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    2024年43回目の東京ハゼ釣りは新年の夜釣り2025年1月4日。2024年43回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:0時00分くらい(潮位:43cm下げ8分)〜6時00分くらい(潮位:124cm上げ6分)中潮釣果:マハゼ102匹(11cm〜17.5cm)竿:4.5m(ゼロサム初梅)道糸:ナイロン1.5号ハリス:ホンテロン0.8号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け明けましておめでとうございます。2025年もこのトホホなブログにお付き合い頂ける奇特な方がいらしたら、今年もよろしくお願いいたしまする〜さて、いよいよ2025年が始まりましたが、オッサンももう50回以上も新年を迎えているので、これといって新鮮味はない。はるか昔の小学生くらいの時は、大晦日から元日にかけて年をまたぐと、なにか特別感があってワクワクしたんだけど、歳を重ね世間慣れしてスレると無頓着になる。しかし、お正月の特別感が希薄になった原因は世の中のせいでもあると思う。昔はお正月になるとほとんどのお店が休業で、誰しもが出歩かないもんだから、街中がシ〜〜〜ン…と静まり返って不気味な雰囲気だったと記憶しております。片や現代は、コンビニやスーパーは年中無休で、チェーン店も元日営業いたします!は当たり前の時代。お正月とは言え、いつもと変わらない風景だから、そりゃ〜特別感もないわな〜2024年-2025年の年末年始は、『奇跡の9連休』と呼ばれる大型連休。オッサンが勤めるブラック会社も、今年は奇跡の9連休にせざるを得ない状況で渋々大型連休になった。オッサンの年末年始はいつもワイハの別荘で過ごし、寒い日本とはおさらばサ!という事は全くなくて、年末はいつもウサギ小屋にも劣るハムスター小屋の大掃除で終わる。んで年明けは、近所の妻の実家に挨拶とこれまた近所の寺に初詣と、地域密着型の年始イベントで終了。あとはひたすら時間を持て余すのが例年のオシャレな過ごし方。つまり、奇跡の9連休なんぞは全くの無意味だ。やることがないから当然「んじゃ〜、ハゼ釣りでもしましょかね?」という流れになる。この時期のハゼ釣りと言えば穴釣り一択だったけど、今シーズンは夜釣りが釣れてて選択肢が増えた。数釣りの夜釣りor大型狙いの穴釣りで悩むが、オッサン的には数釣りの方が魅力的ではある。しかし、この時期の夜釣りは極寒地獄。今期はこの寒さをどうやって克服するのか?をテーマに夜釣りに臨んでるんだけど、コレが江戸川コナンでも解決できない大問題。bodyはど〜にでもなるんだけど、末端の手足の冷たさはどうにもならない迷宮入り…手は餌付けやら針外しやらの細かい作業するし、のべ竿でのミャク釣りだから、手のひらでアタリをとるもんで分厚い手袋はできない。ウエーダーを履いて水に立ち込んでるもんだから、足は冷える一方。特に足先は、足用のカイロを貼っても冷え切っちゃうと全然暖かくならない。なので、充電式の電熱ソックスのような電気的アイテムが必要になるのかも知れない…とにかく寒いから毎回夜釣りに行くかどうかは悩みどころなんだけど、行けば1束を狙えるから寒さよりも釣果が勝る。っというわけで、今シーズンはしつこく夜釣りに通っている次第でございます。ちなみにもう2025年ですが、オッサンの中では2024年のハゼ釣りシーズン中なので、2024年のカテゴリーに入れています。ご了承ください。んで、新年一発目も夜釣りでございます。前々々回辺りから「夜釣りラスト!」と豪語し続け、未だにラストにならないオオカミ少年なオッサン。だって釣れるんだもん!これが、釣れなくなりました…なら、「あんな寒さの中やってられん!」と終わりにするんだけど、なんか知らんが釣れるんだよね〜もうここまで来ると、「いつまで釣れ続けるのか?」を検証したくなってくる。本日も夜釣りなんだけど、今回のテーマは足回りを固める作戦。そのニューアイテムはコレだ〜!靴下系クロロプレンって何?薄いウェットスーツ素材で作ったソックスらしい。試しにオッサンの極寒部屋で履いてテストしてみたら、暖かいとは言えないが、それほど足先が冷たくならなかった。正直、暖かくて快適♪にはならないと思うが、冷たさが和らぐくらいの働きはするハズと期待したい。本当はさっさと電熱ソックスを買っちゃえばいいんだけど、あの手の電気的アイテムはお値段もそこそこするし、バッテリーが切れた時にはただのソックスになるだけなので余計に寒さが増すハズ。◯◯時間稼働って謳ってるんだけど、オッサンはまるで信用していない。その◯◯時間ってどんな環境で計測したの?暖かい室内ならそ〜かも知れんが、極寒の釣り場だとバッテリー性能が著しく落ちるから言ってる通りにはならないだろうて。バッテリー切れになると、ヒート◯◯◯よりも性能が劣るただのアパレルだから、余計に始末が悪いどころか死活問題だよ!オッサンが電熱系を信用してないのはココなんですよ!夜釣りの釣行時間は約6時間なので、確実に6時間保ってくれれば検討の余地はありますがね…万全を期して、クロロプレン防寒ソックスの甲にカイロも貼ってやった。