2020年7月24日。2020年夏シーズン6回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:多摩川羽田付近
天気:曇り一時雨
釣行時間:6時00分くらい(潮位:188cmほぼ満潮)〜
9時30分くらい(潮位:150cm下げ3分)中潮
釣果:マハゼ73匹(5cm〜12cm)
竿:3.0mのち2.1m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号
ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ
エサ:ボイルベビーホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
昨日のGoToタコ釣りに続き、本日はGoToハゼ釣り。
なにせ今の時分、東京人は病原菌扱いなので、呑気に地方に出掛けようもんなら100万%良い顔はされないだろう。
下手すりゃ〜石投げられそうなほど、東京人のイメージは悪くなっているハズだ。
テレビの情報番組では高速道路の渋滞具合を中継していて、当然ながら東京からの下り線が渋滞している。
つまり、東京人がお出掛けしてますということなんだけど、GoToキャンペーンをハブんちょにされたからと言って、せっかくの連休を自宅で待機なんぞは我慢できん!という訳だ。
4連休のお出掛けムードから仲間ハズレにされた東京人だが、一部では「GoToキャンペーンなんて関係ないね!外出自粛要請なんて無駄、ムダ!ビバ・バケーション!!」なボヘミアン・ラプソディーな東京人達が出動してるんだろう。
別にそれを責める気は全く無いし、そこまで飛び抜けれる事に感心する。
逆に、近所でのタコ釣りにハゼ釣りでくすぶっているオッサンの抜けの悪さに自己嫌悪するくらいである。
諸悪の根源扱いのココ東京であるが、コッチに言わせてもらうと、コッチの気も知らんと、ざけんじゃねぇ〜よ!である。
ほとんどの人はこのクソ暑い中マスク着用だし、店に入る時は手のアルコール消毒は欠かさない。
まぁ中にゃ〜そんなのお構いなしなアホもいるが、そんなのはホンの少数派だ。
大多数の人々は、他人様に迷惑を掛けないよう出来ることを精一杯気を付けて頑張っているのである。
ソレを一部の感染者のために東京全体が連帯責任を取らされてる事や、それについてたいした方策を打ち出せない国や行政に憤りを感じる。
まぁ、感染者の中にはキチンと気を付けているにも関わらず、怪しい濃厚接触者から不幸にも感染されてしまった方もいるんだろうから、それはお気の毒としか言いようがない。
明日は我が身ではあるけれど、とにかく行政が役に立たずなので自分の身は自分で守るしか無い。
ちなみにもうひとつ言わせてもらうが、未だに一時給付金が入ってこないのだがど〜なってんじゃ?
世間では9割は配布済みとなっているが、その1割に入れられた身にもなってみろ!
中には自治体よっては上乗せ給付金とやらもあるらしいじゃないか?
そこまでの贅沢は言わんが、せめて基本の給付金くらい迅速に受け取れないもんかね?
オッサンの周りでは既に受け取った話ばかりだが、速攻で申し込みしたにも関わらず未だに音沙汰なし!
一体、何を基準にどういう順番で配っているのか知らんが、GoToもしないで大人しくしてるこちとらが干上がってしまうよ!!
正直、昨日のタコ釣りの疲れが残っているので今日はお休みしたい。
しかし、ハゼ釣りのお約束してしまったので行かねばならないっていうか、オッサンも歳なもんで、加齢とともに腰が重くなっている。
他人様を利用してでも出動する理由をこじつけないと、ハゼ釣りといえども億劫になってきているのである。
本日の現場は多摩川の羽田だが、今日はH2氏と待ち合わせしているのでちょっと寄り道。
氏と合流し現場へ向かうが、気は急いている。
連休なので恐らくハゼ釣り人は多いだろう。
となると釣り場確保のため、本気モードのハゼ釣り人は動き出す時間が早いハズだ。
一応こちらもそれを見越して行動を開始してるんだけど、オッサン程度の行動なんてたかが知れている。
気は焦っているんだけど、世間話をしながらチンタラと自転車を漕ぐオッサン二匹。
現場の多摩川が見えてくるがマズイ予感しかしない。
雨の影響でかなり多摩川が濁っている。
下流域はそれほど激しい雨では無かったはずだけど、恐らく上流域は結構降ったと思われる。
濁った川を眺めながら厳しいハゼ釣りを覚悟する。
現場の羽田に到着すると、思った通り結構なハゼ釣り人が繰り出していた。
当然ながらお目当てのポイントは既に釣り人がいて、確保ならず。
しょうがないので空いている場所に荷物を置く。
こんな時間にも関わらず、スゴイやる気だ!
上流側は人がいない
まぁ、ここまで来たら焦ってもしょうがないので、まずは朝食をとる。
ふと見るといつものK氏がいたので挨拶がてら釣れ具合を聞いてみるが、やはり…
「ココで(ハゼ釣りを)やってください」と良い場所を譲ってくれようとするが、今日は御一行様もいるので遠慮した。
ちょっと濁りが激しいな〜
ゆっくりブレックファーストしていると、早くもこの時間から諦めてしまった釣り人が移動した。
しかもその場所はオッサン一番オキニの「えさ政」脇。
頂き!とばかりに瞬間移動で確保!!
もう大丈夫だ!
釣ってもいないのに何が大丈夫なのか知らんが、とにかく場所は確保した。
後はハゼを釣れば良いだけだが、このポイントでダメなら諦めも付く。
ナイスタイミングで釣り場確保!
