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    2024年2回目の東京ハゼ釣りは一瞬だけ入れ食いタイム2024年6月2日。2024年夏シーズン2回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】→【夕やけなぎさ】→【しおじ磯】天気:雨のち曇りのち晴れ釣行時間:4時30分くらい(潮位:125cm下げ4分)〜9時00分くらい(潮位:68cmほぼ干潮)若潮釣果:マハゼ34匹(6cm〜9.5cm)竿:2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)時々3.5m(清流X)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテ(昨シーズンあまりもの)一時アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けまだ2回目だけど、2024年の夏シーズンハゼ釣りはスタートから苦戦している。まぁ『夏シーズン』と呼ぶには時期尚早の6月だが、秋〜冬の穴釣りでもないもんだから、夏のカテゴリーに入れてます。オッサンのハゼ釣りは先週開幕戦だったけど、メダカみたいなハゼもどきのビリンゴの猛攻で、アタリは感じるけど針に掛からず…掛かったところで基本的にビリンゴなんだけど、何かの間違いでマハゼが喰ってくることがあって、それを期待するという他人行儀な釣りになっている。っというわけで、ハゼ釣りではなくビリンゴ釣りなんだけど、ソレ以上に凹んだのが腰の痛みだった。プチギックリ腰をやってしまい、身体が垂直に立たずクネッ!とカシューナッツのように曲がったままハゼ釣りしていた。そんな状態だったもんだから、ハゼ釣りの塩梅もパッとせず玉砕だった。んで本日、カシューナッツ腰はかなり改善したので、「今週こそハゼ釣り頑張るぞえ!」と気合を入れてたんだけど、今朝目覚めると雨音が…「ん〜?今朝って雨予報だっけ?」我が耳を疑うが、ウルトラマン級の聴力で何度聞いても雨の音に違いない。しかもナイスな本降りのご様子。「コレは止みそうもないから、今日はハゼ釣りやらないで寝てようっと!」と布団の中でイモムシになって二度寝を決め込むが、歳をとると一旦目が冴えるともう寝付けない。しょうがないので、イモムシはモソモソ起き出した。外はまだ漆黒の闇だが、釣り場に到着する頃には明るくなっているだろうて…愛車を漕ぎ出すが、けっこう本格的に降ってやがって。それでもオッサンを釣り場に向かわせる理由が、この雨でもあの狂った常連たちはハゼ釣りにやってくるという確信と「雨の日はハゼが釣れる!」という希望。オッサンの拙い経験上、雨の日はハゼが釣れると思ってる。さすがに土砂降りはダメなんだけど、普通の降り方程度なら晴れよりも雨の方が釣れる。釣り場が見える橋に掛かるが、まだ街灯は点いたままだった。まだ暗いんですけど…当然、釣り場も思った以上に暗くて、ヘッドライトとかの明かりなんて持って来なかったから、釣りの準備ができるか心配になる。ピンボケで申し訳ないです公園内に入るとけっこう街灯があったから、ちょっぴり安心した。街灯多いね!このハゼ釣り場は大井ふ頭中央海浜公園内にあって、昨年BBQエリアをリニューアルしたんだけど、その時から簡易柵で仕切られている。以前からBBQエリアはあったんだけど、その時はこんなふうに仕切られてなくて、もっとオープンだった。公共の都市公園だから当然税金で整備したはずで、万人が施設を使う権利があると思うんだけど、「BBQ利用者以外には使わせない!」という勢いで仕切ってある。なんでこんな排他的になっているのか知らないが、ずっと昔からココを知ってる側から言わせてもらうとすこぶる不愉快である。BBQエリアとしてキッチリ区画整備しているならともかく、園路を途中でぶった切って入れなくしている、その姿勢に嫌悪感を覚える。別に人様が借りているBBQサイトに乱入してやるぜ!っという気は一切無いんだから、サイト内の園路や水道施設くらいは自由に使わせるべきだし、それが公共施設のあり方だと思うんだけどね。この閉鎖的な態度はいったい何様?【夕やけなぎさ】にやってくると、既に4人ほどのハゼ釣り人がいた。ほぼ知ってる人たちなので、ハゼ釣りの塩梅を伺うと「ちっちゃくて針に掛からない」とのこと。つまりは、先週と釣れ具合は変わらずという事らしい。ムムム、わずか一週間では劇的な改善は無理か…本日も厳しいご様子さてと、どうしよっかな…いつもの常連連中はまだ来ていないから、釣りポイントは選びたい放題だけど、この雰囲気だと選ぶもクソもないだろうて。しばらく釣りの様子を眺めながら思案するが、移動を決断。【夕やけなぎさ】では先週の二の舞いだ!玉砕の【はぜつき磯】&【夕やけなぎさ】やって来たのは【はぜつき磯】この釣り場の慣例で言えば、こちらはまだ2〜3週間は釣りにならないんだけど、常識を打ち破るものが変化を見出すのである。と言えばカッコいいが、『自分だけ良い思いをしちゃおっかな〜』という、邪な気持ちが無いわけでもない。当然、釣りにならないハズだから誰もいない。誰もいない【はぜつき磯】まずは釣りの準備。餌は昨年もののボイルホタテがまだ余っているが、凍っているので水に浸けて解凍しておく。この時期は釣り場でもまだ凍っている水に浸けるのが一番早い本日の竿は、いつもの長さ2.1mの竿先側半分が『行雲流水』で、手元側半分が『彩峰?』の合体竿。けっこう年季が入ってるからいつ折れてもおかしくないんだけど、もう十分使い倒したから惜しくもないが。けっこう使ったな〜この竿に、実験で2024年から金属製の回転トップを付けています。今年からお試しコレを使うのはまだ2回目だし、御託を並べるほど釣ってもいないから、良し悪しの検証はまだまだ先かな。リンク釣れる釣れないはともかく、とりあえず今言えるのは、道糸をセットするのに老眼にはキツイって事かな。細いスリット部に道糸をセットしなくちゃならないので、普通のリリアンに比べると繊細な作業が必要。ひぇ〜、ちょっちムズいな仕掛けはいつも通り、塙式の胴突き仕掛け。いつでもどこでも塙式付け餌のボリュームは、小さくなく大きくもなくってところ。ハゼが小さいからといって餌も小さくすると、釣れるハゼがますます小さいのばかりになりますよ。それに餌が小さいと喰ってくるのも遅いしね。とはいえ、大き過ぎると餌の端っこばかり突いてくるだけだなので、加減が難しいところです。まずはコレくらいのサイズからスタート誰もいない【はぜつき磯】で、「オレだけ良い思い作戦」スタート!雨は降っているけど、水は思いのほか温かいくらいで期待が出来る。けっこう温かいなんだけど、どこに落としても全くアタリが無い…けっこうマメに誘ってるんだけど、な〜んも音沙汰が無い…今いる場所は、今まで散々ハゼを釣りまくった超実績スポット。「もしかしてハゼはもっと沖にいるのかな?」