2021年10月10日。2021年夏シーズン23回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯→しおじ磯】天気:晴れのち曇り一時雨のち晴れ釣行時間:6時30分くらい(潮位:180cm上げ9分)〜11時00分くらい(潮位:139cm下げ5分)中潮釣果:マハゼ39匹(8cm〜12cm)
竿:2.0mのち3.5m 道糸:ナイロン0.8号 ハリス:ナイロン0.6号ハリ:袖1号スレ オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:ベビーボイルホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
オッサンの年代だと10月10日は体育の日で国民の祝日。
オッサンはギリギリ生まれてなかったけど、前回の1994年東京オリンピックの開会式の日が10月10日だったかららしい。
現在はスポーツの日という名称になり、10月の第二月曜日に変更になった。
2021年のみ東京オリンピックの開会式や閉会式前後に祝日を動かす法律ができたので、スポーツの日や山の日が変更になったが、そんな程度の理由で祝日の動かせるとは軽いもんである。
平日と祝日では庶民の生活スタイルがガラリと変わるんだから、こんなくだらん理由で軽々しく変更しないで欲しい。
ましてや祝日を動かした大義名分が「観光客が増え、海外の要人も多く訪れる開会式・閉会式の前後の交通量を減らし、大会をスムーズに運営する」らしいから、呆れるを通り越して薄ら笑いしか出てこない。
未だにコロナ禍で混乱している世の中。
国から国へはもとより、国内でさえ移動がはばかられる状態で、国内外の観光客や要人なんて来やしない。
せいぜい数少ないメディア関係がウロチョロしているだけだ。
無観客で人も動かない状態での開催で、世の中を休みにしないとスムーズな大会運営が出来ませんじゃ話にならんわ!
この国は杓子定規で、一度モノゴトを決めたらソコから逸脱することを病的に嫌う。
その時々で柔軟に対応するという思考は片隅にもない。
まぁ、何か言うとヤブ蛇になって火中の栗を拾うことになるから、誰も言い出さないんだろうね。
お役所仕事って誰も責任を取りたくないんだからさ。
しかもオリンピック開催中は首都高速道路を値上げしやがって、一般道が激混みで迷惑だったよ!
ふとパソコン前の紙カレンダーを見ると、10月11日(スポーツの日)は赤色だからスゲェ〜損した気分になるんだよ!
まぁ、オリンピックの祝日はしっかり休んだけどさ!
ちなみに『体育』は正しくは「たいいく」だけど「たいく」って発音だよね。
同じように洗濯機「せんたっき」や水族館「すいぞっかん」ってなるよね。
オッサンのパソコンでは「せんたっき」は「洗濯機」に正しく変換されたけど、「たいく」と「すいぞっかん」は変換されませんでした。
どういう線引きなんだろう?
もう10月も中旬に突入したので、いよいよハゼの穴釣りの季節になってきた。
「そろそろか…」オッサンは穴釣りの準備に追われていたんだけど、昨日、仲間からのハゼ情報で「いつもの大井でハゼ入れ喰い!」と嬉しい悲鳴。
なぬ!?コレは聞き捨てならん!
「短竿を使って、型は小さいけどとにかく爆釣」らしい。
っという訳で、穴釣りから通常ハゼ釣りへ予定変更。
まぁ穴釣りだとハゼのエサはアオイソメになり、まだ買ってなかったから面倒臭いな〜と思ってたのでちょうど良かった。
朝、目覚めると、もう釣り場に到着してなきゃならない時間だった。
季節がらグッスリ眠れるのでスッカリ寝坊。
秒速で準備して、いそいそと釣り場に向かう。
釣り場を眺めると先週よりもますます釣り人が少ない。
さよなら夏の日…
【はぜつき磯】をチャリで流していると昨日の入れ喰い仲間を発見!
期待を込めて本日の塩梅を伺うと「ダボハゼばかりで釣れないよ〜!」との悲しいリフ。
フッ…、オッサンが来る時っていつもこんなもんさ…
昨日はとか、さっきまではとかやたら聞くんだけど、こちとらは昨日もさっきも居ないんじゃい!
ハァ〜…、今日もか…
気分がダウナーになりながらも、せっかく来たんだからと釣りの準備を始める。
まずは【はぜつき磯】から
厳しいけど、沖よりも手前の方が釣れるらしいので短竿から始める。
この時期に短竿でできるのはありがたいが、たいして釣れないんじゃなぁ…っとやる前から萎えているオッサン。
まさかこんな時期にこの竿でやるとは
準備完了にて第一投。
浅いからすぐに着底と同時にアタって来るが、どうみてもハゼのアタリだ!
次で掛けちゃる!
一度入れ直して全く同じスポットに落とし、触るアタリで上がってきたのは本日の一匹目。
このサイズなら良いんじゃね?
釣れるじゃん!と思ったのはこの最初だけで、ここからがダボハゼの嵐だった。
アタリはある。アタリはね。
どこに落としても頻繁にアタリはあるぞ!
しかし、そのアタリのほとんどはダボのものだ!
