2021年11月28日。2021年32回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:「秘密の花園」(KLAのちKL@)※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。天気:晴れ釣行時間:7時30分(潮位:88cm上げ2分)〜11時30分くらい(潮位:165cmほぼ満潮)小潮釣果:マハゼ22匹(13〜18cm)
竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m道糸:フロロカーボン1.5号 ハリス:フロロカーボン1号ハリ:袖4号スレオモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
ついにというか、やっとというかヤクルトスワローズが20年ぶりの日本一に輝きました。
いや〜、長かったな〜…
最後のオリックスとの日本シリーズなんて、毎試合どちらに転ぶか試合終了まで分からないシーソーゲーム。
今シーズンのヤクルトvsオリックスって同じようなチームの対戦だったもんだから、ワンサイドゲームにはならなくて、全試合がどちらも取って取られての手に汗握るナイスゲームでした。
ヤクルトは20年ぶりって言うけど、オリックスだって勝てば25年ぶりだったんだから、どちらも気合が入ってましたね〜
試合中は一瞬たりとも気が抜けなくて、試合会場の緊迫感がテレビを観ていても伝わってきました。
っとこんな風に書いていると、オッサンはヤクルトファンなのか?と誤解されるかも知れませんが、オッサンはヤクルトファンではございません!
もっと言えば、別にどこのファンでもなくて野球にさして興味があるわけでもない…
さらに言えば、スポーツ全般に何かの思い入れがあるわけでもない。
とは言え、野球に限らずフットボールやラグビー、卓球等、テレビ中継がやっていれば観ることも多々あり。
要するに、ただのにわかファンだ。
コアなファンの方から言わせると「何も知らん分際で、エラそうに語るんじゃねぇ〜よ!」と怒られそうで、申し訳ないです。
しかし、にわかなオッサンでもついつい語ってしまいたくなるほど、最近のスポーツってスゴイですね〜
選手自体のレベルが昔と比べようもないくらいにジャンプアップしているだろうし、その素晴らしさをお茶の間に伝える映像手法もかなりの進化を遂げている。
まぁ、オッサンちのテレビは8Kの超画質で22.2chの立体音響という事は全く無くて、4Kですらなく、更にはフルハイビジョンでもないただのハイビジョンテレビ。
しかも現在では生産すらされていないプラズマテレビである。
そんなガラケー並の化石扱いのプラズマテレビでも伝わってくるスポーツ現場の臨場感。
本来なら会場に赴き、選手たちに直接黄色い声援をお届けするべきだが、にわか野郎にはそんな瞬発力も思い入れもない。
そもそもスポーツってアウトドアで開催されるのが多いから、こんな寒い季節に余計に寒い会場に出掛ける気は毛頭ない。
自宅内のぬくぬくなおコタツに入り、サーティワンアイスのロッキーロードを頬張りながらのスポーツ観戦。
盛り上がった時にだけ騒ぎ立てるのがにわかの楽しみ方だ。
オッサンみたいなにわか野郎でも、観つづけていればある程度理解できてくるもので、例えば野球のバッターが打った瞬間にヒットorアウトになるのもほぼ分かってくる。
このようにそれほど興味なくとも観つづけていれば、何事も理解できるようになって来るが、未だに分からんのがアメフト。
あのルールだけは観ていてもよ〜分からん。
しょっちゅう選手が出入りしているから一体何人でやってるのかも分からんし、ファーストダウンとかコンバージョンとか…
そもそもヤードって単位が分からん。
ヤードって何?何メートル?
まぁアメリカ発祥なもんだからそうなってるんだろうけど、ルールが複雑過ぎるし、日本人には馴染みにくいのカモしれんな。
っという訳で、日本人に一番馴染んでいると思われる野球。
ビールとおつまみをチビチビやりながら観戦し、イニングが変わる時はビールやつまみの補給やトイレタイム。
それくらいにノンビリとしている方が日本人に合っている気がするよ。
そんな野球も2021年シーズンが終了してしまいました。
当初は無観客やNPB名物の応援ラッパもなく、声援さえ送れない日々だった。
シーズン途中でやっと生ラッパを聞いた時は、「これぞ野球だ!」と感動ものだった。
まぁ、この鳴りモノ応援は賛否両論あったけど、オッサンは素直に嬉しかった!
来年はどんなドラマが待ち受けているのか?
