2021年1月11日2020年37回目のハゼ釣りに行ってきました。※正式にはもう2021年なんですが、オッサン的には2020年度のシーズン中なので『2020年』のカテゴリーにしてます。あしからず!
釣り場:「秘密の花園」(KL-@)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:薄曇り釣行時間:8時30分(潮位:115cm下げ8分)〜12時00分くらい(潮位:130cm上げ4分)中潮釣果:マハゼ2匹(ちっちゃい奴)
竿:合体竿「清滝名人」1.5m道糸:フロロ1.5号 ハリス:フロロ1号ハリ:袖スレ4号オモリ:中通しおもり(極細穴)0.8号エサ:アオイソメハリス3cmの中通し遊動仕掛け
いよいよというか、やっとというか、2020年シーズン最後のハゼ釣りです。
2020年シーズンは全37回でもっと行ってる気もするが、こんなもんなんだろう。
6月のシーズンインから今まででこの釣行回数なんだから、週末のほとんどはハゼ釣りしていたというトホホな現実。
「何だかな〜…」と思うが、他にナイスな過ごし方っちゅうのも思い当たらないし、何よりもハゼ釣りって金がかからない。
同じ釣りでも船に乗り始めるととんでもない出費になるが、ハゼ釣りとかクチボソ釣りとかの身近な釣りは貧乏人の味方である。
その代わりと言っては何だが、そんな貧乏くさい釣りには色も華もない。
釣り雑誌ではモデルクラスの釣りガールが「釣れました〜♪」ってやってるが、雑誌で扱うほとんどの釣りモノは沖釣りが多い。
一流メーカーフィッシングウェアで全身を固めたデルモが、コレまた一流メーカーの最新アイテムを使い、間違いなく釣れる時合で沖釣りをやっての「釣れました〜♪」アピール。
そりゃ〜釣れるわな!と訝しむのはオッサンだけではないハズだ。
まぁ、協賛してるメーカーも遊漁船業界も、もっと言えばフィッシング業界全体の利権が絡んでるんだろうから、製作側のメディアの苦労にも同情する。
そんな浮世ばなれの釣りとは裏腹に現実は厳しい。
早朝というよりも夜中から活動し、大枚はたいて船で沖まで出掛け、一日粘ってもトホホな釣果も珍しくない沖釣り。
それでも三割超えの成績なら御の字だろうが、現実にはヤクルトの打率程度がせいぜいだろう。
メディアでアピールするプロアングラーや異常釣行数を誇る常連のような釣果は、一般ピープルには夢のまた夢…
そもそもがモデルクラスの釣りガールなんてまずいなくて、ほとんどが「自称釣りガール」気取りの………
コレはオッサンがマラソンをやっていた時にも思ったが、最新のランニングウェアを装着した後ろ姿は期待するんだけど、現実は………
※これ以上ハッキリ表現してしまうと、サイト閉鎖に追い込まれてしまうのでやめておきます。
まぁ、そんな訳でいろんな意味で現実は厳しいのでございます。
ましてや貧乏くさいハゼ釣り場にはガールなんていなくて、くたびれたオッサンや高齢者がいるだけでむさ苦しい空気が漂う。
たま〜にだけど、彼氏同伴で彼女が嫌々釣り糸を垂れる光景を見ることもあるが、それだって………(大人の事情をお察しください)
そんな期待も希望もないハゼ釣りもやっとラスト釣行。
いつもよりもクソ寒い中、愛車を漕ぎながら「釣れればもうちょっと粘るけど、釣れなかったらラストにしよう!」と心に決めるのでした。
今日はデタラメに寒くて、途中何度も帰ろうと思ったことか…
空は薄曇りでおひさまは期待できないし、夜には雪が降るカモなんていうくらいだからそりゃ〜寒いわけだよ。
鼻水を垂らしながらやっと現場に到着。
案の定、誰も現場にいない。
広大な釣り場にオッサンひとり…
「だよね〜!こんな日にハゼ釣りなんてやらんわな!!」
せめてもの救いは最近手懐けた野良ぬこが出迎えてくれた事だった。
「君だけがオッサンの味方だよ〜」
冷え切った手をぬこで温め、釣りの準備をする。
本日の竿は合体竿の「清滝名人」
竿先と2段目までが硬々調の竿で、大型の穴ハゼ相手に負けない強さを誇っています。
本日の釣行が終わったら分解して、元の「清滝」に戻してあげようと思ってます。
面白い合体竿になった「清滝名人」
んで今日もハゼ釣りするハメになった元凶のアオイソメ。
こいつさえいなければ今日はやらなかったのに〜
現在は干潮間近でわずかに潮が動いている程度。
オッサンだけかもしれませんが、ハゼ釣りでは潮の動きはあまり気にしてない。
釣れる釣れないはハゼの気分としか思ってない。
まぁ、その気分も潮が関係しているのカモ知れんが、もう釣り場に来ちゃってるんだから、いまさら潮うんぬん言ってもしょうがないじゃん!
