2015年10月4日。2015年15回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯天気:晴れ釣行時間:7時〜10時(満潮9:45〜干潮14:59 小潮)釣果:マハゼ67匹(8cm〜15cm 10cmくらいのサイズが多し) ダボハゼ12匹 チチブ(?)2匹 【今シーズン総釣果:1,586匹】
竿:2.0m 道糸:1.0号 ハリス:0.6号 ハリ:袖1号(スレバリ) オモリ:ナス1号 エサ:ベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
いよいよ今シーズンラストのはぜつき磯。
ラストは気を引き締めて一丁やったるでぇ〜!と前日までの気合いはフルスイングの空振りで、すっかり朝寝坊・・・
目が覚めると6時を過ぎていた。
釣りとなると自動的に朝5時頃に目覚めるはずが、恐るべし「睡眠の秋」。
慌てて準備をして、自転車を立ちこぎで現場に向かう。
秋本番ともなると行楽なノリの釣り人は少なく、哀愁漂う常連達ばかりで寂しい限りだ。
釣り場って常連さんばかりだと地味だよね。かくいうオッサンもその寂しさを助長しているひとりなんだけどサ・・・
オッサンの指定席はいつも通り空いている。
はぜつき磯のポイントを網羅しているわけではないけれど、なんでココはいつも空いているのかと少々考える。
たぶん、柵をまたいで乗り越えないと最短でアプローチできないからだろうと推察する。
オッサンのモデル級の長い足をもってしても、股ぐらを傷めつけてまたぐのが精一杯だ。
まぁ、オッサンの股ぐらの話はどうでもいい。
秋深し!冷凍保存のベビーホタテも自然解凍せずに硬いままなので海水でふやかす。
ベビーホタテも自然解凍されない季節になったんだなぁ〜
思っていたよりも水はぬるかったが、立ち込むと冷たいことには変わりない。
まだ船が動いていないこともあり、水が澄んでいて海底がよく見える。
ラストはぜつき磯の第一投!
今日はエサがよくみえるので今日は見釣りになりそうだ。
黒っぽい海底に白いベビーホタテが映える。
エサがス〜と斜めに落ちて着底するとすぐに見えなくなる。
竿を持つ手にはアタリの振動は全く伝わってこない。
期待を込めてアワセを入れると、なかなかの良型がくっついてきた。
一投目で良型が来るとウレシイですね!この季節になるとハゼも丸くなってくる
10数cm以下のサイズは”コツ!”と手に伝わってくる明確なアタリがあるが、それ以上の良型となると「ンモォ〜・・・」っていうような(スイマセン。言葉で表現するのが難しいです)ハッキリしたアタリがないことが多いです。
釣り上げたハゼが温かく季節の変化を感じる。
『釣り上げた ハゼのぬくもり いとおかし』(完熟おやじ)
思わず一句ひねってみたがどうだぁ!
ハゼの温もりで秋を感じるのもなんだが、釣り上げた魚を持った時が生命の尊さを感じる瞬間だったりもする。
先週に引き続き、今日もハゼポイントはタイトなので、アタリがあったり、釣れたスポットは大事にしていきたい。
先程のポイントから半径5cm以内を集中的に攻めると連打になる。
このポイントでは概ね10cm以上の喰い気のある良型が集まっていて、一気にツ抜け(10匹)した。
しかし、ここもアタリがなくなったので別のハゼポイントを探していると、いつもの嫌な音が近づいてくる。
まずは釣り船が通過・・・
う〜ん・・・もう来たか・・・タイミングが悪い・・・
釣れる時間は限られているので大事にしたいのにぃ〜
まぁ、船宿も生活がかかってるんだし、何よりも朝寝坊したオッサン自身が悪いか・・・
波がたって釣れなくなるかと思いきや、さにあらず!
さっきと変わらず釣れ続ける。
「お〜!今日はナイスディ!!」
調子良く釣り続けていると、本日のビッグハゼを発見!