にわかファンとしてはどこが勝とうが負けようが別にいいんだけど、身近なコアファンが贔屓チームの勝敗で機嫌が変わるのはやめてもらいたいものである。
結局、東京では未だに木枯らし1号は吹いていない。
昨日は木枯らし君が吹くんだかどうか期待されていて、そこそこの風が吹いていたが、目安の風速8m/sには達しなかったらしい。
オッサン的には「んじゃ〜本日吹くのかよ!?風が吹くと釣りづらいから勘弁してくれ〜!」である。
強風の心配をしながら愛車を漕ぐオッサン。
街中と海っぺりでは風が違うから、何にせよ海側まで出てみないと風が吹いているかどうかは分からない。
愛車を漕ぐこと30分。
海に出ると静かだったので、とりあえずは風も無く釣りやすいそうで安心した。
仲間からの至近の釣果報告では数は少なくなってきているが、18.5cmクラスが上がってきていて、いよいよ穴釣り本番の様相を呈してきているらしい。
穴釣りは数よりもサイズである。
そこそこサイズを何十匹釣ろうが、20cmオーバー1匹には敵わない世界。
まぁ釣れないよりは釣れた方が楽しいのだが、穴釣りの魅力は大ハゼの重量感と強烈な引きである。
こんな辺ぴな釣り場へ鼻水垂らしながらわざわざやってくるのは、ソレを味わいたいからだ。
今シーズンは今までにないくらいに数は上がってるんだけど、どうにもサイズが出ていない。
例年ならもう11月も終わろうという時期なら20cmオーバーが顔を出しても良い頃だし、少なくとも19cmクラスは何匹も釣れてる時候。
しかし、仲間内でも19cmの報告は1匹だけ…
中には17cm程度を「19cmが釣れた!」とほざく輩もいるんだけど、仲間内にはオッサンお手製のハゼスケールを配ってるからサイズ判定は厳しくやってます。
ちなみにこの自作スケール「コレ欲しい!」という声を聞くんだけど、残念ながら材料が無いもんだからここしばらく製作できないでいる。
なにせ、会社にある使わない材料を勝手に失敬しているもんで…
そこそこのお値段する材料なので、このスケールの為にわざわざ仕入れる訳にもいかず、オッサンの自腹で購入するのも痛い。
何かのドサクサに紛れて…とチャンスを狙ってるんだけど、不景気なもんで、会社もなかなか隙きが無くて…
っという訳で、そろそろ穴釣りになってきたんじゃね?と期待してのハゼ釣行。
現場に到着するが、今現在はほぼ干潮時間帯なもんで水が全然無かった。
もう底が露出しそうじゃん
まぁ分かっちゃいたんだけど、もう少し希望を持たせてくれてもいいじゃん?
ブツブツ文句を垂れるが、自然現象に食って掛かってもしょうがない。
これから潮は上がってくるから、少しでも時間稼ぎでまずはブレックファースト。
季節柄のホットスポーツドリンクとヤクルトおめでとう!記念にてお赤飯。
おめでとう無しでも好きなお赤飯とホットスポドリ
「もうこんな季節なんだな〜」っと熱いホットスポドリが染み渡るって、猫舌のオッサンには熱すぎて飲めやしない!
ちなみに猫舌は英訳で”Cat tongue”ってなってるけど、そもそも英語にこんな表現はないらしい。
わざわざ当て付けの英語にしなくても”MOTTAINAI”とか”edamame”のノリで”nekozita”で良さそうな気もする。
”Cat tongue”だと呪術アイテムに使いそうで怖いんですけど…
本日もエサはアオイソメ。
このアオイソメに代わるエサは無いもんか?といつも思う。
ここでいつも言っているように、イソメの尻尾部はハゼがガッツリ喰ってくる特エサ。
だけど、頭から胴部は太いからだろうけど、ハリ掛かりがイマイチなので思案のしどころ。
オッサンも使った事あるけど、ジャリメなら喰いも掛かりも良いんだけど、なにせお高いもんでハゼ釣りなんぞやっている貧乏人にはMOTTAINAI!
釣れるは釣れるんだけどね〜
釣りの準備も終わってしまい、やることがなくなったのでハゼ釣りでもしましょかね…
下げ一杯の潮加減なので狙うべき穴も限られてくる。
まずは適当な穴にスッと落とすとすぐにアタリが!
ん?ハゼだ、よ、ね…?
