2024年43回目の東京ハゼ釣りは新年の夜釣り2025年1月4日。2024年43回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:【秘密の花園3】※釣り場は公表できません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:0時00分くらい(潮位:43cm下げ8分)〜6時00分くらい(潮位:124cm上げ6分)中潮釣果:マハゼ102匹(11cm〜17.5cm)竿:4.5m(ゼロサム初梅)道糸:ナイロン1.5号ハリス:ホンテロン0.8号ハリ:袖スレ4号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け明けましておめでとうございます。2025年もこのトホホなブログにお付き合い頂ける奇特な方がいらしたら、今年もよろしくお願いいたしまする〜さて、いよいよ2025年が始まりましたが、オッサンももう50回以上も新年を迎えているので、これといって新鮮味はない。はるか昔の小学生くらいの時は、大晦日から元日にかけて年をまたぐと、なにか特別感があってワクワクしたんだけど、歳を重ね世間慣れしてスレると無頓着になる。しかし、お正月の特別感が希薄になった原因は世の中のせいでもあると思う。昔はお正月になるとほとんどのお店が休業で、誰しもが出歩かないもんだから、街中がシ〜〜〜ン…と静まり返って不気味な雰囲気だったと記憶しております。片や現代は、コンビニやスーパーは年中無休で、チェーン店も元日営業いたします!は当たり前の時代。お正月とは言え、いつもと変わらない風景だから、そりゃ〜特別感もないわな〜2024年-2025年の年末年始は、『奇跡の9連休』と呼ばれる大型連休。オッサンが勤めるブラック会社も、今年は奇跡の9連休にせざるを得ない状況で渋々大型連休になった。オッサンの年末年始はいつもワイハの別荘で過ごし、寒い日本とはおさらばサ!という事は全くなくて、年末はいつもウサギ小屋にも劣るハムスター小屋の大掃除で終わる。んで年明けは、近所の妻の実家に挨拶とこれまた近所の寺に初詣と、地域密着型の年始イベントで終了。あとはひたすら時間を持て余すのが例年のオシャレな過ごし方。つまり、奇跡の9連休なんぞは全くの無意味だ。やることがないから当然「んじゃ〜、ハゼ釣りでもしましょかね?」という流れになる。この時期のハゼ釣りと言えば穴釣り一択だったけど、今シーズンは夜釣りが釣れてて選択肢が増えた。数釣りの夜釣りor大型狙いの穴釣りで悩むが、オッサン的には数釣りの方が魅力的ではある。しかし、この時期の夜釣りは極寒地獄。今期はこの寒さをどうやって克服するのか?をテーマに夜釣りに臨んでるんだけど、コレが江戸川コナンでも解決できない大問題。bodyはど〜にでもなるんだけど、末端の手足の冷たさはどうにもならない迷宮入り…手は餌付けやら針外しやらの細かい作業するし、のべ竿でのミャク釣りだから、手のひらでアタリをとるもんで分厚い手袋はできない。ウエーダーを履いて水に立ち込んでるもんだから、足は冷える一方。特に足先は、足用のカイロを貼っても冷え切っちゃうと全然暖かくならない。なので、充電式の電熱ソックスのような電気的アイテムが必要になるのかも知れない…とにかく寒いから毎回夜釣りに行くかどうかは悩みどころなんだけど、行けば1束を狙えるから寒さよりも釣果が勝る。っというわけで、今シーズンはしつこく夜釣りに通っている次第でございます。ちなみにもう2025年ですが、オッサンの中では2024年のハゼ釣りシーズン中なので、2024年のカテゴリーに入れています。ご了承ください。んで、新年一発目も夜釣りでございます。前々々回辺りから「夜釣りラスト!」と豪語し続け、未だにラストにならないオオカミ少年なオッサン。だって釣れるんだもん!これが、釣れなくなりました…なら、「あんな寒さの中やってられん!」と終わりにするんだけど、なんか知らんが釣れるんだよね〜もうここまで来ると、「いつまで釣れ続けるのか?」を検証したくなってくる。本日も夜釣りなんだけど、今回のテーマは足回りを固める作戦。そのニューアイテムはコレだ〜!靴下系クロロプレンって何?薄いウェットスーツ素材で作ったソックスらしい。試しにオッサンの極寒部屋で履いてテストしてみたら、暖かいとは言えないが、それほど足先が冷たくならなかった。