2015年から某TBで偶然発見したハゼのミャク釣りの名竿と言われたり言われなかったりする「ダイワ そよ風(長さ:2m)」を使っています。
この竿で2015~2016年シーズン終了まで約40回ほどハゼ釣行してみましたが、使ってみた感想は「確かにハゼ釣りは楽しめるんだけど、ベストでもない・・・」
今までたいした竿を使ってはいないんだけれども、オッサンの理想の竿のイメージとしては、
①長さは2m前後
②とにかく軽い-30g以内
③待ちは柔らかく、アワセはシャープに!
といったところである。
①&②はクリアする竿もそこそこあるが、問題は③である。
オッサンはミャク釣りなので常に道糸を緊張させ続けているので、竿先が柔らかいほうがテンションをかけやすい。
アタリが来てアワセる時はクィッ!とシャープにアワセたいが、そうなると柔らかい竿はクィッ!ではなくグン!って大きくアワセを入れないとハリ掛かりしづらいし、アワセもちょっと遅れる。
今まで使っていたハゼ竿の「行雲流水」と「そよ風」は柔らかい系の竿なのでテンションをかけやすいがアワセがイマイチなのだ。
逆に初期の頃ハゼ釣りで使っていた「渓流」は硬い竿なのでアワセは決まるのだが、ちょうど良い加減のテンションの範囲がタイト過ぎるし、アタリが”大あじ”過ぎる。
「アタリが大あじ」とは、明確なコツ!のアタリはとれるんだけど、ハゼがエサを加えてジ~っとしている時の竿先にハッキリと現れないモァ~ン系のアタリはまず取れない。
なので、どちらかと言うと両方のアタリがとれる柔らかい系の竿を使ったほうがハゼ釣りを楽しめる。
「理想の竿」が存在するならば是非ともめぐり逢いたいものだが、はたしてそんな竿あるのか?と悶々としていたある日、ネットで気になる竿を見つけた。
「清滝」という名でメーカーは大橋漁具(株)と言うらしいが、「シモツケ」というブランド名で商品を展開しているので何となく聞いたことがある。
そもそも2m前後の振り出し竿なんてメジャーなメーカーは本気で作ってないので、ここらのカテゴリーはその他のマイナーなメーカーがスキマ産業的に参入してくる。
長さは各種あるが2.1mで「清滝」チェックすると重さは23gと軽量である。
ココらへんまでの性能の竿はたまに見かけるが、オッサンの目を引いたのは「硬々調」という調子だ。
「そよ風」も「硬調」と表示されていたが、その実は柔らかい竿だったので、今回の「清滝」は「硬」が2つも並んでいるのだから少なくとも柔らかくはなさそうである。
”まだ見ぬ理想の竿はもしかしたらコレかも・・・・・”の期待を込めて思わず購入ボタンをポチ!っとな。
「また、やっちまった!」と、いつもの衝動買いでの自己嫌悪半分、期待半分でくすぶるオッサンなのでした。
数日後早速「清滝」が届いた。
いつも通り箱だけはデカい「アマゾン」
同包の「UNO」は白いワイルドカードが入った最新版っというのはどうでもいい事だが・・・
□全長/2.1m
□自重/23g
□先経/0.7mm
□元経/13.4mm
□仕舞寸法/37cm
□継数/7本
専用の袋が入っているがスゴイ色だ
握り部はもうちょっと太いほうが好みかな・・・
重さが23gと軽いんだけど、重心が結構先方向にあるので驚くほど軽いとは感じない
回転式リリアンだったのは買ってから気づいた。回転リリアンは使ったことないからどうなんだろうか?
まぁ使ってみないとわからないけれど、第一印象としては悪くないと思う。