2022年35回目のハゼ釣りは如何とももどかしい…

2022年35回目のハゼ釣りは如何とももどかしい…

2022年35回目のハゼ釣りはど〜にもくすぶるハゼ釣り

2022年11月6日。

2022年35回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:「秘密の花園」(KL@、KR@)

※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。

天気:晴れ

釣行時間:7時30分(潮位:105cm下げ6分)〜12時30分くらい(潮位:120cm上げ5分)中潮

釣果:マハゼ19匹(12〜16.5cm)

 

 

竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m 

道糸:フロロカーボン1.5号

ハリス:フロロカーボン1号

ハリ:袖スレ4号

オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さ

エサ:アオイソメ

ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

毎度の事なんだけど、日曜日のハゼ釣りよりも土曜日の方が「良く釣れた!」と耳にする。

 

そりゃ〜そうだよ!

 

月曜日〜金曜日の平日は圧倒的に釣り人が少ないから、その釣り場のハゼもドンドン供給されて、かつハゼも油断しているのでスレてない。

 

そんな状態で土曜日にハゼ釣りすれば、そりゃ〜釣れるだろうよ!

 

んがしかし!

 

日曜日ともなれば、土曜日にここぞとばかりに押し寄せた多数の釣り人達の手垢の付いた後に釣り糸を垂れることになる。

 

当然、アレだけ居たハゼも釣られまくり、生き延びたハゼも警戒心MAXでスレまくっている。

 

特に、穴釣りのように、その場所に居付いているタイプのハゼともなれば、この傾向はことのほかである。

 

釣られまくった次の日なんて、新しいハゼはまだ供給されてないのである。

 

 

オッサンは日曜日しか釣りができない。

 

土曜日は仕事だからだ。

 

週休二日が当然の当たり前のこのご時世。

 

週40時間労働の36協定なんぞクソ喰らえ!なブラック企業に従事する身としては、「いや〜昨日(土曜日)は釣れたよ!」としょっちゅう聞いてるもんだから、もう悔しいを通り越して平常心で聞き流すようになった。

 

そんな悟りの境地なオッサン。

 

もしオッサンが週休二日だったとしたら、たぶん土曜日だけ釣りをして日曜日はやらんだろうな…

 

もう歳くってるもんだから、正直、身体がもたんよ!

 

常連には毎日のように釣り場に通ってる輩もいるんだけど、「よくやるな〜!」っと感心するとともに「よく飽きねぇ〜な!」とも思う。

 

 

んで本日もハゼの穴釣り場『秘密の花園』に到着すると、もう常連たちは釣り糸を垂れていて、週イチな釣りのくせにすっかり出遅れてるオッサン。

 

誰よりも早く来たからと言って釣れるもんでもないし…

 

気合い入れたところで釣れるもんでもないし…

 

そもそもが釣りなんぞしてるよりも寝てたいし…

 

まぁ、こんな有り様じゃ〜、土曜日もへったくれもないわな。

 

オッサンを見つけるな否や(=as soon as)O氏が報告を入れてくる。

 

「いや〜、昨日は型が良いのばかりがよく釣れたよ〜!」

 

「天ぷらサイズばかりだったよ!」

 

例によって、オッサンは釣りの準備のフリで聞き流す。

 

 

本日も使う竿は1.5mの穴釣り用の短竿。

やっぱりこの長さが使いやすい

 

仲間内では同じ竿を使ってるのも複数いるんだけど、聞けば約3シーズンくらいでバキ!っと壊れるらしい。

 

穴ハゼの強烈な引きと重量感は、小鮒やタナゴなどの小魚専用のこの竿には少々オーバースペック。

 

しかし一番の破壊ポイントは、穴釣りは根掛かり必至なので、根掛かる度にそれを外そうとブンブン!竿を振りまくるのが原因かな。

 

まぁ、形あるものはいつかは壊れる運命なので、『これも天の定め』と割り切るしかないのである。

 

オッサンのこの竿も、そろそろ天命というか天罰が下る頃合いになってきた。

 

 

本日の餌はアオイソメ。

 

先日、上総湊港へハゼ釣り遠征に行った時の余りもの。

まだまだ元気だった

 

ヨシ!今日も殺(や)ったるで〜!

