2015年9月21日。2015年13回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:海老取川天気:晴れ釣行時間:7時〜12時(満潮10:31〜干潮15:51 小潮)釣果:マハゼ32匹(7cm〜12cm 9cmくらいのサイズが多し) ダボハゼ23匹 【今シーズン総釣果:1,408匹】
竿:1.8m&3.6m 道糸:1.0号 ハリス:0.6号 ハリ:袖1号(スレバリ)⇒1.8m竿 袖2号⇒3.6mの竿 オモリ:ナス1号 エサ:ベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
ハゼ釣り強化週間ということで、昨日に引き続き今日もハゼ釣りです。
まぁ、どこかに出かける軍資金もないのでハゼ釣りで気を紛らわせているだけです。
自宅から海老取川までは自転車で約30分の道のりですが、久しぶりなのでやたらと遠く感じる。
海老取川に到着したのが朝7時過ぎ。
思ったよりも釣り人がいないが、ハゼ釣りシーズンなのに何でだろう・・・
昨年の指定席だった祠(ほこら)?の脇は釣り人がいたのでその横に陣取る
もっと釣り人がいると思っていたけれど・・・
まぁ、空いている方が釣りやすくていいや!
本日はいつものミャク釣り仕掛けではなく、人生初のシモリウキ仕掛けに挑戦です。
昨日夜なべして作った(というのは大げさなんだけれども・・・)シモリウキ仕掛けを3.6mの竿にセット。
竿を伸ばしながら仕掛けを出していくと・・・
いきなりシモリウキがお祭りぃ〜!
いきなりのカーニバル状態
何とかお祭りをほぐそうとするがそれも叶わず・・・
一投もせずにシモリウキ作戦失敗!!なんじゃそりゃ〜!!!
精神的ダメージは大きく、シモリ仕掛けを再度作る気にもなれないので、作り慣れたミャク釣り仕掛けをセッセと作る。
海老取川では”エサのベビーホタテは大きめに付けないとハゼが喰ってこない”というのを昨シーズンに学んだので、サービスサイズでエサを付けて第一投。
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まったく生体反応がない・・・ハテ?
今日は小潮なので潮は良くはないのだが、まだ潮は動いている時間帯。
水の色も特に異常はなさそうだ。
20分ほどいろいろと探って見たけれどアタリが全くない。
なるほど釣り人が少ない理由はコレだったのか!
ここでオッサンのスーパーコンピューターが計算を始める。
カタカタカタ・・・チーン!
「ポイント移動だ!」
という訳で移動開始する。
移動とはいっても、さてどこで釣り糸を垂れればよいのやら・・・
とりあえず荷物を持って、海老取川に沿って適当な間隔でハゼポイントを探しながら歩く。
やっとアタリがあった場所は、多摩川との合流部から200mくらい移動した船着場の湾曲した場所。
このポイントで釣りをするのは初めて
とりあえず、アタリが来たハゼを仕留めると良型だった。
やっと釣れた本日の初モノ
ここで入れ喰だ・・・・・となれば気分が良いのだが現実はそんなに甘くはない。
同じポイントに仕掛けを落としても次のアタリがないので、他のポイントを丁寧に探す。
何とかハゼのいる場所を探して釣り上げるが、単発ばかりで同じポイントで連打がない。
残念ながら今日は単発で拾っていくしかなさそうだ。
持ってきた1.8mの竿も出して足元の堤防沿いも狙ってみる。
海老取川に来る時はいつもの愛竿「そよ風(2.0m)」は使えません。
というのも、海老取川では堤防に座りながら釣るというぐうたらな釣りになります。
ハゼが釣れると竿を堤防に置いてハリを外したり、複数の竿を使って釣をする時に、もう一方の竿を堤防に置いたりするので竿がコンクリートで傷付きます。
もう手に入らないであろう「そよ風」に傷が付くのも嫌なので、二軍の1.8mの竿を持ってきています。
1.8mの竿で足元を探ると頻繁にアタリがあるが、その正体は定番外道”ダボハゼ”
どうやらこのポイントの堤防沿いは、ダボハゼの巣窟らしい。
堤防よりも1mくらい離れたポイントでたま〜にマハゼが釣れたりするが、それもポツリポツリ以下の状況だ。
やっとツ抜け(10匹)したのが9時過ぎ。
ホームグラウンドである「大井ふ頭中央海浜公園」でのハゼ釣りなら諦めて帰っている釣果だが、ここ海老取川ではノンビリと座りながらハゼ釣りができるので「まぁ、ゆっくりと釣りを楽しみましょうや!」と気持ち的にもおおらかになる。
オッサンが持ってきた小さなビニールバケツからハゼが脱走し始めたので、テナガエビ釣りでお馴染みの自家製テナガエビ用ビク「エビ元気1号」にハゼを移動させる。
今日はそこそこ暑いので、ビニールバケツの水温が上昇し、釣ったハゼが生煮えになってしまう。
なので、ハゼをビクに入れて海老取川に沈めておけば元気でいてくれる。
去年は普通のズックビクに入れて水に沈めていたが、水路に船が通るたびに波でズックビクが堤防と擦れて穴が空いてしまうのではと危惧されたので、頑丈な「エビ元気1号」の登場となりました。
ハゼでも活躍の「エビ元気1号」
水に沈めておけばハゼも元気でいるはず
1.8mの竿は手に持って近場を探り、3.6mの竿は置き竿にして比較的沖を狙うという作戦。
今日は釣り人が少ないので、3.6mの竿を置き竿にしても迷惑にならない。
手前は相変わらずダボハゼがくっついてくるので、頼みの綱は3.6mの竿だ。
初めのうちは3.6mの竿を手に持って広範囲を探っていたのですが、今日はチョコチョコ動かすよりは、置き竿にして待っている方がハゼが釣れる。
ハゼが口を使わない時は、このように待ちの釣りの方が吉となることがあります。
しかし釣りの作業がないので、ぼ〜っとしていると遠くから見たことがある船が近づいてくる。
ん!見たことのある遊覧船だが・・・
この遊覧船は、昨日大井ふ頭中央海浜公園のはぜつき磯で釣りをしていた時に通過していった船ではないか。
こんな所も遊覧コースだったのか。
すぐ目の前を通過していったので、初老らしき方の案内アナウンスが聞こえてくる。
「戦時中にはここら一帯は・・・」
と言った内容だったが、乗船していた多くの外人は日本語を理解できるのか?
そもそもこんな所を遊覧して楽しいのか?
まぁ、どうでもいいか・・・
現在は”シルバーウィーク”中なので世間はバケーション気分。
だからかなのか、いつもは見かけない船が通過してゆく。
遊覧船2号が通過
海老取川は小型船舶が係留できるので、個人が所有しているであろうお高そうなレジャーボートも通過してゆく。
オッサンはどこいく金もなくハゼ釣りで自分を慰めているのに、他方はマイ・プレジャーボートで優雅に船釣り。
「どんな悪いことすれば、あんなボートを持つことができるのだろう・・・」と思うとともに、格差社会を実感ぜずにいられませんでした。
ハゼ釣りはというと、5時間という長丁場でしたが32匹とお寒い釣果。
気温は暑いが釣果は寒い、海老取川シーズンの始まりとなりました。
本日の釣果。こんな数でも「エビ元気1号」の内部はラッシュ状態
本日一番のサイズだが、海老取川のハゼの割には小さい
アタリの出具合といい、サイズといい、まだ時期が早いのか。
それとも今年の海老取川は不作なのか・・・
今後、海老取川に通えばその理由がはっきりするでしょう。
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