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  • 2023年度40回目のハゼ釣りはいよいよラスト!…か!?
    2023年度40回目のハゼ釣りはいよいよラストか!?2024年1月28日。2023年度40回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園2】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:くもり釣行時間:8時30分くらい(潮位:178cmほぼ満潮)〜11時00分くらい(潮位:112cm下げ6分)大潮水温:11℃釣果:マハゼ14匹(11cm〜17.5cm)竿:1.5m(行雲流水)道糸:フロロ1.5号ハリス:フロロ1.0号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:腐れアオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいよいよ2023年度のハゼ釣りシーズンもラスト釣行。今シーズンのハゼ釣りも40回目の節目で、ちょうど良い引き際だろうて。今シーズンは思っていたよりもハゼが釣れなくなるのが早くて、もうゲームセットしているハゼ仲間もいるくらい。んがしかし、オッサンは 『I have to go goby fishing.』なのである。その理由は、いつものように餌のアオイソメであるのは言うまでもない。オッサンちにまだいるんですよ!残ったイソメが!!恐ろしいことに、コヤツらは三週間前のアジ釣りの時に買ったやつ。釣りをやっている皆さんも経験しているだろうけど、イソメなどの活餌を冷蔵庫に保管するなんぞはご法度。釣りを理解しない奥方に見つかりでもすりゃ〜、その後のトラブルは想像に難くない。ソレでもなんとか偽装して保管しようとしても、ペンタゴンも真っ青な奥様セキュリティの目は絶対に誤魔化せない。冷蔵庫はおろかキッチン内は奴のテリトリーなので、なにかを1ミリでも動かそうものなら緊急アラートが鳴り響くのである。というわけで、このイソメは三週間もの間、我が家のガレージの端ですみっコぐらしだった。もうその存在も忘れかけていた昨日、さすがに昇天しているだろうと恐る恐る覗いてみると、「モゾモゾ…」とまだ動いているではありませんか!?恐るべき生命力。まぁ寒いこの時期だからこそこんな半屋外でも生きてたんだろうけど、この時点でオッサンのハゼ釣行は決定事項となった。とりあえずは「1月いっぱいまではハゼ釣り行こう!」と思ってたから、餌を買わなくて済んだと思えばちょっぴり得した気分になるが、果たしてこの腐れイソメで釣れるのか?と不安になる。釣り場まで愛車を漕いでるんだけど、さすがに今シーズンラストと思うといつもと違って足取りも軽い。ハゼの穴釣り場【秘密の花園2】には、既にY氏、MT氏、S氏が釣り糸を垂れていた。あれだけ穴釣り師達がいた【秘密の花園2】も、さすがにこの時期になると閑散としている。広大な釣り場には、現時点で4人の大盛況で寂しい限りだ。Y氏にハゼの塩梅を伺うと「よくアタってきますよ!カニが!」とさっそくカニを釣り上げていた。とりあえず、オッサンも適当なエリアに陣取って釣りの準備。竿はいつもの穴釣り専用の行雲流水1.5m。今シーズンもありがとう!仕掛けは、これまたいつものハリス3cmの胴付き仕掛け。今シーズンもありがとう!その2んで、問題のアオイソメ…かろうじて足だけが動いてて、胴体部は元気無くグッタリしている。ちなみにこの足は『疣足(いぼあし)』と呼ばれてて、足の突起の先には爪はないが毛が生えている。オッサン思うに、この毛の生えた疣足がイソメが最強の釣餌と呼ばれる所以なのではないだろうか?世の中には疑似イソメもあるけど、釣果は本物のイソメにはとても敵わない。疑似が『魚が好むエキスやら本物そっくりの形と弾力』と頑張ってみたところで、それは人間の見た目からのお話。魚はもっと細かい部分を見ているっていうか、感じているんだど思う。魚って目が悪いらしいので、食べられるかどうかは、見た目よりもニオイと水の振動というか波長というか…なのでは?イソメにズラ〜と並んでいる疣足のひとつひとつに生えている毛から発生する振動や波長。それをキャッチして捕食しているのでは?と思ってます。疑似イソメにも足みたいなのが並んでいるけど、その足先に植毛なんぞはやってらんないよね?コレこそが釣れる釣れないの違いなのではないのかと…こんな昇天気味イソメの疣足が動いているという事は、まだ釣れる望みがあるのかもしんまい。釣れんの?コレ?イソメの垂らしは4cm。さんざん穴釣りをやってきて、この垂らし長さが喰いと針掛かりのベストバランスと思ってます。腐れイソメだから切れが悪いけどちなみにオッサンはイソメの頭は必ずカットして使ってます。使っている針が小さいので、硬いくて大きい頭部は針掛かりの邪魔になる。昔は頭を付けたまま使ってて、せっかく掛けても水から上げた途端にボチャ!っと、何度悔しい思いをしたことか…水温は11℃。外気は寒いけど、水温はいつも同じだから、やはりここらへんが底値なのかな?いつも11℃んで、気になるのが水の濁り。まぁ、【秘密の花園2】に来たときから分かってたんだけど、なんでこんなに濁っとるんじゃ?雨が降ったわけでもないし…、船の立ち波の濁りとも違うし…、ハテ?今現在は満潮なので、コレでは狙うべき穴が見えないんですけど。なんでこんなに濁ってるねん!トラの穴狙いでも、本日は大潮で潮が引くのも早いから、狙い穴が見えるようになるまではそれほど時間はかからないだろうて。とりあえずは見える穴で勝負!と適当な穴から始める。スルスルと落とすと深めのナイスな穴。スンスンと数cmの振り幅で誘いを入れてると、10回ほどでアタってきた!グングン!と重い引きなのでハゼに違いない!!グ〜ン!と大きく引っ張ったタイミングでアワセるとしっかり掛かり、上がってきたのはコイツだった。いらんわ〜!ナイスサイズのチチブだったので、マハゼと勘違いしたのでした。チキショ〜!一投目で来た〜!って思ったのに…その後はしばらく沈黙…Y氏が言ってたカニさえもアタって来ない。ムムム…、この流れはマズイぞ。しばらくは我慢の釣りだったけど、やっとハゼのアタリが!?ある小さい入口の穴。スルスルと50cmほど落ちてゆく良穴。「絶対いる…」オッサンの鈍い勘がそうささやく…スンスンと誘い始めるとすぐにギュンギュン!と重く大きいアタリ方。「居た!居た!」慎重にアワセのタイミングをはかる。なにせ穴釣り終盤の時期だから、下手すりゃ〜コレが最初で最後のチャンスになるかも知れんのだ。ゆ〜っくりス〜っと仕掛けを上げると、グ〜ン!と大きく引っ張った!来た〜!っと少々強引に穴から引きずり出し、すぐに陸揚げ。いつもなら水中を泳がせるんだけど、この穴は入り口が外部に露出しているので泳がせる事は出来なくて、さっさと勝負をかける。平たい石の上にハゼを下ろしたら、すかさず手で押さえつける。【秘密の花園2】では、空中でハゼをキャッチするよりも、このやり方の方が確実だったりする。格好悪いからとても人様に見せられるもんじゃないけど、貴重な穴ハゼをゲットするのにカッコイイなんぞ言ってられん。やっと釣れたよ〜すかさず同じ穴からもう一匹。二匹目んでもう一匹。三匹目この時期には珍しく、同じ穴から三匹上がって嬉しいオッサン。とりあえずはボウズのがれでホッとする。気分良くなっていると、ふと足元が揺れた気がした。「ん〜?気のせいかな?年取ると足元がおぼつかなくて嫌なもんだ…」とこの時は思っていた。後に、自宅に帰ったら妻が「地震あったけど気がついた?」と言われた。アレは地震だったんだ!聞けば、震度4で震源は東京湾ではないですか!?つまり、今立っている足元が震源地というわけで、恐ろしい限りだ。「津波警報は出なかったから連絡しなかったけど…」と妻。いやいや、ソレは違うでしょ!先の地震でも、到達予想時間前に津波が来たでしょ!何はともあれ、まずは連絡するべきっしょ!今日は船が通ったわけでもなく原因不明の波が来たりすることがあったので、もしかしてアレが津波だったのかもしんまい。