2021年11月21日。
2021年30回目のハゼ釣りに行ってきました。
釣り場:「秘密の花園」(KL②)
※釣り場は諸事情により場所は明かせません。申し訳ないです。
天気:晴れ
釣行時間:7時00分(潮位:187cm満潮)~11時00分くらい(潮位:114cm下げ9分)大潮
釣果:マハゼ30匹(14~17.5cm)
竿:ベイシックジャパン「行雲流水」1.5m
道糸:フロロカーボン1.5号 ハリス:フロロカーボン1号
ハリ:袖4号スレ
オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さ
エサ:アオイソメ&ボイルベビーホタテ
ハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
ど~でもいい事なんだけど11月と言えばオッサンの誕生月。
「またひとつ歳をとったな~…」と感慨深いが、もうこの歳になるとそろそろ終わりを考えてしまう。
まだ無邪気だったお子様の頃は「またひとつ大きくなった!」と歳を重ねることが嬉しかったが、もう人生の折返しを過ぎ、もしかするとラストスパートに入ってるやもしれん!と思うと、毎年近づいてくる棺桶が恐ろしくもある。
自分の死に様はどんなだろう…
できれば映画や漫画の主人公のようにキレイに散りたいと思うが、現実はそんなカッコいいもんじゃないだろうし、血ヘドを吐いて周りに迷惑をかけまくってくたばるのも困る。
終活という言葉が一般に広まって久しいが、終活ノートなるものにツラツラと書きなぐるものなんて何もなく、オッサンが残すものは些細でおぼろげな破片ばかり。
せいぜい、放ったらかしのミジンコ繁殖鉢と安っぽい釣り道具くらいなもんだ。
財産なんて雀の涙どころかミミズのションベンほどのもんだが、借金だけは残すまいと思う。
んで、誕生月と言えば健康診断の月だ。
毎年、忘れないように自分の誕生月に健康診断を受けている。
そこで問題なのは検便。
若い頃は何も意識せずとも毎朝きっちり脱糞出来ていたが、ここ1~2年ばかりは毎朝スッキリということもなく、下手すりゃ3日ほど溜め込むこともある。
食が細くなってきた辺りから、このように溜め込み型になってしまったような気がする。
果たしてどっちが良いのだろう?
無理してとは言わんが、毎回腹一杯に食べて毎朝の快便を目指すのか?
腹八分目程度に留めて、数日位おきに出すべきなのか?
排泄物って必要な栄養素の絞りカスみたいなもんだろうから、無理に出すってのもなんか違う気もする。
本当かどうか知らないが、インドかどっかの修行僧が修行と食事法で脱糞を一切する必要がなくなったと聞いたことがある。
つまり口に入れたものを余すことなく身体に吸収しているということで、それもすげぇ~な!とも思うが、人間の身体って排泄前提で出来ているんだろうから、なんかヤバそうな気もする。
健康診断に検便はつきものなのでやらなくちゃならないのだけど、アレっていつ頃から有効なのか?
賞味期限みたいなものはあると思うんだけど、それって何日くらい?
医療側は出来る限り新鮮なのをご所望と思うのだが、アレって生理現象だから蛇口をひねるように出て来るもんでもない。
こちらもしっかり検査して欲しいから出来る限りご期待にお応えしたいのは山々だが、思うようにいかんのである。
思い通りいかない原因は、生理現象だけが問題ではないと思う。
採取する方法も尻を消極的にさせる原因なのではないだろうか?
現代社会は洋式便器が多い。
あのフォルムはどう見ても検便向きではない。
脱糞がストレートに水溜りに落ちてゆくあの仕組み。
確実にキャッチする為に検便セットには『トレールペーパー』なるアイテムが付いている。
説明によると、「水が少ないタイプ」の便器にはトレールペーパーだけでキャッチできる!という自信に満ち溢れた説明書きがしてある。
オッサンちの便器は水が少ないタイプに該当。
しかし、こんな薄い紙っペラで本当にキャッチ出来るのか?
実際に持ったことがないから何とも言えんが、個人差はあるとは言え、人間のブツはそこそこの重量があると思うのだが…
半信半疑のままマニュアル通り事に及ぶ。
トレールペーパーを敷き詰め、手には採便容器から抜いたこすり取り棒を握りしめ、発射!
ここで悩むのは発射後にすぐに尻を拭くべきかどうかだが、まずは採便が最優先なので、尻はそのままで我慢して振り返る。
すると、どこにもないのである。
発射したブツが見当たらない。
よく見るとトレールペーパーに穴が空いていて、ブツはペーパーを貫通し落下していったようだ。
「ホラ見ろ!やっぱりダメじゃん!!」
思った通りの結果になり、尻はそのままで優越感に浸るオッサン。
やはりトレールだけではキャッチ出来ないようだな!