っと思ったので、3.5mの長竿を出してみた。いつも持ち歩いている3.5mの長竿『ダイワ清流X硬調35』軽くてバランスが良いので、この長さでも竿尻を持って釣り続けることが出来る秀逸な一竿。オッサンのお気になひと振りリンクハゼ釣りシーズンの極々初期にこんな長竿を使うのは初めてだが、既成概念や先入観に囚われずにやってみることは大事だと思う。ブ〜ン!と振り込んでみるが、長竿を扱うのは久しぶりなもんで「こんな長かったっけ?」とも思う。スンスンと頑張って誘いを入れるが、な〜んもアタって来ないんですけど。唯一のアタリで上がってきのは、いつものこいつだけだった。いつでもどこでも元気だね!ダメだ!やっぱり【はぜつき磯】はまだまだ時期尚早という、あまりにも分かりきった結論にて移動を決断。やって来たのはやっぱり【夕やけなぎさ】小一時間ばかり【はぜつき磯】で無駄な時間を過ごしてから【夕やけなぎさ】に帰ってきたんだけど、いつも間にやらいつもの常連たちも来ていた。いつの間にか常連が集まって来ていたサツを交わしハゼ釣りの塩梅を伺うが、やはりパッとしないご様子。人と同じ事をやっても結果は見えているので、先程の長竿で沖狙いを敢行。「なんでこんな時期に長い竿を持って来てるん?」と言われるが、オッサンにとっては当たり前の事なので「そんなの当たり前じゃん!」と応えるしかない。夏のハイシーズンでも、手前は釣れなかったり小さいハゼばかりという事も多く、ちょっと沖を狙うとナイスサイズ連発!も珍しくない。なので、オッサンはいつも2mくらいと3.5mくらいの二本を持ち歩いています。っというわけで、懲りずに「沖狙いでオレだけ良い思い作戦」である。ブ〜ン!と振り込んでみると人様よりも沖を狙えるんだけど、アタリが増えるわけでもなく、釣れるわけでも無かった。アタリはある!アタリはね。でも突いてくるのはビリンゴで、長竿を使ってるもんだからアワセがちょっぴり遅くなるもんだから余計針に掛からない。別にビリンゴなんて釣りたくもないが、アワセても掛からないのはすげぇ〜ストレス。なので、長竿作戦を諦めていつもの2.1mの竿にチェンジ。するとすぐに釣れた!やっと本日の一匹目ここから爆釣開始!っということは全く無くて、アタリは遠いし、ビリンゴだらけだし…やっと針に掛けて釣れた!と思ってると、こいつだったりする。いらんわ〜!その後も全然パッとせず、くすぶるばかり…MR氏も同じくフラストレーションたっぷりなハゼ釣りに勤しんでいるようだった。「誰かダメ元で【しおじ磯】でやってくれないかな?」とつぶやくMR氏。確かに。この時期の【しおじ磯】は、誰も釣り糸を垂れていないので恐らくは【はぜつき磯】と同じ感じだと予想される。ただ、【はぜつき磯】はオッサン同様に誰かしらがチャレンジ&玉砕しているからダメは分かっているが、【しおじ磯】は未だに未知数である。どうせこのままココでやり続けても、何のドラマも期待できないだろう。ならばダメ元でやってみるべし!こうしてMR氏とオッサン、二人の勇者は旅立ったのでした。っていうか、単に捨て石、人柱、生贄な気分で、犬馬の労をとるナイスガイ達なのでした。ちょっぴり入れ食いタイムやってきた【しおじ磯】やはりハゼ釣り人は誰も居なくて、空気が重く、釣れる気がしない雰囲気。MR氏と二人っきりまずは浅場からスタートだけど、いきなりアタって来て釣れた!お〜!いきなりのマハゼすぐに同じスポットで連打。一気にやる気UPなオッサン。せっかくなので、餌をアオイソメにチェンジ。このイソメは先ほどG氏に貰ったんだけど、この時期はハゼも小さいし、喰い込みが悪いから「餌はホタテしかないでしょ!」と思っていた。しかしG氏は本日もイソメでけっこうな数を釣り上げていて、オッサンの固定観念を木っ端微塵にしてくれる。ならばオッサンもアオイソメを使ってみるべし!釣りは釣れる人の真似をするのが近道。頂きもののアオイソメイソメを1cm弱くらい小さめに刺し通し。コレくらいが夏ハゼサイズするとすぐに釣れて来る!この時期にはナイスサイズ!しばらくイソメ餌で入れ食いが続く。着底すぐにアタって来て、アワせれば100%掛かる、久しく忘れていた入れ食いの至福の時間が続く。そんな楽しいオッサンとは対極に、MR氏はかなりの大移動をしてて、既にMR氏の幅広のボディが小さく見える遠方に行ってしまった。「まぁ、釣れてたらあんな動きはしないよね…。帰ってきたらココを教えてあげよう」入れ食いだからすぐにイソメ3匹が無くなり、ホタテ餌にチェンジしたんだけど、正直イソメの方が釣れるね!その原因は、ホタテ餌だと貝柱のセンター付近に針と直交方向に付ける。だからホタテ餌の端っこを突いてくる事が多いけど、刺し通したイソメだと針と同じ向きだから針掛りが良いんだと思う。よくよく考えてみればそうなんだけど、実際に実感するまで気が付かなかった。なるほど!ガッテンガッテン!!ど〜りでG氏はいつもイソメ餌にこだわり、そして釣れるわけだ。G氏はいつも夜中から来ていて、オッサンとの時間差で釣れてるのかな?と思ってたけど、さにあらず!こういう理由だったのか!またひとつお利口になったオッサンなのでした。でもホタテでも釣れるけど、今日の状況でイソメ餌とホタテ餌を比べると、イソメ餌の方に軍配が上がった!イソメいいね〜!MR氏が戻ってきて、分かっちゃいるけど「あっちは釣れた?」と聞いてみたが、やはりアタリは全く無かったらしい。「もう帰る!」と不貞腐れていたので、オッサンの珠玉のスポットをご紹介し譲ったら、楽しそうに釣り始めた。釣りは釣れる方が楽しいやね〜!せっかくなので、【夕やけなぎさ】でくすぶっているH2氏を呼び寄せたら、他のくすぶり常連も皆さんお誘い合わせでやってきた。しかし、みんな仲良く楽しくとはいかなかったのでした。実は釣り船が通る時間になり、パッタリとアタリが無くなったのでした。釣れるからと人を呼ぶと途端に釣れなくなる、釣りあるある。せっかくなので、オッサンはひと通り【しおじ磯】を探ってみたんだけど、ポツリポツリと拾うけど、先ほどみたいな入れ食いスポットは見つからなかった。結局、良い思いをしたのはオッサンだけで、しっかりオオカミ少年扱いだったオッサンなのでした。本日は【はぜつき磯】から始まり、【夕やけなぎさ】【しおじ磯】と釣り場を渡り歩いたから長丁場になった。4時間半ほどで34匹とまだまだ本調子には程遠い大井ふ頭中央海浜公園。半分はG氏が釣った少しずつだけどハゼ釣りも上向きになっていると思うけど、今年はハゼの成長が遅いというよりは数自体が少ない気がする。例年なら、この時期は釣れないサイズの小さなハゼが浅場にウジャウジャいるんだけど、今年は見ないんだよね。どうなるか分からないけど、2024年のハゼ釣りは厳しいかもしんまい。とは言え、どこかにハゼは居るはずなので、諦めずに探り続けた人だけが良い思いができるハズだ。今日みたいにハゼが釣れるスポットは本当に小さなピンポイントなので、ソコを探り当てた者だけが楽しいハゼ釣りになりそうです。今日はアオイソメを見直した日になった。いつも真夏のハゼ釣りはホタテ餌だけで、秋〜冬はエビとかイソメ餌になるんだけど、この時期にイソメ>ホタテになるなんて思わなんだ。次はイソメでやってみようかな!次の記事>>>「2024年3回目の夏シーズン東京ハゼ釣りはやっとミッケ!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年3回目の夏シーズン東京ハゼ釣りはやっとミッケ!