【秘密の花園2】を知っている方なら分かりますが、ココで大きな津波が来たら避難は困難を極める。この釣り場は見渡せるので、遠くから来る津波は見えると思いますが、津波が見えてから避難を始めて果たして逃げ切れるかどうか…どこで地震が来てもおかしくない世の中。覚悟が出来てる訳じゃないけど、たとえその時が来ても、心ある人間でいたいと常々思っています。んで、釣りの続きなんだけど、そろそろ潮位が良い塩梅になってきて、狙いの穴のラインに落とせるようになって来たので、そこそこにはアタる。ただ、ひと穴からは一匹で連打が出ないな〜釣れるサイズも15cmクラスで、それ以上が来ない。絶対いるはずなんだけど、やはり大きいのは大きくなるほどの警戒心があるから、なかなか難しいよね。せいぜいこのクラス釣れたハゼを見ると婚姻色が濃いから、もうハゼ釣りの終わりを物語っている。真っ黒だ不思議なのが、小ハゼにも婚姻色がしっかり出ている。魚って小さくても繁殖能力があるのかな?こんなサイズでも婚姻色がそんな謎を考えながらオッサンがモタモタしている内に、アッという間に潮が低くなる。潮位は釣れるラインを超えてしまい、途端にアタリが遠のく。このタイミングでMT氏もY氏も帰ってしまい、残るはオッサンとS氏のみ。ハテ?どうしようか?腐れイソメがまだ余ってるから、もう少しだけやってみるか。潮が低すぎて良さげな穴は露出してしまい、釣りにならない。では一番沖側の穴はというと、ほぼ釣れたためしがない。一見すると釣れそうなんだけど、実は釣れないんですね〜沖側の穴はほぼ泥砂で埋まっているので、ハゼが隠れる横穴が無いんですよ。仕掛けを落としてみると、オモリが粘土層の土に食い込むのが分かります。こういう穴は、全く釣れないとは言わないけど、かなりの確率で釣れないので、狙うのはもうひとつ上のラインの穴。潮位が低いから水深も浅いんだけど、よくよく探すと穴の中により深い部分があるんです。狙うはそんな部位。潮位が低くなると、そんな所にハゼが集まってきたりする。ただ、ソレを見つけるには下まで降りて覗き込まなきゃならないので、落水の危険が伴うのは否めない。しかし、【虎穴に入らずんば虎子を得ず】で、トラの尾っぽを踏みつける勇気があるものだけが良い思いが出来るのである。とは言え、そんな穴は一筋縄ではいかなくて、多くは岩がせり出した斜めになっている下にあったりする。アソコにハゼが居るのが見える!本日の最大サイズも、こんな虎の穴から釣れた。17.5cm例え潮位が低くなくても、穴の中ではより深くなっている部分にハゼが居るから、適当に落とすのではなく、しっかり狙いを定めればきっと違う結果になると思いますよ〜潮はますます低くなり、さすがにもう釣りになりそうもないので納竿。2時間半で14匹ともう終わりな釣れ具合。ヒヤ〜厳しいな!そして本日も釣れたカニは、チヌ釣り専の友人にお持ち帰り。カニは元気だね!カニを持って帰るとなると釣れると嬉しいもので、カニ狙いの釣り方になるのも困りものだ。婚姻色豊かなハゼ達は、みなさん元気にお帰りになりました。また来シーズンもよろしく!とは言え、やろうと思えばまだ釣れそうなんですよね〜S氏なんて一年中ハゼ釣りしてるんだけど、そんな年中無休ハゼ師によると「3月までは粘れば1匹くらいは釣れますよ!」らしい。一番辛いのが4月のようで、この時期は孵化した赤ちゃんハゼがうじゃうじゃいるが、当然そんなのは釣れないから網ですくったりするそうな。未来ある幼子を手籠めにする、鬼畜の所業である。そんなS氏だけど、今日はMT氏とともにまだ真っ暗な6時頃からハゼ釣りしてたようで、信じがたいやる気である。さて、”一応”本日が今シーズンラスト釣りと決めてたんだけど、来週の【秘密の花園2】は潮回りが良いんだよな〜!っと、早速来週の作戦を立て始めるオッサンなのでした。次の記事>>>「2023年度41回目のハゼ釣りはオッサンリバイバル!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年41回目のハゼの穴釣りはあけおめ〜!
    2022年41回目のハゼの穴釣りはあけまして〜!2023年1月2日。2022年度41回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:110cmほぼ干潮)〜12時00分くらい(潮位:157cmほぼ満潮)若潮釣果:マハゼ100匹(10.5〜18.5cm) 竿:大阪漁具(OGK)「小魚名人」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アミエビ&ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け新年あけましておめでとうございます!本年もこのトホホなブログのお付き合い、よろしくお願いいたします。正確にはもう2023年ですが、オッサンのハゼ釣り的には2022年シーズン中なもんで、2022年のカテゴリーに入れてます。ご了承願います。オッサンの毎年のお正月はハワイで始まるって感じかな。皆さんはハワイという島はご存知でしょうか?日本人も近頃は海外に出かけるみたいだけど、このハワイはまだ穴場中の穴場。まぁ、名前くらいは聞いたことがある人はいるかもね〜今オッサンは、そのハワイのワイキキ・ビーチのルーフトップ・バーでこのブログを書いてるんだ!もちろん!キンキンに冷えたブルー・ハワイと一緒にね。伝説のサーファー、Mr.ビッグ・ウェンズデーと呼ばれたオッサンには、やっぱりココが一番しっくりくるって感じだね。そうねぇ〜、オッサン以外にハワイが似合うポンニチは、あと加山雄三ぐらいかな?おいおい、そんな羨望の眼差しで見るなよ。アロハ!!っという、しょ〜もない中途半端なボケで始まったオッサンの2023年や如何に!ついに2023年も始まりました。メディアでは年末年始を海外で過ごすセレブや芸能人達の映像が流れているが、社会の底辺で辛うじて生きているオッサンには全く無縁な世界。ハワイどころか日本に取り残されたオッサンだが、正月はいつものようにヒマだ。どこ行くアテもなく、何かをする気にもならない年始め。となるとやることはひとつで、ハゼ釣りである。お盆同様に、正月の三が日も殺生は禁止が日本の掟。なので、日持ちする『おせち料理』で三が日を乗り切るのが、正しい正月のあり方らしい。おせち料理って精進料理みたいに質素なのは、そういう理由でもようだ。味覚がお子ちゃまなオッサンとしては、おせちを出されても栗キントンと伊達巻きくらいしか食べられないから、おせち料理は甚だ迷惑である。ところが、最近のおせち料理ときたら、和洋中折衷の「コレのどこがおせちなの?ただのオードブルじゃん!」という風情。でもオッサン的にはこちらの方がありがたい。おせちがこんな有様なので、三が日のハゼ釣りも許されるだろうて…、と本日は2023年の初釣りに出撃。オッサンがまだ小さかった頃は、正月にお店なんてどこもやってなくて、誰も出掛けないもんだから、街中がシ〜ンと静まり返って不気味だったのを思い出す。しかし現代では、コンビニやチェーン店は当たり前のようにやっていて、人々も福袋の確保に奔走する。愛車を漕ぎながら、昔とは全く違う正月の風景にちょっとアンニュイな気分になるオッサン。いつもハゼ釣りしている休日と何ら変わらない街の景色に、すっかり正月気分も消沈する。現場に到着すると一人だけハゼ釣り人がいた。正直、オッサンと同様に正月のヒマ人達がハゼ釣りに繰り出してると思ってたんだけど、ヒマ人なのはオッサンだけだったらしい。その釣り人は誰かと思ったら【Sir midnight】氏だった。【Sir midnight】とは、真夜中に辺境のハゼ釣り場でナイスな釣果を叩き出す常連さんで、オッサンが勝手に付けたアダ名。新年の挨拶を交わし、少々雑談。聞けば【Sir midnight】氏は昨日の元日も来ていたらしく、「さすがに昨日は一人だけで寂しかったよ!」らしい。さすが【Sir midnight】氏だ。真夜中の釣行といい、元日の釣行といい、孤独を噛みしめる男である。