カイロもプラスさらにこの上にもう一枚厚手のソックスを履いて、ソックスだけで三重の構え。完璧だ!と思っていたが、まさかあんな事が起きるなんて…いつものように【秘密の花園3】に向かって愛車を漕ぐ。正月も三ヶ日が過ぎようとしている時間帯。道中、所々で既に仕事の気配がする。「もうお正月も終わりなんだな…」汗をかきながらやっと現場に到着。当然釣り人は皆無で、本日もオッサンひとりのロンリーフィッシング。今現在はもう少しで干潮になる時間帯。本日は、干潮時にはマイナスになるほどの低い潮位なので、いつもは水中に沈んでいる水底部が大きく露出している。長靴釣行なら絶望的な風景だが、水に立ち込むウエーダー装着なので全く問題なし。とは言え、この状況となると釣果が期待できるエリアは一ヶ所のみ。その一ヶ所とは超低潮位限定のエリアで、ソコで出来れば数もサイズもかなり期待できるから楽しみでもある。早速釣りの準備。本日は広く探れる4.5mの長竿。超軽いから6時間ぶっ通しでもOKさ!仕掛けもいつも通り。オモリは夜光シール付き餌はアオイソメで、釣れるハゼが小さくなってきているので、垂らしはイソメの部位にもよるけど2〜3cmくらいで十分。垂らしが長いと針掛かりしないけど、短いと喰って来ないから、そこら辺のバランスは様子をみながらになる。まずはコレくらいの垂らしから今回も充電式カイロを持ってきているが、スタートから使うと最後までもたないから、寒さの限界が来てから使い始める事にする。もっと長い時間使えればな〜…ちなみに現在の気温は5℃だけど、これでも夜釣り時間中で一番暖かい。夜明け前が一番冷え込むから覚悟しておきなさい!体感的にはもっと寒い気がするが…入れ喰いの代償2025年の初ハゼ釣り開始。まずはド干潮限定エリアに移動する。当然ながらソコは水に立ち込んでの釣りになるが、遠浅エリアをけっこう沖に行かねばならない。水底が砂地だけなら問題ないんだけど、泥土部だったりすると足がズブズブ潜って足を取られる。しかも、所々に泥土よりも柔らかい落とし穴的なスポットもあるから、小股歩行で慎重に移動する。おっかなビックリ移動しながらやっと到着。水深は膝上くらい。さぁ!釣るぞ〜!!と思ってたら、足にヒンヤリと水の気配が…あ〜、やっぱりそうなんだ!ウエーダーが浸水しているようだ。実は前々回くらいから浸水は確認してたんだけど、ジンワリと滲みてきている程度だったから、気にしないようにしていた。しかし、今のこの感触はちょっと滲みてますよ!程度ではなくて、確実に水が侵入しているような水漏れだ。コレはマズイな…と思うが、もうここまで移動してきてるもんだから引き返すのも面倒臭いし、戻ったところで今の潮位で他に釣り糸を垂れるエリアなんて思いつかない。そもそもが目の前に大量のハゼが待ち構えているのに、敵前逃亡など出来ようはずもない。「背中の傷は剣士の恥!」である。剣士じゃなくて釣士だけど…玉砕覚悟でハゼ釣り開始。やはりこのエリアはハゼのパラダイス。一投目からアタって釣れた。小さけど一匹は一匹だんで二連打。ちょっとサイズアップさすがにもう1月だから、どこでもアタる訳じゃなくてホットスポットは探さなきゃならないけど、アタリのスポットをピンポイントで攻めれば連打になる。気になるのが、ハゼのサイズが揃ってなくて、小は10数cm程度〜大は17cmくらいまでがランダムに釣れてくる。あと気になるのが、卵を抱いた腹ボテのハゼもいれば、サイズは大きいけど身体が細くて頭でっかちハゼもいる。こういうのを見ると、そろそろハゼ釣りの季節も終わりなんだな〜っとしみじみする。腹ボテハゼ頭でっかちハゼさすが沖はハゼのパラダイス!もう1月なのに入れ喰いが味わえるなんて思わなんだ!しかし、気になるのが足元である。ウエーダーの浸水が激しくて、既にシューズの中は別府温泉のように水で溢れている。コレが温泉のように暖かければ極楽極楽なんだけど、真冬の海水だから「ひえー!(大分県の方言で「冷たい」の意)」ただでさえ極寒地獄なのに、その上冷水攻めとは八寒地獄の様相。オッサン生きて帰れるかな?とマジで恐怖した。この状況でハゼが釣れてなければ諦めてすぐに帰っただろうに、釣れちゃってるもんだから帰るに帰れん!結局、このエリアで50匹以上を釣り上げてしまう。こうなると「今日は50匹も釣ればヨシとしよう」と思っていたのが、1束狙いに目標変更になるのは自然の流れ。「まぁ、この短時間で50匹釣れたから1束もすぐにいけるだろうて。ウエーダーの水漏れもあるから今日は早めに帰ろう!」と呑気に構えていたのが運の尽き…ここからが本当の地獄の始まりだった。干潮時間帯が終わり水位が上がり始めてはいるが、まだ他のエリアでポイポイ釣れるには低潮位でまだ時間がかかる。なので、ちょっと休憩をしてたんだけど、水から上がると余計に足が冷たくなって、まだ水に浸かっている方がマシという事に気づく。水に立ち込んでボケ〜っとしててもしょうがないので、ハゼ釣りすることになるんだけど、先程のパラダイスとは真逆の厳しいハゼ釣りを余儀なくされる。とにかく、アタリが遠い…小移動しながら丁寧に探ってるんだけど、アタらないんだよね〜動くたびにシューズの中で水がジャブジャブなるんだけど、一体どれくらいの水が入ってるんだろう?