2021年35回めのハゼの穴釣りは勝負を掛けてみたものの…

2021年35回めのハゼの穴釣りは勝負エサでやったが…

2021年12月19日。2021年35回目のハゼ釣りに行ってきました。

 

釣り場:「秘密の花園」(KL@)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位:170cm下げ1分)〜12時00分くらい(潮位:108cm干潮)大潮釣果:マハゼ10匹(13〜17cm)

 

竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m道糸:フロロカーボン1.5号 ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖4号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ジャリメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

 

相変わらずコロナ禍の世の中。

 

諸外国では結構な感染者数になっているが、日本国内でははなぜか感染者数が異常に少ない。

 

コレが本当の数字なら喜ばしい限りだが、そうも言い切れなくて、手放しで喜べない疑心暗鬼な世の中なのが現実。

 

そろそろオミクロン株も国内で広がろうという気配もチラホラしていて、どうも水際対策とやらは残念な結果に終わりそうな感じ。

 

グローバルな範囲での人流がある限り、完全に押さえ込むちゅうのも無理っしょ!

 

まぁ、オミクロンとやらは感染力の割に重症化しないカモというのが、せめてもの救いかな。

 

この見立てが本当ならね…

 

 

 

人類がコロナと付き合い始めてからもう2年程になるので、ウィズコロナが当たり前になっている。

 

世界ではどうなのか知らんが、日本国内では出掛ける時はマスク着用が当たり前だし、無駄に騒いだりしないのがマナー。

 

なので街中には、ソレに関わるキャッチフレーズが散見される。

 

黙食・黙煙・黙乗……

 

出来る限りおしゃべりせずに事にあたる、いわゆる黙活ってやつですね。

 

まぁ、日本人はもともとペラペラ喋りまくる民族ではないので、ソレはソレで特に苦痛にはならない生活スタイルなのでは…と思う。

 

この黙活の変わり種としては、『黙トレ』=スポーツジムなどで喋らずに文字通り黙々とトレーニングをするというもの。

 

まぁ、もともとベラベラ喋りながらするものじゃないし、ストイックな自分を演出できてよろしいのではとも思う。

 

オッサン的によく目にするのが『黙浴』。

 

オッサンの大好きな銭湯でいつも見てるんだけど、大人しくお風呂に入りましょう!という活動。

 

コレは人によりけりかな。

 

オッサンはひとりで銭湯に入っているから何とも思わんが、常連の後期高齢者あたりだと、病院の待合室のごとく銭湯は社交場みたいな役割がある。

 

コロナ以前は、今みたいに無口で殺伐としてない和気あいあいな雰囲気だったから、人によっては辛い新生活スタイルになるのかな。

 

でもそいういう輩って、黙浴おかまいなしにしゃべってるから周りから白い目で見られていて、多分、銭湯の主人にもその通報が入っているんだと思う。

 

黙浴の注意書きが最初は「お静かにお入りください」だったのが、注意しても改善されないらしく、今現在はデカデカと『しゃべるな!』と命令口調で書き足してある。

 

次の注意が書きどのようにヒートアップするのか楽しみである。

 

あと以前、銭湯内のサウナはマスク着用って書いたんだけど、この掟って全国共通なのかと思ってたら、釣り仲間のH2氏の地元であるお隣りのwardではそんなシキタリは無いとのこと。

 

オッサンちの界隈ではサウナwithマスクは常識だったから、エ〜!っとプチ・カルチャーショックだったんだけど、その代わり2時間での退出制になってるらしい。

 

どうやって時間厳守を判定するのかを聞いてみたら、「番台のオヤジがひとりひとりチェックしている」らしい。

 

狭い世界である。

 

しかし2時間とは微妙である。

 

オッサンの銭湯滞在時間はだいたい2時間だから、ちょっとゆっくりしたい時は厳しいかな…

 

そんな訳で、くれぐれも黙浴お願いいたします。

 

銭湯がクラスター発生で休業になってしまったら、オッサンのヒーリングスポットが無くなってしまうので。

 

 

 

そんな黙活も今後はこんな黙が登場するかも知れない。

 

黙カラ

黙ってカラオケ。みんな歌わずしゃべらず、黙々とカラオケ映像を眺める。歌は心というように、声に出さずに心の中で熱唱!もちろん振り付けなどのパスォーマンスは可。気持ちは伝わると思うぞ!