孤高の釣り師と別れ、さてどこから始めようかな?と悩む。『秘密の花園2』は広大な釣り場で、現在は二人だけなのでポイントは選びたい放題だけど、あまりに遠くまでの移動はカンベン。なので、【Sir midnight】氏の邪魔にならない程度に離れて、ハゼ釣り開始。ハゼ釣りの準備とは言ってもいつも通りまずは竿の準備から。本日はいつもの【行雲流水】ではなく、【小魚名人】をチョイス。この竿は以前オッサンがブチ折って、竿先だけチェンジした復活竿。しばらく忘れてたんだけど、大掃除の時にふと出てきて、日の目を見ることになりました。1.5mの長さの穴釣り専用竿として使っていて、行雲流水と同じような柔らかめのフィーリングで使いやすい。しばらく忘れられていた【小魚名人】エサは、アミエビとボイルベビーホタテ。この釣り場では、大きめのエサはハリ掛かりが悪いので掛かり重視のエサが吉。ホタテはまだ解凍中仕掛けは、今年もハリス3cmの胴付き仕掛け。通常、ハゼの穴釣りとなると中通しオモリを使った一直線の仕掛けが多い。オッサンもいろいろやってみたんだけど、最終的には夏のハゼ釣りでも使っている胴付き仕掛けに落ち着きました。余計な抵抗がないから、ハゼの居食い系のアタリが良く分かるのが理由かな。もう何年もず〜っとこの仕掛けでやってるんだけど、全然改良点が見つからないんだよね。これ以上、進化しようがない仕掛けなのかな?アラを見つけようとしてはいるんだけど…水温は11℃で、たぶんこの水温が底なんだと思う。冷たいは冷たいが、驚くほどでもない水温。11℃以下にはならないのかな?準備完了にて、2023年の釣り開始じゃ〜!ハゼの穴釣りで1束達成まずはテキト〜な穴にスルスル落とすと、深さ30cmほどの浅めの穴。今現在はほぼ干潮だから、浅めの穴でもハゼがいればアタって来ると思うが、どうだろう?オッサンはその穴で初めての投入の場合は、けっこう長めに様子を見ることにしている。さすがにこの時期になると、水温が低くてハゼも鈍くなるのか、身体が動かないのか、警戒心が強くなるのか?落としてすぐにバク!っと喰ってくることも少なくて、しばらくしてから漸く喰ってくることが多い。もちろん、落としてジ〜っとしているのではなく、スン、スン…と数cmエサを揺らしたり、時にはス〜っとゆっくり持ち上げたりと誘いは入れてます。こんな感じでやっていると、チョンチョン!と竿先を揺らしてくる。「いた、いた!」ス〜っと一秒間に3cmほどのスピードで竿をゆっくり上げると、クン!と引いてきた。「来た〜!」2023年お初のハゼ君が上がってきた。サイズは、まぁこんなもんだろうて…最初の穴の一投目でハゼが上がってきたので、2023年は幸先の良いスタート!すかさず同じ穴へ再投入すると、すぐにアタって来る。一匹喰ってくると、その穴内は活性が上がっているので、ザワついている間に一気に勝負をかける。お次は少しサイズアップその次はご愛嬌最後は尾ビレがハチワレの良型最初の穴から7匹上がってご機嫌なオッサン。さすが正月のご祝儀相場である。次もすぐに釣れる穴が見つかるんだけど、やはりサイズが10数cmクラスが多いな。せっかくの穴釣りなんだから、アベレージが15cmクラスは欲しいところ。この釣り場へ通い始めだった頃はもっとサイズが揃っていたんだけど、だんだんと小ぶりになってきている。あまり大きくないハゼでも、しっかり婚姻色が濃くなってるし。このサイズでもこの黒さもう1月で今月中でハゼ釣りも終了だと思われるので、この釣り場はこんな感じでフェードアウトしてゆくのかな…?終わりが見えてきたハゼ釣りを感じて、ちょっと寂しくなるオッサン。ある穴でモゾモゾとした振動が伝わってきた。「ん〜?カニかな?」竿を上げてみると、カニなら根掛かりみたいになってから外れるんだけど、ンモ〜!って感じで重いんだけど、竿が上がってくる。ゴミでも引っ掛かったのかな?って思ってたら、上がってきたその姿はモクズガニだった。通常、このクラスは穴から引っ張り出せないんだけど、今日は上がってきた!お〜、モクズガニが釣れた!良い出汁がとれるから、好きな人は持って帰るんだけど、今日は誰もいないので即リリース。釣り開始から2時間ほどで【Sir midnight】氏が帰ってしまい、広大な釣り場にはオッサンひとり…確かに、誰もいない釣り場って寂しくなるな〜とは言え、本日は”ある目標”があるので頑張らねばならない。本日のハゼ釣りも後半に突入し、朝方よりもアタリが減ってきて厳しくなってくる。ひとつの穴からの連打が明らかに少なくなり、アタって来る穴も少なくなってくる。「マズイな…」焦り始めるオッサン。と思ってたら、ある穴で重量級の引き!穴から引きずり出し、水中を泳がせているその姿は「コレ、(20cm)いったんぢゃね?」なサイズ。必要以上にハゼを疲れさせてからのセイフティな取り込みでのサイズは?18.5cmかよ!チキショー!全然届いてないじゃんかよ〜気を取り直して再投入すると、またしても重量級の引き!穴から出現したそのお姿は「コレ、(20cm)いったんぢゃね?その2」なサイズ。同じく水中を泳がせてクタ〜っとなってからの取り込み。ハゼの重みで柔らかい竿がかなりしなり、ドキドキしながらサイズ計測。またしても18.5cm程度じゃん!チキショー!さっきよりも強い引きと重さだったのに〜!まぁ、魚体も太くて、尾ビレも立派だからこその重量と引きという事だったのかな。20cmオーバーじゃなかったけど、二連打で大型サイズが上がってきて楽しいオッサン。残り時間もわずか。今日はハゼ釣りの後にも用事があるので延長は許されない。ハゼの反応はますます薄く、少なくなっている。果たして…タイムリミットの12時を数分過ぎた時点で目標達成にて納竿。3時間30分ほどで1束(100匹)達成!なんとか目標達成しましたこの釣り場に通い始めてから、密かにやろうと思っていた1束釣り。穴釣りで100匹なんて無理だと思ってたけど、『秘密の花園2』の異常な釣れ具合なら『やれるぞ!』と。いつまで数が釣れるか分からなかったから、釣れるうちにやっておこう!と思ってて、本日、年明け初釣行の記念にやってみました。まさかの1月にコレだけ釣れるのもスゴイ釣り場だな〜今日は誰もいないので、ハゼ達は全てお帰りになられました。スタートダッシュは決められたので、2023年は良い年になるかもしんまい。っと思ってたら、ハゼ釣り後の初詣のおみくじでは三年連続の【末吉】が…今年もやっぱりトホホなのかな〜次の記事>>>「2022年42回目のハゼの穴釣りは耐えられん!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年42回目のハゼの穴釣りは耐えられん!
    2022年度42回目のハゼ釣りは釣れなさに、たっ、耐えられん!2023年1月9日。2022年度42回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園」KL?→KL?→KR?※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:170cmほぼ満潮)〜12時00分くらい(潮位:108cmほぼ干潮)中潮釣果:マハゼ5匹(15〜18cm) 竿:大阪漁具(OGK)「小魚名人」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けまたしてものっぴきならない事情により、ハゼの穴釣りの数釣りが出来る『秘密の花園その2』を断念。しょうがないので、久しぶりに『元祖!秘密の花園』へ行ってきました。もう時期的に『秘密の花園』は終わってるハズなんだけど、今だに粘っている仲間情報によると「そこそこ釣れている」らしい。この”そこそこ”加減は、人によってサジ加減が違うので何とも言えないが、詳しく聞くと「ツ抜け(10匹)くらい」らしい。まぁ、悪くない。ハゼ釣りで10匹と聞くと、「エ〜たったそんだけ!?」と思われるかも知れませんが、1月の釣果ですよ!このクソ寒い真冬に、夏の魚であるマハゼが釣れること自体が奇跡であり、驚愕でもある。オッサン界隈ではもう麻痺してるので何とも思わないが、釣れるハゼのサイズが17〜18cmは当たり前で、最大サイズになると20cmを越える。