2024年2回目の東京ハゼ釣りは一瞬だけ入れ食いタイム2024年6月2日。2024年夏シーズン2回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】→【夕やけなぎさ】→【しおじ磯】天気:雨のち曇りのち晴れ釣行時間:4時30分くらい(潮位:125cm下げ4分)〜9時00分くらい(潮位:68cmほぼ干潮)若潮釣果:マハゼ34匹(6cm〜9.5cm)竿:2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)時々3.5m(清流X)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテ(昨シーズンあまりもの)一時アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けまだ2回目だけど、2024年の夏シーズンハゼ釣りはスタートから苦戦している。まぁ『夏シーズン』と呼ぶには時期尚早の6月だが、秋〜冬の穴釣りでもないもんだから、夏のカテゴリーに入れてます。オッサンのハゼ釣りは先週開幕戦だったけど、メダカみたいなハゼもどきのビリンゴの猛攻で、アタリは感じるけど針に掛からず…掛かったところで基本的にビリンゴなんだけど、何かの間違いでマハゼが喰ってくることがあって、それを期待するという他人行儀な釣りになっている。っというわけで、ハゼ釣りではなくビリンゴ釣りなんだけど、ソレ以上に凹んだのが腰の痛みだった。プチギックリ腰をやってしまい、身体が垂直に立たずクネッ!とカシューナッツのように曲がったままハゼ釣りしていた。そんな状態だったもんだから、ハゼ釣りの塩梅もパッとせず玉砕だった。んで本日、カシューナッツ腰はかなり改善したので、「今週こそハゼ釣り頑張るぞえ!」と気合を入れてたんだけど、今朝目覚めると雨音が…「ん〜?今朝って雨予報だっけ?」我が耳を疑うが、ウルトラマン級の聴力で何度聞いても雨の音に違いない。しかもナイスな本降りのご様子。「コレは止みそうもないから、今日はハゼ釣りやらないで寝てようっと!」と布団の中でイモムシになって二度寝を決め込むが、歳をとると一旦目が冴えるともう寝付けない。しょうがないので、イモムシはモソモソ起き出した。外はまだ漆黒の闇だが、釣り場に到着する頃には明るくなっているだろうて…愛車を漕ぎ出すが、けっこう本格的に降ってやがって。それでもオッサンを釣り場に向かわせる理由が、この雨でもあの狂った常連たちはハゼ釣りにやってくるという確信と「雨の日はハゼが釣れる!」という希望。オッサンの拙い経験上、雨の日はハゼが釣れると思ってる。さすがに土砂降りはダメなんだけど、普通の降り方程度なら晴れよりも雨の方が釣れる。釣り場が見える橋に掛かるが、まだ街灯は点いたままだった。まだ暗いんですけど…当然、釣り場も思った以上に暗くて、ヘッドライトとかの明かりなんて持って来なかったから、釣りの準備ができるか心配になる。ピンボケで申し訳ないです公園内に入るとけっこう街灯があったから、ちょっぴり安心した。街灯多いね!このハゼ釣り場は大井ふ頭中央海浜公園内にあって、昨年BBQエリアをリニューアルしたんだけど、その時から簡易柵で仕切られている。以前からBBQエリアはあったんだけど、その時はこんなふうに仕切られてなくて、もっとオープンだった。公共の都市公園だから当然税金で整備したはずで、万人が施設を使う権利があると思うんだけど、「BBQ利用者以外には使わせない!」という勢いで仕切ってある。なんでこんな排他的になっているのか知らないが、ずっと昔からココを知ってる側から言わせてもらうとすこぶる不愉快である。BBQエリアとしてキッチリ区画整備しているならともかく、園路を途中でぶった切って入れなくしている、その姿勢に嫌悪感を覚える。別に人様が借りているBBQサイトに乱入してやるぜ!っという気は一切無いんだから、サイト内の園路や水道施設くらいは自由に使わせるべきだし、それが公共施設のあり方だと思うんだけどね。この閉鎖的な態度はいったい何様?【夕やけなぎさ】にやってくると、既に4人ほどのハゼ釣り人がいた。ほぼ知ってる人たちなので、ハゼ釣りの塩梅を伺うと「ちっちゃくて針に掛からない」とのこと。つまりは、先週と釣れ具合は変わらずという事らしい。ムムム、わずか一週間では劇的な改善は無理か…本日も厳しいご様子さてと、どうしよっかな…いつもの常連連中はまだ来ていないから、釣りポイントは選びたい放題だけど、この雰囲気だと選ぶもクソもないだろうて。しばらく釣りの様子を眺めながら思案するが、移動を決断。【夕やけなぎさ】では先週の二の舞いだ!