2024年夏シーズン7回目のハゼ釣りは竿は長〜い友達2024年7月7日。2024年夏シーズン7回目のハゼ釣りに行ってきました。釣り場:大井ふ頭中央海浜公園【はぜつき磯】天気:晴れ釣行時間:5時00分くらい(潮位:192cm満潮)〜9時00分くらい(潮位:94cm下げ5分)大潮釣果:マハゼ113匹(8cm〜11cm)竿:4.5m(ゼロサム初梅)道糸:ナイロン0.8号ハリス:ホンテロン0.6号ハリ:袖スレ1号オモリ:自作Fe(鉄)オモリ。1号相当の重さエサ:アオイソメハリス3cmの胴付ミャク釣り仕掛けいよいよ7月に突入。ハゼ釣りにおいて7月といえば、サイズはともかく、数を稼ぐ絶好の時期と言われている。っという事を言ってるのはオッサンだけなのかもしれないが、とにかく7月は数釣りが出来る時期だと思う。しかし、数釣りになるのはハゼ釣り環境が整っている場合であって、そうでない場合は厳しい釣りを余儀なくされる。この時期の大敵は赤潮。この時期は、ある日突然クソ暑い夏日になったりするもんだから、水中のプランクトンがびっくらして大発生し、赤潮という流れ。オッサンのハゼ釣りのホームグラウンドである『大井ふ頭中央海浜公園』では、この時期に暑い日が数日続けば赤潮は免れない。赤潮のたちの悪いところが、一度発生するとなかなか改善しないというしつこさ。水温が高いと赤潮になるから夏季はどうしようもなくて、台風とか集中豪雨クラスの大雨くらいしか赤潮を退治する術がない。でも、大雨が降ると今度は水潮になって、またしても釣れないというドツボにハマる。っというわけで、水潮が明けて赤潮になる前のホンの僅かな数日くらいが、爆釣を体験できる激熱日だったりするんだけど、コレが日曜日になる確率は落雷が自分にぶち当たる確率並である。ちなみに昨日、オッサンの自宅周辺では夕立がてら落雷があって、すぐ近所の広報用のスピーカー塔にヒット。スゴい衝撃で家が揺れたんだけど、塔自体は避雷針を兼ねているらしく無事といえば無事だったが、足元のコンクリートが砕けて吹き飛んでいた。自然の脅威である。今日は東京都知事選の投票日だけど、その雷電スピーカーから「投票行ってね♪」のメッセージが流れてて、「あの雷撃を食らっても壊れない避雷針の仕組みってスゴいな!」と驚嘆した。しかし、あのスピーカーの音量ってデカ過ぎると思うんだけど、どうにかならんか?今日、野暮用でオッサンは屋根に登って作業してたんだけど、その時に投票メッセージが始まって、大音量でビックリして屋根から落ちそうになったよ!「殺す気かよ!?」なんなら、「昨日の雷撃でぶっ壊れればよかったのに…」とマジで思った。なかなか手強い長い竿昨日もいつものようにO氏からハゼ釣り情報が入ってくる。この情報の忌まわしいのが、ほぼ『ダメだった…』報告のみであるということ。んで、今回も「赤潮でダメだった…」と分かりきった念押しメール。いやいや、そうじゃなくて…欲しい情報というのは、「赤潮だったけど、ココでは釣れたよ!」とか「こうしたらアタリがあったよ!」というポジティブな内容。赤潮でダメなのは、こちとらも分かりきっとるんじゃ!ガキの使いじゃないんだから、もっと有益な情報を送ってくれ〜早朝ハゼ釣りのため、今朝もまだ薄暗い時間から行動開始。ここしばらくは天気が悪かったけど、今日は晴天なのでけっこう明るい。「コレで赤潮じゃなければ、ハゼ釣り日和だけどな〜」とは言え、希望が全く無いわけでもない。昨日の夕立はけっこう雨が降ったから、もしかして赤潮も幾分収まっているかもしんまい。