釣れないとつまらないけど釣れすぎても・・・(2015年2回目のハゼ釣り)

恐ろしいほどのハゼの群れが・・・(in はぜつき磯)

2015年6月21日。2015年2回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯天気:曇りのち雨釣行時間:5時40分くらい〜8時くらい(満潮7:42〜干潮14:04 中潮)釣果:マハゼ168匹(4cm〜11cm 7〜8cmサイズが多し) ダボハゼ11匹  【今シーズン総釣果:261匹】

 

 

竿:2.0m 道糸:0.8号 ハリス:0.6号 ハリ:キス4号⇒袖1号 オモリ:ナス1号 エサ:ベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

今日はキス4号ハリからスタート。本日のオモリカラーは緑のラメ入りだ!

 

 

ふと目が覚めるとまだ早朝5時前だ。

 

平日ならギリギリまで起きないが、休日となると勝手に目が覚める。

 

 

ハゼ釣りに出発するにはまだ早過ぎると思ったけど、今日の天気予報は時間とともに悪くなるようなので思い切って出発した。

 

 

愛車(自転車)を飛ばしながら、せっかくこんな早く行くんだから一番船が来るまで【はぜつき磯】でやって、それから【夕やけなぎさ】に移動しようと作戦をたてた。

 

 

5時半くらいに大井ふ頭中央海浜公園のはぜつき磯に到着。

 

こんなに早くハゼ釣りに来たのは初めてだ。

 

既に4〜5人くらいの釣り人がいる。

 

”一体この人達は何時から釣りをしてるんだろう・・・”

 

けっこう大きい石がゴロゴロしているはぜつき磯。こんな大きい石でなくてもハゼは付くと思うが

 

 

エサは、先週までは昨シーズンもののベビーホタテだったけど、今日から新鮮なベビーホタテだ。やっぱり色ツヤが違う!釣れそうだ!!

 

「新鮮」がいいのはハゼも同じだと思う

 

 

 

この【はぜつき磯】は運河に沿って直線200mくらいの岩場で構成されている。

 

ちなみにココに釣りに通う人でも間違えるのだが、はぜつき磯の奥の砂浜部分は【夕やけなぎさ】という。

 

オッサンはあまり【はぜつき磯】では釣りをしないので詳しくはないのだけれど、いつも常連の釣り人たちは赤い変なオブジェの右側でハゼ釣りをしているという印象。

 

 

そして、このはぜつき磯に主(ぬし)がいる。

 

その主はいつどんな時間に来ても、この【はぜつき磯】の決まった場所にいるのだ。

 

いつもリール仕掛けで二本竿を出しているのだが、釣れているのを見たことがない。

 

竿は出しているのだが、ボ〜っとしていたり本を読んでいたりするので釣りをしているのさえ定かではない。

 

ここに住んでるのかな・・・・・??

 

 

目当ての場所には常連さん達がいたので、今日は常連さん達&主(ぬし)の右端で釣りを始めることにする。

 

 

釣りの準備をして、岩場を降りるとフナムシの群れがササ〜っと逃げていくが、水際まで来ると水中をフナムシのようにササ〜っと逃げていく魚の群れが・・・

 

はじめはイナッコ(ボラの子供)かな?と思ったらなんとハゼの群れだったのだ!

 

イナッコにしてはデカイなと思っていたけど、型の良いマハゼの群れがササ〜っと逃げていくのだ!

 

 

「うわ、スゴイ群れだ!やっぱり今年はハゼがかなり濃いんだな〜!!」

 

 

今日はお試しでキス4号ハリで始めることにする。

 

冒頭の写真の使い廻しで申し訳ないです・・・

 

 

今日は水が澄んでいるので水中がよく見えるが、第一投を入れるとものすごい数のハゼがエサに集まってくる。

 

 

こんな時は、アタリをとるよりも見釣りしたほうが早いです。

 

エサのベビーホタテが見えなくなると、ハゼがエサを咥えたということなのでアワセます。

 

くっついてきたのはなかなかの良型でした。

 