後日、トイレットペーパーを何重にも敷き詰め作戦により、無事、採取完了!
人間日々成長だ。
今、この不謹慎な文章を【正しい大便のとり方】というマニュアルを見ながら書いているのだが、全然正しくないという事が証明された。
トレールペーパーの早急な改良を望む!
しかし「正しい…」ってどゆこと?
逆に正しくない方法ってどんなものか?少々考えたが、とてもココで発表できるものではないので止めておきます。
そもそも洋式便器ではなく、和式便器の方が検便にふさわしいと思う。
アレを容易にキャッチしてくれるあのフォルム。
まさに採便するために作られたようだ。
現代人は毎日快便出来る人が少なくなったらしい。
それは洋式便器の普及もその一因だと思う。
どう見ても椅子に座る体制では力が入らんだろう。
しかし、和式便器の踏ん張りがきく体制ならバッチリさ!
しかも、自分の排泄物をマジマジと観察できるから、何かの異変があればすぐに気づくことが出来る。
洋式便器のように水没してしまっては何も分からないではないか!?
臭いものにはフタをしろ!で不都合な真実から目を背けるのではなく、自分の分身としっかり向き合うことで、自分の健康状態を把握するのはとても大事だと思う。
ビバ!和便!!
という訳で、オッサンは来週うん○を持って出掛けなくてはならない。
この状況で交通事故や通り魔などに会いたくない。
身元確認のための手荷物検査で発見されるアグレッシブなブツ。
考えただけでも恐ろしい。
万が一、オッサンの身に何かあったとしても身元不明なままでお願いします。
起床するとまだ少し暗い感じ。
まだ早かったかな?時計を見ると、もう支度しなくてはならない時間だった。
本日は曇り気味だったのでそう感じたらしいが、日が昇るのも遅くなったものだ。
愛車を漕ぎ出すが、こんな休日の早朝に行き交うのは犬の散歩と徘徊する後期高齢者くらいだ。
本日のハゼの穴釣りポイントはもう決めていて、前回感触の良かったエリアの続き。
潮回りもちょうど良い塩梅で文句なし。
現場に到着すると、近くには誰も居なかった。
まぁ訳あって、このエリアは常連もあまり来ないからねぇ~
いつものようにまずは状況確認。
まだこの時間は空も曇っているので、狙うべき穴がよく見えない。
さらには、それほど強くないけど風が吹いていて、水面に波がたっているので余計に穴が見えん!
手前のひと皮くらいしか見えないぞ
う~ん、コレは誤算だったな…
考えてもしょうがないからやるしかない。
本日もエサはアオイソメ。
例のごとく、釣りの友人からエサ入れごと拝借。
このエサ入れって結構なお値段するのね
まずはエサの下準備から。
オッサンはお腰につけたエサ入れの中にひとつまみのイソメを小出しにして、それらのイソメの頭を全部ハサミで切り落としています。
普通は指でカットすることが多いけど、指でやるともなると結構イソメの頭から下の方じゃないと千切れないし、潰すようになるから針が刺さりづらいんですよね。
ハサミでカットすればイソメを無駄にしないし作業しやすいが、面倒臭いのでコレをやるのは一番最初だけだけどね。
準備完了にてハゼの穴釣り開始。
適当な穴に落とすが、どうにも浅い穴ばかりでしっくり来ない。
できればもっと深い穴を見つけたいが、それらしい穴はもっと沖らしく、そんな穴はよく見えない。
現在は満潮だから、しばらくすれば見えてくるだろうて。
と思いながら、見える穴から穴へ落としてゆく。
全然アタらない訳ではない。
たまにだけどハゼはアタっては来る。
けども、そのアタリ方が嫌らしいというかやる気が無いと言うか、チョン!と1、2回突いてくるだけ。
一体、コレで何をしろというのか!?
こんなアタリでは絶対に掛からない。
ハテ?どうしたもんか?
このアタリ方からして多分小ハゼが突いてるんだろうから、手前は無視して、やはりもっと沖を狙うべきだろう。
出来る限り沖に目を凝らすと、穴と思われる箇所が何となく黒っぽい部分で見えてくる。
そんなブラックホールにス~!っと落とすとすぐにアタって来た!
チョン!チョン!グ~ン!