正直、暖かくて快適♪にはならないと思うが、冷たさが和らぐくらいの働きはするハズと期待したい。本当はさっさと電熱ソックスを買っちゃえばいいんだけど、あの手の電気的アイテムはお値段もそこそこするし、バッテリーが切れた時にはただのソックスになるだけなので余計に寒さが増すハズ。◯◯時間稼働って謳ってるんだけど、オッサンはまるで信用していない。その◯◯時間ってどんな環境で計測したの?暖かい室内ならそ〜かも知れんが、極寒の釣り場だとバッテリー性能が著しく落ちるから言ってる通りにはならないだろうて。バッテリー切れになると、ヒート◯◯◯よりも性能が劣るただのアパレルだから、余計に始末が悪いどころか死活問題だよ!オッサンが電熱系を信用してないのはココなんですよ!夜釣りの釣行時間は約6時間なので、確実に6時間保ってくれれば検討の余地はありますがね…万全を期して、クロロプレン防寒ソックスの甲にカイロも貼ってやった。カイロもプラスさらにこの上にもう一枚厚手のソックスを履いて、ソックスだけで三重の構え。完璧だ!と思っていたが、まさかあんな事が起きるなんて…いつものように【秘密の花園3】に向かって愛車を漕ぐ。正月も三ヶ日が過ぎようとしている時間帯。道中、所々で既に仕事の気配がする。「もうお正月も終わりなんだな…」汗をかきながらやっと現場に到着。当然釣り人は皆無で、本日もオッサンひとりのロンリーフィッシング。今現在はもう少しで干潮になる時間帯。本日は、干潮時にはマイナスになるほどの低い潮位なので、いつもは水中に沈んでいる水底部が大きく露出している。長靴釣行なら絶望的な風景だが、水に立ち込むウエーダー装着なので全く問題なし。とは言え、この状況となると釣果が期待できるエリアは一ヶ所のみ。その一ヶ所とは超低潮位限定のエリアで、ソコで出来れば数もサイズもかなり期待できるから楽しみでもある。早速釣りの準備。本日は広く探れる4.5mの長竿。超軽いから6時間ぶっ通しでもOKさ!仕掛けもいつも通り。オモリは夜光シール付き餌はアオイソメで、釣れるハゼが小さくなってきているので、垂らしはイソメの部位にもよるけど2〜3cmくらいで十分。垂らしが長いと針掛かりしないけど、短いと喰って来ないから、そこら辺のバランスは様子をみながらになる。まずはコレくらいの垂らしから今回も充電式カイロを持ってきているが、スタートから使うと最後までもたないから、寒さの限界が来てから使い始める事にする。もっと長い時間使えればな〜…ちなみに現在の気温は5℃だけど、これでも夜釣り時間中で一番暖かい。夜明け前が一番冷え込むから覚悟しておきなさい!体感的にはもっと寒い気がするが…入れ喰いの代償2025年の初ハゼ釣り開始。まずはド干潮限定エリアに移動する。当然ながらソコは水に立ち込んでの釣りになるが、遠浅エリアをけっこう沖に行かねばならない。水底が砂地だけなら問題ないんだけど、泥土部だったりすると足がズブズブ潜って足を取られる。しかも、所々に泥土よりも柔らかい落とし穴的なスポットもあるから、小股歩行で慎重に移動する。おっかなビックリ移動しながらやっと到着。水深は膝上くらい。さぁ!釣るぞ〜!!と思ってたら、足にヒンヤリと水の気配が…あ〜、やっぱりそうなんだ!ウエーダーが浸水しているようだ。実は前々回くらいから浸水は確認してたんだけど、ジンワリと滲みてきている程度だったから、気にしないようにしていた。しかし、今のこの感触はちょっと滲みてますよ!程度ではなくて、確実に水が侵入しているような水漏れだ。コレはマズイな…と思うが、もうここまで移動してきてるもんだから引き返すのも面倒臭いし、戻ったところで今の潮位で他に釣り糸を垂れるエリアなんて思いつかない。そもそもが目の前に大量のハゼが待ち構えているのに、敵前逃亡など出来ようはずもない。「背中の傷は剣士の恥!」である。剣士じゃなくて釣士だけど…玉砕覚悟でハゼ釣り開始。やはりこのエリアはハゼのパラダイス。一投目からアタって釣れた。小さけど一匹は一匹だんで二連打。ちょっとサイズアップさすがにもう1月だから、どこでもアタる訳じゃなくてホットスポットは探さなきゃならないけど、アタリのスポットをピンポイントで攻めれば連打になる。気になるのが、ハゼのサイズが揃ってなくて、小は10数cm程度〜大は17cmくらいまでがランダムに釣れてくる。