終わり良ければ全て良し!ラストハゼ釣り in 京浜運河(2015年20回めのハゼ釣り)

雨の中のハゼ釣り勇者たち!

2015年11月8日。2015年20回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:京浜運河天気:雨!釣行時間:8時00分〜11時00分(干潮9:05〜満潮15:28 中潮)釣果:マハゼ54匹(11cm〜13cm)ダボハゼ0匹 【今シーズン総釣果:1,703匹】

 

竿:3.6m 道糸:1.0号 ハリス:0.6号 ハリ:袖1号(スレバリ) オモリ:ナス1号 エサ:桜えびのちベビーホタテハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛け

 

 

前日の天気予報では「明日は昼ごろから降り始めマス」だったはずだけど、朝起きるとしっかり雨が降っていた。

 

30秒ほど悩んだが「エサの桜えび買っちゃったし、今日は今シーズン最後のハゼ釣りだし、干潮時間は迫ってるし」で雨天決行となりました。

 

 

先週の完全防寒仕様プラス雨カッパ&長靴と、全く雨を寄せ付けいない完璧な装備で出撃。

 

 

 

雨の日に釣りなんて・・・と思うかもしれませんが、今日は行く価値がある日だったのです。

 

 

 

こんな雨の日なんか誰も釣りなんてしていないだろう!と自信満々で現場に到着すると、既に3人の不屈の精神力を持つ太公望がいてビックリした。

 

雨で寒々しい京浜運河

 

大井競馬場前駅方面には誰も釣り人はいないけれど・・・

 

反対方面は3人も釣人がいる。雨の中ご苦労さまです!

 

 

何でこんな雨の日にハゼ釣りを決行したのか?

 

それは、このシーズンにこのポイントでハゼを釣るための条件を確認するためなんです。

 

 

今日はちょうどいい時間に干潮になります。

 

オッサンの見立てでは「護岸の石が終わって深くなっている境目が釣れるハズだ」と目論んでいたのです。

 

そもそも京浜運河にハゼ釣りにやって来た理由が「ハゼシーズン終盤にのべ竿で狙える深場でのポイント探し」でした。

 

 

オッサンの持っている最長ののべ竿は3.6mなので、今日みたいな干潮なら例のポイントに届きます。

 

今までの経験上、雨の日はハゼが釣れると確信しているので、干潮&雨のダブル効果で今日は釣れると期待してやって来たのでした。

 

干潮時にはこの深場が狙えるのだ!

 

やっぱり雨の日はハゼ釣り日和♪

いつもの排水口を基地にして、いそいそとハゼ釣りの準備をする。

 

排水口から雨水が音を立てて流れる。この排水口も仕事してるんだ

 

 

今日は特エサを持ってきました。

 

ボイル桜えびです。

 

 

絶対釣れるエサと思っていましたが、値段がお高い高級品なので手が出ませんでした。

 

庶民的なハゼを釣るには割に合わない高級エサという印象。

 

しかし、今までで一番多くハゼ釣りに通った2015年のラストを派手に飾ろう!と清水の舞台からバンジージャンプな覚悟で購入しました。

 

このまま海鮮丼になりそうなコラボレーション

 

 

さっそく特エサ”桜えび”を付けてハゼ釣り開始じゃ!と思ったが、ハテ?どうやってハリに掛けるもんかな?

 

 

とりあえずエビ餌の定番、しっぽを取って通し刺しにしてみました。

 

ハリは袖1号なので通し刺しというよりはチョン掛けって感じだ

 

狙うは護岸石の境目で第一投!

 

恐らく水深は2m以上あるので、オモリが着底するまで少々時間がかかるが着底するやいなや(=as soon as)すぐに竿先がス〜っと持っていかれる。

 

鬼アワセを入れるのではなく、竿先が”グンッ!”としなるまでゆっくりと喰わせる。

 

何度かス〜ス〜と軽く引っ張った後に”グンッ!”と持っていったので、アワセを入れると太った良型のマハゼがあがってきた。

 

一発目でハセがあがると気持ち良いですな〜♪

 

 

流石は桜えびなんだけれども、エサ持ちが悪いようでベビーホタテ同様に一回でエサが無くなってしまう。

 

”ハゼ一匹にエビ一匹では割に合わないじゃん!”とせこいオッサンは、エビを半分に分けて使うことにした。

 

 

まずはエビの尻尾の方を付けて第二投。

 

えびの下半身を付ける

 

するとまたしてもス〜っとアタリが来て釣れた!