小さいハゼならまだしも、このクラスが群れでくると迫力があります

 

 

まだこの時期にはキス4号ハリは早いかな?という心配は一気に吹き飛びました。

釣れすぎてもなんだかなぁ〜

とにかくエサを落とすとハゼが群れてくる。

 

我先にとエサを奪い合うさまは、さながら初売り福袋に群がるオバサンの如しだ。

 

 

見釣りをやっている時に思うのだけれど、ハゼがエサを咥えてもアタリが全くないこともある。

 

弱いアタリに「モァ〜〜・・・」みたいなのがありますが、これさえも感じられない。

 

でもハゼはエサをしっかりと咥えてるんです。

 

「この”アタリ”を拾えればもっと釣果が伸びるんだろうなぁ〜

 

「名人級はこれを感じることができるんだろうなぁ〜」

 

未熟なオッサンはハゼオバサンを見つめながら思うのでした。

 

 

 

とにかくエサを落とすしてすぐにアワセを入れるの繰り返しで、誘いを入れる作業は皆無だ。

 

こんな調子で初めの一時間で72匹釣れたのですが、集中していたのもここまで。

 

 

ここまで極端な入れ喰いだと釣りというよりも”作業”だ。

 

 

けっこう手前に良型のハゼが多いので、岩陰を攻めるとくっついて来るのはこいつらだ!

 

ココらへんのダボも良型だ!いらんけどね

 

 

 

ベビーホタテの貝柱は1回毎にエサを付けなくてはならないので、途中からホタテの”耳”をエサにする。

 

オモリが変わったのは仕掛けごとロストしたためです

 

”耳”だと少し喰いが悪くなりますが、今日は”少し”なんぞものの数ではありません。

 

 

この”作業”も集中力がなくなるとダレてくるもので、もう立っているのも面倒くさくなって岩に座ってやりだす始末。

 

ウェーダーを履いているので濡れてもへっちゃら

 

釣りをしながら岩場のフナムシを蹴散らして遊び始める、という適当な釣りになってゆく。

 

 

一番船が通り過ぎますが、もう面倒臭いので【夕やけなぎさ】への移動は却下になりました。

 

今日は天気予報も悪いので乗船客も少ない

 

 

 

こんなぐうたらなハゼ釣りでも何かしらの発見はあるもので・・・

 

この【はぜつき磯】は水中にも岩がゴロゴロしていますが、その岩の上にエサを落とすと良型のハゼが喰ってくるんですね。

 

いままでは岩と岩の間の砂地を狙っていたけれど、岩の上もハゼポイントとしてアリですね!

 

しかもホタテは白いから黒っぽい岩の上によく映えて、見釣りがとても分かりやすい。

 

 

 

結局、集中力も切れたし、雨も降ってきたしで2時間半で168匹釣り上げて納竿。

 

きちんと集中していれば2束は超えていたと思います。

 

 

今回はじめて使ってみたキス4号ハリは、いつもの袖1号とか2号に比べるとチモトが長く太いのでハゼを外しやすいのはメリットですが、ハリが太いのでハゼにダメージがあり、ビクの中で5〜6匹死んでいました。

 

袖ハリで釣ったハゼならばほぼ全て活きているので、キスバリは時を選んで使っていこうと思います。

 

けっこう10cm超えも多かった

 

 

このくらいの数になると狭いビク内ではハゼが立ち泳ぎになってしまう。

 

皆さん海に帰られました

 

 

 

釣りって釣れないと当然つまらないですが、釣れすぎると飽きてきます。

 

こんな自分勝手なオッサンに釣られる魚もたまったものではありませんが、釣れるポイントの探りとか、効果的な誘いとか魚との駆け引きがあって初めて楽しい釣りになるんだなぁ〜と実感。

 

今日のような釣堀状態では、釣りの醍醐味は味わえないですね。

 

まぁ、贅沢な悩みかもしれませんが・・・

 

 

帰りに【夕やけなぎさ】を覗いてみたら、誰も釣り人はいませんでした。

 

こちらは釣れなかったかな・・・

 

だ〜れもいない海♪

 

 

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