でもダボがいるということはマハゼも近くにいるということなので、そのハゼに狙いを定める。
とうことは、まずは邪魔なダボを排除すべく釣り上げなきゃならないが、そのダボがなかなかハリに掛からない。
サイズも小さいし、喰いも浅いもんだから、エサの端っこを突いてくるだけが多い。
なかなか掛からないし、相手にしているのがダボなもんだから、たいしてやる気も起きない。
何とかダボを釣り上げていると、たま〜にハゼも上がってくるがダボ×3匹につきマハゼ×1匹といった感じだ。
も〜やってられん!
短竿での足元狙いはあきらめて、沖狙いの長竿(3.5m)を取り出した。
頼むぞ!
しかし状況変わらずで、あいかわらずダボの嵐…
ある時、わずかなアタリでアワセるとかなりの重量感と激しい引き!
こりゃ〜大型来たぞ!っと期待し、しばらく泳がせおとなしくなってから上げるとちょっと成長したクサフグだった。
貴様〜〜〜!
チョロチョロとハゼを求めて深場狙いを続けるがどこもパッとせず。
この時点でわずか7匹…
ちょうど釣り船が通過する時間帯になったので休憩を入れてると、野良猫達がジ〜っとこちらを凝視してくる。
「ハゼよこせ!」ということらしい。
もう諦めの心境と、この状況だと来週からは穴釣りになるからこの釣り場は来年まで来ないだろう、とお別れの意味でぬこ達にハゼを差し上げた。
「さて、どうしよっかな…」ぬこのハゼの踊り食いを眺めながら考える。
もうここらはダメだろう…
となると、大きく移動した方が吉と出るかも知れない。
という訳で、空っぽになったビクをぶら下げて【しおじ磯】に移動する。
しおじ磯に到着するが、ハゼ釣り人はほぼ居ない感じ。
だもんでポイントは選び放題だけど、とりあえずはいつもの深場ポイントから。
ここも釣り人いないな〜
現在はほぼ満潮だから潮が高く、ス〜っと仕掛けを落とすと水深3mくらいはある。
コレならダボもいないだろうて…っと、最初のアタリで上がってきたのはコイツだった。
ダボかよ!
ダメだ…心がポッキリ折れ、放心しながら次を振り込むとハゼがアタって来た!
しかし、やはり喰いが浅くなかなかハリに掛からない。
最初のアタリではなく、もっと喰わてからアワセを入れないと掛からないらしい。
という訳で、いつもはホタテのセンターをチョン掛けしてるだけだけど、3回巻きながらハリに掛けて垂らしを無くす団子状のエサ付けにする。
こういう感じ
先ほどと全く同じスポットに落とすとすぐにアタって来る。
ピクッっと手が反応するが我慢、我慢…
次の小さなアタリも見逃すとス〜っと竿ごと持っていった。
反射的にアワセが入り、上がってきたのは型は小さいが紛れもないマハゼ。
お久しぶりです!
このエサ付けなら、ある程度の喰わせにも耐えられる。
エサ付けに時間はかかるが、普通にやって釣れないなら多少の手間ヒマは目をつぶろう。
あいかわらずダボはちょっかい出してくるが、【はぜつき磯】よりはマシだ。
ポツリポツリとハゼは上がってくるが、それほど釣れるわけでもないし、型が良いわけでも無い。
この程度が本日の最大級
気になるのが先程からポツリポツリと雨が降っている。
すぐに止むだろうと思ってたらけっこう本降りになってきて、びしょ濡れで寒い。
釣れない上に濡れネズミ…、惨めなオッサン。
ハテ?どうしたもんか?
考えても状況は改善しないが、今回で大井ふ頭中央海浜公園でのハゼ釣りは終了と思われたので、もうちょっと粘ってみる。
粘ったところで釣れるわけもないんだけど、そうこうしていたら雨もあがり、おひさまが顔を出してきた。
今度は暑いくらいの陽気。
なんなんだ一体…
結局、4時間半粘ったけど39匹とトホホなハゼ釣行。
最初の分はぬこにあげちゃったので、39匹はいませんが…
いや〜厳しかったですね。
もう時期的に入れ喰いは期待できないけど、まだ10月中くらいはスポット的に昨日みたいな爆釣dayがあったりするから油断も出来ない。
そんな情報を入手したら、オッサンも大井ふ頭中央海浜公園に出動するカモ知れないが、今日みたいにジャイアントスイングなみに空振る可能性も大きいからまた凹むんだろう。
とにかく、本日でひとまずは夏シーズンのハゼ釣りは終了でございます。
思えば、今季は6月の下旬から9月の終わりまで1束は当たり前に釣れたHit yearだったと思います。
自己最高記録の321匹も記録したが、もうあんな釣りはしたくないと思うこと山の如し。
ムキになって!じゃなくて適度に楽しむのが一番だ。
という訳で、次からはいよいよ地獄の穴釣りに移行します。
もう先行して探りを入れてる仲間の情報では、そこそこ釣れているようなので楽しみだ。
次回から装いを新たに穴釣りシリーズ始まります!たぶん…