 

黙ラブ

しゃべらない性交。まぁ、どんなプレイかはひとそれぞれだけど、このシチュエーションでお互いが饒舌に語り合うという事態も避けたい。しかし、しゃべるしゃべらない以前に超濃厚接触だからそもそもが感染確定か!?少子化が社会問題になっている昨今、コロナに負けずに現役世代には頑張ってハゲんで欲しいものだ!

 

 

 

っという訳で、いつものようにくだらんトピックで引っ張って申し訳ないです。

 

冒頭でお分かりのように、本日のハゼ釣りもたいしたドラマもなく玉砕の通常営業。

 

ハゼの穴釣りも刻一刻と終わりが近づいているようで、その内容も寂しい限りとなって参りました。

 

今シーズンも残りわずかとなりましたが、僅かな希望を捨てずに粘りたいと思ってます。

 

今しばらくお付き合いください。

 

何も起きずに…

もしかしたら、本日で2021年のハゼ釣りもラストかも知れない…

 

来週末はクリスマス。

 

もうこの年齢で子供も成人したもんだから、クリスマスも糞もないが、この仕事にジョブチェンジしてからはや20数年。

 

毎年毎年、クリスマスの性夜じゃなくて聖夜は自宅のホームパーテーで『Have a merry Christmas!』というのは全然無くて、夜間工事である。

 

11月に自分で工事したクリスマス装飾の撤去工事が、聖なる夜に決行されるのだ。

 

12月25日の夜じゃなくてはならない。

 

翌日の26日にクリスマスがあってはならないのだ。

 

工事は夜にやるんだけど、深夜ではなくて、人混みが少し落ち着いた時間帯から始まる。

 

通行人に気をつけながらの作業となるが、やはり特別な日であるので人々は浮足立っている。

 

仲間で盛り上がって「次はどこ行く〜!」だったり、カップルなんかはすっかりムードが盛り上がっている時間帯で次の行く先は聞かずもがなだったりする。

 

汚い作業着のオッサンが視界に入らないように無視してるならカワイイ方で、酒が入ってるもんだから陽気に挨拶してくるバカもいる。

 

「メリー!クリスマ〜スッ!」

 

”コッチは仕事してんだよ!殺すぞコイツ!!”の気持ちを抑えながら、血走った目で睨みながら返すオッサン。

 

「滅理〜!苦莉須魔朱!」

 

今年のクリスマスは最悪の土曜日の夜。

 

世の中はふざけきっているだろうて。

 

きっとクリスマスの後はオミクロン感染者が激増するだろう。

 

頑張れオミクロン!みんなの幸せをぶち壊してやれ〜

 

 

 

まぁそんな訳で、普段の3倍は疲れる夜間工事になると思うので、次の日に朝からハゼ釣りなんぞはやってられんだろう。

 

つまり2021年のラストハゼ釣りが本日。

 

ここは一発!ラストを記念して奮発するべきだろう。

 

とうわけで、ハゼの穴釣りエサにジャリメを買って来た。

 

いつもはアオイソメを使っていて、ジャリメに比べて安いし、大量に入っているし、チャンと釣れる。

 

しかし、ここぞ!という時の勝負エサとしてジャリメを使うことがある。

 

このブログ内でいつも書いているハゼの穴釣りの特エサがイソメの尻尾部。

 

クネクネとよく動いてハゼの喰い気を誘い、針掛かりもすこぶる良いというのがその理由。

 

ご存知のように、ジャリメとは細いイソメのような生物でイソメの尻尾と同じような特徴がある。

 

つまり、毎回イソメの尻尾でハゼ釣りしているような状態なのである。

 

なので、その年の穴釣りで、そろそろ20cm狙いになりそうになると必勝エサとして投入することがある。

 

しかし、今年は20cm狙いなんて雰囲気に全然ならなかったんだけど、もう穴釣りも終わりに近づいてきたから、せめて何かドラマが欲しい!と期待しての投入となったのでした。

 

 

 

もう年末なので朝はすこぶる寒い。

 

鼻水は当然ながら、耳がもげそうになりながら愛車を漕ぐ。

 

現場に到着すると、既に他の常連達は戦闘態勢。

 

オッサンはいつもどん尻なんだけど、しょうがないじゃん!寒いんだもの。

 

いつものようにホットスポドリとおにぎりで腹ごしらえをしながら、他の常連達の釣りを眺める。

 

オッサンはこの釣りをする前の時間がとても好き。

 

お祭り前の準備が楽しいように、まだ始まってないから夢を見れるし、現実を忘れられる…

 