と思いながら、釣り場が見渡せる橋から眺めると…水が濁ってる…しっかりと赤潮だった。先週のズラリなハゼ釣り人ほどではなかったが、今週もそこそこの人出。公園内の園路を通過しながら、常連たちにサツがてらハゼの塩梅を伺うが、ポジティブなお返事は無かった。やはり厳しいか…特に用事はないけど【夕やけなぎさ】の様子も見に行くと、こちらはハゼ釣り人も少なくて寂しい限り。珍しく霧が出ていた【はぜつき磯】に戻ってH2氏に詳しい情報を伺うが、いつもは赤潮でも入れ喰いになるホットスポットでもアタリが無いらしい。やはり浅場は厳しいか…こりゃ〜重症だな…っというわけで、本日のオッサンのハゼ釣り作戦が決まる。赤潮時の鉄則『沖と深場狙い』に決定!赤潮の時はハゼも苦しいから深場に逃げます。なので、短竿での浅場狙いは愚の骨頂。長竿で深場を攻めるのが鉄板です!なんだけど、実は浅場でもハゼが逃げてくるスポットがあって、運良くソコを見つければ入れ喰いもあるから、探したい人は頑張ってくらさい。オッサン的には『赤潮=長竿』としか思ってないが、赤潮の加減によっては、長竿でも届かないもっと深場にハゼが逃げてしまうこともあるから、やってみないと分からないんだけど…やってきたのは、いつもの指定席。誰もいない【はぜつき磯】の端っこの深場ゾーン。いそいそとハゼ釣りの準備。本日はいよいよ、待ちに待った新しい長竿のデビュー戦でございます!ゼロサム初梅450の登場!清水の舞台からハイダイビングの覚悟で、大枚はたいて買った4.5mの長竿でございます。一応、いつもの清流X3.5mもあるんだけど、今現在は大潮の満潮時間帯で、これでもかという高い水位。恐らくは3.5mの竿でもハゼのエリア帯には届かないと思う。っという訳で、迷わず4.5mを使います。もちろん仕掛けは塙式のいつもの。コレ以外は無いな餌は今期好印象のアオイソメ。虫エサは、餌付けは面倒くさいし、手は汚れるし、キモいしなんだけど、喰いと針掛りが良いので今期は積極的に使ってます。今期は見直しているイソメ垂らしは1cm弱くらいこんな感じさぁ、爆釣じゃ〜!の勢いで水に立ち込むと水が温かい。コレじゃ〜赤潮になるわけだすんごい濁りで浅場で釣れないわけだよ。すんごい濁り水辺に仁王立ちしてハゼ釣り開始なんだけど、かなり気になることが…このゼロサム初梅という竿はけっこう柔らかくて、すでにオモリの重量だけでかなりしなっている。今回は竿の長さと道糸を同じ長さで作ってきたんだけど、1号のオモリでブラ〜ん!としてみると竿尻よりも20cmくらいは下に落ちる。こ、これは釣りづらそう!まぁ、そのうちに慣れるだろうて。記念すべき第一投!っと振りかぶるといきなり足元の水面にボチャ!マジか!?難しいな〜気を取り直してやり直すが、思ったスポットからかなり外れてしまった。まぁ、いいや…ス〜っと円弧状に落とすが、なかなか着底しなくて3秒後にやっと着底。水深は3m弱といったところ。スンスンと誘ってるつもりだけど、竿が柔らかいからコントロールが難しくて、ズズ〜!と大きく引きずるようになってしまう。これじゃ〜誘いになってないよ…それでもしばらく止めているとクン!とアタって来た!すかさずアワセるんだけど、コレまた自分の思っているタイミングよりも2テンポは遅くて空振り。ムゥ〜、ムズイな…とは言え、厳しいとの予想とは裏腹に一投目からアタって来たんだから、この長さの竿で正解だと思う。次で仕留めちゃる!と投げるんだけど、狙いよりも30cmはズレてしまった。あちゃ〜!でも、着底と同時にグン!