玉砕の【はぜつき磯】&【夕やけなぎさ】やって来たのは【はぜつき磯】この釣り場の慣例で言えば、こちらはまだ2〜3週間は釣りにならないんだけど、常識を打ち破るものが変化を見出すのである。と言えばカッコいいが、『自分だけ良い思いをしちゃおっかな〜』という、邪な気持ちが無いわけでもない。当然、釣りにならないハズだから誰もいない。誰もいない【はぜつき磯】まずは釣りの準備。餌は昨年もののボイルホタテがまだ余っているが、凍っているので水に浸けて解凍しておく。この時期は釣り場でもまだ凍っている水に浸けるのが一番早い本日の竿は、いつもの長さ2.1mの竿先側半分が『行雲流水』で、手元側半分が『彩峰?』の合体竿。けっこう年季が入ってるからいつ折れてもおかしくないんだけど、もう十分使い倒したから惜しくもないが。けっこう使ったな〜この竿に、実験で2024年から金属製の回転トップを付けています。今年からお試しコレを使うのはまだ2回目だし、御託を並べるほど釣ってもいないから、良し悪しの検証はまだまだ先かな。リンク釣れる釣れないはともかく、とりあえず今言えるのは、道糸をセットするのに老眼にはキツイって事かな。細いスリット部に道糸をセットしなくちゃならないので、普通のリリアンに比べると繊細な作業が必要。ひぇ〜、ちょっちムズいな仕掛けはいつも通り、塙式の胴突き仕掛け。いつでもどこでも塙式付け餌のボリュームは、小さくなく大きくもなくってところ。ハゼが小さいからといって餌も小さくすると、釣れるハゼがますます小さいのばかりになりますよ。それに餌が小さいと喰ってくるのも遅いしね。とはいえ、大き過ぎると餌の端っこばかり突いてくるだけだなので、加減が難しいところです。まずはコレくらいのサイズからスタート誰もいない【はぜつき磯】で、「オレだけ良い思い作戦」スタート!雨は降っているけど、水は思いのほか温かいくらいで期待が出来る。けっこう温かいなんだけど、どこに落としても全くアタリが無い…けっこうマメに誘ってるんだけど、な〜んも音沙汰が無い…今いる場所は、今まで散々ハゼを釣りまくった超実績スポット。「もしかしてハゼはもっと沖にいるのかな?」っと思ったので、3.5mの長竿を出してみた。いつも持ち歩いている3.5mの長竿『ダイワ清流X硬調35』軽くてバランスが良いので、この長さでも竿尻を持って釣り続けることが出来る秀逸な一竿。オッサンのお気になひと振りリンクハゼ釣りシーズンの極々初期にこんな長竿を使うのは初めてだが、既成概念や先入観に囚われずにやってみることは大事だと思う。ブ〜ン!と振り込んでみるが、長竿を扱うのは久しぶりなもんで「こんな長かったっけ?」とも思う。スンスンと頑張って誘いを入れるが、な〜んもアタって来ないんですけど。唯一のアタリで上がってきのは、いつものこいつだけだった。いつでもどこでも元気だね!ダメだ!やっぱり【はぜつき磯】はまだまだ時期尚早という、あまりにも分かりきった結論にて移動を決断。やって来たのはやっぱり【夕やけなぎさ】小一時間ばかり【はぜつき磯】で無駄な時間を過ごしてから【夕やけなぎさ】に帰ってきたんだけど、いつも間にやらいつもの常連たちも来ていた。いつの間にか常連が集まって来ていたサツを交わしハゼ釣りの塩梅を伺うが、やはりパッとしないご様子。人と同じ事をやっても結果は見えているので、先程の長竿で沖狙いを敢行。「なんでこんな時期に長い竿を持って来てるん?」と言われるが、オッサンにとっては当たり前の事なので「そんなの当たり前じゃん!」と応えるしかない。夏のハイシーズンでも、手前は釣れなかったり小さいハゼばかりという事も多く、ちょっと沖を狙うとナイスサイズ連発!も珍しくない。なので、オッサンはいつも2mくらいと3.5mくらいの二本を持ち歩いています。っというわけで、懲りずに「沖狙いでオレだけ良い思い作戦」である。ブ〜ン!と振り込んでみると人様よりも沖を狙えるんだけど、アタリが増えるわけでもなく、釣れるわけでも無かった。アタリはある!アタリはね。でも突いてくるのはビリンゴで、長竿を使ってるもんだからアワセがちょっぴり遅くなるもんだから余計針に掛からない。別にビリンゴなんて釣りたくもないが、アワセても掛からないのはすげぇ〜ストレス。なので、長竿作戦を諦めていつもの2.1mの竿にチェンジ。するとすぐに釣れた!やっと本日の一匹目ここから爆釣開始!っということは全く無くて、アタリは遠いし、ビリンゴだらけだし…やっと針に掛けて釣れた!と思ってると、こいつだったりする。いらんわ〜!その後も全然パッとせず、くすぶるばかり…MR氏も同じくフラストレーションたっぷりなハゼ釣りに勤しんでいるようだった。「誰かダメ元で【しおじ磯】でやってくれないかな?」とつぶやくMR氏。確かに。この時期の【しおじ磯】は、誰も釣り糸を垂れていないので恐らくは【はぜつき磯】と同じ感じだと予想される。