    2024年3回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは見〜つけた!2024年6月9日。2024年夏シーズン3回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【しおじ磯】→【夕やけなぎさ】→【はぜつき磯】天気:曇り釣行時間:4時30分くらい(潮位:175cm上げ9分)〜10時00分くらい(潮位:77cm下げ6分)中潮釣果:マハゼ60匹(6cm〜10cm)竿:3.5m(清流X)一瞬2.0m(そよ風)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けこのブログ内において、オッサンは自分の事を『オッサン』と一人称表現している。まぁ、事実オッサンだし「オッサン」と呼んで良いお年頃だ。っと、今までは思っていた。しかし、よくよく考えてみると、もう還暦の足音が聞こえてきそうな歳なので、そろそろ『オッサン』も怪しくなってきている。つまり、高齢者ともなればオッサンではなく、爺さんということである。我が国では、65歳から高齢者になるらしい。最近では、高齢者のカテゴリーをもう5歳引き上げて、70歳からにしようという議論がされ始めているらしいが、今現在は65歳でオッサンもそう遠くない話である。爺さんになったら自分をどう表現すればよいのだろうか?『ジジィ』はちょっと角が立つので、『ジィちゃん』くらいに留めておくべきか。『老紳士』とか『グランパ』でも良いが、『ソフリエ』とか『こうやこうや』ともなればもう意味も分からんな〜まぁ、言い方はどうであれ、使っているうちに馴染んでくるだろうて…『オッサン』だってそうだった。このブログを始めた11年前から自分のことをオッサン呼ばわりしてたんだけど、正直言って最初は抵抗があった。当時は既にオッサンと呼んでよい歳ではあったのだが、あの頃はまだまだ若い気でいたから、自虐的な意味合いがあった事は否めない。自分を「オッサン」と呼ぶことで、ダメな釣果をしょうがない事として誤魔化そうという照れ隠しの意味もあったんだと思う。今ではどこから見ても立派なオッサンになったが、馴染んできたと思った矢先ジジィとしての心配をしなくちゃならない。最近ふと「オッサンとジジィの境界線はどこなんだろう?」と疑問が湧いた。年齢制限の分かりやすい一般論はおいといて、どういうのがオッサンで、どう朽ち果てるとジジィになるのか?もちろん明確な線引きはないんだろうし、人によってその判断基準は大きく異なると思うが、オッサンの場合はどこなんだろう?と真剣に考えているこの頃。たったひとりの人間でもTPOによってその線引きが大きくシフトすると思う。ココではハゼ釣りがテーマなので、ハゼ釣りの場合を想定してその境界線を考えてみようと思う。まずはハゼ釣りに使っているアイテムから。餌入れやビクや道具箱なんだけど、ジジィは変なこだわりというかスゲェ適当な感じのアイテムを使い続けている。自分が使いやすいような自作品は素晴らしいんだけど、ジジィの場合は丁寧な仕事ではなく、やっつけ的なアラが目立って、他人が見ると「汚いな…」と思われてしまう。特に竿なんて、何かの寄せ集めのようなパーツを組み合わせた、訳の分からない物体になっていたりする。それで釣れるんなら良いんだけど、結果が伴なわないもんだから、よけい不憫に思ってしまう。んで、ろくに手入れもしないもんだから汚いままなんだよね〜後は釣り方というか行動なんだけど、ジジィは一旦釣り始めるとソコから動かないんだよね。多分、自分の実績ポイントなんだろうけど、釣れない時でもジ〜っとひたすらに釣り糸を垂れている。釣れないなら釣れる場所を探して動くべきだと思うんだけど、動くのが億劫なのか、みまもり地蔵尊のように一か所で固まってるんだよね。「前はココで良い想ひをしたから、ココで釣れるはずなんじゃ〜」これはつまり、実績という経験が強くインプットされたが故に、どこか他で釣れるかも知れないチャレンジという未知な経験を拒んでいるのかも知れない。行動力の低下なのか、実績の強さなのか…感触の記憶が無感触な想像に勝ってしまうのである。コレは音楽の嗜好にも似た傾向が表れる。以前は新しいモノ、知らないモノに飛びついたが、人はそのうちに「知らない呪縛」から開放され、既に好きだったモノ、既に持っているモノを繰り返し聞くようになり、また、それの方が”染みる”ことを知ってしまう。”未知の感触に感じる者”と”既知の感触に感じる者”。ココにオッサンとジジィの線引があるのではないか?と思い至ったのであります。っという程のことでもないが…まぁ、コレはその人の境遇がそうさせているのかな?つまり、リタイヤ世代なら平日休日関係なくいつでも釣りに来られるから、「別に釣れなくてもいいんだもん!釣れなきゃ〜また明日に来ればいいや!」という、のんびりな釣りの醍醐味を味わっているのカモ知れない。オッサンみたいに日曜日しか釣りに来られないと何としてでも今結果を出さないと!!と目を血走らせることになるから、少々うらやましくもあるが。っというわけで、オッサンの勝手な主観で線引してみたんだけど、自分にもジジィが当てはまる部分が無いわけでもないな。今日はヤバい!今朝もいつものようにまだ暗い時間帯に目が覚める。時計を見ると、もう起き上がらなくてはいけない時間だ。「チキショ〜、なんでこんな暗いうちから釣りに行かなアカンねん!」今期はまだ釣れるとは言い難い状況で、釣り場で釣り船が通過し始める7時くらいまでに勝負を掛けなくちゃならない。毎度のことなので、ハゼ釣りの準備なんてたかが知れてるんだけど、布団から起きるのだけは慣れないね〜半分居眠り運転で釣り場へ向かう。釣り場を見渡せる橋から眺めるが、公園の街灯はまだ点いている。まだ、あけぼの時間公園の園路を通過してまずは【夕やけなぎさ】に行ってみると、既に7人ほどの狂ったハゼ釣り人が釣り糸を垂れていた。園路を通って、【夕やけなぎさ】ではもうやってるよ!知ってる顔も多いので、ハゼ釣りの塩梅を聞いみるがナイスなお返事ではなかった。だよね〜全然竿が上がらないもん。この時点でオッサンの行動が決まる。ヨシ!移動じゃ!!この決断が地獄へ向かう道とは露とも知らずに…やって来たのは【しおじ磯】迷わずココへやって来たのは、先週ダメ元で来たら思わぬプチ入れ喰いで楽しかったから。本日もいい想ひをしちゃおっかな〜!という作戦だ。