ちなみに水没箇所は、両足にまで及んでます。浸水箇所はウエーダーの長靴部のすぐ上からのようで、長靴部自体には問題は無さそう。という事はつまり、長靴部に溜まった水は排水されないということでして…寒いからウエーダーを脱ぐのも嫌だし、例え一度水を抜いてもすぐに浸水してくるんだろうから、このままにしておくことにする。忘れた頃にアタって来て、ソコを攻めれば連打になるんだけど、連打といってもせいぜい数匹〜5匹程度。釣りをしながら気付いたんだけど、【秘密の花園3】のハゼって未だに婚姻色が出てないんですよね〜穴釣り場で釣れるハゼは、口の裏側と吸盤状の腹びれが黒くなる婚姻色が出てるんだけど、この釣り場のハゼは未だに真っ白だ。このクラスでも腹は真っ白だコレってもしかして、ここのハゼはパートナーを見つける気がない?ハゼの結婚離れが、あの真っ白な腹にあらわれているのでは!?我が国の婚姻数の減少問題が、ハゼの世界にまで及んでいるとは…婚姻数の減少=出生数の減少という事でもある。ハゼも個体数が減っているので、少子化は避けて欲しいんだけど…その後も移動を繰り返しながらハゼを拾い続け、空が白々と明けてくる時間にやっと1束達成。6時間で102匹となんとか滑り込みました。明け方にやっと目標達成【秘密の花園3】をほぼ全域を釣り歩いたけど、最初の沖のスポット以外はアタリが少ない中、ポツリポツリと拾ってゆくのが精一杯でした。しかし、まさかウエーダーがあそこまで浸水するとは…11月くらいならまだ長靴の中が気持ち悪い程度で済むんだけど、この極寒地獄の中で浸水なんて、本当に泣きそうになった。こんな悪条件下、最後まで頑張った自分を褒めた。まぁ、このウエーダーも10年以上も前のシロモノ。数年もてば十分と言われるウエーダーを10年も使ってたんだから、そりゃ〜水も漏るよ!なぁオレ!帰宅後、ウエーダーを脱いで逆さにしたら、大げさでなくジャバー!と大量の水が出てきた。そして、10年間頑張ってきたウエーダー君との別れを告げたのでした。「今までありがとう。君のお陰で楽しいハゼ釣りができたよ。さようなら!」とゴミ箱にダンク。そして、その傍らには既に新しいウエーダーが用意されているのでした。追伸、ウエーダーがこんな有り様だったので、今回のニューアイテム『クロロプレン防寒ソックス』の効果は分からじ。また次回にでも…次の記事>>>「2024年44回目の東京ハゼ釣りはまさかの夜釣り二連戦」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年44回目の東京ハゼ釣りはまさかの夜釣り二連戦
    2024年44回目の東京ハゼ釣りは地獄の夜釣り二連戦2025年1月5日。2024年44回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:0時30分くらい(潮位:60cm下げ8分)〜6時30分くらい(潮位:120cm上げ6分)中潮釣果:マハゼ101匹(7cm〜18.5cm)竿:3.6m(軽極ハゼ硬式)道糸:ナイロン1.5号ハリス:ホンテロン0.8号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメ→ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいよいよ奇跡の9連休も最終日。明日から新たな年の仕事が始まるので、事前にプロジェクトの準備を始めて…っというやる気は微塵もなくて、どんよりと気が重く憂うつなサザエさん症候群なオッサン。しかし、コレはオッサンだけでなく、大多数の社会人が同じ心持ちだと思う。「明日から仕事だ!よ〜し、頑張るぞえ〜!!」って奴はこの世にいるのかね?もし本当にいるのだとしたら、そいつは天職を見つけた人生の勝利者か、思考がまともではない危ない奴のどちらかだと思うよ。オッサン的には、連休最終日も現実逃避のハゼの夜釣り。ハゼ釣り仲間は今の時期は昼間の穴釣りで、オッサンが未だにしつこく夜釣りしてるもんだから「よくやるね〜…」と失笑される。挙句の果てにゃ〜、オッサンが毎週のようにハゼ釣りしてる事に全く無関心だった妻にも、このクソ寒い中、夜な夜な釣りに出かけるオッサンに「な〜にが面白いんだか…」と呆れ顔で言われる始末。それほど真冬の夜釣りとは、常軌を逸したインパクトのある行為なんだろうて。確かに、これらの反応は正しいと思うよ。オッサン自身も「何でだろう?」と自問自答してみるんだけど、たぶん答え合わせに行ってるんだと思う。コレは夜釣りに限ったことではないけど、どこで釣り糸垂れれば釣れるのか?どんな釣り方をすればアタリを出せるのか?etc、etc…釣りは常にTrial and errorの繰り返し。釣れれば正しくて、釣れなきゃ〜正しくない。その場その時で刻一刻と変化する状況に対して、仮説を立て実践を繰り返す。そして、釣りの厄介なところは同じ釣りモノでも人によって正解が異なるし、その時の最適解が次は全く通用しない事が多々あること。このように、絶対的な正解が無いもんだから、ず〜っと悩み続け、妬み、嫉むのも釣りの怪しい魔力。