冬のハゼ釣りをやったことない方にこのクラスのハゼを見せると、「コレってハゼなの?」っとその巨体に例外なく驚かれる。そのハゼが今だに10匹”も”釣れるらしい。例年ならそろそろ釣れなくなって、穴釣りも終わる頃なんだけど、今年は暖かい陽気のせいか釣れてるね〜とは言え、たかが10匹である。オッサンが今季から通い始めている『秘密の花園2』のハゼ釣り場の前回の釣果は、1束(100匹)だった。まぁ、内容的には10数cmクラスが7割で小さいハゼが多いけれど、1月なくせに、とにかく数が釣れている。愛車を漕ぎながら『秘密の花園』に向かうが、「ど〜せ釣れねぇんだろうな…」とふてくされモードだ。釣り場に到着するとH2氏がいた。サツがてら釣れ具合を伺うが「………。」聞くだけ無駄だった。だよな〜!他の釣り場に行くアテも無いもんだから、渋々釣りの準備を始める。本日も竿は最近復活した「小魚名人(1.5m)」柔らかめの竿なので、良型大型の穴ハゼをハリ掛かりさせると、グ〜ンっと曲がって心地よい。よく見ると傷だらけだな…エサはアオイソメ。この釣り場ではしっかり喰わせてから、ハリに掛ける釣り方になるのでイソメ餌が吉。数日前にたまたま友人から貰ったんだけど、『秘密の花園』で釣りをする運命だったのカモしれない。喰わせるハゼ釣りにはイソメだね水温は12℃で少し温かいが、だから釣れるとは限らない。ちょっぴり温かいが…釣れなくはないが…さて準備完了にて釣りを始めるが、ハテ?どこからやろうかな?5秒ほど熟考し、まずは実績穴からやってみよう!深さ1m近くある穴がいくつかあるエリアにやってくる。この穴で釣れなければかなり厳しくなるぞ!今現在は満潮からの下げ始めで、状況的にも良い潮加減。潮的には釣れるはずなんだけど…スルスルと仕掛けを落とす。もうこの時期なので、恐らくはすぐには喰ってこないだろうから…、っと長めに探ってみる。もちろんジッとしているわけではなくて、ツンツン!と餌を揺らしたり、ス〜っと数cm上げてみたりと誘いを入れ続ける。んがしかし!な〜んの生命反応もない。手当たり次第に落としてるんだけど、なんもない。たま〜にダボハゼが突っついたり、掛かってくるんだけど、マハゼは全くの無反応。絶対!良い穴にはハゼは潜んでいるハズだけど、喰ってこないんだよね〜恐ろしいことに、この間約2時間もハゼのアタリはほぼ皆無。ココまで粘るのもど〜かと思うが、諦めない者にハゼの女神は微笑む。一度だけハゼがアタって来て、慎重に喰わせてから「ココだぁ!」というタイミングでハリ掛かりさせたんだけど、掛けた途端に根掛かり。ハゼがハリに掛かっている振動は伝わってくるんだけど、どうしても根掛かりは外れず、泣く泣く仕掛けをぶった切る。チクショ〜!貴重なハゼを掛けたのにぃ〜!!その後もハゼの反応はなく、根掛かりが多発し、仕掛けをロストしまくる。オッサンのイライラが最高潮に達している時に、バッドタイミングでO氏からの電話。「んだよ!コッチはそれどころじゃねぇ〜んだよ!」の気持ちを抑えに抑えて電話対応。「朝からやってもダメだよ。昼くらいの暖かくなってからじゃないと釣れないよ〜」っと、今更ど〜にもならないアドバイスをぶつけてくる。オッサンのイライラの火に油を注ぐO氏の心無いテレコール。釣れないからってイライラするのは大人気ないと自分でも分かっちゃいるけど、オッサンはすこぶる短気なのである。『釣りは短気な方が向いている』とよく言われるが、オッサンはそうは思わない。【短気は損気】と言うように、やはりイライラしながら事にあたるとロクな事がない。現にイライラしながら釣りしてても、釣れるものも釣れないことがほとんど。しっかり探ったりとか、喰わせたりが出来ない丁寧さを欠いた釣りになってしまい、余計ダメな釣れない事態になってしまう。んで、釣れないから余計にイライラがつのる悪循環…こんなんじゃ〜、せっかく楽しい釣りに来ているのに、本人が一番つまらない。そんなイライラの業火に、ガソリンをブチ込んでくるO氏。目の前にいたら、そこはかとなく殺意が芽生えていただろう、そんな状況だった。ココで慌ててもダメなものはダメだ。気分転換に大きくポイントを移動することにした。ど〜せダメなら玉砕覚悟で全然違うエリアでやってみる。やって来たのは、普段からあまり釣り糸を垂れないエリアなんだけど、こっちにはこの釣り場で今だに粘っていたT氏とK氏がいた。アレ?こんなところにいたんだ!二人ともちょうど釣り始めたところだったらしい。この二人はこの釣り場を熟知してて、釣れる時間帯にやって来たようなので、これからは期待できるかもしんまい。適当な穴というか岩陰に落とすと、すぐに反応があった!スン!スン!と間違いなくハゼの反応。大きく引っ張ってこい!と雨乞いの心境で本アタリ方を待っていると、ス〜ン!と大きく竿を拝ませる。来た〜!っと、アワセるとしっかり掛かった。必要以上にハゼを泳がせ、疲れさせてからのセーフティな取り込み。一匹目。18cmやっと釣れたよ〜!今日は本当に人生初のボウズを覚悟したので、すんごいホッとしました。先程のイライラは一気に吹き飛んだ。そのイライラの原因は、ボウズへの不安だったんだと思う。まぁ、O氏のせいでもあるんだけど…釣りのイライラは、釣れることで解消する。不思議な事に、心が落ち着くと釣れ始める。同じ穴からもう一匹上がってくる。17cmまたすぐにもう一匹。これも17cmってところO氏のアドヴァイス通り、お昼頃に水温が温かくなって来ないと…というのは本当だったらしい。釣れるのは岩陰みたいな浅い場所ばかりで、深さのある「絶対ハゼいる!」と思われる良穴からは全くの無反応だった。その後はなかなかアタリも遠くて…アタって来ても、ハリ掛かりが浅くて水面でハゼが逃亡する、意図しないリリースが4回…やっぱ、掛かりが浅い時は分かるんですよね〜「あ、まだ浅いから(ハリに)掛からないで!」と思ってても、ちょっと掛かって穴から上がってきちゃう事が。こういう時はまずハリから外れます。貴重な穴ハゼが、ハリから外れて穴の中に消えてゆくショックは、経験したものにしか分からないデカダンス。結局、お昼頃過ぎに納竿し、わずか5匹…たったコレだけかよ…T氏とK氏は「これからが釣れるんだよ!」と言ってたが、オッサンは朝からやってたからもういいや…例年のこの時期だったら「釣れて良かったね!」な釣果だけど、『秘密の花園2』の異常な釣れ具合が基準になってるから、コチラの全然釣れない状態に我慢がならなかった。穴釣りって、数よりもサイズのプライオリティの方がはるかに高いのは理解しているが、釣りは釣れる方が楽しいというのも真理だと思う。もちろんサイズと数の両方を満足させる釣りができるのが一番だけど、なかなかそうもいかないんだよね〜今日は、久しぶりの『元祖!秘密の花園』だったけど、なかなか厳しいね〜釣れれば型が良いから20cmオーバーを狙うなら、コッチの釣り場だろうな。しかし、今季のオッサンは『秘密の花園2』がいつまで釣れて、どのようにフェードアウトするのか確認したいので、2022年度(2023年初旬期)中は『秘密の花園2』に通ってみたいと思ってます。次の記事>>>「2022年43回目のハゼ釣りはそろそろ終わりの気配…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年44回目のハゼ釣りはまだ悪あがきだ!