しかしオッサンの他にハゼ釣り人は、もうひとりいるだけで寂しい【しおじ磯】本日の竿は長竿の『ダイワ清流X硬調35』この時期の小ハゼのアタリもキッチリ取れる、オッサンのお気にな長竿。この長さでこれ以上の性能の竿はまだ見つかってないほど『ダイワ清流X硬調35』についてはこちらを参照してください。>>>ハゼ釣りのミャク釣り竿の比較【長竿(3.5m位)編】仕掛けはいつも同じ、塙式のミャク釣り仕掛け。コレが釣れるんだ!餌は夏シーズンはベビーボイルホタテ一択だったけど、今日はアオイソメ。っというのも、先週アオイソメでやってみたらホタテよりも針掛りが良くて好印象だったから。自分で買ってきたのと友人が恵んでくれたのと2パックあるから、今日は爆釣って感じだね!ただ、問題なのが現在の潮位。今現在はほぼ満潮時間帯で、このポイントで釣れる状況を大きく逸脱している。とは言え、だから釣れないと先入観を持つ持つのは釣りでは良くないと思います。今までの経験実績は大事ではあるが、そればかりで頭でっかちになるとソコから先が見えなくなってしまいます。先入観を持たずにやってみるチャレンジ精神、つまり開拓者スピリッツが時代を作るのであ〜る!と意気込んで今まで何度痛い目を見たことか…実は本日長竿を使うのは、この潮位だからという理由でもあります。さぁ、殺るぞ!じゃなくてやるぞ!水にジャブジャブ入ると思ったほど冷たくなかった。あ、今日からウェーダーではなくて、短パン&サンダルスタイルにしました。今日から夏の装いイソメは1cmくらいの刺し通し。今はコレくらいのサイズブ〜ン!と長い竿を振り込んで着底後すぐにアタリが!?っという事は全くなくて、何も無し。スンスンと誘ってみるが音沙汰なし。いろんな角度に振り込んでみるが、生命反応が全く無かった。あ、やっぱりマズかったかな?この潮位だから、長竿を使っても目指すポイントに全然届いてないんだよね〜それでも手前の方にハゼ居ないのかな?と思ってたんだけど、全くな〜んもない。それでもしつこく探っていると、やっと1匹釣れた!やっと釣れたぞ!まずは1匹目っと思ったら、カウンターを忘れたのに気がついた。その後も丁寧に探ってみたが、ダボが釣れただけだったのでした。コイツだ釣れてもな〜…ダメだ!オッサンだけ良い想ひ作戦失敗じゃ!っというわけで【夕やけなぎさ】に逃げ帰る。帰ってくると、いつもの常連たちがすっかり勢揃いしていた。いつの間にか【夕やけなぎさ】に集結していたこの時期は【夕やけなぎさ】が釣れやすいから、こういう事態になるんだけど、かといってココで釣れるのか?と言われると別にそうでもない。常連たちにハゼの塩梅を聞くが「アタリが無くもなく、釣れなくもない…」といった玉虫色の返事しか返ってこない。でしょうね!相変わらず竿が上がってないもん。オッサンも参戦だけど、オッサンひとりで長竿を使う。釣れないと言ってる人と同じことやっても、ダメなもんはダメだよね。ならば!んで長竿使ってひとりで爆釣!という程甘くなく、やはりビリンゴのアタリしか来なかった。駄目だこりゃ〜!(by長介)っというわけで、さっさと見切りをつけて移動開始。やっと見つけたお宝スポットやって来たのは【はぜつき磯】で、本日の最後の砦だ。いや…、分かってますよ!こちらでも釣れないのは…やって駄目なら諦めもつくが、やってもいないのに決めつけるのはオッサン自身が納得できない。とは言え、結果は見えているようなものだけど…その証拠に【はぜつき磯】には、人混みを避ける習性の天邪鬼なT氏がポツンと佇んでいるだけだった。分かっちゃいるがT氏に塩梅を聞いてみるが「アタリひとつないよ…」と力ないお返事。ですよね…んで、オッサンのいつもの実績ポイントへやってくる。誰もいない【はぜつき磯】実績ポイントなんだけど、それは釣れる時期のお話で今期はまだ時期尚早。例年なら【夕やけなぎさ】が釣れ出して数週間後に【はぜつき磯】でも釣りになる感じで、今期は【夕やけなぎさ】でもまだ釣りにならないから【はぜつき磯】なんてもっての外だ!んで、やはりアタリが無い…ハァ〜、どうしよう…しかしまた【夕やけなぎさ】に戻ってもしょうがないので、覚悟を決めてこのまま続行を決断。とは言え、アタリが無いんじゃ〜!っと思ってたら、やっとアタって来て釣れた!このサイズかよ…ここから爆釣開始!ということはなくて、ポツン…ポツン…とアタってくる感じでしかない。ハゼは群れてなくて、野良ハゼがウロウロしているだけらしい。釣れなくはないんだけどね〜遠くでは【夕やけなぎさ】でシビレを切らしたMR氏がこちらへやって来てチョロチョロしていたが、程なくして消えていったので釣れなかったようだ。んで、オッサンの方も厳しいハゼ釣りが続く。小移動を繰り返しながら【はぜつき磯】を広く探るが、状況変わらずほぼアタリが皆無…既に諦め半分で、このブログでの言い訳を考え始めていた。んでとうとう最後のエリアにやって来た。ここで釣れなきゃ本当にジ・エンド。このエリアはハゼが釣れ始めると良型がポンポン上がるので、釣れるようになればオッサンも通うことになるんだけど、まだまだ釣れんだろうて…っというわけで、全くのノーマーク&ノーフューチャーで、今期はここで釣り糸を垂れるのはお初。ス〜っと振り込んで着底すると、すぐにアタって来ていきなり釣れた!お!いきなり釣れた!しかもこの時期にしては良いサイズ。次もすぐに連打で釣れて、いきなりテンション爆上がりなオッサン。いいね〜とは言え、入れ喰いという訳ではなくてなかなか手強い。基本的には一投毎にアタリが来るが、アタって来るのに時間がかかる。落としてすぐにアタって来れば楽なんだけど、そう簡単ではなくて、アタらせる工夫が必要。スンスンと数cmのズル引きはやるんだけど、ハゼとしてもそうそうヤル気があるわけではなさそうで、アタる範囲から外れるとアタって来なくなるので、あまり動かしたくない。だもんで、竿を左右に大きく振ったり、オモリを立てたり寝かしたりとオモリは動かさず餌だけを揺らすとアタることが多かった。アタって来るとは言え、針に掛からないことも多い。敵がそう来るなら、こっちにも考えがある!イソメの尻尾部の特餌で勝負じゃ!尻尾の方は、動きがあるし、細いし、吸い込みが良いと三拍子揃ったハゼ釣りの特餌なのは周知の事実。幸いなことに、本日はイソメがコレでもか!というくらいに大漁苑。余っても持って帰れないので釣り場にリリースするだけ。ならば、贅沢に尻尾だけを使う。イソメの半分、下手すりゃ〜1/3くらいしか使わずに後は捨てるという贅沢三昧。尻尾しか使わん!すると、ほぼ針掛りしてきた。こんなサイズも余裕で釣れる恐るべし尻尾パワー。こんな感じで調子良く釣れ続ける。オッサンが気持ちよく釣っていると、どこから聞きつけたのか【夕やけなぎさ】でくすぶっていた常連たちがオッサンの方へやって来た。釣り人の情報ネットワークは口頭伝承なくせに、6Gよりも早いから恐ろしい。しかし、釣れる場所でやれば簡単に釣れると思ったら大間違いである。世の中はそう甘くはない。釣り方や餌の違いもあるが、彼奴らは釣れるエリアに届いていないのである。