夜釣りの場合は、周囲がハッキリ見えないもんだから余計に情報量が少なくて、自分が見える狭い範囲内だけで判断と改善をしてゆかなくてはならない。特に、釣りスポットの選択と釣れない場合の見切りの判断は、昼間の釣りよりも釣果に大きく影響し、一歩間違えれば取り返しのつかない事も珍しくない。そして本日の夜釣りは、この事を強く実感するハメになったのでした。さすがに冬の夜釣り二連戦は無理がある。完徹の翌日にまた完徹しなければならないし、極寒のダメージから心身ともに完全回復はしないから。一応仮眠はとるけど、所詮は仮眠程度なので眠くてしょうがない。釣り場に向って愛車を漕ぎながら、何度もあくびが出る。「オレって何でこんなアホな事やってるんだろう?」周囲だけでなく本人すらもそう思うが、もう餌のアオイソメも買っちゃったし釣りするしかないのである。オッサンの最終的な言い訳はいつも「もう餌買っちゃったから…」ばかりで、餌を買った時点で釣行は不可避なのである。釣り場に到着するが、案の定、誰も居ない。もうロンリーフィッシングは慣れっこで「広大な釣り場を独り占め!」で好きなように移動できるから答え合わせがやりやすい。ちなみに本日も水に立ち込むんだけど、本日から新たなウエーダーを装着。新品だから浸水はしないと思うけど、たま〜に初期不良で水が漏れたなんて話を聞いたりするから、ちょっぴり心配ではある。まずは釣りの準備。本日の竿は3.6mの硬式軽極ハゼだけど、硬調竿とは言え、オッサンが使うにはちょっと柔らか過ぎたので穂先を10数cmカットしてあります。いつもは4.5mの竿を使ってるんだけど、いくら超軽量竿とは言え、4.5mと3.6mの竿とでは短い方が扱いやすいのは自明の理。水に立ち込むから、竿が短い分は自分の立ち位置を変えればカバーできるっしょ!のノリである。たま〜に登場する軽極ハゼ仕掛けと餌はいつもと変わらじ。ちなみに夜釣りで使ってる手袋は、もったいないけど使い捨てにしています。ひと釣行終えると、手袋にはイソメの体液やらハゼの体表の粘液やらでグショグショになり、とても洗って再利用しようとは思えない状態になるからね。本日の白い軍手は会社から失敬してきた備品だ。ありがたや〜昨日とは全く異なる状況にて昨日の今日で潮周は大きくは変わらないから、本日も初っ端は沖狙い。昨日同様におっかなびっくり移動しながら、沖のスポットに到着。膝上まで立ち込んでるんだけど、ウエーダーの水漏れも無さそうでひと安心。コレで心置きなくハゼ釣りに打ち込めるぜぃ!と第一投。昨日は一投目からの連打でスタートダッシュをかましたから、今日もやっちゃうぞ〜!って思ってたんだけど…シ〜〜〜んんんん…という音が聞こえてきそうなくらいにアタリが無い。どの方向に落としても、生命反応は皆無だ。「このエリアでは今まで釣れなかったことは無いんだけど…。マズイなコレは…」キョロキョロと見回して、次の手を考える。実はこのエリアはそこそこの広さがあるんだけど、今いる場所でしかやったことがなかった。っというのも、ココまで辿り着くには、危険な泥土地帯を慎重に進んでやっと到着するスポット。小移動の際に下手にハマって転倒すれば命に関わるから、命の危険を犯してまで他を探る勇気が出なかった。しかし、アタリすら無いこの状況ではラチが明かないし、まだ潮位が低いので他のエリアも期待が出来ない。「やるしかないか…」一大決心をして移動し始める。一歩一歩慎重に足元探りながら焦らずに進む。なにせ見渡す限り誰も居ないから、何が起ころうとも助けは望めない。10mほど移動し、目的のスポットに到着。全くの当てずっぽうではなくて、ハゼが集まっていそうな雰囲気のあるスポットだ。仕掛けを振込み、着底と同時にひったくるようにアタって来て、やっと本日の一匹目。やっぱりコッチに居たんだ!ハゼは小さいが、この際ぜいたくは言ってられんし、新規開拓で釣れたのはすこぶる嬉しい!んで、次も連打で上がってくる。このサイズなら文句なしまぁ、時期が時期なのでホットスポットは限られるけど、見つければ連打で上がってくる。そして、昨日同様に釣れてくるハゼのサイズが安定しない。大きいのやら小さいのやらが交互に釣れる印象。このサイズなら楽しい尾びれがハチワレ君小さいって言っても本日のは度を超えてて、10cm以下も混ざってくる。挙句の果てにゃ〜、コレだよ!?とは言え、やはり釣れるのは楽しくて、命懸けでココまで来た甲斐があったもんだ!と自分に感心した。同じエリア内で他にも二ヶ所開拓し、選択肢が増えて嬉しいオッサン。もう潮が上がり始めていて、マジで帰れなくなるので早めに撤退し、小休憩。この時点で60匹釣り上げていた。ハテ?次はどこでやろうか?と作戦を練るが、まだ少々潮位が低いので厳しさは続きそう。っと思った通り、他の実績エリアでは空振りばかり。たま〜に釣れるんだけど、せいぜい数匹程度で我慢の釣りを余儀なくされる。絶対にハゼは居るはずなんですよ!沖とは言え、あれだけ入れ喰いになったんだから、ハゼは間違いなく群れているハズ。そして、そいつらが潮の動きと連動して浅場に移動してくれば、絶対に釣れるハズだ!そう思わなきゃ〜、この極寒地獄でハゼ釣りなんぞやってられん!とにかく焦ってもしょうがないので、その時が来るのを待つしかない。勝負スポットは手を付けずに取っておいて、他のエリアで時間を潰す。