大きく引っ張ったのでアワセると、掛かって上がってきたのが本日の一匹目。
16cmってところかな
薄っすらと婚姻色がかっているけど、まだまだ薄いな。
下側が薄く黒くなっているが、まだまだ婚期は先だな
とりあえずボウズのがれでホッとする。
ヨシ!これから勝負じゃ!!と思うが、それほど甘くはない。
アタリはあるにはあるんだけど、掛からないのが多い。
ここからが釣り人の腕の見せ所。
イソメの垂らしをどこまで短く出来るかを探ってゆく。
長いと針に掛からないし、短いと喰ってこない。
その日その時の微妙なサジ加減があるんだけど、コレがシビレるんだ!
オッサンは最初は長めに4cmくらいから初めて、5mm単位で短くしてゆく感じかな。
気をつけるべきは、イソメって陸の時と水中にいる時で伸び縮みするから、ソレを見越して長さを考えなくちゃならない。
しかも、イソメのどの部分を使うのかによっても違うし、伸び縮みの個体差もあるから均一でもないんですよね~
コレが頭を悩ませるんだけど、もう面倒臭くなったら尻尾部を長めに付ければなんとかなるっしょ!のノリだ。
そんないい加減なノリでやってるもんだから、釣れるもんも釣れないで苦虫を味わい続けるオッサンなのでした。
そうこうしている内におひさまが出てきて、狙うべき穴がよく見えるようになった。
そして、このタイミングでハゼの活性が上がった。
さり気なく落とした穴、というよりも岩の隙間でいつになく派手なアタリからの強引な引き。
反射的にアワセを入れると、ググンググン!と重量級の暴れ方。
なかなか穴から引きずり出せず、更に引き込まれて竿が動かなくなった。
「やられた~!」
こういうのってハゼが横穴に潜り、道糸が岩の隙間に引っ掛かった時が多い。
念の為、一度道糸を緩めるとハゼがすぐに暴れだしたので根掛りが外れた!
コレを逃すまいと、強引に抜き上げると穴からハゼが出てきた。
それでもしばらく水面下で暴れ続け、大人しくなった所で取り込む。
ズッシリと重さが伝わる。
18cmくらいか。ナイスファイト!
これぞ穴釣りの醍醐味!を久しぶりに味わって楽しいオッサン。
このナイスハゼを皮切りにカーニバルが始まる。
どの穴に落としてもハゼのアタリが来るのだ!
もちろん、全部が全部釣れるわけじゃないけど、少し穴を休ませればスレたハゼがまた喰ってくる。
ほとんどは単発でひとつの穴から一匹って感じだけど、その単発穴がそこら中にあるもんだから良いリズムでハゼが上がってくる。
パラダイス気分でアッという間に25匹ほど釣り上げたが、そのカタルシスも終焉を迎える。
潮位がかなり下がり、ハゼがパタリと反応しなくなった。
居るには居るんだろうけど、ある時を境に全くエサに反応しなくなる。
時合が終わってしまったようだ。
この時点でオッサンは満足していて、もう終わろうかなとも思ったが、せめて30匹まで粘ろうと少々頑張ることにした。
んがしかし、あと5匹が長かった。
どこに落としてもカニとダボハゼの嵐でマハゼがアタって来ない。
潮位は下がり続け、一番沖の岩影からハゼが顔を出してたりするんだけど、鼻っ面にエサを落としても見向きもしない。
それでもチョロチョロと釣り上げ、4時間で30匹と数だけは上がった。
数は稼げた
最大サイズはあのナイスハゼの17.5cm
今日は久しぶりに忙しい穴釣りになった。
普段の穴釣りでは時合ってあまり気にしてないんだけど、今日はハッキリしてたな~
次はどんな穴釣りになるのか分からないけど、まぁノンビリ楽しみましょうや!
そろそろと思ったので、新しい穴釣り竿を買いました。
新しいとは言え、いつも使っている竿を新調しただけです。
”そろそろ”という意味は「今使っている竿がそろそろ折れるな!」と言うことです。
ハゼの穴釣りは根掛りが多発する釣りです。
その根掛りを外そうと竿をブンブンやるもんだから、竿が痛む。
使っている竿は小物釣り用の華奢な竿だから、そんな事やり続ければ折れるのは必至。
できればブンブンやりたくないんだけど、外すのを諦めて仕掛けを切りまくるのも釣り場を荒らす事になる。
出来る限り回収して、釣り場を保全しなければ楽しい釣りが出来なくなってしまう。
竿が折れるのは心が痛むけど、それ以上に釣り場が荒れるのは我慢ならん。
っという訳で、いつもの行雲流水150をショッピング!
そこそこのお値段ですが良い竿です。
このシリーズ買っとけば間違いないやね