    2022年44回目のハゼの穴釣りはラストスパート!2023年1月22日。2022年度44回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ時々薄曇り釣行時間:8時30分(潮位:165cm下げ3分)〜12時00分くらい(潮位:94cm干潮)大潮水温分からじ。水温計忘れた釣果:マハゼ52匹(11〜17cm) 竿:大阪漁具(OGK)「小魚名人」1.5m 道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アミエビ&ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け今季最強寒波襲来!らしい。だいたい寒さの底は1月終わりくらいだから、寒いのは覚悟の上なんだけど…昨日は厳寒&強風だったから、ハゼの穴釣り場『秘密の花園2』も誰も釣りしてないだろうと思ってた。んがしかし!釣り仲間のKR氏とMR氏は、あの地獄の釣り場にいたらしい。しかも二人とも3匹の貧果…釣りだからいつも釣れるとは限らないけど、ど〜みても釣れる要素がない状況でも、あえて釣り糸を垂れる心意気。あんたらは真の勇者だよ!そのバイタリティーは見習うべきかもしれないが、真似するべきでもないだろう。一夜明けた本日、オッサンも『秘密の花園2』へやって来た。釣り場に到着すると顔を知っている釣り師が何人もいた。修羅場だった昨日とは違い、穏やかな本日は寒いとはいえ風も無い釣り日和。その中には昨日もココにいた勇者MR氏もいて、昨日の勇者っぷりを拝聴した。話を聞きながら思ったが、この人って土日の両日ハゼ釣りしてるんだよね。たぶん祝日も…すげぇ〜やる気だ!と思う反面、大丈夫か!?と心配にもなる。釣り仲間には、このように「一体、いつ休んでるの?」とツッコみたくなるほどの高頻度で釣り場にいる輩も多い。釣りは悪魔の趣味と言われ、その中毒性は”エクスタシー”や”ラブドラッグ”なんぞ目じゃないね!『ちょっとだけ試してみない?』『やせられるよ!』『1回だけなら平気さ!』そんな甘い勧誘にほだされ、乗ってしまったら最後。自分が何をしでかしているのも気づかずに、骨までしゃぶりつくされるのが釣りの魔力である。そんな危険なMR氏と5mほどの距離を保ちながら本日の塩梅を伺うと、「始めたばかりで3匹釣れたから、今日は釣れるかもしんまい!」とのこと。確かに!寒いとは言え、今日は陽が照っているので釣れないことはないだろうて。オッサンの拙い経験上、穴釣りって陽が出ている方が絶対的に釣れる。おひさまは偉大だ!という訳で、期待をしながら釣りの準備。MR氏の邪魔にならないように50mほど離れて陣取る。本日も使う竿はいつもの「小魚名人(1.5m)」軽く柔らかくて、ハゼを針に掛けると小気味よくしなるんだけど、そろそろ経年劣化で固く粘りが無くなってきた感じ。根掛かりを外そうとブンブンやって、バキッ!と折れるのも時間の問題な気もする。この竿は一度折ってしまったことがあって、さすがに次折れたらダメだろう…モノはどんどん古くなり、いつかは壊れる運命だから、しょうがないか…かなり手荒く使ったからな〜本日使う餌もアミエビ&ベビーボイルホタテ。ここら一帯のハゼ釣り場のご意見番O氏から、生芝エビやら生サクラエビやらいろいろ貰って試してみたけど、ハゼ釣りの餌として合格したのはアミエビのみ。他の餌も釣れなくはないんだけど、あえて使い続けるほどの性能でも無かった。今思えば、O氏はオッサンを利用して釣れるかどうかの実験をしていた節があった。まぁ、オッサンもいろいろ試すのは好きだから別に良いんだけど…こういうのは、仕掛けや釣り方によって釣れる釣れないがあるから、どの餌が良い悪いは一概には言えないけど、オッサンが使う餌として生き残ったのはアミエビだった。ちなみにベビーボイルホタテは、オッサンの中では不動のヴェスト餌なのは言うまでもない。ず〜っとハゼ釣りの餌として使い続けてきたので、もう人間様の食料として見れなくて、ホタテを食べると「ハゼのエサ食ってるよ…」とブルーになるほどだ。両エサ共にまだ凍っている使う仕掛けはいつものようにハリス3cmの胴突き仕掛け。金針は別にこだわってる訳ではない準備完了にてさぁ釣るぞ!と意気込んだが、まだ餌が凍ってるので使いもんにならず…なので、ブレックファースト。ホットスポドリ&栗ようかんというトホホなラインナップモグモグしながら気になるのが潮位。本日は大潮で、今現在はドンドン潮が引いてる状態。『秘密の花園2』は潮位が低くなると厳しくなってくるので、一刻も早く始めたい所存でございまふ。潮がみるみる内に低くなってくるもう待ってられないので、口にようかんを入れたまま釣り始めるが、いきなりむせて咳き込む。オッサンももう歳なので、最近はやたら誤嚥が多い。もともとあまり噛まずに食べ物を飲み込んでしまうんだけど、最近は、水や自分のツバを飲み込んでもむせてしまうほど。「オラは、こうやって死んでゆくんだな…」こんな辺境の釣り場で倒れたら、救急車来るのかな?それとも、淀ちゃん(マッコウクジラ)みたいに沖合に曳航されて沈められるのかな?くだらないことを考えながら、やっと餌が付けられるくらいに解凍完了。アミエビとホタテのコラボ餌海に返る日を夢みながら、ようやくハゼ釣り開始。まぁ、”一応”数はそこそこだが…適当に目に付いた穴に落とすが、シ〜ン…と生命反応がない。もうこの時期なので、餌を落としてすぐに喰ってくることは稀。スンスン…と数cm竿先を上下させて、餌を揺らして誘ってみるが、な〜んも反応なし!ヒャ〜!思ったよりも厳しいな。今のところまだ潮位があるから、そこそこの深さで勝負出来るけど、大潮の早い潮の流れを見る限り、早めに勝負を掛けないと状況は悪くなるばかり…と言うのは分かっちゃいるけど、アタって来ないことにゃ〜こちとらもやりようがない。せっかちなオッサンだけど、辛抱強く30秒ほど長めに誘いながら、三つ目の穴でやっとハゼのアタリが来た!この時期にありがちなのが、スンスン…とアタって来るが、大きく引っ張る本アタリがなかなか来ない事態。ムムム…、敵がそう来るなら、こちとらにも考えがある。アタリをハゼ任せにしてもラチが明かないので、ス〜〜〜…っと、ゆ〜っくり竿を上げ続ける。このスピードは喰いの加減によって違うんだけど、今日みたいに寒くて厳しい時は1cm/秒くらいかな。すると!餌を逃すまいとハゼが引っ張り返して来るや否や(=as soon as)アワセを入れる作戦。というわけで、本日の一匹目が上がってきた。まずはボウズ逃れでホッとする同じ穴からすぐに釣れてくるが、サイズは…だ!しかし、このクソ寒い時期にハゼが釣れるだけでもヨシとしないとやってられん!サイズうんぬん言ってられんわぃ!同じ穴でまだ釣れるが、もうトホホなサイズだ。釣れるとは言え、コレはさすがに…とりあえず、最初に釣れた穴から4匹釣れたのでヨシとしましょう!次のアタリ穴を探すが、そう簡単にはアタって来ないんだよね〜経験上、ハゼがいる穴ってなんとなく分かってくるんだけど、「コレはハゼいるだろ!」って穴に落としても、音沙汰なしも結構ある。たぶん、ハゼはいるんだろうけど喰ってこないだけ…と信じて仕掛けを落としてゆく。っていうか、無理にでもそう思い込まなきゃ〜、こんな極寒のなかでハゼ釣りしてられん!どうやったらハゼが喰ってくるのか?を試行錯誤するんだけど、やることなんて少なくて、エサを大きめにして目立たせたり、長めにチョンチョン!と誘い続けたり、何度か入れ直したり…この時期にありがちなのが、カスるようなアタリの後、もう喰ってこない事態。明らかにハゼのアタリなんだけど、こんなしょぼいアタリではとてもアワセを入れらんない!一旦竿を上げてから、再度ゆっくりめに仕掛けを落としても、またしてもカスって来る。グ〜ン!と引っ張る本アタリが来ないんですよね〜んで迷うのが、この穴でもう少し粘るのか?それとも次の穴を攻めるべきか?こういうのって小ハゼが多いいんだけど、たかが小ハゼのために時間と労力をかけるのか?大ハゼを期待して、居るのかどうかも分からない、次の穴に移動するのか?迷うんですよね〜!こういう時はすぐ近くの穴に移動して、しばらく時間を置いてから、またカスリ穴に戻って来るとアッサリ釣れることも多い。まぁ、逆にアタって来ないことも多々あるけどね。本日は、釣れた穴からは2匹くらい釣れる事が多いかな。実際にはもっとハゼがいて、アテっては来るんだけど、ハリ掛かりが甘かったり、餌だけ咥えて上がって来たりでのバラシが多い。そんなハゼはもう喰ってこなくて、この時期の貴重なハゼの姿を見ただけでのバラシはたいそう悔しい!前回でも書いたんだけど、こんな訳でバラシが多いから、釣り上げたハゼを立ったまま手でキャッチなんてリスクMAX。だもんで、今週も竿にハゼをぶら下げたまま大きめの平場の石の上まで持ってきて、安全地帯でハゼを押さえつけ、ゆっくり落ち着いてハリを外すオッサン。