2015年8月9日。2015年7回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園-はぜつき磯天気:薄曇り釣行時間:6時〜9時(干潮6:58〜満潮13:44 長潮)釣果:マハゼ158匹(5cm〜12cm 9cmくらいのサイズが多し) ハエ(?)1匹 ダボハゼ1匹 【今シーズン総釣果:750匹】
竿:2.0m 道糸:0.8号 ハリス:0.4号 ハリ:袖2号 オモリ:ナス1号 エサ:ベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け
前回、一時間で1束(100匹)を目指したのですが、時速78匹と全く届かず・・・
チョッピリ悔しかったので、今回はリベンジのつもりで臨んでみました。
んが、少しばかり朝寝坊。前回同様に5時30分くらいからハゼ釣りを始めたかったのですが、大井ふ頭中央海浜公園のはぜつき磯に到着したのが6時過ぎ。
リベンジは早くも黄色信号が点滅です。
昨日から、東京は連日の地獄のような酷暑から開放され、早朝の時間帯は涼しいくらいです。
オッサンが小さい頃は真夏でも朝晩は涼しかったものだが、最近は時間に関係なく暑すぎる!
日本はもう亜熱帯といっても過言ではなくらいです。
久しぶりに心地よい陽気のせいか、本日のはぜつき磯は盛況で、狙っていた場所には既に釣り人がいました。
今日は混んでいるな〜。残念ながら狙っていたポイントには先客が・・・
という訳で、はぜつき磯の右側のいつもの場所で釣り始めることにする。
準備をしながら周りの釣り人の様子をうかがう・・・
”う〜ん・・・なんか釣れてないみたいだなぁ・・・”
いつも思うが、こういう時に釣れてまっせ!という状況はお目にかかったことがない。
ほとんどというか、いつもなんだけど”釣れていない(竿が上がらない)風景”ばかりだ。
確かに、釣れない日もあるけれど、よく釣れる日もあるのだ。
釣り方の違いだと思うのだろうけれど、喰いが悪い時こそ頻繁にエサを入れ直して、しっかりとハゼに誘いをかけるべきだと思うのだが・・・
まぁ、愚痴っぽくなってしまいましたが、とにかく釣り糸を垂れてみる。
腕時計のタイマーを一時間にセット&スタート。
釣り糸を垂れると、なかなか竿が上がらない理由が判明。
アタリの出方が通常とは違うのだ!
通常は「コツ!」とか「クン!」とかの分かりやすいアタリなのですが、今日は『モァ〜ン・・・』系のアタリが多いのだ。
この「モァ〜ン」をどう説明したら良いのか難しいのですが、引っ張るアタリではなく、ゆっくりと上に押し上げるというか・・・
ハゼがエサをくわえたまま動かないで呼吸をしているような感じ・・・
オッサンはミャク釣りなので竿の振動でアタリを取るのですが、通常のアタリの「振動」というより、竿の先を掴まれている感じなんです。(この感じをうまく表現するのか難しいです)
まぁ、そんな感じのアタリが多いので、シモリウキならウキが何となく”揺らぐ”と思うので、アタリは取れるかもしれませんが、玉ウキの場合はアタリが取れるのかどうか、かなり怪しいと思います。
お隣の釣り師は玉ウキ仕掛けだったのですが、やはり竿が上がらない。
お仲間との会話も「今日は喰わないねぇ〜」です。
まぁ、釣りの会話は「今日はダメだね!」系のネガティブなワードがほとんどなのですが、確かに今日は難しい釣りになりそうだ。
難しいながらも釣れることは釣れるので、かなりの集中力が要求されますがオッサン的にはおもしろい。
釣れてくるハゼは前回と違って、お腹の部分が大きく、少し黄色がかっています。
抱卵かメタボかよくわからないが・・・
黄色はハゼが成熟しているからだと思いますが、お腹が大きいのはなんで?
ハゼの産卵期は1月〜春先にかけてだと思ったけれど、食べ過ぎなのかしら?
まぁ、この時期でも卵を生むハゼもいるのだろうから、きっと抱卵しているのだろう。
少し可哀想な気もするが、せっかく釣れたのでビクに入れておく。
今日のスペシャルゲストはコイツ↓
コレって「ハエ」かな?