オッサンは3.5mの長竿で、彼奴らは2m程度の竿なので、アタらないもしくは手前のハゼは小さ過ぎるので針に掛からないのであ〜る。口々に「釣れないよ!」と言ってるが、そりゃそうだ!試しにオッサンも短い竿でやってみたんだけど、アタリは少ないし、アタって来ても全然針に掛からなかった。今期初の「そよ風」を使ってみたが…すぐにダメと分かったらしく、ブチブチ言いながら【夕やけなぎさ】へ帰ってしまった。再びオッサンひとりなロンリー【はぜつき磯】何でか知らないが、本日は朝から水が濁り気味だったけど、段々と濁りが濃くなってきてアタリが遠くなっていった。程なくして、仲間が帰るのでハゼを引き渡すために納竿。5時間半ほどで60匹と結果的には冴えなかったが、最後の最後に楽しい釣りになって良かった良かった。仲間が数えてくれた先週に引き続き、今週も釣り場をウロウロと渡り歩いたので、時間の割に実際に釣っていた時間はそれほどでもなかったと思う。初めから釣れるエリアでできれば最高だけど、そこへ辿り着くには流浪の旅を経なければならないので、それ以前の時間は無駄だとは思わない。やはり必要なんですよ、無駄と思える行動時間はね。釣り仲間が増えると得られる情報も多くなる。「どこどこで釣れた」という情報は、使い方によっては有用ではあるんだけど、その情報に頼りすぎは却って良くないと思う。その情報は既に過去のものであるし、何よりも頼っていると自分の勘が鈍るんですよ!そりゃ〜無駄を省きたい気持ちは分かるし、簡単に楽しい釣りをしたいのはMany mountainsなんだけど、自分の直感と考え方が的中した時の喜びも釣りの魅力だと思う。分かりきった既知の情報(=ジジィ)よりも、未知の直感(=オッサン)を研ぎ澄ませ、いつまでも『オッサン』として抗いたいと切に願います。次の記事>>>「2024年4回目の夏シーズン東京ハゼ釣りはやっと初日が出た!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年4回目の夏シーズン東京ハゼ釣りはやっと初日が出た!
    2024年夏シーズン4回目の東京ハゼ釣りはやっと100匹2024年6月16日。2024年夏シーズン4回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】→【しおじ磯】→【はぜつき磯】天気:雨のち曇り釣行時間:4時30分くらい(潮位:110cm下げ5分)〜9時30分くらい(潮位:100cm上げ3分)若潮釣果:マハゼ100匹(6cm〜11cm)竿:3.5m(清流X)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ一瞬ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け2024年の東京地方の夏シーズンのハゼ釣りは、見ていられないというか、悲惨というか、もはや哀れである。ビリンゴや小ハゼの群れで、アタって来ても針に掛からず…それらに紛れて、たま〜に7〜8cm程度のマハゼが釣れれば、ホッと胸をなでおろすといった塩梅。こんな絶望的なハゼ釣りでも少しずつ時は動いているようで、ハゼも成長し、マハゼ率が高くなってきてはいるようだ。オッサンの「ハゼ釣りに行ってきました」の基準は、最低でも1束(100匹)。状況はじわじわと良くなってきてはいるんだけど、いつ1束釣れるようになるのやら、気が気でない。「もしかしたら、今シーズンは束釣り無理ぢゃね?」という事態もなきにしもあらずなので、毎回ドキドキである。昔は時速100匹なんて当たり前に釣れてたんだけど、最近では夢のまた夢、A dream after a dream.ここ最近は、時速どころか1回の釣行で1束釣れる日なんて数える程度にまで落ちぶれている。そもそもハゼの絶対数が少ないし、夏場は水がやたら濁ってるんだよね〜赤潮なのか水が茶色く濁ってるなんてしょっちゅうだし、昨年なんて汚泥の硫化水素が原因でハゼの大量死事件が発生した。ハゼの生育環境が悪いから数が少なくなるのも当然ですな。今年は何も起こらないことを願うばかりである。例年ならそろそろ1束釣れても良い頃合いだけど、今期釣れて来るハゼの成長度合いを鑑みるに、数釣りが出来るのはあと数週間先かな?と予想していた。「でも、もしかしたら…」という期待が無いこともなかったが、昨日、仲間のO氏から「今日のハゼ釣りは最悪でしたぁ〜」という頼んでもいないスパムメールが届いた。こんチキショ〜!こちとらは日曜日しかハゼ釣り出来ないから、いろんなところをふくらませながら、指折り数えて楽しみにしてたのに死刑宣告してきやがって!!悪魔のような氷の微笑を浮かべながらメールを打つO氏の姿が目に浮かぶ。昨日は長潮で本日は若潮だから、潮回りで大きく改善!っという期待も出来ない。はて?どうするべきか…今朝、まだ暗い夜明け前に目覚めるとまだ雨音がしていた。予報ではもう雨が止んでもよい時間帯だったが、しっかり降ってやがる。今一度予報を確認するが、もう止む感じだけど。しばし迷ったけど、予報を信用して雨カッパは無しで出撃。雨はパラパラ程度だから、もうすぐ止むでしょ!という判断。本日唯一の希望『雨の日は釣れる!』を念仏のように唱えながら、愛車は暗い夜道を進む。今日は狙えるカモよいつものように現場が見える橋にやって来るが、今日は雨が降っているからいつもよりも空が暗い。まだ暗いんですけど…公園内には街灯があるから、その下で釣りの準備は出来そう。街灯が多く設置されてて安心対岸の大井競馬場には、ナイター設備が煌々と点いている。夜中じゅう点きっぱなしかな?【夕やけなぎさ】にやってくると、3人の常連が釣り糸を垂れていた。もうやってるよ!みんなまだ来たばかりらしいが、昨日に引き続きアタリが全然無いとのこと。いつもの常連さんから「◯◯さん(←オッサンのこと)がブログに『雨の日は釣れる!』って書いてあったけど、全然釣れないんですけど…」そりゃ〜、そうだ!このいい加減なブログに書いてあることを真に受けるのが間違っているのである。名言格言は自分の経験から湧き出るのであって、他人の言ってる事を鵜呑みにするのは人が良すぎるってもんだぜ!っというわけで、オッサンは釣れない【夕やけなぎさ】から移動し、やって来たのは【はぜつき磯】実は昨日、何人かの常連が【はぜつき磯】でやってみたようだが、キッチリ玉砕したらしい。釣りのポイントってその人との相性みたいなものがあるんだけど、オッサンは【はぜつき磯】と相性が良いと思っている。他の人が「釣れない…」と言ってるのに、オッサンひとりで釣れ続けるというのが頻繁にあるのがこの【はぜつき磯】先週もこのパターンで、オッサンひとりだけココで数を稼いだ。オッサンと相性抜群な【はぜつき磯】正直、こちらはまだ釣れる時期じゃないからハゼ釣り人は誰もいないんだけど、オッサンは全然気にしてない。なぜならオラなら釣れるからね!っという根拠が微塵もない確信があるから。まずはいつもの実績ポイントに陣取って釣りの準備。