傍から見たら「何やってんだ、アイツ?」と思われるだろうが、コレで良いのだ!現に、安全地帯にハゼを置いた途端に自動的にハリから外れる事も多くて、「手でキャッチしてたら危なかった!」と思う事が何度もあった。ハゼって奴は、ビクの中に入れるまでは油断できないのである。時間とともに潮位は低くなり、お昼近くの干潮時間帯には、下から二列目くらいの石にしか水が浸らない程度になった。かなり厳しい状況だけど、目標の50匹まではもう少しなので、アタって来るハゼを見つけなければならない。深めのめぼしい穴なんてもう無いから、こういう時は横穴があるスポットを探す。上から覗き込んで横に穴がある場所に餌を落とすと、ハゼがいる確率が高い。ハゼも隠れる場所が無いもんだから、下がえぐれてる石の下にいるんだけど、餌を喰ってこなけりゃ〜いいもんを、ちょっかい出してくるから釣られてしまう。「どんなにどんなにもがいても、ハリが喉から取れないヨッ♪」っという懐かしい歌があったが、今思えばアレってハリを飲まれている状況で、下手な釣り人の話だよね。そんな話はど〜でもいいが、餌が喰いたくて我慢できない気の毒なハゼが上がってくる。ちょうどお昼過ぎに、目標達成にて納竿。3時間半で52匹。数はそこそこいったけど、15cmにも満たない小ハゼがほとんど…小ハゼ揃いでビクがスカスカだ〜最大サイズはせいぜい17cm。コレで最大か…小さくても一丁前に腹側は真っ黒で、もうハゼ釣りシーズンも終わりが近い。こんなサイズでも真っ黒この感じだと、もうそろそろハゼ釣りシーズンも終了ですね。他の釣り場の常連たちは、既にシーズン終了宣言も聞こえてくる。たぶん、この釣り場も釣れるハゼのサイズがミニマム化して、数も上がってこなくなる感じで終わるんだろうて…オッサンも、次の釣行でそろそろおイトマしようかな…次の記事>>>「2022年45回目のハゼ釣りは恐怖の夜釣り」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年45回目のハゼ釣りは恐怖の夜釣り
    2022年度45回目のハゼ釣りはまさかの夜釣り…2023年1月28日。2022年度45回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:旧江戸川(葛西大橋付近)天気:晴れ釣行時間:16時30分(潮位:65cmほぼ干潮)〜20時00分くらい(潮位:121cm上げ7分)小潮水温:7度釣果:マハゼ12匹(6〜18.5cm)オッサンとI氏の二人分 ロッド:ダイワキスV(1.8m)&SZM PACK-STICK10-240(2.4m)リール:ダイワREBROS 2004H&シマノACCORTXT 2500Sハリス:フロロカーボン1号ハリ:流線7号オモリ:小田原8号エサ:アオイソメ天秤での40cmと20cmの振り分け仕掛け釣りモノによって違うけど、「夜は釣れやすい」という事をよく聞く。『夜は暗いから、魚の警戒心が薄くなるからなのかもしれない』とオッサンは勝手に想像している。コレは、あくまでオッサンの想像である。なにせオッサンは、夜に釣りをすることがほとんどないからだ。釣り仲間からは、夜は良型・大型が釣れる!というのを良く聞くんだけど、オッサンはやろうとは思わない。ナイスな型を釣りたい欲望は人一倍あるんだけど、夜に釣り糸を垂れるとなるとハナシは別だ!確かに面倒くさいという理由もあるんだけど、もっと他の理由により、夜は水辺に近づかないようにしている。まぁ、ココまで言えば察しがつくと思います。その通り!超自然現象的なお話です。信じる信じないはあなた次第なんですが、オッサンは信じる云々以前の問題で、実際に数々の体験をしているもんで…歳とってからは、感性が鈍くなったのか、モウロクしたのか、ソレラと絡む事は無くなったけど、ギンギンに尖っていた若ぇ〜頃はそりゃ〜酷いもんだった。ほぼ同居していたような状態だったので、その手の体験は日常生活の一部で、当たり前だった。オッサンの経験上、昼夜問わずどんな場所でも、エニタイム&エニプレイス関係ないんだけど、それでも夜と水辺はヤバい事が多い。だもんで、それらが合わさる夜釣りなんて、ほぼ自殺行為に等しい。という理由で、今まで避け続けてきた。そろそろ、2022年シーズンのハゼ釣りも終わりの香りがしてきた。名残を惜しむように、釣り仲間のI氏からハゼ釣りのお誘い。なんでも、旧江戸川にて、チョイ投げで良型大型のハゼが釣れてるらしい。「ご一緒にどうですか?」オッサンも穴釣りばかりで少々マンネリ化していたので、ふたつ返事で行ってみることにした。必要なアイテムやらどんな感じやらの打ち合わせの最後に「んだば、15時に迎えに行きます!」はぁ?15時って何?そうだった!この人は最近夜釣りばっかりしてる人だったぁ!I氏はナイトゲーム当然で話を進めていて、片や、オッサンは明るい日中の釣りで考えていた。この衝撃に気付いた時には既に遅し…恐怖の夜釣りに行くハメになったのでした。行くとなったら、こちとらも準備をしなければならない。チョイ投げ釣りのアイテム達は、チョチョイのチョイで準備完了。いちばん大事なのがお守り。強力なお守りを3つ厳選し、持参する。もっと厳重に身体中に経文を書くべきか?とも思ったが、露出する頭部は無理だよね?耳なし芳一のように、耳だけならともかく、頭ごともぎ取られてはシャレにならんので経文作戦は止めておいた。とにかく、夜の釣り場へいざ!明るいうちに釣りの準備をば時間通りにI氏が迎えに来てくれた。本日の現場は、旧江戸川の葛西大橋のたもと。You Tubeでよくハゼ釣り動画をやってて、今の時期ならチョイ投げでナイスなハゼが釣れるとか釣れないとか…現場のすぐ近くにコインパーキングがあるから楽チンだ!釣り場へ到着すると既に10人くらいの釣り人がいた。半分くらいはルアーマンで、ビュンビュン投げている。もう半分くらいは、大人しく釣り糸を垂れているから、たぶんハゼ釣りだと思うけど遠すぎてよく分からじ。こんな時期にもそこそこ釣り人がいるのねI氏曰く「17時くらいからハゼが出勤するから、時間的にまだ早い」らしい。明るいうちに釣りの準備。ロッドは出発前にセッティング完了していたので、まずは竿立てから。当然ながら、オッサンは竿立てというオシャレなアイテムは持ってない。たかがハゼ釣りなんぞに、雀の目ヤニほどの蓄えを使うわけにもいかんので、今持っているモノを有効活用する。『三脚』といえば、カメラ用のあったので、コレを使うことにする。安っぽいカメラ用の三脚この三脚に、竿を掛けられるようにすれば良いだけの事だ。っという訳で、竿掛けアイテムを作ってみた。単純にこういう感じスチールのフラットバーの両端に、Rの金具を溶接しただけ。簡単、簡単。問題はこのアイテムと三脚の接合部。日本にはボルトの規格が、ミリ単位とインチ単位が混在している。ミリが一般的なんだけど、インチもそこそこ出回っているから厄介だ。ミリは「とお(10)ミリ」とか「12ミリ」とか分かりやすい呼び方なんだけど、インチの方は、1/4インチは「二分(にぶ)」、3/8インチは「三分(さんぶ)」とか日本独自の古臭い呼び方。インチなんて普通は分からないのが当たり前だよね〜当然ながら、ミリとインチに互換性はない。んで、オッサンが持ってた三脚のカメラ固定部は、1/4(二分)のボルトだった。なんでインチなんだか…しょうがね〜な!と会社を物色し、二分のタップを見つけた。タップとはネジ山を作るアイテムで、下穴をあけて、ボルトネジみたいのをグリグリと回転させながらねじ込むとネジ山が出来る、ご機嫌なアイテム。この作業を「タップを切る」と言いますが、今どきはあまりやらんわな〜竿掛けパーツの真ん中に二分のタップを切れば完成!簡単、簡単。三脚と合体すれば、なんちゃって竿立ての出来上がり〜こんな感じになる元々はカメラを色んな角度に固定できるので、凸凹の地形に三脚を立てても、竿掛け部の角度を調整すれば簡単に水平がとれる。意外に使えるかも!強度はちと弱いが、ハゼ釣りに使う程度だから、ど〜でもいいや!お次は仕掛けの準備。本日はチョイ投げなので、天秤仕掛け。