水がすっげぇ〜冷たそうだ!
全く期待しないでの一投目。
やっぱり何の音沙汰もない…
粘ってもしょうがないので、近所の深めの良穴を見つけ出してローテーションで落としてみる。
最初の3回くらいはどの穴も何も無かったんだけど、そのうちに反応が来た!
明らかにダボハゼのアタリなんだけど、ダボが反応し出したということはハゼも動き出すということでもある。
邪魔なダボを排除すると今度はハゼが喰ってきた!
んがしかし、喰いが浅くて2回くらい突いて来るだけでその後の本アタリが来ない。
むむむ…
ここで粘っても喰ってこないから、一度上げて他の穴を攻めてインターバルを取る。
しばらくしてからハゼのアタリのあった穴に落とすと、また喰ってきた!
今度のエサは必勝エサのイソメの尻尾。
あまり喰わせずに早めにアワセると掛かった!
ググン!ググン!とハゼが抵抗するんだけど、どうみても小さいサイズ。
穴から出てくるけど、やっぱりなサイズだった。
まぁ、このサイズだよね…
上がってきたハゼを握るとすごく冷たいから、これじゃ〜ハゼも動かんわな。
やっと一匹釣れてボウズ逃れでホッとするが、その後が続かず。
アタリが無いわけではなくて、スン…っと喰っては来る。
喰ってくるというよりも、ちょっとつまんでみるという感じでパク!っと来るわけじゃないから、こちとらも手の施しようがない。
アタリがあるから粘ってみるが、また喰ってくるわけでもない。
クソ〜!喰ってこいよ!!こっちもクソ寒いなか頑張って来てるんだからサ!
オッサンの願い虚しく、ハゼは喰ってくれないのでした。
全然釣れない上、寒すぎて手が麻痺してくる。
ビニール手袋の指先をカットして装着してみるも焼け石に水。
こんなんやっても何のしのぎにもならん!
釣れない上、寒すぎてもう泣きそうになる。
いつの間にか常連たちが釣り糸を垂れていたが、皆釣れなくて泣いていた。
それでも何とか粘ったんだけど、突っつくアタリはあるんだけど、アワセられるアタリが来ないんだよな〜
喰いが浅いから、穴から引きずり出したハゼがハリから外れて逃げてゆくのが2回もあった。
釣れる時期なら次回に期待!だが、釣れないこの時期に貴重なハゼが逃げてゆくのは衝撃を超えてもう悲劇だ。
いっそのこと、海に飛び込んでそのハゼを捕まえたいくらいだ。
空は薄曇りでおひさまも期待できないから、寒すぎで心折れて終了。
結局、3時間30分で小さなハゼが2匹…
フッ…!最後はこんなもんだよ
まさしくラストに相応しい釣果でした。
コレが下手に釣れたら「まだまだいける!」と粘っちゃうから困るんだけど、ここまでダメなら踏ん切りも付くってもんだね!
最後は今年もありがとうのお礼を込めて、余ったイソメを釣り場に撒いて終了。
いや〜、今季の穴釣りは釣れたな〜
来シーズンはどうなるか分からないけど、改めて穴釣りの楽しさを実感したシーズンとなりました。
今年も楽しませてくれてありがとう!
追伸、H氏からの報告で、オッサンが荒らしまくったポイントで21cmを筆頭に大型サイズが4匹という釣果でした。
散々やったポイントで、また新しい良穴も見つかったようでした。
ハゼの穴釣りの奥深さを痛感したと同時に、何でオッサンには釣れんじゃ〜!っと強い憤りを禁じえないオッサンなのでした。
宿題が多いハゼの穴釣り。
オッサンもまだまだ未熟だな…
今シーズンもいろいろあったなぁ〜
・水に立ち込んで釣りしてたらズッコケて、パンツまでビショ濡れになったこと。>真夏だったからすぐに乾いた。
・座って休憩してたらフナムシに噛まれたこと。>マジで痛かった。
・釣り場で仕掛けを作ってたら指にイソメの破片が付いてて、道糸を咥えた時にイソメを味見してしまったこと。>しょっぱかったけど不味くはなかったな。
・釣りしてたら運河の反対側から競走馬が泳いできたこと。>コレは釣り仲間の話だけど。
ん?ロクな思い出がないな…
まぁ、いろいろありますよ!
来シーズンはどんな出来事と出会いがあるだろう…
想像しただけで「オラ、ワクワクすっぞ!」
っという終わり方もど〜かと思うオッサンなのでした。