と竿先が持っていかれ、自動的な針掛りで本日の1匹目。記念すべき一匹目少々小さいが、この状況でサイズ云々言ってられん!次も同じスポットに落とそうとするが、またしてもズレる。けど、ちゃんとアタって来てすぐに二匹目と思ったら空振り。竿が柔らかくて、アワセが遅れるんだよね〜でも次で仕留めた。このサイズなら良しとしましょう問題は、このサイズでも上がってきたハゼをキャッチ!なんて出来なくて、竿を持つ腕を目一杯上に伸ばしても、ハゼの重みで掛かったハゼは遥か下になってしまう。ハゼが遠い!しょうがないので道糸を手繰り寄せる。一応、この竿の主戦場は秋頃の夜釣りで、その頃のハゼって15cmオーバー当たり前で、下手すりゃ〜20cm弱も上がってくるんだけど、この調子だとそのクラスのハゼは抜き上げられないよね?ハテ?どうしよう?まぁ、ソレはおいおい考えるとしよう。とは言え、一投につき、ひとアタリのペースだから、やはり本日は4.5mの竿で正解でしょう。いいペースで釣れてくる面白いのは、柔らかい竿と深場だから、針掛りさせるとハゼが暴れてそれをいなしている時が「釣りしてるよな〜!」っという気分にさせる。オッサンがよく深場で釣り糸を垂れるのは、コレを味わいたいから。このサイズになるとかなり面白いよ!なんとかノルマ達成でひと安心テンポ良くとは言えないが、長くて柔らかい竿に手こずりながらも調子良く釣れている。長い竿は操作が難しいけど、こなれてきた。しかし4.5mの長さの竿で、竿尻を手で包み込みながらホイホイと釣りができるというのはかなりのアドバンテージだ。この長さの竿を片手でヒョイヒョイ!本日は赤潮だから、サイズは目をつぶるとしても、時おり11cmクラスも上がってくるから楽しくもある。このクラスも増えてきた相変わらず、こちらのエリアにはオッサンひとりのボッチ釣り。早朝の様子だと、短竿でやってる常連たちは厳しいハゼ釣りだったらしいが、誰もこちらに来ないということはアチラも釣れるようになったのかな?釣れない時って、みんなハゼを求めてウロウロし始めるから、誰かしらコッチにも来ると思うんだけど…もしかして、オッサンは嫌われているのかな?っと、今さらな事を心配し始める。まぁ、それはそれでいいんだけどサッ!遠くから釣り船の音が聞こえてくる。「あ〜、もうそんな時間か…」眼の前を釣り船が通り過ぎ、大きな立ち波で濁っていた水がコレでもかっ!くらいに更に濁りまくる。浅場ならもう釣りにならないが、今オッサンがやっているのは深場だから、ハゼ釣り続行!全く影響が無いわけでもないんだけど、釣りにはなって、コレが深場の強みでもある。ダウンサイジングになるけど…「もう少しやればノルマの1束だな…」と思ってたら、O氏がやって来て「みんなもう上がってるよ!」とのこと。あ、そうだ!今日はハゼを持って帰るH2氏は用事があるから早く帰るんだった。とりあえず、今までのハゼを差し上げるために合流。まずは朝からの分集合すると、常連たちはもう釣りを終えてて、聞けば、あまりに釣れないからもうやめたらしい。え?そうなの?オッサンの方は釣れるんだけど…ここらへんが、どんな釣りをするのかで天国と地獄の違いである。だから、いくら真夏と言えども、2m〜4.5mの竿は持ってくるべきだろうて。休憩後、再び深場エリアにてハゼ釣り続行。釣り船通過後になると、ハゼサイズはしぼんだけどアタリ自体は活発にあり、すぐにノルマ達成。MR氏が近所でやってたんだけど、今日はハズレを引きまくったらしく元気がない。オッサンの長竿をお試しで使ってもらったら、ヒョイヒョイ!