では早速ハゼ釣り開始。
「どれくらい厳しいのかな〜」っとまずは護岸のキワに落とすと、すぐにアタリがあり一匹目が上がってきた。
アレ?全然釣れるじゃん!
一投目にして上がってきた
その後もアタリは頻繁にあり、飽きないペースでハゼが上がってくる。
入れ喰いには程遠いけれど、ハゼの居場所はすぐに見つかる感じ。
ポイントは沖側ではなく護岸のヘチ。
ヘチを攻め続けるとアタリが続く。
続くとは言うものの、数匹程度でアタリが遠のくので、すぐにポイントを変えればハゼはみつかる。
12cmくらい。コレくらいが上がれば楽しい
中にはメダカサイズも
あっという間に一時間のタイムアタックが終了し36匹と予想に反してまぁまぁ釣れた。
これだけ釣れればヨシとしましょう。一匹ご臨終してしまい申し訳ない!
このペースならちょっと粘れば1束いくかな?と思ったけど、すぐに下方修正することに。
よくあることだが、先程とは打って変わってパッタリとアタリが無くなった。
恐らく原因は満潮の潮止まりだと思うんだけど、オッサンはこういう事はあまり気にしないようにしてる。
よく釣り人で異常なまでに潮を気にする人がいるが、ソレって釣れない言い訳を探してるだけじゃないの?って常々思っている。
そりゃ〜この釣り場みたいに潮位が低くなり過ぎで水が無くなれば釣れないんだけど、やれ大潮は釣れるだの、長潮はダメだのうるさいのである。
潮がどうであろうと釣れる釣れないはお魚様が決めることであって、人間側の都合で決まるわけではない。
お魚様にとって潮周なんて関係ないのである。
人間ごときが出来るのはその時その状況でベストを尽くすことのみであり、アタリが無くなったのなら、ひたすらアタる場所を探り続けるしかないし、それが出来る人が結果を出すのである。
「釣りは短気な人が向いている」と言われるが、オッサン的には「釣りは飽きっぽい人が向いている」と思ってる。
短気って自分の思った通りにならないとすぐ不機嫌になったり、イライラしたりで、釣れないからってイライラしても余計ダメだろう。
オッサンはすごく飽きっぽい質で、日常生活でも仕事でも同じことをやってるとすぐに飽きる。
でもやらねばならん時も多々あるので、そんな時はそのやり方とか手順とかをチョロチョロ変化を付けるようにしてます。
釣りも同じで、傍から見れば同じ動きをしているように見えるカモしれませんが、けっこう毎回違うことをやって飽きないようにしてます。
そもそも同じ事を繰り返して釣れ続けるほど、釣りは甘くないです。
その都度、変化を付け続けることでハゼも相手をしてくれるのです。
ハゼに限らずお魚様もすごく飽きっぽい性格なので、やはり変化は大切ですな!
ここでオッサンが豪語するのもなんですが、釣れない人っておんなじ事を飽きもせずズ〜っと繰り返すんですよね。
きっと一度バシ〜ッ!っと決まったことがあって、その成功体験でソレを繰り返すんだろうけど、同じ状況ってそうそうあるもんじゃないしっていうか同じ状況なんて二度と無いし。
飽きっぽいオッサンとしてはアタリが無くなったこの状況でやることと言ったら、ハゼに石をぶつけて浮き上がったところをゲット!というわけではなく、探し続けるわけですよ!喰ってくるハゼを!
さっきまでそこそこアタってきてたハゼが、忽然と消えるわけではないわけで…
絶対にハゼはいるんだから!と信じて探すしかない。
恐らくこの状況では、ハゼを中心に半径5cm以内がエサに反応する範囲。
そこをピンポイントで見つければハゼは反応するハズだ。
そう信じて探しまくるのである。
ありがたいことに、この渋い状況に耐えられなくて釣り場を後にする人がチラホラいて、オッサンはそんな空いたポイントにそそくさ移動して釣り糸を垂れる火事場泥棒的な釣りをし始める。
火事場泥棒は卑劣な犯罪で、江戸時代では市中引き回しの上、ハリツケという極刑であるが、この場合は罪にはならんだろう。
「人の釣った後なんて釣れないよ!」と思われるかもしれませんが、
釣れるんですよ!コレが!!
もちろん簡単にエサにパク付くハゼは釣られてしまってますが、警戒心の強いハゼは残ってるんです。
かなりの手練ならハゼも釣り切られてますが、こんな状況で退散する程度ならかなりのハゼが残ってるハズ。
んで案の定、ハゼが釣れる。
人にはそれぞれの釣り方があって、前の方で反応しなかったハゼが、オッサンのわけの分からん誘いに乗って来てしまう。
そんな残念なハゼ達が一匹また一匹と上がってくる。
火事場泥棒は調子良くハゼを上げ始めた。
まぁ数は少ないが、一か所で何匹も釣れるホットスポットもあったりして楽しめる。
そこで釣り切ると、また次の火事場へ移動という極悪ぶり。
こんな釣りで右往左往しているうちに、ついにはエサが無くなり観念した。
3時間30分で73匹と最初の一時間以外は渋い状況でしたが、そこそこの数は上がりました。
ちょっと寂しいが、まぁ頑張ったよ!
しかし、この梅雨もどうにかならんもんか?
雨ばかりで釣り場の水が濁りまくりではないか!?
しかも連休中なのに、目の前では浚渫工事のパワーシャベルが泥水をバチャバチャやってるし。
梅雨明けはいつになるやら…