚を10匹ほど献上

 

本日は全然ハゼが釣れないのでとても貴重なんだけど、調子に乗ってビクの中のハゼを全部あげてしまい、ビクは空っぽだ。

 

ハテ?困ったぞ!

 

空っぽのビクでは、このブログを見ている厳しい読者は納得してくれんだろうて…

 

「いや、ニャンキュッパJr.が…」と言い訳しても許してくれんだろう。

 

なんとか挽回せにゃ〜ならんので、お次はオッサンとっておきの実績ポイントへ移動。

 

本当は朝イチからここでやりたかったけど、他の釣り人が入ってたのでいなくなるのを待っていた。

 

案の定釣れなかったようで、すぐに居なくなってくれて良かった、良かった。

 

んで、オッサンがやると釣れるんですね〜!

ちゃんと釣れるにょ!

 

ココは狙いどころが決まってて、ソコ以外は余程ハゼの活性が良い時以外は釣れないんですね〜

 

ここから挽回スタート!

 

入れ喰いとはいかないけど、本日の激渋の状況なら釣れるだけでもありがたい。

 

とは言え、いつもよりもちょっとアタリが遠いな…

 

落としてから2〜3回くらいは誘い、しかも5〜10秒くらいは動かさないでジ〜っとしているとやっと喰ってくるといった塩梅。

 

こんな釣れ具合だけど、釣れれば10cmオーバーだから楽しい。

これくらいがスタンダードサイズ

 

この”寄りすがりポイント”で良型を30匹ほど稼いだが、釣り船が通過した途端に釣れなくなった。

 

「チッ!釣れるときに限ってコレだ!」

 

ハテ?次はどうするか?

 

 

他の常連たちは【夕やけなぎさ】に居たんだけど、オッサンは単独で【しおじ磯】に移動する。

 

コレが地獄行きとは知らずに…

 

【しおじ磯】は【はぜつき磯】や【夕やけなぎさ】に比べてポイントの様相にバリエーションがある。

 

超浅場から3mの深場、砂地からゴロタ石帯や牡蠣殻地帯などなど…

 

なので、どこかしらで釣れるエリアがあるはず。

 

深場も探る予定だから、竿は長竿にチェンジ。

いつもの長竿

 

本日はハゼの回復度を調査するテーマなもんだから、こちらは通り一遍、片っ端から探ってみることにする。

 

大雑把とは言え、ほぼ全域を探ってみたけど、アレだけ探ってもハゼが釣れたのはたった一ヶ所だけ…

 

しかも直径10cm程度の範囲だけだった。

しかもいまいちサイズだし…

 

ソコだけが10匹程度の入れ喰いで、その他は全くの無反応だった。

 

う〜ん…、どういうことなんだろ?

 

単発でも、もっとアタリがあっても良さそうだけど…

 

【しおじ磯】で時間を無駄にし、この時点でそろそろ帰宅時間になっていた。

 

「もう今日は釣れそうもないので、帰ろうかな…」

 

この時点でやっと40匹を超えた程度…

どこで釣れるん?

再び【はぜつき磯】に戻ってくると、もう納竿してダベってると思っていた常連たちは、まだ粘っていた。

 

聞けば「釣れてるよ!」との事。

 

「ハイ?釣れてるですと!?」

 

ちょうど潮位が良い塩梅になって、ハゼの活性が上がってきたらしい。

 

チキショ〜!またハズレ引いちまったい!!

 

オッサンも慌てて常連たちに並んで釣り糸を垂れてみるが、アタリ無いんですけど…

 

どうやら超浅場にハゼが居るらしく、オッサンもやってみると確かにすぐ足元からハゼが釣れてくる。

 

なんだけど、どうにも小ハゼで面白くない。

 

と、オッサンの頭の上に豆電球がピカリと光る。

 

「こんな足元で釣れるなら、実績ポイントでやればもっと良型が入れ喰いじゃね?」

 

瞬間移動でお目当てのエリアに移動。

 

すると予想通り、10数cmの良型サイズがポイポイ釣れる。

 

一ヶ所で7〜8匹は上がってきて、次のポイントも比較的容易に見つかるから、ずっと釣れ続けるイメージ。

 

ここから一気に挽回なハズだったけど、もう既に長時間の釣行で他の常連たちは納竿。

 

オッサンも今日は雨の中、けっこうな移動距離をウロチョロしていたので疲労困憊。

 

釣り場で無理をして転んだりしたら、普通の怪我では済まないので納竿。

 

5時間粘って70匹ちょうど。

10匹ほどニャンキュッパJr.にあげたから少ないな…

 

今日厳しかったのは、水潮の影響が大きかったかな。

 

局地的に釣れるスポットはあったし、釣れる条件さえ揃えばしっかり釣れていたので、ハゼ大量死の影響はもう回復していると思います。

 

自然ってスゴイな〜!

 

コレは渋い時に限らずなんだけど、釣れる釣れないの問題はどこで釣り糸垂れるか?ですね〜

 

釣りは【一場所、二餌、三に腕】と言ったりしますが、言い得て妙です。

 

もっと言えば『場所>>>>>餌=腕』といった感じ。

 

とにかく『どこで釣るのか?』が最重要で最上級な釣れる条件になります。

 

オッサンもこのブログで、餌だの仕掛けだの誘いだの散々偉そうに御託を並べてますが、そんなのは取るに足らない馬の骨程度のお話。

 

んな事よりも、今この状況ではどこで釣り糸を垂れるのか?の方が遥かに大事だし、コレさえ間違わなければ絶対と言い切って良いくらいに釣れます。

 

言わずもがな、こんな事は全ての釣り人が頭では分かってるんだけど、いざ釣り場に来ると「前はこのポイントで爆釣したな!」とか「この潮ならこのポイントが釣れるんだよね!」と決めつけ、「絶対ココで釣れるハズだ〜!」っと釣れないくせに動こうとしないLove is blind。

 

とは言え、どこで釣れるか?が分かれば誰も苦労しないし、それが分からないから釣りは面白いのである。

 

 

次の記事>>>「2023年度24回目のハゼ釣りはう〜んなんだかな…」へ

 

 

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