本日も竿はお気にな3.5mの長竿。小ハゼの僅かなアタリもしっかり伝わる名竿(だと思う)。『ダイワ 清流X硬調35』リンク仕掛けはいつもの塙式ミャク釣り仕掛け。いつでもどこでも塙式餌はアオイソメ。今期はアオイソメを見直してまして。今の時期の小ハゼ相手でも、ホタテ餌よりも針掛りが良いと思います。その理由として考えられるのが、針と餌の向き。ホタテ餌の場合は貝柱に対して直角方向に針を掛けるけど、イソメ餌を刺し通しで付ける場合はイソメと同じ一直線の方向に針を付ける。この餌と針の向きの違いが、針掛りの違いになっていると思います。こう思うようになったのは、仲間のG氏が「ハゼは餌を吸い込みやすいように、わざわざ身体の向きを変えている」という有力なタレコミがあったから。今までは、ハゼって何も考えずにバクっ!と餌を咥えてくるもんだと思っていた。しかし、G氏からの情報でハゼもちゃんと考えてるんだな〜と関心すると共に、イソメ餌の優位性を考えるようになった。問題は、餌付けが面倒臭いし、気持ち悪いし、ニオイはするし、手は汚れるし…って、こうやって列挙してみるとメリット薄いね〜でも一番の痛手は、ハゼ釣りの度に大枚はたいて買わなくちゃならないこと。昨今の値上げラッシュは釣り餌にもしっかり反映されてまして、お値段変わらずでも量が少ない『シュリンクフレーション』な気がするんですが。今週も買うハメになった…ただでさえ痛手なのに、実際に使うイソメは半分くらいしかない。っというのも、まだハゼが小さいし、バクっ!と思い切り喰い付いて来ないもんだから、針掛りの良い尻尾側半分の細い部分しか使えない。頭側の太い部分も喰っては来るんだけど、まず針掛りしないね。とてももったいないんだけどやるだけ時間の無駄なので、頭サイド半分はちぎってリリースという贅沢釣行。細い尻尾の方しか使えん!さぁ、オッサンひとり爆釣じゃ!ジャブジャブと水に立ち込むと温かく感じるくらい。水が温かいぞぃまずは第一投。思い切り沖側へ落としてからス〜っと柔着底すると、すぐにアタリがぁ!という事はなくて…というのがいつものお決まりなんだけど、今日は違うぞ!すぐに僅かなアタリが来て、すかさずアワセるとさっそく釣れた!本日の1匹目サイズは目をつぶるとして、一投目で上がってくると否が応でも期待しちゃうな〜すかさず次も全く同じスポットへ落とすとすぐに2匹目。次はまぁまぁサイズ先週の感じからの予想は、アタらせるのに時間が掛かるかな?と思ってたけど、今日は狙ったスポットに寸分違わずに落とせばすぐに喰ってくるらしい。喰っては来るんだけど、やはり針に掛からない事も多々ある。ひとつのスポットでせいぜい3〜4匹釣ると、アタって来ても針に掛からないサイズになるので、そういう時は粘らずに次のスポットを探す。ハゼって飽きやすくてすぐにスレるから、アタるからといってしつこくやってると、そのスポットがダメになってしまう。そうなる前に”その場を休ませて”他を攻めた後にまた戻ってくると、また釣れ出す事も多々あります。この駆け引きは男女関係と同じで、押して引くの絶妙なテクニックが必要です。ある時、強引なアタリでアワセるとグイグイと引いてきた!お!ヒネハゼ来たか!?と期待したんだけど、上がってきたのはキビレの幼魚だった。ちぇ!期待したんだけどな〜今日はコイツが2匹釣れた。その後も入れ喰いと言うほどではないけど、一投毎にアタリが来る感じだったけど、アタったから釣れるとは限らないのがこの時期の悩ましいところ。ポツリポツリとコンスタントに釣れ続け、釣り船が動き出す時間になり一時中断。この時点で60匹。やっとだよ〜!通り過ぎる釣り船を見送りながら少々思案する。移動するべきか否か?このままココでやり続けても釣れるだろうけど、これ以上釣れることはないだろうて…それどころか、恐らくは厳しくなると思う。そもそもが、ココでやるのももう飽きた。っというわけで、気になっていたポイントへ移動を決断。やって来たのは【しおじ磯】以前、【しおじ磯】のあるスポットでプチ入れ喰いで楽しかったので、あの日をもう一度!を期待しての再訪。やって来たよ【しおじ磯】何人かのハゼ釣り人がいたが、釣れてないご様子。お目当てのスポットへやって来たが、水がこれでもか!というくらいに濁りまくってるんですけど。コレってマズイんじゃね?とは言え、ここまで来ておきながら「んじゃ〜止めときます」と言うわけにもいかないので、濁った水にジャブジャブ入り込む。狙いのスポットへ落とすとすぐにアタって来たが掛からず…どう見ても針に掛からない小ハゼのアタリ。一応、次で掛けたんだけどやはり小さ過ぎる。その後も狙い続けたが、アタリは遠いしハゼは小さいしで埒が明かないので、即撤収!瞬間移動で先程の【はぜつき磯】のオッサンスポットへとんぼ返り。途中、【夕やけなぎさ】を通過するが、いつもの常連たちがズラリといたんだけど、どうにも釣れているようには見えなかった。そんなくすぶり集団を横目に一路【はぜつき磯】へ急ぐ。このペースだと1束いくかどうかは難しいところなので、とにかくやってみるしかない。相変わらず誰もいない【はぜつき磯】なんだけど、釣れるのに何でやらないんだろうね?まぁいい、オッサンはオッサンの釣りをするだけである。やはり、釣り船が通った後はアタリが遠くなったけど、釣れないこともない。釣れないこともないが…ただ「このペースだと1束は無理かな…?」と半分諦めモードだった。時おり、前半にはなかった10cmクラスの入れ喰いスポットが数カ所見つかって、楽しいひと時もあった。このクラスが入れ喰いなら楽しいね!順調に釣れ続けたが、オッサンのスマホが鳴る。仲間が釣りを終えたので、タイムリミットの呼び出しである。しかし、あと5匹で目標達成なので、スマホは無視して釣り続行。でも釣りあるあるで「あと◯匹」になってからが長いんだ。なかなかアタって来なくなり、もう諦めるか?と思った時に、ホットスポット発見!ここで一気に釣り上げ、今期初の1束達成。5時間の長丁場で100匹ジャスト。ふ〜、やっとだよ!2024年夏シーズンのハゼ釣りは、本日やっと初日が出ました。正直、初日は7月までお預けかな?と思ってたので、良かった良かった。しかし、久しぶりに全集中でハゼ釣りしたので疲れ切りました。いつもはモサ〜っとしてたり、全然違うこと考えたりしてるんだけど、今日はハゼの事だけ考えてました。ちゃんとやれば結果が出るんだけど、こんなの毎週やってられんわな〜本日オッサンが釣り糸垂れていたスポットは、昨日、仲間が三人がかりでやって玉砕したところ。昨日とは大きく状況は変わってないと思うから、この差は何ででしょう?たぶんだけどオッサンが思うに、長竿には長竿の操作法があって、アタらない釣れないというのは、そのやり方が出来てないからだと思います。2mくらいの短い竿に慣れていると、長竿が扱いづらいのは事実。竿が長ければ長いほど、繊細な操作と絶妙な竿の張り具合が要求される。短竿には無い長竿特有の挙動もあるから、そこら辺を切り替えずに短竿と同じ操作だと長竿で結果を出すのは難しいかな。