ハゼにしてはあまりにも軽いアタリ方なんだけど、あの持って行き方はダボハゼではなくマハゼのものだ。
気を取り直して、もう一度同じ穴に落とすとまた喰ってきた。
「やっぱりハゼだ!けど小ハゼだね…」
気分は乗らないが、まずはボウズ逃れで釣っときましょうかね?でイソメの尻尾をハリに装着。
落とすと同時に喰って来るが、水深なんて20cmも無いもんだから下に引っ張るのではなく横に持っていく。
こういう場合のアワセ方は当然ながら横方向なんだけど、ハリに掛けると同時に一気に引きずり出さないと根掛り必至。
ズルリと出てきたのは案の定サイズだった。
まぁ、このサイズだよね…
サイズはともかく、まずはスタートダッシュで一匹目。
その後もチラホラとアタるんだけど、なにせ水深が浅いもんだからハゼの喰いも掛かりも浅くて、釣り上げて握ろうとするとボト!と落ちてゆくこと3匹。
「フッ…、小せぇからリリースしてやるよ!」と負け惜しみだったんだけど、さすがに3匹連続で落ちると焦り始める。
そしてしばらくアタリが無くなってしまい、「やっぱりあの3匹はゲットしておくべきだった」と凹み始める。
久しぶりのアタリでまたしても小ハゼが釣れたんだけど、釣り上げると同時に必要以上の力で握りしめたら、ハゼが口を開けてグエ〜!って唸った。
しかし釣れんな…
原因は言わずもがな、水が無い事に尽きる。
それ故、このエリアには他の常連は誰もいなくて、いるのはオッサンとさっきから全然釣れてないルアーマンだけ。
こういう場合はそそくさともっと水深のあるポイントに移動するべきだけど、誰も居ないからこそ隠れたサービスホールがあるんジャマイカ!?と釣り人特有の抜け出し根性とお花畑期待が移動を消極的にさせる。
期待薄で粘っているとH2氏からの電話。
「どこでやってるの?コッチは釣れてるよ!」
こちらの不調を見透かしたようなリフ。
「すぐにそちらに向かいます!」
移動先には知った顔の常連ばかりで、みんなそこそこ釣っていた。
ムムム…、すっかり出遅れたオッサン。
この時点でわずかに4匹。
まだ水位は低いとは言え、こちらはそこそこに水深がある。
さぁ!これから挽回じゃ!
と言うほど甘くなく、相変わらずチラホラ程度しか釣れないオッサン。
数十mお隣りのH2氏は既に余裕でツ抜けしていて、調子が良さそう。
今シーズンはそうなんだけど、穴深50cmくらいの頃合いの穴でもアタリが無いんですよね〜
絶対ハゼ居る!って思うんだけど、喰ってこない。
居ないわけないんだけど…
その代わりに、岩陰とか隙間とかの穴以外で喰ってくることが多いから、穴釣りになってないんですよね〜
んで、そういうポイントってしっかり喰わせられなくて早アワセになるから、エサだけ咥えてきて姿が見えた途端にエサを離して消えてゆく…
も〜悔しいったらありゃしない!
今日もそんな苦虫ばかりを食わされているオッサン。
気分転換にすぐ側でオッサンの釣りを眺めていた野良ぬこに小ハゼを差し上げた。
このぬこに3匹献上した
ここら辺のぬこってちゅ〜るなんて喰わなくて、もっぱら活きの良いハゼばかり。
ダボハゼをあげても「マジっすか?こんなモン喰わせる気?勘弁してくださいよ!」という顔でこちらを見て全然食べようとしない。
そんなグルメな奴らだけど、水はビクの中の海水を舐めてたりするからけっこう過酷な環境で生きてるんだよな〜
っと不憫になるんだけど、こういう所にもエサあげおじさんとかおばさんが居るから、どうにか生きていけるみたいだ。
くれぐれも、この近所にある動物愛護センターに捕まらないように頑張ってくれ!と願うばかりだ。
用事があるようでH2氏は帰るらしく、オッサンのハゼをお渡しする。
まずは13匹。のうち3匹はぬこの腹の中
オッサンは不完全燃焼なので続投。
H2氏が帰ると同時に風が吹いてきた。
ムムム…、予報通りだな。
海面に白波が立つくらいの風だから穴が見えづらいし、竿が風に吹かれてアタリが分かりづらい。
しかし、オッサンも諦める訳にゃ〜いかん!
風が強くて釣りづらいのですが…
しかし、なぜか調子良く釣れ始めるオッサン。
時合いというんじゃなくて、今の時点で釣れる釣り方にフィットし始めたんだと思う。
イソメの垂らしの長さ、誘い方、アワセのタイミング等々。
同じ釣り場でもその時々の釣り方があって、それに沿わないと釣れづらくなる事がある。
逆にフィットすると何の苦もなく釣れるから楽ちん楽ちん。
かなりの高確率で落とす穴からアタリがあるから、後はその穴のハゼをどうやって釣り上げるのか?の戦いになる。
まぁ、それがそう簡単ではないんだけど、ハゼが居ることが分かるだけでもやる気がアップするし、ハゼとのやり取りがまた楽しくもある。
っという訳で、9匹追加したところでエサが無くなり納竿。
4時間で22匹とまだまだ数も上がりますね〜
おかわり分の9匹
最大サイズは18cmで少しづつアップ
しかし、ここ数回の釣行ではやたらと根掛りロストするんですよね〜
ス〜っと落としてすぐとか、アワセが空振りした時とかで根掛りが多発する。
オモリやハリが10個は無くなるのもザラで、心が折れそうになる。
なるべく小さな穴を狙っているからだろうけど、それでも無くなりすぎだろ!
そろそろオモリの在庫が無くなるから、また作らなきゃならないんだけど、アレってけっこう手間がかかるんだよな〜
次回からいよいよ12月に突入。
そろそろ20cmオーバーを釣らないと今季は釣れませんでした!になってしまう。
焦り始めるオッサンなのでした。