あと気になるのが、卵を抱いた腹ボテのハゼもいれば、サイズは大きいけど身体が細くて頭でっかちハゼもいる。こういうのを見ると、そろそろハゼ釣りの季節も終わりなんだな〜っとしみじみする。腹ボテハゼ頭でっかちハゼさすが沖はハゼのパラダイス!もう1月なのに入れ喰いが味わえるなんて思わなんだ!しかし、気になるのが足元である。ウエーダーの浸水が激しくて、既にシューズの中は別府温泉のように水で溢れている。コレが温泉のように暖かければ極楽極楽なんだけど、真冬の海水だから「ひえー!(大分県の方言で「冷たい」の意)」ただでさえ極寒地獄なのに、その上冷水攻めとは八寒地獄の様相。オッサン生きて帰れるかな?とマジで恐怖した。この状況でハゼが釣れてなければ諦めてすぐに帰っただろうに、釣れちゃってるもんだから帰るに帰れん!結局、このエリアで50匹以上を釣り上げてしまう。こうなると「今日は50匹も釣ればヨシとしよう」と思っていたのが、1束狙いに目標変更になるのは自然の流れ。「まぁ、この短時間で50匹釣れたから1束もすぐにいけるだろうて。ウエーダーの水漏れもあるから今日は早めに帰ろう!」と呑気に構えていたのが運の尽き…ここからが本当の地獄の始まりだった。干潮時間帯が終わり水位が上がり始めてはいるが、まだ他のエリアでポイポイ釣れるには低潮位でまだ時間がかかる。なので、ちょっと休憩をしてたんだけど、水から上がると余計に足が冷たくなって、まだ水に浸かっている方がマシという事に気づく。水に立ち込んでボケ〜っとしててもしょうがないので、ハゼ釣りすることになるんだけど、先程のパラダイスとは真逆の厳しいハゼ釣りを余儀なくされる。とにかく、アタリが遠い…小移動しながら丁寧に探ってるんだけど、アタらないんだよね〜動くたびにシューズの中で水がジャブジャブなるんだけど、一体どれくらいの水が入ってるんだろう?ちなみに水没箇所は、両足にまで及んでます。浸水箇所はウエーダーの長靴部のすぐ上からのようで、長靴部自体には問題は無さそう。という事はつまり、長靴部に溜まった水は排水されないということでして…寒いからウエーダーを脱ぐのも嫌だし、例え一度水を抜いてもすぐに浸水してくるんだろうから、このままにしておくことにする。忘れた頃にアタって来て、ソコを攻めれば連打になるんだけど、連打といってもせいぜい数匹〜5匹程度。釣りをしながら気付いたんだけど、【秘密の花園3】のハゼって未だに婚姻色が出てないんですよね〜穴釣り場で釣れるハゼは、口の裏側と吸盤状の腹びれが黒くなる婚姻色が出てるんだけど、この釣り場のハゼは未だに真っ白だ。このクラスでも腹は真っ白だコレってもしかして、ここのハゼはパートナーを見つける気がない?ハゼの結婚離れが、あの真っ白な腹にあらわれているのでは!?我が国の婚姻数の減少問題が、ハゼの世界にまで及んでいるとは…婚姻数の減少=出生数の減少という事でもある。ハゼも個体数が減っているので、少子化は避けて欲しいんだけど…その後も移動を繰り返しながらハゼを拾い続け、空が白々と明けてくる時間にやっと1束達成。6時間で102匹となんとか滑り込みました。明け方にやっと目標達成【秘密の花園3】をほぼ全域を釣り歩いたけど、最初の沖のスポット以外はアタリが少ない中、ポツリポツリと拾ってゆくのが精一杯でした。しかし、まさかウエーダーがあそこまで浸水するとは…11月くらいならまだ長靴の中が気持ち悪い程度で済むんだけど、この極寒地獄の中で浸水なんて、本当に泣きそうになった。こんな悪条件下、最後まで頑張った自分を褒めた。まぁ、このウエーダーも10年以上も前のシロモノ。数年もてば十分と言われるウエーダーを10年も使ってたんだから、そりゃ〜水も漏るよ!なぁオレ!帰宅後、ウエーダーを脱いで逆さにしたら、大げさでなくジャバー!と大量の水が出てきた。そして、10年間頑張ってきたウエーダー君との別れを告げたのでした。「今までありがとう。君のお陰で楽しいハゼ釣りができたよ。さようなら!」とゴミ箱にダンク。そして、その傍らには既に新しいウエーダーが用意されているのでした。追伸、ウエーダーがこんな有り様だったので、今回のニューアイテム『クロロプレン防寒ソックス』の効果は分からじ。また次回にでも…次の記事>>>「2024年44回目の東京ハゼ釣りはまさかの夜釣り二連戦」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。