そんな現実逃避の時間もすぐに終わり、ハゼ釣りをしなくてはならない。

 

 

潮位はこれから下げてゆくから悪くはないハズだけど、ちょっと濁りが出ているのが気になる。

濁っているが穴が見えないわけでもない

 

まずはエサの準備。

 

特エサのジャリメを全てエサ箱へ投入。

 

アオイソメの場合は、千切ると体液で他のイソメが弱るから少しずつエサ箱へ移すんだけど、ジャリメは一匹掛けで切ったりしないので。

全てエサ箱へ。全部使い切っちゃる

 

ジャリメのエサ付けは、基本的に頭を切らずに刺し通し。

 

サイズによって、長い奴は縫い刺しにして垂らしの長さを調整する。

 

頭を残した方が、クネクネの動きが良いし長持ちするから。

 

垂らしは長くても針掛かりは良いハズなのであまり気にしない。

とにかく一匹掛け

 

 

さぁ!ジャリメの威力を見せつけるがいい!っと適当な穴からスタート。

 

ところが…

 

何の音沙汰もない…

 

全然生命反応がない…

 

否、ダボハゼとカニの反応は良いがマハゼのアタリが皆無なのである。

 

他の常連も同じ塩梅で、ほとんど釣れてない状態。

 

広大なハゼ釣り場に終わりの香りが立ちこめる。

 

 

このジャリメって細いし柔らかいので、カニやダボが突くとすぐにぶった切られる。

 

みるみる内に特エサが無くなってゆく。

 

いったい何のために、大枚はたいてジャリメ買ってきたんだろう…

 

自分に腹が立ってきた頃、やっとマハゼのアタリが来た!

 

しかしジャリメでさえもハリ掛かりせず。

 

アタリ方が浅いし、ゆる過ぎる。

 

どうやって掛けようか…と考えるが、とにかくやるしかないのである。

 

エサを付け替え、ス〜っとゆっくり目に落とすとすぐに喰ってきた。

 

スンスン!

 

まだ大きく引かない…

 

スンスン!

 

あ、コレは大きく引かないと思ったので、ゆ〜っくりス〜…っと竿先を上げてハゼにエサを持っていかせるように仕向けると、クン!っと持っていったのでアワセると掛かった!

 

ググンググン!とマハゼには違いないけど、どうみても小ハゼの重量感。

 

上がってきたがやっぱりなサイズで、写真を撮る気にもなれなかった。

 

ハゼを握りしめるととても冷たかったので「こりゃ〜動かないわけだわ!」と納得。

 

水が冷たすぎてハゼが活動できない感じだ。

 

目の前にエサが落ちてくれば喰ってくるだろうけど、この冷たさだとすぐ近くでさえエサを追ってこないと思う。

 

案の定、その後も続かず…

 

ハゼ釣り開始から2時間経過したにもかかわらず、わずか3匹…

 

ひゃ〜厳しいな!

 

 

常連達もあまりの釣れなさに、たまらず全員食事休憩。

 

H2氏がその場でお湯を沸かしてくれ、温かいお味噌汁をすする。

 

全員が一列横隊で『黙ハゼ』という事はなくて、くだらない話で時間を潰す。

 

わずかな希望が、おひさまが上がるにつれて水温も上がれば状況が改善するかもしんまい。

 

んがしかし、状況変わらず…

 

相変わらずハゼ君は不活性なままなのでした。

 

それでも忘れた頃にチョロチョロと釣れるんだけど、サイズが全然アップしない。

 

結局、ジャリメが無くなるまで粘ったが4時間30分ほどでやっとツ抜けして終了。

ツ抜けは良いんだけどサイズがね〜…

 

せっかく頑張ってジャリメ買ってきたのに、残念な結果に終わりました。

 

今考えれば、もっと早い時期にジャリメを投入すれば良かったのかな〜

 

 

正直、今日のこの釣れ具合ってシーズン終わりの感じなんですよね。

 

ただ一応、結果的に10匹釣れているのでまだ釣れるのかな?

 

本当の終わりって、せいぜい数匹しか釣れないから、もうちょっと粘っても良い気がしています。

 

はてさて、シーズン終了までもうひとドラマあるのか?それともこのままフェードアウトなのか?

 

ハゼのみぞ知るというところか…

 

 

 

次の記事>>>「2021年36回めのハゼの穴釣りはもう泣きそう…」へ

スポンサーリンク