2022年1月3日。
2021年度37回目のハゼ釣りに行ってきました。
※もう2022年ですが、昨年度の続きというスタンスなので2021年シーズンに分類しています。
釣り場:「秘密の花園」(KL@)
※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。
天気:晴れ
釣行時間:7時30分(潮位:190cmほぼ満潮)〜12時00分くらい(潮位:102cm干潮)大潮
釣果:マハゼ4匹(14〜17cm)
竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m
道糸:フロロカーボン1.5号 ハリス:フロロカーボン1号
ハリ:袖4号スレ
オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ
エサ:ジャリメ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
いよいよ2022年の幕開け。
今年はどんな年になるのだろうか?
期待でいろんな部位がふくらむが、やはり気になるのは例のウィルス問題。
毎日のようにオミクロン君拡大のニュースが垂れ流されるが、多くの方が納得してないと思う。
オミクロン株とはいったいどういう性質のものなのか?
とりあえず感染力は強いらしいが、重症化するのかしないのか?
どういう症状が出るのか?
どういう隔離措置が取られるのか?
入院が必要なのか?
今後どのような対処がされるのか?
ワクチンや経口薬はどのような段階なのか?
このような肝心な事がとても曖昧で、マスコミや行政はどこどこで感染者数がこんなん出ましたぁ!という無駄な発表ばかり…
そもそも現実を反映してない、そんな数字にいったい何の意味があるのか!?
自称専門家とやらは、相変わらず既に起こっている事実だけを繰り返し、『マスク、うがい、手洗い、密を避けましょう!』と一般人でも分かりきったコメントでしめくくるだけ。
んなもん分かってんだよ!
国民は最初からず〜っとやってんだよ!!
オミクロン株の発生はアフリカや欧米などの方が早いんだから、具体的な症例も分かっているし、実効性はともかく、それなりの対策がたてられている。
日本はソレを他山の石としながら、日本流にブラッシュアップしてゆけばいいんぢゃね?と国民みんなが思ってるんだけど、この国の中枢は腰が重いんだよね〜
訳の分からん、いろんな団体のパワーバランスと利権で動くもんだから、具体的な事が何も進まない。
原資は国民ひとりひとりが汗水たらして働いて納めた血税だが、平民にはその恩恵が無いどころか年々苦しくなってゆくだけ…
2022年はいろんな生活必需品が値上げラッシュになるらしいが、サラリーは下がるばかり…
はぁ〜…、年始早々こんな事考えていると、ますます暗くなるぜぃ!
いよいよ2022年も幕開け!
昨年の初詣は自粛したけど、毎年の初詣は全国区のけっこう有名なお寺に行っている。
オッサン家族と嫁はんの実家家族というメンツ。
今年は初詣にも赴き、新年早々厄を落としたつもりだが、相変わらずおみくじはロクでもないものだった。
当たり入ってないんじゃねココの?
いつも疑問に思うが、オッサンの子供達はほぼ大吉の当たりを引いてくる。
いつもハズレを引くのはオッサン含め「まぁ、そうだろうな…」と思わせる面々だ。
日頃の行いと心がけがおみくじに反映されるのだろう。
もう歳なので、いまさら自分自身と生活を改善しようにもやってられんのである。
これはもうどう〜しようもないので、今年もまた碌でもないおみくじ判定の十字架を背負って生きる所存でございます。
しかし、凶以下のおみくじって結構レアというのも聞くので、毎年それを引き当てるオッサンはある意味強運なのかも知れんが、どうせなら良い方の運を背負いたいものではある。
んで本日は2022年初釣りとなったのですが、もともとの予定は釣りバカ日誌なオッサン2号と船釣りの予定だったが、ドタキャン喰らったので渋々ハゼの穴釣り。
早くもおみくじ効果炸裂!
そろそろハゼの穴釣りも終盤戦なんだけど、仲間の釣り師達によれば年末年始のハゼ釣果はそこそこ釣れているらしい。
ハゼが釣れるのは結構だが、年の瀬と新年の忙しい時期にモサ〜っとハゼを釣ってるこの人達は大丈夫なのか?と心配になる。
まぁ、他人の都合なんぞはど〜でもよくて、とにかく釣りになるならヨシとしましょう!
激寒の中、現場に向かって愛車を漕ぐが最終日とは言えさすがは三ヶ日。
いつもはけっこうな人数の徘徊高齢者や犬の散歩人とすれ違うんだけど、本日はかなり少なかった。
現場に到着すると広大な釣り場にいたのはH2氏だけだった。
新年のサツを交わしていると、続々と常連達がやってきた。
2022年もたった3日目にこんなへんぴな釣り場で勢揃いというのも考えさせられる。
お互いに熱き抱擁を交わしながら、ハッピーニューイヤー!を祝い合うという事は全く無いが、とりあえず皆元気そうで何よりだ。
ついでにいつもの野良ぬこも新年のご挨拶に参加してきた。
お年玉代わりの”ちゅ〜る”を献上した
野良ぬこの「み〜ちゃん」(ある常連が勝手に名前を付けたのだが、この御方はどんな野良にもみ〜ちゃんな気がする…)との挨拶も終わったので、しょ〜がないから釣りを始めよっかな。
今現在はほぼ満潮でこれから潮は下がってゆくが、大潮だからアっという間だろう。
本日は少々風が吹いているので、水面にさざ波が立っていて少し穴が見えづらい。
今は満潮だけどドンドン潮は引いてゆく
本日使うエサは新年を祝してジャリメを買ってきた。
特エサと信じているが果たして…
ジャリメの使い方は頭は落とさず一匹掛け。
ジャリメの利点は、細いから針掛かりが良好なのとクネクネな動きでハゼの喰い気を誘うこと。
頭は残したほうが元気がいいから、多少垂らしが長くてもオッサンはありのまま使ってます。
切らない方が手も汚れないしね
んじゃ〜2022年初釣り開始じゃ!