と釣り始め「コレって楽しいね〜!」と嬉しそうだった。MR氏は3.5mの竿を使ってたんだけど、やはりハゼが喰ってくるエリアには少し届いてなくて、そこそこ程度にしか釣れてなかったらしい。「たった1mの竿の長さの違いでこんなに違うんだ!」と目から真珠ではなく、目からウロコのようだった。その通り!オッサンが無理してこの竿を買ったのは、3.5mの竿を使ってても「もうちょっと沖なんだよな〜」と思うことが多々あったから。1m竿の長さが違えば、道糸も1m長くなるから、合計2m余計に沖を狙えるということ。まぁ、実際には1.5mくらいの違いだと思うが、それでもその違いは明白。「もうそこまでするんなら、投げ竿でやればいいじゃん?」否、そうではないんです!やはり、のべ竿でなければ釣りの醍醐味は味わえないのです。最近では、チヌやシロギス、アジなども、のべ竿で釣り上げるという釣法もあって、のべ竿釣りの醍醐味が広がっているらしい。結局、4時間で113匹と本日も1束超えで良かった、良かった。おかわり分本日は『ゼロサム初梅450』のお初だったけど、華々しいデビュー戦となりましたが、それでも問題はいろいろとあるな〜まずは、道糸の長さは竿長よりもマイナス20cmはしておかないと扱いづらいかな。あと、気になったのは毎回と言っていいほど、道糸が竿に絡まる。まぁコレは、長竿の宿命でもあるんだけどね。この竿には回転リリアンが装備されているが、正直、回転リリアンって意味がないと思う。もういちいち解くのが面倒臭くなったので、無視して振り込んでたらリリアンの所で道糸が絡んでいた。こうなるんだよね〜一番の懸念は、やはり竿が柔らかいということ。コレは竿先をカットするしかないんだけど、勇気がいるんだよな〜『ゼロサム初梅』の感触は『軽極ハゼ』に近いですね。先調子と胴調子の中間くらいな感じ。オモリだけの時でも竿先から2ブランクくらいまでグ〜ン!としなって、ハゼを掛けると竿の半分くらいギュ〜ン!と曲がる感じ。あと、持った感じは『清流X3.5』よりも重く感じます。竿の重量だけなら『ゼロサム初梅』の方が軽いのですが、伸ばすと長さがある分、回転モーメントが掛かるから重く感じますね。とは言え、4.5mの竿を片手で簡単に操れるのはスゴいと思います。まぁ、ここらへんの課題はおいおい解決すると思います。リンク本日は静岡で40℃に到達したらしく、東京も既に猛暑日。こちらのハゼ釣り場も、水に立ち込んで夏釣りの風物詩な風景。夏だね〜帰り際、橋の上から釣り場を見渡すと水の色がゲロゲロだった。すげぇ色になっとるぞ!これじゃ〜ハゼも苦しいだろうな…「早くオッサンが楽にしてあげよう!」と来週も数釣りしちゃる!と心に誓うオッサンなのでした。次の記事>>>「2024年8回目の夏シーズン東京ハゼ釣りはもうヘトヘト」へここで宣伝です!オッサンが毎回ハゼサイズの計測をしているハゼスケールの販売を始めました。結構お問い合わせを頂いてて、んだば!商売しちゃおっかな〜って思ったんだけど、実際に売るとなると、材料確保が面倒臭かったり、製作にとても気を使うやらでテンヤワンヤ…正直、利益なんてほとんど無くて商売になりませんが、もしよかったら覗いてみて下さい。販売しているのは、オッサンがいつも使っているスケールに改良を加え、なるべく丁寧に作っているので、幾分マシだと思います。オッサン公式?ハゼスケールはコチラからどうぞ!売り切れだったり、怠けて作ってなかったりで、売ってなかったら申し訳ないです。なるべく頑張って製作します。