長竿を扱えれば短竿も出来るけど、その逆は成り立ちません。一例をあげると、竿の長さが約2倍と仮定すると、道糸も2倍だから、短竿と同じ感覚で操作していると仕掛けが動く量は2×2=4倍です。コレではハゼは逃げてしまいます。短竿と同じ動かし方を長竿でやろうと思えば1/2×1/2=1/4。つまり長竿の場合は、1/4の可動範囲で竿を操作するという事です。まぁ、コレは極端な例だけど、長竿の場合はそれだけ繊細な操作が要求されるということです。これから少しずつハゼ釣りも上向いてくると思うので、今後に期待したいところです。しかし、イソメ餌を毎回買うのは痛いな〜そもそも、今シーズン分のホタテ餌を2kg買っちゃったから、使わないわけにもいかんしな…しょうがないから、我が家の食卓でホタテ三昧でもやるかな?次の記事>>>「2024年5回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは豪雨の中」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年5回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは豪雨の中
    2024年5回目の東京ハゼ釣りは雨が酷いね2024年6月23日。2024年夏シーズン5回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:豪雨釣行時間:5時00分くらい(潮位:195cm満潮)〜8時00分くらい(潮位:134cm下げ4分)中潮釣果:マハゼ92匹(6.5cm〜11cm)竿:2.1m(行雲流水と彩峰?の合体竿)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け「今日は入れ喰いだった!」「みんな爆釣だったよ!!」いつもながらの土曜日のハゼ釣りの話である。こんなご時世に土曜日も仕事なオッサンは、半ドンの仕事を終え「今週も耐えた…」と感慨にひたり、自分で自分を褒めていたサタデー・アフタヌーン。釣り仲間のO氏から、頼んでもないのに本日のハゼ釣り釣果報告が入ってくる。冒頭のご機嫌な釣果報告を受け、反比例してご機嫌斜めになるオッサン。”だろうよ…、晴れ渡った今日のこの状況ならさぞかし釣れるだろうよ…”会話では平静を装ってはいたが、心中は苦虫を噛み潰したように悔しさを味わっていた。このブログで何度も訴えているように、日曜日よりも土曜日の方が釣れるのは間違いない。オッサンだって出来るなら土曜日にハゼ釣りしたいよ!んがしかし、土曜日は仕事があるから出来ないんじゃよ〜〜〜!昨今では当たり前になった週休二日制が羨ましいが、オッサンはそうではない。福沢諭吉の「福沢心訓七則」の中に『世の中で一番みにくい事は 他人の生活をうらやむ事です』とある。余計なお世話である。もし他人を羨ましく思わない人間がいるとすれば、そいつは世界一の富豪で心身ともに満たされている奴か、精神に異常をきたしている奴か、その両方かだと思う。他人を羨ましく思うのは、人間なら誰しもが持ち合わせる感情だと思う。ソレがモチベーションにもなるし、反面教師にもなり、自分を見つめるキッカケにもなる。「他人を羨むってことは自分を否定するってことだ!」と何かで読んだ気がするが、ソレって悪いことですかね?自分を肯定する気持ちは素晴らしいと思うけど、ほとんどの人は自己否定から入っていくと思うよ。「今のままじゃダメだ!」と今の自分を否定することで、自分を変えようと行動し始めると思うんだけど…今の自分に満足してたら向上心なんて芽生えないでしょ!現にそんな人間をたくさん見てきたから、自己満足って要注意だな!といつも思う。とは言え、自分に無いものを数えても意味がないし、キリがないし、そんな事をしても自分が哀れになるだけ。人生は、自分にあるもの持っているもので勝負するしかないのである。チキショ〜!明日は釣りまくってやるから見てろよ〜!釣れるエリアは限られるんで、日曜日の本日は予報通り雨が降っている。先週も雨のハゼ釣りだったけど、今週もかよ!オッサンがいつも言うように「雨のハゼ釣りは釣れる!」は事実そうではあるんだけど、半分以上は負け惜しみみたいなもんである。雨天よりも晴れている方が気持ちよくハゼ釣り出来るのは間違いない。でも、その日しかハゼ釣りできないなら、たとえ雨でもやるしかないじゃん!なので「雨は釣れる」とでも思ってなきゃ〜やっとれんわぃ!下半身はウェーダー、上半身はレインスーツで完全防水なオッサンは、ブツブツ言いながら、現場に向かって愛車を漕ぐ。問題はこんな雨ではなく、実はしっかり寝坊しまして…昨日の神経を逆なでる情報によると、入れ喰いタイムはギリギリ明るくなってくる4時半〜5時代くらいまでとかなりタイトな時間帯だけらしい。ならば!頑張って早起きせな!と気合を入れて床に就いたにもかかわらず、今朝目覚めたら釣り場にいなくちゃならない時間だった。「終わった…。オラのハゼ釣りは終わりだ…。ど〜せ雨だし…」雨音を聞きながら再びふて寝し始めるが、恐らくこの雨天でも昨日良い思いをした常連たちは釣りしているに違いない。「ケッ!雨なんぞで逃げるとは、完熟おやじもヤキがまわったもんだぜ!なんぼのもんじゃい!!」と思われるのもシャクなので、ノソノソ起き出したのでございます。雨は止むどころか、本格的に降り続く。いつものハゼ釣り現場が見える橋から眺めると、常連と思われるハゼ釣り人の姿が見える。さすがにもう釣りしてるよね本日の釣りエリアは【はぜつき磯】先週までは【夕やけなぎさ】がハゼ釣りのセンターコートだったけど、昨日の爆釣スポットは【はぜつき磯】だったらしい。やっとこちらでも釣りになり始めた感じ。【はぜつき磯】の常連にハゼ釣りの塩梅を聞くと「釣れてるよ!」とナイスなお返事。とは言え【夕やけなぎさ】の様子も見に行ってみると、こちらにも4人ほどのハゼ釣り人がいた。まぁ、こっちにもいるわな〜こっちにも常連がいて「アタリはあるけど針に掛からない」とのこと。人によって評価は分かれるし状況によってだけど、【夕やけなぎさ】の方が数は釣れるけど型が小さいという印象。釣りがやりやすいのは【夕やけなぎさ】で、【はぜつき磯】の方はちょっと危ない箇所もあります。ただ、【夕やけなぎさ】は見た目は砂浜に見えるけど、水の中はゴロタ石が多いので移動の際はお気をつけください。っというわけで【はぜつき磯】にトンボ返りなんだけど、ひねくれたオッサンは常連たちが並んでいるエリアではなく、誰もいないエリアを選ぶ。先行者がいて釣れると分かっているよりも、やってみないと分からない方がワクワクするじゃん?と言えば聞こえは良いが、単にお隣さんに気を使うのが面倒臭いのと、自分だけ爆釣で良い思いをしたい!という邪な気持ちがないわけでもない。このエリアは今期お初だけど、アッチで釣れてるんだから、コッチでも釣れると思うんだけど…まずは釣りの準備から。