10数cmクラスの小ハゼが多いけど、たまには良型大型も上がるから、不貞腐れる釣りにはならない。たま〜にはこのサイズもね!そしていよいよ潮位がちょうど良い塩梅になってきた。勝負じゃ!やって来たのは、今まで何度も入れ喰いを体現してきたスポット。この状況で釣れないなんて絶対にあり得ん!と確信している珠玉のスポットだ。ちょっぴり緊張しながら仕掛けを落とし、スンスン…と誘っているとクン!っと小さくアタって来た!このアタリ方は期待できる。ハゼ釣りをある程度やった事がある方なら知ってると思いますが、分かりやすい派手なアタリって小ハゼが出すことが多い。逆に、大型ハゼは居喰いすることが多いので、ギリギリ感じられる程度のおとなしいアタリや、聞きアワセると喰っていた!というのが多い。ゼロテンションにして5秒ほどステイしていると、モゾモゾと餌を喰っているのが伝わってくる。この時点で餌を離していないということはもう頂きだ!と、ハゼゲッチュを確信するオッサン。ス〜っとゆっくり引っ張るとグン!と引っ張り返したので、強めにアワセを入れると掛かった!ググン!ググン!と強引に下に下に引っ張る奴はナイスサイズの証。とても元気が良くて、なかなか魚体を現さない。しばらく泳がせて引きを楽しんでいると、やっと大人しくなったので取り込み。上がってきたのは本日の最大サイズ。18.5cmこのサイズになると暴れるね〜!っと楽しいオッサン。やはりこのスポットを温めておいて良かった。ここから再び入れ喰いタイム。仕掛けを落として誘っていると、ほぼ毎回のようにアタって来る。とは言え、アタって来たからといって必ず釣れる訳じゃなくて、本日はポロリが多い。ハゼ釣りしていると、やたらポロリが多い日とそうでない日に分かれるんだけど、この原因は分からじ。ハゼの活性が低くて喰いが浅いのかな?という気はしてるんだけど、ソレが本当かどうかは謎。とりあえず、ポロったハゼは「最初から釣れる魚じゃなかったんだな…」と思うようにしている。このスポットではハゼサイズが揃っていて、10数cm程度は釣れなくて、15〜18cmの良型大型揃い。このサイズで揃うと楽しいね♪途中、アオイソメが無くなって予備に持ってきていたベビーボイルホタテに餌チェンジ。予備餌は必携だホタテ餌の場合はアタリに即アワセになるから、オッサン的にはこっちの釣り方が性に合っている。餌を変えても釣れ続け、夜があけて明るくなると、先程までの入れ喰いが嘘のようにぱったりとアタリが無くなったので納竿。本日も6時間の長丁場で101匹と連日の1束超えになりました。今日も束釣り一応、目標は達成したのでホッとひと安心。しかし、1月に1束釣れるとは、恐るべし夜釣りの魔力。地獄のような寒さの中、夜通し釣り糸を垂れる強靭な精神力の源泉は、もちろん不撓不屈の精神。っというほど立派なものじゃないけど、ハゼが釣れているから耐えられるのであって、釣れなきゃ〜心が折れて帰るよね。オッサンがいつまで夜釣りをやるのか?一体いつまで釣れるのか?は全く予想がつかないが、この時期に週末が近づくと「また夜釣りに行くのか?…」と自問自答の日々である。悩みはやはり寒さとの戦いなんだけど、手足先の冷たさはどうしたら解決できるのだろうか?ニューアイテムの『クロロプレン防寒ソックス』は、最初の2時間位は「ちょっと寒さが和らいだかな?」と思ったけど、その後はいつも通り、凍るような冷たさを我慢していた。やはり、一旦冷えるとどうにもならないらしい。本日は、釣果的には昨日とほぼ同じにもっていけたけど、本当にたまたま拾えただけ…昨日と同じ潮周で潮位も時間帯も大きく変わらないのに、昨日と全く違う釣れ方で、同じスポットでも釣れる釣れないという結果だった。人間側から言わせてもらえば、同じ条件なら同じような結果になると思うんだけど、そうじゃないのが自然なんだよね〜魚の気持ちは本当に分からない…次の記事>>>「2024年45回目の東京ハゼ釣りはもう勘弁してください…」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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  • 2024年45回目の東京ハゼ釣りはもう勘弁してください…
    2024年45回目の東京ハゼ釣りはもういいっしょ!2025年1月12日。2024年45回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れのち曇り釣行時間:23時00分くらい(潮位:16cm上げ1分)〜5時00分くらい(潮位:176cm満潮)中潮釣果:マハゼ58匹(11cm〜17.5cm)竿:4.5m(ゼロサム初梅)道糸:ナイロン1.5号ハリス:ホンテロン0.8号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:芝エビハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け今季は北日本から西日本の日本海側を中心に、大雪の影響が多大に出ている。各地で積雪量の記録を更新し、大雪で有名な青森の酸ヶ湯では積雪深が400cmを超え、1月2日までに積雪深が4mに到達したのは全国でも統計史上最も早い記録らしい。