まずは適当な穴に落とすが、当然ながら音沙汰はない。
周辺の良さげな穴から穴へ探りを入れるが、ダボやカニの反応すらない。
まぁ、オッサンはスロースターターだからこれはいつものことで、何も気にしてない。
ただ、気になるのがこの寒さ!
まだ早朝だし、風も冷たいので手が凍るように冷える。
フリーな左手はポッケに突っ込めるが、竿を持つ右手は吹きさらしになる。
「ヒャ〜、しばれるな〜!」
鼻水を垂らしたままで続けていると、ある穴で反応あり!
ん?どっちだろう?
ダボorマハゼ?
この寒さだからかハゼの方もしばれているらしく、一気にエサを持って行かない感じ。
最初のツンツンだけで、何の反応も無くなったので一度回収し、再度落としてみる。
ツンツン…
またしても同じ反応だ。
リアリ〜?
もう一度やってみるが、ツン…だけだった。
あ、ダメだこりゃ〜。
ハゼだかダボだか分からんが、これは相手していても埒が明かない奴だ。
寒くなってくるこの時期になると、このように一応ついばんで来るんだけど、針まで喰ってこない輩が増えてくる。
このパターンはいくら粘っても釣れない。
こんなん相手にして時間を潰すよりも、しっかり喰ってくるハゼを探す方が有意義である。
次だ次!
んですぐにナイスなハゼのアタリが来た!
グングン、グ〜ン!
これだよこれ!
ハゼのナイスな引きで上がってきたのは16cm位と少々寂しいが、釣れればOKだ!
とにかくボウズ逃れ
同じ穴から同じようなサイズがもう一匹釣れた。
この時期だとひと穴から複数匹は珍しい。ラッキー!
ちょっと気分良くなったオッサンだったが、この後が続かず。
沈黙の時間だけが過ぎてゆくのでした。
寒さで泣きそうになりながらも粘るが全然ハゼが釣れないんですけど…
悪いことに雲でおひさまが隠れてしまい、穴は見えなくなるし余計に寒さが身にしみる。
今日みたいな釣れない時は既にギブアップした常連も居て、そのタイプは釣り場の情報収集・リサーチに走り、それを触れ回るスピーカーにジョブチェンジする傾向がある。
そんなタレコミ屋によると釣り場全体は厳しい状況らしい。
そんなのは聞かなくても分かるが、”誰々が何匹上がってる”情報によると、やはり上手い人はそこそこ釣ってるし、そうでない人は依然としてボ〜ズだ。
まぁ、他人の事なんぞはど〜でもよくて、自分が釣れか釣れないかだ。
しかし、さっきからアタリがほとんど無いんだよね〜
たまにツン…っと触ってくるのがあるんだけど、カニでもダボでもなさそうなのでたぶんハゼが突いてるんだろうけど、こんな満員電車の痴漢のようなフェザータッチで一体なにしろというのだ!?
落としてすぐにツン…って来るだけで、その後はな〜んもない!
しつこく誘っているとカニが突いてくるだけ。
何度か入れ直していても、忘れた頃にツン…
そうこうしている内にカニがワラワラと集まってきて、イソメに何匹も付いてくるカニ団子が形成される。
カニが集まってくるともうダメだ!釣りにならん!!
極稀に、ハゼの引きが来てなんとか釣れるがそれも本っ当にマレだ!
忘れた頃にアタリが来て釣れるが…
こんな感じで何も改善せず、打つ手も全く無く納竿となりました。
4時間30分ほど粘ったが、たった4匹…
ひゃ〜、たったこれだけか…
もうシーズン終わりかな…
っと思ってたら、ちゃっかりツ抜けしている常連もいたから、全然釣れないわけでもなさそうなんだよね〜
運と集中力と人間性が釣果に大きく左右するハゼの穴釣り。
穴釣りに限らず、もしかしたら他の釣りものでも、否、もっと言えば人生においても上記の三要素は作用するかも知れんが、オッサンには改善しようにも気力も瞬発力もない。
なるようになったありのままを受け入れる無抵抗主義のオッサン。
しかし、このスタンス(=善人ぶって優しく振る舞う)はある種、高飛車に構えていると捉えられる事も多々あるのも事実。
人に上下はないが左右はある。
それはそ〜なんだけども、マウントとったほうが有利であるのは間違いない、というのもまた事実である。