2021年8月13日。
2021年夏シーズン14回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】
天気:雨
釣行時間:5時30分くらい(潮位:150cm上げ6分)〜
10時30分くらい(潮位:145cm下げ4分)中潮
釣果:マハゼ119匹(6cm〜13cm)
竿:2.0mのち3.6m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号
ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ
エサ:ベビーボイルホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
予報ではこのお盆休み中はず〜っと雨降り。
せっかくの連休なのに雨ばかりとはどういうことかね!?
予報によれば、明日(14日)と明後日(15日)は雨だけでなく風も吹くかもしれないので、まともなハゼ釣りができるのは今日までだろう。
雨だけならまだ何とかなるし、逆にハゼがよく釣れるからオッサンは雨天のハゼ釣りは嫌いではない。
しかし、強風はダメだ!釣りにならん。
なので、本日がお盆休み最後のハゼ釣行になる覚悟で頑張る次第であります。
って、もしかしてお盆中ずっとハゼ釣りするつもりだったの?俺?
それだけは避けたいと思っていたが、どこ行くアテもないもんだから、たぶんそ〜なるんだろうと不本意ながらイメージしていた。
なので、明日からは荒天であってくれ〜!という雨乞いにも似た期待がないわけでもない。
昨日に引き続き、本日も目が覚めると薄暗かった。
既に雨が降ってたから余計に暗いんだろう。
昨日よりも遅い時間のくせに昨日よりも薄暗い朝だったが、時間的にはもうハゼ釣りに行く時間だ。
当然ながら雨降りなので、レインスーツと呼ぶにははばかられる安ガッパを着込んでの釣行。
早朝の雨とはいえ、夏なので愛車を漕いでいると汗だくになる。
現場に到着する頃にはカッパのファスナーは全開だった。
当然ながらハゼ釣り人はほとんどいないが、数人のハゼ釣り人がいた。
こんな雨の中、ハゼ釣りなんぞ狂ってる。
釣り人もいないこともないけどね
釣り人はほとんどいなくてポイントは選び放題だから、まずは釣り場全体を確認する。
【はぜつき磯】を横目に【夕やけなぎさ】までやってくるが、釣り人はひとり。
さすがの夕やけなぎさも釣り人いないね〜
今日は夕やけなぎさで好き勝手に無双しよっかな?っと一瞬思ったが、最近は赤ちゃんハゼしか釣れないというタレコミが多かったので止めた。
っという訳で本日の現場ははぜつき磯に決定。
久しぶりに浅場のポイントへやって来たんだけど、その理由はまだ釣れるうちに短い竿でハゼ釣りをやっておきたかったから。
このポイントも久しぶりだ
季節的にはまだ夏だけど既に海の中はそうでもなくて、浅場でのハゼ釣りは厳しくなってきている。
やはりハゼ釣りの面白みは、水に立ち込んで短い竿で手返し良くポンポン釣るスタイル。
今年もそんなスタイルでのハゼ釣りは終わりを迎えようとしているので、今日はやっておこう!
短竿の愛竿『そよ風』
さてどうだぁ!っと第一投すると、すぐにアタってくるがどうみても赤ちゃんハゼ。
ハァ〜…、やっぱりこうなんだ…
一応アワセると、上がってきたのはハゼではなくクサフグだった。
カワイイから許す
アタリはあるにはあるが、どこに入れても赤ちゃんハゼばかり…
これじゃ〜ねぇ…
ビクにも入らないしカウントも出来ない。
何よりもつまらんので移動じゃ。
やってきたのはいつもの深場ポイント。
7月ならこのポイントでも短竿で釣れたが、もうこの時期になると長い竿じゃないとダボハゼの餌食になる。
でも一応やってみよっかな?っと短竿でやってみるとすぐにマハゼが上がってきた!
お〜短竿でも釣れんじゃん!