交通機関への影響の他、除雪作業中の事故なども発生しているので、地域の皆様はくれぐれもお気をつけください。少しでも被害が少ないことを願っております。翻って、オッサンが生息している東京である。確か、12月の中旬くらいに今季の初雪が観測されたらしいが、ちょろっと雪が舞ってきた程度と記憶しております。大雪が降った地域の方から言わせると「こんなかすかな降雪程度で初雪だとぉ〜!チャンチャラおかしいぜぃ!」と言われそうだ。んで、東京はわずか数cmの積雪で交通網が麻痺するデリケートな街でもある。ホンのちょっとの積雪で、毎回のように「どこぞの電車やバスがストップしました♪」とか「車両がスリップで進めなくて大渋滞発生♪」とか報道されると、豪雪地帯の方からは「コレだから東京モンは…。軟弱過ぎだろ!」と一笑に付されていると思う。住んでいるオッサンでさえ「こんな程度で止まるなよ!あまりにも虚弱過ぎぢゃね?」とも思う。とは言え、こんな程度で…とは言えない理由もあるらしい。関東での積雪はせいぜい年に数回程度なので、行政による除雪能力が雪国と比較にならないほど低く、除雪インフラは最低限の機能しかない。行政としては予算の都合上、あまり降らない雪に備えるよりも、他の道路の維持補修や改修などに予算を回すのは当たり前の当然。そして、ドライバーにも雪に不慣れな人が多い。いつ降るかも分からいないショボい雪のために毎冬スタッドレスタイヤに履き替える?車にタイヤチェーンを常備しておく?いやいやこの厳しいご時世、そんな不確実で金の掛かる事なんてやってらんないっしょ!ど〜せ雪が降っても大したことないんだから…っというのが大多数の言い分だと思う。まぁ、こういうのに限ってスリップで事故ったり、坂道で立ち往生したりするんだけどね。東京都内は意外と道路の起伏が大きいという特徴がある。首都高を含む高速道路や一般道も、立体交差や橋梁などのアップダウンが多く、カーブも急だったりするので、降雪時には決して走りやすい環境とは言えない現実がある。しかも首都圏の交通量は絶対的に多いので、1台でも路上で動けなくなると、あっという間に周りに影響が波及しやすい。このように運転者や道路事情の他にも、実は雪国と関東では、降る雪そのものに違いがあるらしい。北海道や東北に降る雪は、非常に乾燥したパラパラの雪が降り、気温もマイナスであることが多く、積もった雪は溶けることなく地面に残る。まぁ、この雪質は近年では変わってきているらしく、北の方でも湿った重い雪になってきているようだけど…一方、関東に降る雪は非常に湿ったベチャベチャなものになりやすい。特に都心などは気温がマイナスになることも少ないため、降った雪はすぐに溶け出す。スタッドレスタイヤは、低温時でも安定した走行ができる冬用タイヤで、北海道や東北のような気温が低い場所では良くグリップする。雪国の車は4WDが基本だが、2WDの場合は前輪駆動が多いので、雪道でも前輪の駆動力でゴリゴリ進み、犬が走ってるみたいに車体が斜めになったまま前進しているのを見かける。しかし関東の場合は雪がシャーベット状になりグリップが弱くなるので、スタッドレスタイヤでもスリップしやすいというのが理由らしい。でも確かに、東京の雪程度ならスタッドレスで十分!っていう認識になるよね〜車に気を使ってる人は冬季はスタッドレスタイヤに履き替えてて、「あ〜、ちゃんとしているな〜」って思ってたけど、実際にはスタッドレスだけじゃ安心でもないんだね。やはり最強なのはタイヤチェーンで、チェーンを巻いていればシャーベット雪でも問題ないらしい。トラックや配送の車はみんなチェーン履いているから、プロドライバーはそこら辺は抜かりないよね。ただ、積雪がないから、チェーンを巻いた車両がジャリジャリ音をたてながら走っているのは、もはや東京の風物詩である。問題は、スタッドレスすら履いてなくて、坂道の手前でスタックしているアホな一般車のせいでプロもストップしてしまうのは可哀想だよね。まぁ、コレも東京の雪道あるあるだけどサ…そんな年一番のお寒い時期ですが、本日も夜釣りでございます。クソ寒い中、夜な夜な夜釣りに出かけるオッサンに、周囲はもう呆れを通り越してうすら笑いだ。オッサンもマジで今週こそは足を洗おう!と願っていて、ハゼが釣れなくなる日を心待ちにしていた。そんな苦行の夜釣りもいよいよ最後の時がやって来たようだ。んで、今回の夜釣りのお試しは2つありましてって、最後のくせにお試しもクソもないのだが、こんなネタでも仕込まなきゃ〜クソ寒い中、夜釣りなんてやってらんね〜し!まずは最終兵器『ELCTRIC HEATED SOCKS』早い話が、電気力で暖かい電熱靴下である。今まで散々、足先用のカイロやらぽかぽか靴下やら”最強”防寒ソックスやらを試してきたが、どれも決定打にはならず…普段使いならいざ知らず、極寒の夜中に水に立ち込むという想定の商品なんて無いだろうからしょうがないよね〜なにせ釣りをしていると、足先が冷たいを通り越して痛いのである。こうなると体温を利用して系の商品ではどうしようもないらしい。もうここまで来ると、自力では限界があるので他力に頼るしかない。っという訳で、いよいよ最後の手段でバッテリー式の電熱ソックスの登場だ!