 

 

 

今度はエビの頭の方を付けて第三投。

 

頭の方は気をつけないと頭の殻だけになってしまう

 

同じようにハゼがあがってくる。

 

 

 

なんと!こんな調子で5回連続でハゼが釣れた。

 

夏のハゼシーズン全盛期ならわかるが、この時期に打率100%とは恐るべし桜えび!

 

 

果たして桜えびのおかげなのか分からないので、ベビーホタテでも試したかったが、全然解凍されていないので使いものにならず。

 

ベビーホタテが解凍される間もないくらいのアッ!という間の出来事だったのです。

 

 

 

釣り始めて1時間で17匹と全然ダメだった先週からは考えられないくらいの釣果です。

 

やっぱり雨の日はハゼ日和だ!

 

ハセよ、今年もありがとう!!

楽しくてあっという間の一時間でしたが、基地に戻って休憩しているとお隣の釣り人に目が留まる。

 

朝、現場に到着した時に「そーかな?」と思っていたが、マジマジ観るとやっぱりそうだった!

 

 

先週ここで出会った、このサイトがキッカケで釣りを始めてしまった方だ。

 

遠くにお住いで車でここまで来ると言ってたが、まさかこんな雨の日にハゼ釣りとは気合いの入った人だ。

 

 

声を掛けて釣果を聞いてみるとやっぱり釣れている。

 

この方は先週も全く同じ場所で場所移動なしで釣り続けていたけれど、今日も同じように移動する気配がない。

 

 

反対にオッサンは一ヶ所で釣れなくなると即移動と、いい歳して落ち着きのない釣りをする。

 

オッサンはジッっとしていると息が詰まりそうになるサメの様な生態なので、いつもチョロチョロ動き回っています。

 

 

まぁ人それぞれに釣り方はあるからね〜

 

 

その方の持っていた竿はオッサンと同じ”岩清水”だけれど、4.5mの長い竿を使っている。

 

確かに、この長さなら満潮時でもあのポイントを狙えるかもしれない。

 

試しに持たせてもらったが4.5mなのに軽い!

 

「この竿ちょうだい!」とはさすがに言えなかったが、いいなぁ〜”岩清水450”。

 

 

 

 

潮が変わったのか、アタリが遠のいたのでハゼにアピールするために桜えびを一匹掛けにするとアタリが戻ってきた。

 

ハゼといえども半身よりは尾頭付きをご所望のようだ。

 

ハリを指していたら頭が取れちゃった!結構デリケートな桜えび

 

しかし、エビの一匹がけをすると釣れることは釣れるが、あっちゅう間にエサが無くなってゆく。

 

もったいない気もするが、どんな高級エサを使おうが釣れなければ意味がない。

 

 

エビの一匹掛けで10cm程度のハゼが掛かると「っんだよ!」とスゴイ損した気になる。

 

先週では考えられない贅沢な悩みだ。

 

 

今日はハゼの活性が高く、場所移動してきたポイントで数匹は必ず釣れる。

 

お陰様で桜えびも底を尽きてベビーホタテにエサをチェンジしたが、桜えびと同じくらいに釣れるのは少々複雑な心境だ。

 

 

 

釣り終盤は雨も激しくなってきた。

 

雨降りはハゼが釣れて良いのだが、雨が竿に当たってハゼのアタリが分かりにくくなるのが玉にキズ。

 

でも、この時期のアタリは”コツッ!”ではなく”ス〜・・・”と竿先を持っていくアタリだから別にいいや!

 

 

結局、3時間で54匹と予想を遥かに超える釣果で満足なオッサンなのでした。

 

バケツが賑やかで大変よろしい!

 

ここらへんがスタンダードサイズ

 

最大級はこんなくらいか・・・もうちょっとサイズアップして欲しいところ

 

 

ハゼがおにぎりに化けた。先週と同じシーチキンだけど美味しいよね♪

 

 

 

今日は2015年シーズン最後のハゼ釣りとなりましが、終盤にしてはかなりの釣果だったし、桜えびをエサにしたバブリーな釣りも楽しめました。

 

 

今年もオッサンを楽しませてくれてありがとう!

 

来シーズンもたくさんのハゼが生まれてくるよう願っています。

 

 

 

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