普通に釣りすりゃ〜いいじゃん!

釣りの準備はできたんだけど、ハテ?どこから始めようか?

 

眼の前のエリアには、常連たちがズラリと並んでいる。

 

まぁ、今現在は干潮に向けて潮が引いてるから、ソレを見越して深さのあるこのエリアでやってるんだろうて。

 

人見知りなオッサンとしては、あまり人がいる場所は好きではないので、ちょっと外れたエリアに移動する。

 

 

まずはアオイソメの垂らしを4cmくらいでスタート。

垂らしはこのくらいが可もなく不可もなくかな

 

まずは実績穴に落としてみたんだけど、以前は必ずアタってきたけど、全く反応なし!

 

しつこくやってはみたけど、アタらないな〜

 

多分、昨日やられまくったのかも知れない。

 

コレだから日曜日は厳しくなるんだよな〜っとブツブツ独り言。

 

見やすい穴は全然反応が無かったけど、一見すると見つける事が出来ない穴もそこそこあるから、そちら方面を重点的に攻める。

 

このタイプの穴は、陸側からは見えなくて、海側にポッカリ開いてる穴。

 

こういうのはみんな見逃しているので、このタイプの穴を発見できれば、まずアタって来ます。

 

「どこにそんな穴があるんじゃ?」っと聞かれても、「甘ったれんな!自分で探さんかぃ!」と返すしかない。

 

まぁ、とにかく探すしかないのである。

 

前述した通り、日曜日の穴釣りは、土曜日に来た釣り人の手垢が付いてない穴を探すのが仕事なのである。

 

 

そんな穴をやっと発掘し、スルスルと落とすと50cmくらいの頃合いの深さ。

 

”絶対ハゼいる!”オッサンの瞳孔が開く。

 

最初はなかなか喰ってこなかったけど、しつこくステイしていると、竿先に出ないけどエサを突いてくる振動が伝わってくる。

 

”来た!”

 

ス〜っと2cmほどゆ〜っくり竿を上げると、スン!と引っ張ってくる。

 

ここで慌てるとオジャンなので、一度止めて引っ張ってくるのを待つ。

 

しかし、敵もさるもので喰ってこなくなる。

 

チッ!ノリが悪い奴だ。

 

一度竿を上げ、特エサであるイソメの尻尾に付け直して再投入。

 

すると、着底と同時にアタって来た!

 

スンスン!ス〜ン!と教科書通りのアタリ方でアワセると本日の一匹目が釣れた。

良型だが尾ビレが荒れてるな

 

さぁ、これから連打が始まるぞ〜!と思ったけど、この穴はコイツしかアタって来なかった。

 

う〜ん、まだいそうなんだけどな〜

 

気を取り直して次の穴へ。

 

またすぐに見えないブラインド穴を見つけ、今度はすぐに勝負あり。

コイツは素直だったがサイズダウン

 

この穴も一匹しか釣れなかった。

 

う〜ん良くないな…

 

本日はちょっと厳しくて、なかなかアタって来なくて、例えアタって来ても触りだけのアタリで、大きく引っ張る本アタリまで来ないんだよね〜

 

しかも、一回こっきりしかアタらなくて、セカンドチャンスをくれない。

 

代わりに元気なのがコイツ。

ナイスサイズのメタブ

 

『メタブ』とはオッサンが勝手に付けたあだ名で、本名はドロメ。

 

穴釣りでは頻繁にお目にかかる外道なんだけど、良型になると食べても美味しいらしいが、誰も持ち帰らないから本当に美味しいかどうかは都市伝説である。

 

針掛かりさせるとナイスな引きと重量感なのでマハゼと勘違いし、姿を見せるとガッカリな奴。

口がパカ!と開いて愛嬌がある

 

あるナイスな穴からマハゼ→ドロメと釣れた後、まだいそうだ!と落とすと、いきなりグ〜〜〜ン!と竿ごと一気に持っていかれた。

 

「ウナギだ!」と思うくらいの強引な引きとメガトン級の重量感!