正直、最後の砦なのでコレが使いモノにならなきゃ〜もう手の施しようがないぞ。果たしてその性能や如何に!?んでもうひとつが、餌の芝エビ。ず〜っと以前にO氏からお試しで貰ってて、夜釣りで試してみたらアオイソメを上回る入れ喰いだった。まぁ、夜釣り最盛期だったという理由もあったかも知れないが、面白いほどに良型大型ハゼが釣れたのであの感動をもう一度。だったけど、芝エビって季節商品だし、そこら辺のスーパーでもなかなかお目にかかれない代物なので手に入らなかった。つい先日やっと見つけたので、迷わずゲットして今回の登場となりました。いよいよ本当に夜釣りラスト!今回はさすがに釣れないだろうて…前回までの夜釣りでは1束超え連発だったが、釣行の度に釣れるエリアと釣れる状況が絞られてゆくのを実感していた。オッサンの中では、もう釣果が期待ができるのは3ヶ所だけに絞られている。そのスポットは釣れる潮位の高低が全くの正反対なので、ド干潮狙いとある程度の高潮位の両方の状況で釣り糸を垂れなければならない。本日は中潮で干潮がかなり低くなるから、まずはその時間帯狙いになるんだけど22時って普通に夜じゃん!バタバタと急いだんだけど、やっと自宅を出発したのが干潮時間になってしまった…ヤバい!潮が上がってくる〜!っと愛車は立ち漕ぎで、汗だくにて現場に到着。現場を見渡すと、いつもは水底の部分が広大な陸地になっていてちょうど良い頃合いだ。いそいそと釣りの準備を始める。竿は広く探れる4.5m。釣れる時なら3.5mの方が手返しも楽だけど、もう広く探らないと難しいっしょ!広範囲に探るしかない仕掛けはいつもの胴付き仕掛け。お遊びでオモリに蓄光テープを貼っているが、貼ったからと言って釣れる訳でもないという感想。テープ付きのオモリが余ってるもんで道糸の一番上に目印のケミライト装着なんだけど、本日はオモリの少し上にも付けたみた。ハゼはどうだか知らんが、アナゴ釣りとかでもライトは集魚効果があるらしいので…蓄光テープ同様に期待してる訳じゃないんだけど、極寒の中、少しでも釣りに来るキッカケというか言い訳が欲しいじゃん!道糸の一番上の他に、オモリの上にももうひとつんで、問題の芝エビ餌は、凍ったまま全く溶けてなかった。まだカチカチじゃん!コレでは釣りにならんので、マイボトルの白湯をぶっかけて強制的に解凍。茹でエビになる前に取り出して針に装着。茹で過ぎ注意!オッサンは針掛かりしやすいように、ホタテ同様に芝エビも指で少し潰して餌付けしています。お目当てのエリアに向けて移動開始。基本的には砂地なんだけど、深みにハマる泥土部もあるから一歩一歩慎重にね。まずは一番の実績スポットから、期待を込めて第一投!やはり、シ〜ン…と生命反応が全く無かった。スンスン…と誘い続けてるんだけど、どの方向に落としても生体反応が無いんですけど…やっぱり、夜釣りももう終わりなんだな〜でももしかして、ハゼ様は芝エビがお気に召さないのかな?という気がしないでもないが、餌はコレしか持ってきてないから、コレでやるしかないのである。エリア内の他のスポットに移動するが、状況変わらず…挙げ句の果てにゃ〜、根掛かりでケミライトごと仕掛けをロスト。「なんでやねん!マジで!」アタリひとつ無いまま、一度基地に帰って仕掛けを作り直す。潮は上がり始めているので余計な時間は食いたくないが、釣れないから別に関係ないか…と開き直る。んで、再び同じスポットへ。実は仕掛けロスト直前に、かすかにアタって来た気がしたんです。もしかしたら誘っている時に砂地の起伏でアタリと勘違いしたのかも知れないけど、ハゼのアタリと思いたかったから。先ほどと全く同じスポットでしばらく止めて、餌をユラユラ揺らしているとクン!とアタって来た!エビ餌の場合はアタリに即アワセで、大げさ気味にアワセを入れると掛かって本日の一匹目。やっとだよ〜!やはりアレはアタリだったんだ!次も同じスポットで連打。この時期貴重な連打さらに三連打。ハゼがしぼんだけど…もうこの際、ハゼのサイズなんて言ってられなくて、とにかくアタリがあればそれだけでありがたい。一番期待していた超低潮位限定エリアは、僅かな釣果で終わってしまった。「コレは本当に終わりの始まりだな…」期待できるあと2ヶ所にはまだ潮位は低いが、とりあえずやってみたら案の定音沙汰なし!しょうがないので他でやるんだけど、どこもかしこも釣れないな〜全くダメな訳じゃなくてたま〜に釣れるんだけど、探って探ってやっと1ヶ所見つかる感じ。しかも、ソレはスポットと表現できるある程度の範囲ではなくて、ホンの1点。その点から10cmもズレるとアタって来ない。でもその点を外さなければ数匹は釣れるから、ありがたくはある。とにかく、その点を探し続けるしかない。ハゼも小さめが多い。このサイズだよ!ただ、たまにはナイスサイズも釣れて、くすぶっていた雰囲気にに華を添える事もあり。このクラスだと寒さを忘れる釣れるハゼにも婚姻色が出ているお歯黒ハゼが多くなっていて、いよいよ終わりが近づいているらしい。お歯黒ハゼオッサンがどんより感で釣り糸を垂れていると、突然背後から「明けましておめでとうございます!」と声高に場違いなご挨拶が!?「ハイ〜???」と振り返ると、なんとMR氏がやって来た!