ただ、【はぜつき磯】はオッサン同様に誰かしらがチャレンジ&玉砕しているからダメは分かっているが、【しおじ磯】は未だに未知数である。どうせこのままココでやり続けても、何のドラマも期待できないだろう。ならばダメ元でやってみるべし!こうしてMR氏とオッサン、二人の勇者は旅立ったのでした。っていうか、単に捨て石、人柱、生贄な気分で、犬馬の労をとるナイスガイ達なのでした。ちょっぴり入れ食いタイムやってきた【しおじ磯】やはりハゼ釣り人は誰も居なくて、空気が重く、釣れる気がしない雰囲気。MR氏と二人っきりまずは浅場からスタートだけど、いきなりアタって来て釣れた!お〜!いきなりのマハゼすぐに同じスポットで連打。一気にやる気UPなオッサン。せっかくなので、餌をアオイソメにチェンジ。このイソメは先ほどG氏に貰ったんだけど、この時期はハゼも小さいし、喰い込みが悪いから「餌はホタテしかないでしょ!」と思っていた。しかしG氏は本日もイソメでけっこうな数を釣り上げていて、オッサンの固定観念を木っ端微塵にしてくれる。ならばオッサンもアオイソメを使ってみるべし!釣りは釣れる人の真似をするのが近道。頂きもののアオイソメイソメを1cm弱くらい小さめに刺し通し。コレくらいが夏ハゼサイズするとすぐに釣れて来る!この時期にはナイスサイズ!しばらくイソメ餌で入れ食いが続く。着底すぐにアタって来て、アワせれば100%掛かる、久しく忘れていた入れ食いの至福の時間が続く。そんな楽しいオッサンとは対極に、MR氏はかなりの大移動をしてて、既にMR氏の幅広のボディが小さく見える遠方に行ってしまった。「まぁ、釣れてたらあんな動きはしないよね…。帰ってきたらココを教えてあげよう」入れ食いだからすぐにイソメ3匹が無くなり、ホタテ餌にチェンジしたんだけど、正直イソメの方が釣れるね!その原因は、ホタテ餌だと貝柱のセンター付近に針と直交方向に付ける。だからホタテ餌の端っこを突いてくる事が多いけど、刺し通したイソメだと針と同じ向きだから針掛りが良いんだと思う。よくよく考えてみればそうなんだけど、実際に実感するまで気が付かなかった。なるほど!ガッテンガッテン!!ど〜りでG氏はいつもイソメ餌にこだわり、そして釣れるわけだ。G氏はいつも夜中から来ていて、オッサンとの時間差で釣れてるのかな?と思ってたけど、さにあらず!こういう理由だったのか!またひとつお利口になったオッサンなのでした。でもホタテでも釣れるけど、今日の状況でイソメ餌とホタテ餌を比べると、イソメ餌の方に軍配が上がった!イソメいいね〜!MR氏が戻ってきて、分かっちゃいるけど「あっちは釣れた?」と聞いてみたが、やはりアタリは全く無かったらしい。「もう帰る!」と不貞腐れていたので、オッサンの珠玉のスポットをご紹介し譲ったら、楽しそうに釣り始めた。釣りは釣れる方が楽しいやね〜!せっかくなので、【夕やけなぎさ】でくすぶっているH2氏を呼び寄せたら、他のくすぶり常連も皆さんお誘い合わせでやってきた。しかし、みんな仲良く楽しくとはいかなかったのでした。実は釣り船が通る時間になり、パッタリとアタリが無くなったのでした。釣れるからと人を呼ぶと途端に釣れなくなる、釣りあるある。せっかくなので、オッサンはひと通り【しおじ磯】を探ってみたんだけど、ポツリポツリと拾うけど、先ほどみたいな入れ食いスポットは見つからなかった。結局、良い思いをしたのはオッサンだけで、しっかりオオカミ少年扱いだったオッサンなのでした。本日は【はぜつき磯】から始まり、【夕やけなぎさ】【しおじ磯】と釣り場を渡り歩いたから長丁場になった。4時間半ほどで34匹とまだまだ本調子には程遠い大井ふ頭中央海浜公園。半分はG氏が釣った少しずつだけどハゼ釣りも上向きになっていると思うけど、今年はハゼの成長が遅いというよりは数自体が少ない気がする。例年なら、この時期は釣れないサイズの小さなハゼが浅場にウジャウジャいるんだけど、今年は見ないんだよね。どうなるか分からないけど、2024年のハゼ釣りは厳しいかもしんまい。とは言え、どこかにハゼは居るはずなので、諦めずに探り続けた人だけが良い思いができるハズだ。今日みたいにハゼが釣れるスポットは本当に小さなピンポイントなので、ソコを探り当てた者だけが楽しいハゼ釣りになりそうです。今日はアオイソメを見直した日になった。いつも真夏のハゼ釣りはホタテ餌だけで、秋〜冬はエビとかイソメ餌になるんだけど、この時期にイソメ>ホタテになるなんて思わなんだ。次はイソメでやってみようかな!次の記事>>>「2024年3回目の夏シーズン東京ハゼ釣りはやっとミッケ!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。