 

重すぎて竿ではラチが明かないので、道糸を直接持って注意深く引っ張り上げると、30cmは優にある、まるまる太ったギンポだった。

 

ギンポは怖いしキモいので、針を外せず速攻ハリスをぶった切ってリリースしました。

 

「あ〜ビックリした!」

 

 

本日は、基本的にひとつの穴から一匹だけしかハゼが釣れなくて、数匹釣れるフィーバー穴は見つからなかった。

 

くすぶりながら一度基地に戻ると、H2氏がカップヌードルを作ってくれた。

「おいしさは世界のことば!」カップヌードル

 

どういう訳か、釣り場や釣り船で食べるカップ麺ってスゲェ〜美味しいんだよね!

 

 

腹が満たされたので後半戦。

 

この頃にはもう干潮時間だったので、かなり潮が低くなっていた。

 

常連たちは深さのあるエリアに移動しているが、オッサンは反対に浅い方へと移動。

 

本日のテーマは【手垢のついてない穴探し】なもんだから、必然的にこういう行動になるんだけど、単にオッサンが天の邪鬼なだけである。

 

一応読みとしては、潮が引くとハゼの逃げ場も限られるから、ハゼが居るスポットも限られるからソコに当たれば爆釣じゃね?

 

当然ながら、深さのある穴なんて全然なくて、狙うは岩と岩の深めの隙間や完全に干上がった岩で深さのある穴。

 

なかなか見つからないんだけど、発見すればかなりの確率でハゼがアタって来る。

 

んがしかし!

 

アタリがあるのと針掛かりするのは別問題で、更には、針に掛かるのと釣れるのもまた別の話なのである。

 

潮位が低いということは穴の中も狭く浅くなっているので、ハゼが思うように動けない。

 

この事を踏まえると、アタって来るがハゼが動けないもんだから、エサを咥えたまま下に潜れなくて喰いが浅くなる。

 

つまり、この浅い喰いでアワセても針に掛かりづらいということ。

 

次に例え針掛かりしたとしても、すぐに水面からハゼが飛び出てしまい、ハゼが元気だから空中で暴れまくりバラしやすくなる。

 

このダブルハンデを乗り越えて釣り上げなくてはならないのが今回のミッションである。

 

アタリはそこそこあるんだけど、針に掛からなかったり、ハゼが落ちていったりが頻発!

 

まさにミッション・インポッシブルで、「オーマイガー!」(by NMB48)を連発なオッサンなのでした。

 

でも実は、釣り上げればそこそこ良型揃いなので、楽しさ半分悔しさ半分でもある。

ここらへんのサイズが上がる

 

本日最大サイズも浅穴から

 

こんなハゲ上がりそうなストレスフルな釣りで粘ってしまい、余計な時間だけが無為に経過してゆく…

 

結局、5時間粘ったけど19匹と厳しかったな〜

 

敗因は、普通に釣れるスポットで普通に釣らなかったから。

 

くだらん意地を張らないで、フツーに釣りをすればもっと釣れたはず…

う〜ん、もっと釣れたハズだけど…

 

とは言え、人が避ける状況で爆釣もあり得るのが釣りの魔力。

 

現に、今日は誰もやらない超浅場でけっこうアタって来たのは間違いない。

 

後はその状況でどうやって釣り上げるのか?を追求すれば、結果は付いてくるハズ。

 

ホンのチョッピリだけど、今日は対策法が見えて来たので、また機会があったらチャレンジしたいと思います。

 

 

しかし、今日もサイズが出なかったな〜

 

いつになったら20cmオーバー釣れるのやら…

 

 

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