天秤は、今は使ってないけど、シロギスで使っていたアーム部が立ち上げるタイプの奴。小田原オモリとあわせるとアームが立つ!ハリスは、長さ40cmと20cmの振り分け式の二本針。二本針なら枝ス式が一般的で使いやすいけど、せっかくこの天秤を使うので、振り分け式の方が餌がフワフワ動いて、ハゼが喰ってくるという作戦。針は流線の7号。手持ちじゃなくて置き竿なので、向こうアワセ用の針にしました。向こうアワセの流線針餌は、オッサンはアオイソメで、I氏はオレンジイソメ。こういうところにやる気というか、財力の差というか…水温は7度で、ここしばらくは寒い日が続いたし、日が暮れてきたので冷たいな〜ヒャ〜!冷っこい!まだ明るいから釣れないんだけど、適当に放り投げておく。I氏とオッサンで4本竿体制暇なので、まずはオヤツをやっつける。釣り場で食べるのって、いつもより美味しいよね!釣り場の対岸は夢の国。向こう側は、カップルや家族連れが甘酸っぱい声を上げているが、こちとらは、このクソ寒い中で震えながら、魚とイソメ臭くなりながらの夜釣り。川を挟んだだけで、天国と地獄のギャップ。「ここは三途の川か?」悔しいので、ネズミの耳のカチューシャでも付けながら釣りすっか?それともホーンテッドマンションのメイドみたいなカチューシャが良いかな?そもそも、オッサンがそんなの付けてたら何のプレイだろう?って思われるよね?しかし、それ以前に通報されるだろうて…対岸は夢の国のホテル群極端なギャップを噛み締めながら、竿先を眺めるが、未だに何の生命反応もなし。今現在は干潮時間帯なので、これから潮が上がってきたら期待できるかもしんまい。これからが勝負!釣れなくもないが…次第に辺りが暗くなり、魑魅魍魎が跋扈する時間帯に突入してくる。オッサンはお守りを握りしめ、緊張が走る時間帯。不意にI氏が挙動不審に!何かが憑依したのか?と思ったら、「アタった!」と猛烈にリールを巻きはじめた。上がってきたのは本日の一匹目。お〜!釣れた釣れたI氏の言った通り「暗くなってくると釣れる!」は本当だったらしい。ガンガンにアタる訳じゃないけど、忘れた頃にアタっては来るが、針掛かりしないハズレが多い。オッサンの方にもアタっては来るが、「また掛からなかったか…」とリールを巻いていると、申し訳無さそうに本日の一匹目がくっついてた。こんなのも釣れるんだ…当然、即リリース。置き竿で手持ち無沙汰なもんだから、事あるごとにリールをチョロっと巻いたりして、ついつい竿をいぢくってしまう。恐らくは、ハゼはゆっくりと餌に近づいてくるんだろうから、いぢくり過ぎも良くないんだろうな…でも、ヒマだし…今まではオッサンの方は掛からない程度のアタリが多かったけど、やっと分かりやすいアタリが来た!リールを巻くと明らかに魚が付いてる手応え。この二匹は一荷で釣れた!そして、この一荷を皮切りに忙しくなる。二人の竿に頻繁にアタリ出した。忙しくなってきたぞ!型は小さいんだけど、こんな時期だから、釣れればヨシとしましょう!挙句の果ては、こんなんまで…↑しつこいぞ!最初はゴミかと思ってたら魚で、ダボかと思ったらハゼだった。こんな時期に、まだこんなサイズがいるんだ!この小ハゼを最後にパッタリとアタリが無くなった。アタリ出したのは僅かに10分程度…その後はたま〜〜〜にアタリはあったが、針に掛からず…そして、何のドラマも無く納竿。3時間半で、バケツに入ったのはオッサン5匹で、I氏7匹の計12匹。厳しいな〜!たぶんハゼがアタって来るレンジはあったんだろうけど、最後までソレが分からず。そもそもがソレが分かったところで、暗くて何も見えないもんだから、どこに仕掛けが落ちたのかも分からず…夜釣りってよく分からんな〜細かい竿の操作やアタリの気配が見えないから、どうしても釣りが雑になってしまいます。きっと夜の方が良型大型が釣れやすいのかもしれないけど、やっぱり釣りは明るい方が良いな〜お守りが効いたのか、オッサンの感性が鈍くなったのか、幸いなことに怪しい出来事は何も起こらずに良かった、良かった。って思ってたら、実はお守りがひとつ行方不明になった。どこを探しても出てこない…同じポケットに手袋を入れてて、しょっちゅう出し入れしてたから落ちたのかな?まぁポッケから落ちた案が濃厚だが、もしそうじゃなかったら、オッサンの身代わりをしてくれたのかもしれない。いづれにせよ、夜釣りは油断がならない。次の記事>>>「2022年46回目のハゼ釣りはいよいよラスト!」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2022年46回目のハゼ釣りはいよいよラスト!
    2022年46回目のハゼの穴釣りはいよいよラスト!2023年1月29日。2022年度46回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:「秘密の花園その2」※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:8時30分(潮位:145cm上げ8分)〜12時00分くらい(潮位:145cm下げ2)小潮水温:8℃釣果:マハゼ20匹(11〜18.5cm) 竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m  道糸:フロロカーボン1.5号ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ:1号相当の重さエサ:アオイソメ&アミエビ&ボイルベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいよいよ、2022年度シーズンもラストのハゼ釣りとなりました。今シーズンはいろいろあったな〜いつもの夏のハゼ釣り場では、工事でマトモに釣り場にすら近寄れなかった。まぁ、だからこそ一般の釣り人が少なくて、数が釣れた年でもあった。冬の穴釣りでは、新たな穴釣り場『秘密の花園その2』に通い始めた。本日も来てるんだけど、こんな時期なのに数釣りが出来る珍しい釣り場で、このような貴重な釣り場は大切にしたいところ。しかし、今季も20cmオーバーは釣れなかったなぁ〜仲間は上げてるんだけど、オッサンだけ釣れないんだよな〜なんでだろ…?日頃の行いと言われれば納得せざるを得ないが、それでもコレだけ数釣ってるんだから、一匹くらいは釣れてもバチは当たらんだろ!昨晩は恐怖の夜釣りだったが、いかんせん釣れなくて、くすぶったハゼ釣りだった。その八つ当たりをすべく、本日も朝っぱらから出撃なんだけど、やはり疲れは残っているようで、愛車を漕ぐ力もヨレヨレだ。寒さと戦いながらチンタラ釣り場に到着すると、いつもよりも多くの穴釣り師達がいた。考えることは皆同じで、本日、1月の最終日曜日で今シーズン終了とする釣り師達。だもんでラストは頑張りましょう!なんだと思う。オッサンも気持ち的には『お疲れ様でした!』ではあるが、2022年度のラスト記念として、一発逆転を目指してあるスポットを目指す。『秘密の花園2』の二回目にもチャレンジした、通称【サルガッソー・エリア】ちなみに『サルガッソー海』とは、北大西洋のバミューダ・トライアングル内に位置する「船の墓場」と恐れられた海域。なんだけど、実際には船の残骸や幽霊船なんてなくて、サルガッソー海にはそれらしきものは見当たらないらしい。伝説の生まれた背景としては、凪が多く、魚が全く漁れない海域だったが故に、船乗りからは忌避されたと言う説が有力らしい。ちなみに海藻が船の進路を妨げるからと言う伝承もあるが、確かに海藻こそ多いものの、航行に支障をきたす程ではないらしい。なんだそりゃ〜!って感じですな。こういう海に関する伝承って大げさな事が多いよね!でも、海は人間の世界じゃなく、ちょっとしたことでも命に関わるから、敏感になる気持ちも分かるな〜ちなみに【サルガッソー・エリア】の呼び名は、通称でもなんでもなくて、オッサンが勝手にそう呼んでるだけでして…このエリアは、広大な『秘密の花園2』でも最奥部に位置する。ただでさえ辺境の地の釣り場へ苦労してやって来て、更に釣り場内での大移動。