本日は2.1mの短竿から始める。今までのように長竿で沖狙いをしなくとも釣れるようなので、短竿を使って手前の数狙い。いつもの合体竿今シーズンからこの竿には竿先に金属のローリングトップを付けたんだけど、この効果は未だに分からじ。良し悪しはまだ判断つかず本日の餌はベビーボイルホタテ。今まではハゼが小さかったもんだからアオイソメの尻尾側を使ってたけど、ハゼの型が良くなっているらしいので、ホタテでも問題ないだろうという判断。水に漬けて解凍中さぁ、爆釣開始じゃ!っと竿を振り込み着底するが、アタリなし!スンスン誘ったり、入れ直したりするが、全く生命反応なし!「ダメだ!釣りにならん!」っというわけで、みんなのいるエリアへ瞬間移動。今回もくだらない欲をかいて、無駄な時間を浪費したオッサンなのでした。気分新たに釣れるエリアへやってくるが、既に良さげなポイントには常連たちが我が物顔で陣取っている。しょうがないので、オッサンはすみっコぐらし。常連がズラリ「っだよ!昨日良い思いしたんだから、今日は釣りしなくてもいいじゃん!雨も降ってるんだから…」と自分のアホを棚に上げてブツブツ文句をたれるオッサン。んで、案の定アタリが遠い…今現在は満潮時間帯なので、沖ではなく手前の岩の間の平場が良さそうなんだけど、なかなかアタらないんだよね〜たまにチョン!とアタるんだけど針に掛からず。「このアタリ方はマズイな…、まだハゼが小さいからイソメ餌にすれば良かった」と後悔したが、あとの盆踊り。ハゼ釣りも人生も同じで、今あるもので勝負するしかないのであ〜る!「なんだよ!どこが入れ喰いだよ?全然話が違うじゃんかよ〜」とブツブツ言いながらやっと本日の一匹目。やっと釣れたが小さくね?次も同じスポットに落とすとすぐに二匹目。ちょっぴりサイズアップ釣れたりアタったりしたスポットにしっかり落とせば続くけど、ハゼが小さいのが多いらしく掛からない事も多々あり。同じスポットからは多くても5匹くらい続くが、それ以降は他をあたらなきゃならない。とは言え、自分の立っている位置から3個所くらいはアタリスポットが見つかるのでありがたい。たまには10cmクラスが上がってくるので、釣り場的には上調子になってきているらしい。このクラスも上がってくる大敵は雨しかしこの雨である。降り続けるのは予報通りなんだけど、時おり、かなりな水量をぶちまけてくる。オッサンが着用しているのは、某ワーキングウェアチェーン店のやつだけどジワジワ雨が滲み込んでいる。新品の時は問題なかったが、数年経つと怪しいらしい。今までも普通の雨程度なら防いでくれていたが、この強雨では耐えられないようだ。首あたりから滲みてきた雨が、もう上半身全体に行き渡ってきた。オッサンはもう帰りたいんだけど、誰も帰ろうとしない。すげぇ降ってるんですけど…雨は降っているが、ハゼが釣れないわけでもない。こういういやらしいところが、皆を釣り場に留まらせているんだろう。そこそこ釣れるんだよな〜いつものように釣り船が通って全然釣れなくなった!なら、みんな諦めと区切りが付くだろうが、本日はこの雨だから頼みの綱の釣り船が一艘も通らない。マジか!?いつもなら、来ると「っんだよ!」と邪魔者扱いの釣り船だが、肝心な時に使えねぇ〜ぜ!ズラリと並んだ常連たちは無言でハゼ釣り続行。絶対全員オッサンと同じ気持ちだと思うが、言い出しっぺは負けと思われるのが悔しいので誰も言い出せなくて、我慢大会の【はぜつき磯】雨は激しくなってくるに比例して、なぜか釣れるハゼのサイズがアップしてくる。コンチキショ〜!ますます帰れないじゃんかよ〜こういう所もココのハゼのいやらしいところである。このサイズが釣れ始める満潮から潮が引き始め、動き出したから釣れるようになってきた、というのも釣れて来た要因だと思う。とは言え、さすがにそろそろ限界のご様子で、御老体からやっと釣り終わり始めた。しかし、オッサンはもう少しで1束なので、もうちょっと粘ってみる。んで、こういう時に限って釣れなくなる釣りあるある。あと8匹で1束なので、ホットスポットが2ヶ所ほど見つかればすぐなんだけど、なかなか見つからん!いつもならなんとしてでもな気持ちだが、今日はダメだ…上半身ビショビショなので耐えられなくて玉砕。3時間で92匹という結果。レンズに水滴がついてボケて申し訳ないですいつもならこの釣果ならまずまずだけど、今日は爆釣を期待してたからガッカリな気分。本日の敗因は朝寝坊。現にオッサンが到着する直前までは入れ喰いだったらしい。H2氏なんて18cmクラスを複数匹上げていた。1匹じゃなくて3匹も昨日のMR氏なんて19.5cmのヒネハゼを上げたらしい。オッサンは今期はまだヒネハゼ上げてないんだよね〜こういうところが”持ってない”んだよね。このクソ雨の中、常連たちはキッチリ1束以上あげてて、MR氏に至ってはムキになって2束釣りやがって。オッサンひとりで届いてなくて、悔しいったらありゃしない!でも、MR氏は昨日は悔しい思いをしたので、今日はリベンジ出来て良かったね!釣りとはこのようなもので、同じエリアでやってても釣れる人と釣れない人に分かれる。大抵は誰かがひとりで貧乏くじを引くんだけど、本日の貧乏くじ係はオッサンだった。しかし本日は酷い雨でしたね。オッサンは日曜日しかハゼ釣り出来ないから無理してでもやるが、土曜日も来れる連中は、なまじっか昨日釣れたもんだから本日も来ちゃって、大変な目に遭ったと思います。いくら夏近しの時期とは言え、雨に打たれ続けるのは身体にこたえる。ブルブル震えながら釣りするのって釣りに集中できないし、そもそもが命に関わるから、雨天や雨予報の時は万全な雨対策はするべきですね。オッサンみたいに雨が滲み込んでくるのが一番ヤバいと思う。オッサンが着用しているレインスーツと同じチェーン店で買った仲間は異口同音に雨漏りを訴えていたので、やはり値段相応だと思う。見た目を捨てて安っぽいビニールカッパを数回ごとにドンドン買い替えるか、数万両かけて高級ゴアテックスとかにするのが良いのかも知れないですね。オッサンみたいに、値段が中途半端なのを使い続けるのが一番ダメだと思いました。しかしMR氏である。この御方、みんながレインウェア着てても寒くて震えながら釣りしてるのに、下半身は短パン&サンダルスタイルでハゼ釣りしてて、いったいどういう身体してるんだろう?見た目は寒さに強そうだしな〜本日は入れ喰いとは程遠かったけど、やっと【はぜつき磯】でも釣りになってきました。この調子で【しおじ磯】や【みどりが浜】もだんだん釣れるようになってくると思います。できれば雨の日はお断りしたいが、日曜日なら雨でも行くしかないしな〜土曜日も会社が休みになるよう願うばかりだ。次の記事>>>「2024年6回目の夏シーズン東京ハゼ釣りは釣れはするが…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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