まさかこの極寒&極渋の極限の釣り場に誰かが来るなんて思ってなかったから、ビックリした。しかもMR氏はしばらくハゼ釣りから鳴りを潜めていて、仲間が連絡しても音信不通で「糖尿で入院しているみたい」とか「痛風で釣りすら出来ないみたい」とかあらぬ疑いをかけられていた容疑者。まぁ、この極寒地獄に釣りをしに来る元気があるんだから、疑いは晴れたようだ。オッサンの「何しに来たん?」の問いに、「ハゼ釣り!」と至極当然のお返事。逆に「何してるんですか?」の問いには、「黄昏に…」と答えてあげ、寒い釣り場での暖かい会話にますます寒くなった。本来ならどのエリアで釣れたとか、こういう誘いで喰ってきたとか、今日のパンツの色はとかのハゼ情報をお知らせするべきが釣り仲間。しかし、MR氏は人の言う事をストレートに受け止めずに、千賀のお化けフォーク並に物事を歪曲して捉える馬耳東風タイプ。んで、オッサンも聞かれれば答えてやってもよくってよ!なタイプで、聞かれるまでは何も言わない朴念仁。こんな二人に情報交換なんてオシャレで建設的な行為が出来るはずもなく…この事はお互いに分かりきっていたので、MR氏は黙ってお目当てのエリアに消えていった。とは言え、誰かしら仲間がいるのは心強い。そう言えばハゼが釣れなくて忘れてたけど、電気的靴下は実力を発揮しているようで…暖かくてまるでコタツのようだ!とはリップサービスでも言えるシロモノではなかった。正直言って、足先は冷たくはなるが痛くはない程度という表現になる。そもそもが、長時間使用重視で低温度に設定してあるからだろうけど、いつもの凍るような痛さに比べれば、この程度は我慢できる範囲内である。潮位もジワジワ上がり、やっとお目当てのエリアでも釣りになりそうだったので移動。しかし、期待してたエリアがフルスイングの空振りでアタリひとつなく玉砕…マジか!?もう手は尽くしたので、とにかく釣り場全体を手当たり次第に広く探るしかできる事がなかった。その甲斐あってか、ときどき連打になるスポットが見つかりハゼを拾ってゆく。基本的には10数cm〜15cmクラスが多いけど、忘れた頃に17cmクラスも上がってくる。本日最大は17.5cmしかし、今日の釣りは手が掛かる。スンスン誘っていると僅かにクン!と餌をついばんで来て、その後は喰って来なくなる。んで次で全く同じスポットでステイして、オモリはずらさないで餌だけを揺らしているとやっと喰って来て釣れるといった塩梅。最初の小さなアタリでアワセてもまず針に掛からないから、ハゼは餌の端っこをついばんでるだけなんだろうね。もちろん毎回じゃなくて次が無いことも多々あって、ハゼが居るところは分かってるんだけど、チャンスは1回どころかノーチャンスすらも…とても悔しいが、ハゼが餌を喰ってこないことにゃ〜釣りにならない。【秘密の花園3】のほぼ全域を探りきってしまったのと、一時間ほど前からだったけど期待の電気靴下のバッテリーが切れたらしく、足先が痛くなって痺れていたので納竿。6時間で58匹と釣れなかった印象の割には数はそこそこいってたんだね。ヘッドライトの明かりだけだったから画像がピンボケ本日は早く来たから、夜明けを待たずして撤収。MR氏はもうちょっとやっていくとの事で、先に帰りました。しかしMR氏とまともに話したのは帰りの挨拶時のみ…別に仲が悪いわけじゃなくて、黙っててもその時の状況を見極めてかなり釣るレベルだから余計な情報はいらない間柄。さすがはMR氏で、オッサンと同じくらい釣っていた。たぶんこのお方は、まだまだ夜釣りしそうだな…っという訳で、オッサンの夜釣りは今回でラスト。本当にラストだよ!「58匹も釣れるんだから、まだいけるでしょ!」と思われるかも知れませんが、完全徹夜だし、足場の悪い広大な釣り場全体を水に立ち込んで釣り歩くのは想像以上の難行苦行。おまけに『冬季うつ』という言葉があるくらい、寒さってストレスになるから、もうここらが潮時だろうて…コレだけ頑張ればもう十分っしょ!【秘密の花園3】の釣り場としての終わり方も分かったし、寒さ対策もひと通り試してみてある程度の形にもなったので。しかし、今シーズンの夜釣りは釣れたね〜!まさか、1束釣りが何度もできるなんて思わなんだ。この感じなら来シーズンも楽しみだ!そして、昼間のハゼの穴釣りなんだけど、オッサンがしつこく夜釣りに通っている間にもう釣れなくなったらしく、穴釣りの仲間達も終了したようだ。っという訳で、2024年シーズンのオッサンのハゼ釣りは終了となりました。ちょっぴり寂しいけど、頑張ったよ!俺!今年度もこのトホホなブログにお付き合いいただいた方々、ありがとうございました。あなたのようなヒマ人がいるおかげでオッサンの励みにもなっていますが、こんなモンを読んでるくらいなら、その貴重なお時間を他で使うよう強くオススメします。世界中で争い事が絶えない昨今、ノンビリと釣り糸を垂れられる幸せがいつまでも続きますように。けど、どこかでまだハゼが釣れるという情報が耳に入ったら、行っちゃうかも知れないけどね…ここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。
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