しかも、良型大型ハゼが釣れるならいざ知らず、釣れないくせに根掛かり率がハンパないので、モチベーションを木端微塵に打ち砕く苦行エリア。なので、誰も釣り糸を垂れないもんだから、もしかしたら超大型ハゼがバンバン釣れるかもしれない、という期待がないわけでもない。ロマンというか、野望というか、我欲を満たすために一発勝負を掛けるオッサン。トコトコと釣り場を移動し、最果てエリアまでやってくるが、こちらは通常エリアとは少し方角が違うので、なかなかの寒風が吹き付けてくる。風で水面が波打って、狙うべき穴がよく見えない。穴が見えないんですが…しかし、大型ハゼ釣っちゃる!と誰もいない釣り場でひとり意気込むオッサンなのでした。やっぱり地獄の根掛かりエリア本日使う竿は『行雲流水1.5m』実は、しばらく使っていた『小魚名人1.5m』は折ってしまいまして…もうかなり使い込んでいて、粘りも無くなり固くなっていたので、もう時間の問題だな…と思っていた矢先、根掛かりを外そうとブンブンやったらバキッ!とね。まぁ、竿は使っていればいつかは折れるから、しょうがないかな…予備でこの竿は二本持ってる餌は、昨日の余りのアオイソメから。大型ハゼ狙いとなると、やはりイソメが良いでしょう。虫餌の方が釣れる型が良い傾向一応、針掛かり重視で垂らしは短めからのスタートだが、喰いが悪くなるので難しいところ…喰ってくるかな?水温は8℃でやはり冷たいな。コレくらいの水温が底になるのかな?さぁ、いよいよ今シーズンラストの穴釣りを始めたいが、風が吹いているので、水面が波立っていて穴がよく見えない。まぁ、適当な穴から始める。狙うは大型なので、そこそこの深さがある穴を探す。このエリアでは、穴選びは慎重にしなければならない。なにせ、一度落としたら根掛かりする確率がかなり高い。無事に仕掛けを回収する最善策は、ハゼを掛ける事だから、落としたらハゼに喰わせにゃ〜ならん。すぐに70〜80cmはある深い穴が見つかるが、生命反応は無し!スンスンと細かく&しつこく誘うんだけど、な〜んの反応もない。このエリアは結構深めの穴が多くて、絶対ハゼがいるはずなんだけどな〜ハゼの代わりにダボやカニがちょっかい出してくる。ダボハゼだったら針に掛けちゃえば仕掛けを回収できるけど、問題はカニだ。こいつが餌を掴むと素直に上がってこないし、竿をグン!とやって餌を離されちゃうと、その勢いで根掛かりが多発する厄介者。案の定、根掛かり多発でみるみる内に針が無くなってゆく…今日は、このエリアを攻める前提だったから針を多く持ってきたんだけど、このままではアッという間に針が無くなる。そして、相変わらずハゼのアタリは全くない。1時間足らずの間に根掛かりで針を8本ロストして、ついに心が折れた。この間は大型どころか、一度だけ15cm程度のハゼが餌だけ咥えて上がってきて、水面でバレたのを見たっきり…コレ以外はアタリさえ無かった。やっぱりダメじゃん!移動じゃ!!2022年度のハゼ釣りも大団円にて終了いつもの側にやって来る。ハゼ釣り人は6人ほど見えるが、それぞれがあまりにも離れているので、釣れてるのかどうかは全くわからない。こちら側のハゼは型は期待していないので、アミエビとボイルベビーホタテがメイン餌になる。イソメ&アミエビ&ホタテの豪華な餌の布陣目につく適当な穴に落とすと、3つ目の穴でハゼのアタリあり!この時期になると、素直にグ〜ン!と引っ張る本アタリがなかなか来ない。前アタリのスンスン!で待ってみたけど、本アタリが無いまま沈黙…「やっぱりこんな感じなのね…」一度回収し、餌を付け直して再度落とすと、すぐに喰ってくる。スンスン…このまま待ってても同じなので、ゆ〜っくりス〜〜〜っと竿を上げると、グ〜ン!と引っ張ったのでアワセると掛かった!とは言え、油断ならないのが今の時期の穴釣り。基本的に喰いが浅いもんだからハリ掛かりも甘いことが多くて、ハゼに好きにさせておくとバレる事も多い。微妙な力加減で穴から引きずり出したら、サッサと水中から上げてしまう。大き目の平らな護岸の上にハゼを下ろしてから、落ち着いてハリから外す。ここで以前にも書いたけど、釣れたハゼを手でキャッチなんてやってたら、せっかくのハゼがポチャ!と落ちる可能性が高いのである。やっと本日の一匹目その穴の活性が良い内にサッサと勝負をかける。すかさず、次も着底と同時にアタって来る!サイズは見なかったことにしよう…んで次も!せめてコレくらいのサイズは欲しいよねアタリがあればこちとらのやる気も出るが、もう一月も終わりのこの時期になると、なかなか来ないんだよね〜絶対ハゼは穴にいると思うんですよ!全部の穴とは言わんけど、そこそこの深さがある良穴には、ハゼはいるはずですよ!ソレをどうやって喰わせるのか?がこの時期のメインテーマになります。オッサンはせっかちだから、ハゼとの我慢比べが出来なくて、すぐに見切ってしまう。オッサンとは対極で、ひとつの穴でず〜っと待ってる仲間もいて「よく我慢できるな〜」と感心する。もちろんただ待ってるだけじゃなくて、チョンチョン!と誘ってはいるんだけど、待てるんですよね。オッサンならもう3つ4つ先の穴まで行ってるよ!な長時間待っていて、それでハゼが喰ってくるんだから不思議なもんだ!こういう釣り方を見ていると、ハゼとの我慢比べも大事だな〜と思うし、やっぱりハゼってたいていの穴にはいるんだな!とも思うが、オッサンには絶対あんな呑気な釣りは出来ないな!と痛感もする。なので、良さそうな穴だったらなるべく長めに待つんだけど、なかなかアタって来ないんだよね〜本日改めて思ったんだけど、イソメの威力ってスゴイな!基本的にアミエビとホタテのコラボ餌でやってるんだけど、粘ってもアタリがない穴で、イソメ餌にチェンジした途端にアタって来る事が多発した。今日はたまたまイソメが当たり餌だったのかもしれないけど、不思議なくらいイソメに喰ってくるんですよね〜特にイソメの尻尾部は特エサだった。頭に近い方は太いから、ハリ掛かりし辛いんだけど、それでもきっちりアタって来た。エビとかホタテ餌を使ってて、前アタリだけで終わった穴でも、必殺のイソメの尻尾を使うと落としてすぐに一気に本アタリしてくる喰いっぷり!コレは、死んだ餌と活きた餌の違いなんだと思う。人間様がいくらチョンチョン誘っても、しょせんは人工的な不自然な動き。反面、活きたイソメはとても自然な動きなので、ハゼの本脳が刺激され、我慢できずに喰いついて来るんだと思う。しかもイソメで釣れるハゼは型が良い!こんなのとかコレも本日最大の18.5cmも全部イソメ餌とは言え、イソメも残り少ないので、ここぞ!というポイントでのスポット参戦を余儀なくされた。イソメ餌を使ってその穴の活性を上げつつ、エビ&ホタテ餌も交えて一気に勝負を付けるという作戦で釣り続けた。という訳で、3時間半ほどで20匹という釣果で、だんだんと釣れなくなってきた。さすがに釣れなくなったな…とは言え、もう1月の終わりでコレだけ釣れるんだからヨシとしなくちゃね!この釣り場『秘密の花園2』は数が釣れるけど型が小さい…という都市伝説は、もしかしたら餌の問題なのかもしれない。今までは、釣れるハゼが小さいから、喰わせる必要が無くてハリ掛かりの良い、ホタテとかエビ餌を使っていた。んがしかし!イソメ餌を使えば数は多少落ちるかもしれないけど、型が良くなるかもしんまい!と思ったんだけど、年配の常連たちはイソメ使ってるけど、たいして釣れてないし型もイマイチなんだよね〜う〜ん…、難しい問題だ。とにかく、本日で2022年度のハゼ釣りも一旦終了となります。次は6月に入ってからか、もしかしたら5月の終わりくらいには、2023年のハゼ釣りも開幕するのかな?来シーズンはどんなハゼ釣りになるやら…週末はほぼず〜っとハゼ釣ってたから、コレでやっと冬眠に入れてホッとしています。釣り場でお会いした多くの釣り師の皆様に深く御礼申し上げます。また釣り場でお会いしましょう!次の記事>>>「2022年47回目のハゼ釣りは終わったハズでは…?」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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