集中的にビッグダディがいるポイントを攻めるが、周りのコバンザメばかりエサに喰いついてダディはそれをジ〜と見ているだけでエサをくわえない。
「さすが、大きくなるまで生き延びる奴は慎重だ。絶対仕留めちゃる!」
コバンザメ達を全て釣り上げ、ついにはダディだけになった。
タイマンで勝負じゃ!
でも、なかなかエサに喰い付かない・・・
派手すぎず地味すぎずに誘いを入れるが、知らんぷりを決め込むダディ。
「これはダメか・・・」と思い始めた時にちょっとだけエサに反応した!
「イケる!」と確信したオッサンは、次のターン(エサ付け)でエサを大きめに付けて投入。
ダディの鼻の先にいつもよりゆっくりとエサを落とすと、ついにダディは喰いついた!
”クン!”と手首を返すとズッシリと重さが伝わり、柔らかい竿がしなる。
ヒュン!ヒュン!”と竿が音をたてて唸り、水中で暴れるダディ。
一気に抜き上げるが、ここからがドキドキな時間。
というのも、オッサンはスレバリ(カエシが無いハリ)を使っているのでハリ掛かりが甘かったり、ハゼが暴れると手元に来る前に”ポロリ”と落ちることがあるのです。
なんとか無事にダディはオッサンの手元に辿り着きました。
本日の最大サイズでございます。2mののべ竿で釣れる一杯一杯かな
ダディを釣り上げるのに5分は費やしたと思います。
ダディを仕留めてかなり満足なオッサン。
最初の一時間で43匹と順調な滑り出し。
「今日も束(100匹)は確実だな!」と確信したのでした。
はじめの一時間で気を良くしたオッサンの第2ラウンド。
またまた一投目からアタリが!
気分良く竿をあげるとくっついてきたはコイツ・・・
これってチチブかな?
コイツが釣れるのは今シーズン初だ。
いつもの黒いダボハゼとは違うチチブの仲間だろうけれど、外道には変わりない。
「ふ〜ん、珍しいな〜」と思っていると、連続でコイツがあがってくる。
いくら珍しくても外道は外道。いらん!
コイツのセイなのかお陰かは知らないが、これ以降パッタリとアタリが途絶える。
どこに投げてもパッとしない。
たま〜に単発でハゼがあがってくるが連打はなし!
先程の釣り調子が嘘のように静かになる。
海底をよくよく観察すると、先程と比べてハゼの絶対数が少ない。
「もう沖の方へ行ってしまったかな・・・」
「上げ潮がまだ上がりきっていないはずなんだけど、今日は小潮だからイマイチ潮が効かないかな・・・」
まぁ、手前の方にも奇特なハゼがいることはいるが、そやつらもまったくエサに反応しなくなる。
「ん〜、厳しいか・・・」
粘っていた常連さんたちもポツリポツリと引き上げていく。
ますます寂しくなっていく【はぜつき磯】
オッサンも次第にダレてくるが、ダメでも3時間は粘るべし!と決めているので釣りを続ける。
しかし、ダレてることには変わりなく、ハゼにハリを飲まれてしまうことが多発。
自作の針外しが大活躍!大活躍しちゃあダメなんだけどサ・・・
おまけに船はすごい勢いで走っていくもんだから、波が高いこと!
ウェーダーを履いていても避難しなければならないくらいだ。
”泣きっ面に蜂”状態なはぜつき磯。
この船はいつも急いてるんだよなぁ〜。おまけに船体がデカイから波がスゴイことになる
結局、粘っても状況は改善せず。
3時間の釣果は67匹・・・
初めの一時間の釣果から、かな〜りの尻すぼみとなりました。
67匹の割にはハゼの粒がデカイからボリュームがある
う〜ん・・・来週からは海老取川に行ってみるか。
でも早起きできれば、まだはぜつき磯でも釣れそうな気がしてならない・・・
朝5時から来ていた常連さんはしっかりと束(100匹)いってたしなぁ〜
オッサンには朝5時は無理だろうなぁ。
だって「睡眠の秋」だし!