短竿でマハゼが釣れてうれしいオッサン。
しかし数匹釣り上げると音沙汰が無くなり、虚しい雨のハゼ釣り場の雰囲気。
やっぱりダメか…
という訳で、いつもの3.6mの長竿にチェンジ。
するとすぐにマハゼが釣れた。
ただ沖の方がハゼの型が8cmくらいと小さくて、手前の方が型が良い。
このように沖だからデカイだろうと期待するものの、そうでない事態になることも珍しくない。
そんな時は手前狙いでやればいいだけの事なので別にどうってことはない。
他に釣り人はいないから長竿での斜め横狙いも迷惑にならないって思ってたら、いつの間にか常連たちがウロウロしていた。
スゲェ〜なこの人達、こんな雨の日もハゼ釣りしてるよ!
狂ってるぜ!!
そんな狂ったオッサンも負けじとハゼ釣り。
「ギャンブルよりもよっぽど金かからないし、早起きで健康的だし、ハゼやってなきゃどうなってるんだろうね〜?」とは常連同士の合言葉。
まぁこんな雨の中、カッパ着てまでこんな場末の釣り場にやってくるのもどうなんだろうね〜と思うが、金を掛けない時間つぶしができるのは事実である。
良型狙いで手前に落とすんだけど、アタってくるポイントがすごく限られていて根掛りも多い。
挙げ句はダボハゼの嵐になったので、やはり確実にハゼをゲットするには沖しかない。
この際、型は目をつぶろう。
昨日もそうだったけど、ポツリポツリって感じの釣れ具合でアタるポイントがかなりタイトである。
小移動を繰り返しながら、そんなミニマムなハゼスポットを探し続ける。
昨日のブログにも書いたけど、今日もハゼ釣りの総合力が問われる感じ。
とりわけ同じポイントにしっかり落とすスキルが大事になる。
3.6mの長竿で2m以上の深場狙いだから難しいと思われるかもしれませんが、実はそうでもなくて、意外にもやりやすかったりする。
理想を言えば、前回と全く同じ地点に着水させ、竿を左右方向の水平角と上下方向の垂直角を合わせれば同じポイントに入れることが出来ます。
ただ一発で決まれば文句無しですが、毎回毎回そう上手くいくものでもない。
なのである程度の操作が必要になってきます。
やり方は、着水した地点を確認し、そこから仕掛けが落ちてゆく様をイメージをしながら、竿を操作して前回のポイントへ誘導してゆきます。
着目するのは、着水ポイントが前回とどれくらいズレていたのか?
そのズレによって竿の操作幅が決まります。
だいたい2mくらいの水深なら着水から着底まで5秒くらいとけっこう時間はあるので、余裕はあると思います。
一見難しく感じるかもしれませんが、コツを掴んでしまえば意外に簡単ですよ。
もちろん着底時には道糸にはしっかりテンションが掛かり、着底瞬間のアタリに備えてなければならないのは言うまでもない。
満潮から潮が下がり始めるとハゼの活性が上がってきた。
10数cmクラスが普通に上ってくるようになり、ポイントによっては入れ喰い状態の楽しいハゼ釣り。
この時点ではぜつき磯にはオッサンとH2氏しかいなくて「こんな楽しいハゼ釣りができるのに、なんてもったいないんだ!」と優越感に浸る。
今日はけっこう竿を上方向に上げるアタリが多かったので、喰わせている時の竿のしなりを強めにしないとアタリに気づかない事になる。
更にはハゼが良型になると居食いが多くなるので、アタリに気づかず、入れ直しで竿を上げたらハゼがくっ付いてた事が何度かあった。
こういう時に限って大きめのハゼで、コッチは心の準備が出来てないもんだから、いきなりググン!って竿を引っ張られてビックリする。
まだまだ楽しい釣りが出来たけど、雨天時の釣行は疲労が激しいのでこれにて納竿。
5時間の長丁場で119匹。
良型も多く、ビクが手狭になりハゼがみんな立ち泳ぎになった
雨の日のハゼ釣り。
こんな日に釣りなんてアホだと思われるかもしれませんが、釣れちゃうんですよね〜
雨の日は魚の警戒心が薄れるからよく釣れると聞いた事がある。
その警戒心とやらが本当かどうか知らないけど、釣れるのは確かだと思う。
ただ、カッパ着なきゃならないし、足場は危ないし、釣りの後は指がふやけてるしで何かと面倒が起こる。
釣れるは釣れるけど、できれば天気の良い日の方が気持ちよく釣りができるのも言うまでもない。