よく分かりませんが、もしハエなら海に降りてくる派な奴かな?
ハエは基本的には河川にいるけれど、海に降りてくるものいるらしい。
しかし、大井ふ頭中央海浜公園は運河だから、少し遠い多摩川あたりから迷い込んできたのかな?
いままで少なからずここでハゼ釣りをしているけれど、コレが釣れたのは初めてだ!
変なゲストも交えながら、モァ〜ン系のアタリを取りながら粘る。
しかし、このアタリは厄介だ。
今日は2号の袖ハリを使っていますが、どうしても反応が遅れるのでハリを飲まれることが多発。
鈎はずし(と言ってもピンセットなんだけれども)を使っていると余計な時間がかかる。
かと言って、無理やりハリスを引っ張るとプチッ!とハリスが切れる。(今日は市販のハリを使っているので、ハリスは0.4号と切れやすい)
さらに悪いことには、遠くから船の音が聞こえてくる。
「ムムム・・・先週に引き続き、また警戒船が来たのか?」
と思っていたら、プレジャーボートがかなりの速度で通過していく。
ここは運河なので航行速度が決まっているはずなんだけど、どう見てもあれはスピードオーバーではないか!?
今日は警戒船が見当たらないのだが、こんな時こそ警戒船の出番ではないのか?
無法ボートのおかげでかなりの波が立ち、水がかなり濁ってしまった。
そして、ハゼが釣れなくなる・・・
こればっかりはどうしようもナス!海が落ち着くのを待つしかない。
海底の砂が舞い上って出てきたのか、誰かが捨てたのか、かわいいイソメが泳いていたので捕まえてエサにしてみたけれど、釣れない時は釣れない。
拾ったイソメに期待したが残念・・・
再びハゼが釣れ始めたところでタイムアップ!
結果は一時間で67匹・・・
リベンジどころか前回よりも残念な結果に。
タイムアタックが終了し、しばし休憩をしていると本日初めの釣り船が通過していきます。
乗っている客さんが少ないな・・・今日は涼しくて釣り日和だと思うが
いつも釣り船が3〜4隻は通過していくので、全て通過するまで休憩することにする。
釣り船が来ると釣り人は一斉に避難する
休憩を取りながら、モァ〜ンなアタリについて考える。
なんで今日はモァ〜ンなアタリが多いのか?
寒い時期でハゼの活性が悪いならともかく、今日は足元にもハゼが動き回っているのが見えたので活性は悪くないハズだ。
通常ならば、ハゼはエサが落ちてくると先を争うように喰いついてくる。
エサをくわえたハゼは、エサを他のハゼに取られないように引ったくるので、必然的に引っ張るようないつものアタリなるはずだ。
ということは、モァ〜ンなアタリは他のハゼが周りにいない場合に起こるのカモ。
確かに、モァ〜ンの場合は同じポイントにエサを落としても、ハゼが複数匹釣れることは少なかった。
つまり、今日のハゼは集団で行動しているのではなく、単独で移動しているのか?
ということは、ハゼシーズンも終わりに向かっているということなのかもしれない。
まぁ、この仮定が正しいかどうかは怪しいですが、今日のようにモァ〜ン系が多い日も珍しいので、ハゼ釣りテクニックのバリエーションを増やすには良い日なのかもしれませんね。
仕事の時は超ネガティブだが、釣りの時はポジティブになるオッサンなのでした。
その後も、モァ〜ンは続くし、通常のアタリがあっても同じポイントでは数が伸びず・・・
ポイントを移動しながらの拾い釣りをしていく厳しい日となりました。
結果、3時間で158匹と数的にはなんとなくまとまりました。
この辺がスタンダードサイズ
大井ふ頭中央海浜公園の最大級サイズは12cmくらい
ビクの底が見えるということは数が少ないということですな
大井ふ頭中央海浜公園でのハゼ釣りシーズンも残りひと月ほど。
残されたシーズンを大切に楽しみたいと思います。
追伸、釣り上げたハゼの一部はその場で差し上げて、残りは友人に持って帰りました。
友人からはお礼にビールをもらいました。
発泡酒ではなくビールだ!久しぶりだねぇ〜
以前にもハゼがビールに化けたことがあったが、ハゼとビールはなにかと相性が良いみたいですな!
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